JPS588543Y2 - 感熱記録装置の紙送り機構 - Google Patents
感熱記録装置の紙送り機構Info
- Publication number
- JPS588543Y2 JPS588543Y2 JP12315978U JP12315978U JPS588543Y2 JP S588543 Y2 JPS588543 Y2 JP S588543Y2 JP 12315978 U JP12315978 U JP 12315978U JP 12315978 U JP12315978 U JP 12315978U JP S588543 Y2 JPS588543 Y2 JP S588543Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- recording paper
- paper
- thermal recording
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は感熱記録方式のファクシミリ装置等に於ける紙
送り機構に関する。
送り機構に関する。
此種感熱記録装置はシリコンゴム等からなる押圧ローラ
により感熱記録紙を多数の発熱抵抗体を埋設した感熱記
録板に圧接せしめながら移送させて印字を行なうもので
あるが、その際、従来は、紙送りを安定且つ確実に行う
ため、上記押圧ローラの前後にそれぞれ紙送りローラを
設け、この各送りローラ及び上記押圧ローラの全てを電
動機によって回転駆動するようにしているのが一般的で
ある。
により感熱記録紙を多数の発熱抵抗体を埋設した感熱記
録板に圧接せしめながら移送させて印字を行なうもので
あるが、その際、従来は、紙送りを安定且つ確実に行う
ため、上記押圧ローラの前後にそれぞれ紙送りローラを
設け、この各送りローラ及び上記押圧ローラの全てを電
動機によって回転駆動するようにしているのが一般的で
ある。
しかしながら、このような方法では紙送りローラ及び押
圧ローラの径の誤差等によって、その各ローラの回転速
度に差が生じると、記録紙がたるんでジャムの原因にな
ったり、或いは電動機に余分な負荷がかかることになる
。
圧ローラの径の誤差等によって、その各ローラの回転速
度に差が生じると、記録紙がたるんでジャムの原因にな
ったり、或いは電動機に余分な負荷がかかることになる
。
このため、上記各ローラ特に押圧ローラの加工精度を非
常に高くする必要があり、また、電動機に回転トルクの
充分大きなものを使用しなければならながった。
常に高くする必要があり、また、電動機に回転トルクの
充分大きなものを使用しなければならながった。
また、感熱記録板と押圧ローラの間に記録紙が挾まれて
いない状態では、押圧ローラに対する摩擦が大きくなる
ので、この時には電動機の負荷は非常に大きくなり、従
って、この点からも電動機には回転トルクの大きなもの
を使用しなければならながった。
いない状態では、押圧ローラに対する摩擦が大きくなる
ので、この時には電動機の負荷は非常に大きくなり、従
って、この点からも電動機には回転トルクの大きなもの
を使用しなければならながった。
そこで、押圧ローラに対して記録紙の退出側に配置され
た紙送りローラのみに電動機がら回転駆動力を与え、他
の（即ち、記録紙の進入側）の送りローラ及び押圧ロー
ラは自由に回転するようにすることも考えられるが、こ
のような場合には記録紙の始端を上記進入側の紙送りロ
ーラとその従動ローラとの間及び押圧ローラと感熱記録
板との間に挾み込む際には、その各ローラを直接手指で
回転させなければならず、その操作は非常にしにくいも
のとなる。
た紙送りローラのみに電動機がら回転駆動力を与え、他
の（即ち、記録紙の進入側）の送りローラ及び押圧ロー
ラは自由に回転するようにすることも考えられるが、こ
のような場合には記録紙の始端を上記進入側の紙送りロ
ーラとその従動ローラとの間及び押圧ローラと感熱記録
板との間に挾み込む際には、その各ローラを直接手指で
回転させなければならず、その操作は非常にしにくいも
のとなる。
然るに、本考案は斯る欠点を悉く解消した紙送り機構を
提案するものであり、以下、その詳細を図面を参照して
説明する。
提案するものであり、以下、その詳細を図面を参照して
説明する。
図面に於いて、１はロール状の感熱記録紙であり、この
記録紙は一対のガイド棒２，２及びガイド板３によって
感熱記録板４とこの記録板に圧接された押圧ローラ５の
間に導かれ、その間を通った記録紙１が記録紙送りロー
ラ６と従動ローラ７によって図中矢印方向に移送される
ようになっている。
記録紙は一対のガイド棒２，２及びガイド板３によって
感熱記録板４とこの記録板に圧接された押圧ローラ５の
間に導かれ、その間を通った記録紙１が記録紙送りロー
ラ６と従動ローラ７によって図中矢印方向に移送される
ようになっている。
前記送りローラ６の回転軸６′の一端部には歯車８が固
着されており、この歯車が電動機９の回転軸に固着され
た歯車１０と噛合することによって上記電動機の回転が
上記送りローラ６に伝達されるようになっている。
着されており、この歯車が電動機９の回転軸に固着され
た歯車１０と噛合することによって上記電動機の回転が
上記送りローラ６に伝達されるようになっている。
また、上記回転軸６′の他端部には筒軸１１が固着され
、この筒軸にはコイルスプリンググ１２が巻回されてい
る。
、この筒軸にはコイルスプリンググ１２が巻回されてい
る。
このスプリング１２の一端１２ ａは遊端とされている
が、他端１２ ｂは上記回転軸６′に回動可能に取着さ
れた小歯車１３に固定されており、それによってこの小
歯車１３に上記回転軸６′の回転が伝達されるようにな
っている。
が、他端１２ ｂは上記回転軸６′に回動可能に取着さ
れた小歯車１３に固定されており、それによってこの小
歯車１３に上記回転軸６′の回転が伝達されるようにな
