JPS5885386A - 電動機駆動ポンプ系統の異常検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電動機駆動ポンプ系統の異常検出装置に関す
るものであり、特に電動機で駆動され油、水、空気等を
例えばくみあげたり循還させるポンプ系統の異常を検出
する電動機駆動ポンプ系統の異常検出装置に関するもの
である。

従来のポンプ系統の異常検出は、運転、保守員の定期的
巡視点検か、電動機の起動、停止を動作記録針に記録し
て、定期的に記録用紙を点検することにより、点検期間
中に異常がなかったか否かを判断していた。このような
異常検出方法では、点検した時にしか異常が判明されず
、手遅れで大事故を起したり、異常に達するまでのポン
プ系統の状態変化を定量的に検出していないため、異常
の早期検出ができない欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたものであり、電動機の起動、停止信号によ
ってポンプ系統の状態変化を定量的に検出するようにし
たものである。以下、図面番こよってこの発明の一実施
例を説明する。

第１図はこの発明が適用される漏油返油用の電動機駆動
ポンプ、系統を示す電気結線図であφ。

第１図に招いて、油圧制御装置（１）は油圧によって機
器を制御するものである。漏油管（２）は油圧制御装置
（１）に取付けられ、油圧制御装置（１）からの漏油を
漏油タンク（３）に入れるものである。油面継電器（４
）は漏油タンク（３）内の油面がレベル１１以下になる
と閉成する第１のリミットスイッチ（４ａ）と、油面が
し′ベル１１以下になると開放する第２のリミットスイ
ッチ（４ｂ）とを備えている。ポンプ（５）は電動機（
６）の駆動時に漏油タンク（３）内の油を集油タンク（
７）に送油して、油圧制御機器（１）に返油管（８）を
介して返油するものである。電源装置（９）はしゃ断器
（１ｏ）および起動、停止用スイッチ（ＩＩＡ）を介し
て電動機（６）に印加されるものである。自動９手動切
替スイッチ（１２）は電源装置（９）のＡ相に接続され
、自動運転端子（１２ａ）と手動運転端子（１２ｂ）と
を備えている。手動投入ボタンスイッチ（１３ＪＬ）と
手動開放ボタンスイッチ（１３ｂ）と付勢時に起動、停
止用スイッチ（ＩＩＡ）を閉成する起動、停止用継電器
コイル（１１）との直列回路は、電源装置（９）のＢ相
と自動９手動切替スイッチ（１２）の手動運転端子（１
２ｂ）間に接続されている。また、＄１．ｊｌ！２のリ
ミットスイッチ（４１１）、（４ｂ）の直列回路は１手
動開放ボタンスイッチ（１３ｂ）と起動、停止用継電器
コイル（１１）との接続点と自動９手動切替スイッチ（
１２）の自動運転端子（１２ａ）間に接続されている。

さらに起動、停止用継電器コイル（１１）のメイク接点
（ｌｌａ）は第１のリミットスイッチ（４ａ）に並列接
続されている。

次にこの動作を説明する。今、自動８手動切替スイツチ
（１２）が自動運転端子（１２Ｊｌ）に閉成されてあり
、漏油タンク（３）内の曲面がレベル１１以下になると
、第１．第２のリミットスイッチ（４Ｊｌ）、（４ｂ）
は共に閉成するため、電源装置（９）の人相−自動９手
動切替スイッチ（１２）−自動運転端子（１２ｍ）→第
２のリミットスイッチ（４ｂ）→第１のリミットスイッ
チ（４ａ）→起動、停止用継電器コイル（１１）−電源
装置（９）のＢ相の閉回路が形成され、起動。

停止用継電器コイル（１１）を付勢する。このため起動
、停止用スイッチ（ＩＩＡ）およびメイク接点（ＩＩＪ
Ｌ）が閉成して、電動機（６）が付勢されてポンプ（５
）を駆動し、漏油タンク（３）内の油を集油タンク（力
に送油する。この送油によって漏油タンク（３）内の油
面がレベル１１以下になっても、メイク接点（ｌｌａ）
が第１のリミットスイッチ（４ａ）に並列接続されてい
るため、起動、停止用継電器コイル（１１）は自己保持
され、ポンプ（５）は駆動され続ける。次に漏油タンク
（３）内の油面がレベル１１以下になると、第２のリミ
ットスイッチ（４ｂ）が開放するため、起動、停止用継
電器コイル（１１）は消勢され、起動、停止用スイッチ
（ＩＩＡ）を開放して電動機（６）を消勢する。

一方、自動１手動切替スイツチ（１２）が手動運転端子
（１２ｂ）に閉成されている場合には、漏油タンク（３
）内の油面レベルに関係なく。

手動投入ボタンスイ、ツチ（１３ａ）の投入時１こ起動
、停止用継電器コイル（１１）は付勢されて、起動、停
止用スイッチ（ＩＩＡ）を閉成して電動機（６）を付勢
する。次にこの状態で手動開放ボタンスイッチ（１３ｂ
）を開放すると、起動、停止用継電器コイル（１１）は
消勢され、起動、停止用スイッチ（ＩＩＡ）を開放して
電動機（６）を消勢する。

以上のように構成された漏油返油用の電動機駆動ポンプ
系統において、系統の異常検出手段として次のことが考
えられる。すなわち、電動機（６）の駆動時間が長い場
合には、ポンプ（５）の異常やフィルタ、パイプ系−こ
異常があると判断される。また電動機（６）の累積駆動
時間の駆動回数に対する比率が高い場合には、ポンプ（
５）の能力の低下や、パイプ系のごみづまり等が考えら
れる。さらに電動機（６）の駆動回数の所定時間に対す
る比率が高い場合には、油圧制御装置（１）の漏油が多
いことが考えられる。この発明は以上の異常検出手段を
具体化したものである。

第２図はこの発明に係る電動機駆動ポンプ系統の異常検
出装置の一実施例を〜示すブロック線図である。図中、
第１図と同一部分には同一符号を付している。第２図に
右いて、タイマ（１４）は起動、停止用継電器コイル（
１１）のメイク接点（ｌ１ｍ）の閉成時に付勢され、電
動機（６）の駆動時間Ｔを計数するものである。運転時
間判別装置（１５）はタイマ（１４）の計数時間！と基
準時間〒Ｓ（漏油タンク（３）のレベルｈａからレベル
１ａに排油するに必要な標準排油時間に余裕をみて定め
られた時間）とを比較し、Ｔ）Ｔ。

であると出力を生じるものである。異常信号表示発生装
置（１６）は運転時間判別装置（１５）の出力印加時に
、ポンプ（５）の異常、フィ、ルタ。

パイプ系の異常があることを表示させ、もしくは異常信
号を発生するものである。起動回数計数装置（１７）は
メイク接点（ｌｌａ）の閉成回数を針数して電動機（６
）の起動回数を計数するものである。起動比率検出装置
（１８）は起動回数計数装置（１７）の計数値ΣＮの基
準時間（例えば２４時間）に対する比率Ｔ、＝＝−を検
出４ する比率検出装置（１８１）と、比率ＴＩ＃と規定値Ｔ
ｌ１ｌとを比較しＴｍ＞Ｔｗｏであれば出力を生じ、異
常信号表示発生装置（１６）に油圧制御装置（１）に漏
油が多いことを表示させ、もしくは異常信号を発生させ
る比較装置（１８２）とから構成されている。積算タイ
マ（１９）はタイマ（１４）の計数時間Ｔを積算するも
のである。

駆動時間比率検出装置（２０）は積算タイマ（１９）の
積算時間ΣＴの起動回数計数装置（１７）率検出装置（
２０１）と、比率ＴＤと規定値ＴＤ８とを比較し？り＞
ＴＤＩＩであれば出力を生じ、異常信号表示発生装置（
１６）にポ゛ンプ（５）の能力低下、パイプ系のごみづ
まりを表示させ、もしくは異常信号を“発生させる比較
装置（２０２）とから構成されている。