っている。
そして、また、上記小歯車１３は回転方向調整用の中間
歯車１４を介して前記押圧ローラ５の回転軸５′の一端
に固着された大歯車１５に噛合するようになっている。
歯車１４を介して前記押圧ローラ５の回転軸５′の一端
に固着された大歯車１５に噛合するようになっている。
斯ろ紙送り機構に於いて、記録紙１が装着されていない
状態では、押圧ローラ５は送りローラ６の速度よりも遅
い速度で回転されるので、記録紙１の始端を記録板４と
押圧ローラ５の間に容易に挾み込むことができ、そして
、記録紙１が上記記録板４と押圧ローラ５の間を通って
送りローラ６と従動ローラ７の間に挾み込まれた状態で
は、押圧ローラ５はその記録紙に引っ張られて送りロー
ラ６と略同速度で回転することになり、そのため、コイ
ルスプリング１２の筒軸１１への締付が弛められるので
、押圧ローラ５は回転軸６′がらの回転力の伝達が解除
されて自由に回転することになる。
状態では、押圧ローラ５は送りローラ６の速度よりも遅
い速度で回転されるので、記録紙１の始端を記録板４と
押圧ローラ５の間に容易に挾み込むことができ、そして
、記録紙１が上記記録板４と押圧ローラ５の間を通って
送りローラ６と従動ローラ７の間に挾み込まれた状態で
は、押圧ローラ５はその記録紙に引っ張られて送りロー
ラ６と略同速度で回転することになり、そのため、コイ
ルスプリング１２の筒軸１１への締付が弛められるので
、押圧ローラ５は回転軸６′がらの回転力の伝達が解除
されて自由に回転することになる。
本考案の紙送り機構は、以上説明したように、記録紙が
装着されていない状態では、押圧ローラを電動機によっ
て定常時の紙送り速度よりも遅い速度で回転せしめ、紙
送り動作中は記録紙に引っ張られて自由に回転するよう
にしているので゛、記録紙の装着が容易となり、また、
電動機に回転トルクの大きいものを必要とせず、しかも
、記録紙にジャム等が生じることなく安定且つ確実に紙
送りを行なうことができ、感熱記録方式のファクシミリ
装置等に実施して好適である。
装着されていない状態では、押圧ローラを電動機によっ
て定常時の紙送り速度よりも遅い速度で回転せしめ、紙
送り動作中は記録紙に引っ張られて自由に回転するよう
にしているので゛、記録紙の装着が容易となり、また、
電動機に回転トルクの大きいものを必要とせず、しかも
、記録紙にジャム等が生じることなく安定且つ確実に紙
送りを行なうことができ、感熱記録方式のファクシミリ
装置等に実施して好適である。
図面は本考案紙送り機構の要部を示す斜視図である。
１：感熱記録紙、４：感熱記録板、５：押圧ローラ、６
：記録紙送りローラ、７：従動ローラ、６′：送りロー
ラ６の回転軸、９：電動機、１２：コイルスプリング、
１３，１４．１５ ：歯車。
：記録紙送りローラ、７：従動ローラ、６′：送りロー
ラ６の回転軸、９：電動機、１２：コイルスプリング、
１３，１４．１５ ：歯車。
Claims (1)
- 感熱記録紙を押在ローラにより感熱記録板に圧接せしめ
ながら移送させて印字するようにした感熱記録装置に於
いて、前記押圧ローラに対して記録紙の退出側に記録紙
送りローラ及び該ローラに圧接される従動ローラを配置
し、上記送りローラに電動機からの回転駆動力を与える
と共に、その送りローラの回転軸に巻回したコイルスプ
リングの一端を上記回転軸に回動可能に取着した歯車又
はプーリに固定し、この歯車又はプーリと上記押圧ロー
ラの間に減速伝達用の歯車又はプーリを設け、前記押圧
ローラを記録紙の装着前の状態では上記送りローラより
も低速度で回転せしめ、記録紙装着後は自由回転するよ
うにした事を特徴とする感熱記録装置の紙送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315978U JPS588543Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 感熱記録装置の紙送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315978U JPS588543Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 感熱記録装置の紙送り機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5539856U JPS5539856U (ja) | 1980-03-14 |
| JPS588543Y2 true JPS588543Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=29081975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12315978U Expired JPS588543Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 感熱記録装置の紙送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588543Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106286591B (zh) * | 2016-08-03 | 2018-08-03 | 清华大学 | 外磁环式永磁轴承的外磁环的安装工具和安装方法 |
-
1978
- 1978-09-04 JP JP12315978U patent/JPS588543Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5539856U (ja) | 1980-03-14 |
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