次にこの動作を説明する。メイク接点Ｃ１１Ｍ）の閉成
度毎にタイマ（１４）はセットされ、タイマ（１４）で
電動機（６）の駆動される度毎の駆動時間Ｔを計数する
、この駆動時間Ｔ°を運転時間判別装置（１５）におい
て基準時間Ｔ１と比較し、Ｔ〉テＢであれば、すなわち
電動機（６）の運転一時間が長ければ、ポンプ（５）の
異常やフィルタパイプ系に異常があることを異常信号表
示発生装置（１６）で表示させ、また警報等の異常信号
を発生させる。次に、起動回数計数装置（１７）でメイ
ク接点（ｌｌａ）の閉成回数を計数して置（１８）にお
いて起動回数計数装置（１７）の計数値ΣＮの基準時間
に対する比率％＝＝−を検出して、比率Ｔ、が規定値Ｔ
ＮＩＩよりも大であると、油圧制御機器（１）に漏油が
多いことを異常信号表示発生装置（１６）で表示させ、
また警報等の異常信号を発生させる。次に、積算タイマ
（１９）でタイマ（１４）の計数時間Ｔを積算して積算
時間ＥＴを得、駆動時間比率検出装置（２０）において
積算時間ΣＴの計数値ＸＮに対する比率ＴＤ＝πを検出
して、比率ＴＤが、規定値Ｔｎｓよりも大であると、ポ
ンプ（５）の能力低下。

パイプ系のごみづまりを異常信号表示発生装置（１６）
で表示させ、また警報等の異常信号を発生させる。

以上のようにこの発明によれば、電動機の起動、停止信
号によってポンプ系統の状−変化を定蓋的に検出してい
るため、ポンプ系統に異常が発生すると即時に異常の発
生を検出することができる。

第１図はこの発明が適用される漏油返油用の電動機駆動
ポンプ系統を示す電気結線図、第２図はこの発明に係る
電動機駆動ポンプ系統の異常検出装置の一実施例を示す
ブロック線図である。

図に詔いて、（１）は油圧制御装置、（５）はポンプ、
（６）は電動機、（１１）は起動、停止用継電器コイル
、（ｌ１ｍ）はメイク接点、（１４）はタイマ、（１５
）は運転時間判別装置、（１６）は異常信号表示発生装
置、（１７）は起動回数計数装置、（１８）は起動比率
検出装置、（１８１）は比率検出装置、（１Ｂ２）は比
較装置、（１９）は積算タイマ、（２０）は駆動時間比
率検出装置、（２０１）は比率検出装置、（２０２）は
比較装置である。な詔、各図中、同一部分は同一符号を
付している。

代理人　弁理士　葛　　−′□“　信　　−手続補正書
（自発） 特許庁長官殿 １、　　’ＪＧ　件（７）　表示　　　　　特許ｎ（３
６６−１８８９５８号異常検出装置 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 図　　面 ６、補正の内容 （１）第１図を別紙添付の如く訂正する。

以　　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ポンプを駆動する電動機の駆町時に付勢され前記
   電動機の駆動時間を計数するタイマ、前記タイマの計数
   時間と基準時間とを比較し前記タイマの計数時間が前記
   基準時間よりも大きくなると出力を生じる運転時間判別
   装置、詔よび前記運転時間判別装置の出力印加時に付勢
   され異常信号の表示もしくは発生をする異常信号表示発
   生装置を備えた電動機駆動ポンプ系統の異常検出装置。 ２、電動機の起動回数を計数する起動回数計数装置、お
   よび前記起動回数計数装置の計数値の基準時間に対する
   比率を検出し前記比率が規定値以上であれば異常信号表
   示発生装置を付勢する出力を生じる起動比率検出装置を
   備えた特許請求の範囲第１項記載の電動機駆動ポンプ系
   統の異常検出装置。 ３、　タイマの計数時間を積算する積算タイマ、電動機
   の起動回数を計数する起動回数計数装置、および前記積
   算タイマの積算時間の前記起動回数計数、装置の計数値
   に対する比率を検出し前記比率が規定値以上であれば異
   常信号表示発生装置を付勢する出力を生じる駆動時間比
   率検出装置を備えた特許請求の範囲第１項記載の電動機
   駆動ポンプ系統の異常検出装置。