JP3018986U - 冷凍機搭載装置のコンデンサ目詰まり警報装置 - Google Patents

冷凍機搭載装置のコンデンサ目詰まり警報装置

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JP3018986U
JP3018986U JP1995001904U JP190495U JP3018986U JP 3018986 U JP3018986 U JP 3018986U JP 1995001904 U JP1995001904 U JP 1995001904U JP 190495 U JP190495 U JP 190495U JP 3018986 U JP3018986 U JP 3018986U
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JP
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data
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clogging
normal
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JP1995001904U
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伸男 杉之間
邦夫 中山
正道 松田
吉男 佐々木
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株式会社テクノリサーチ
富士自販機サービス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は後からでも容易に取付けることができ
るように、警報装置が自ら正常風速のデータを自動設定
する方式のコンデンサの目詰まり警報装置を提供するこ
とを目的とするものである。 【構成】正常風速データの格納がない場合、設定スイッ
チ5により風速測定処理の開始信号を発信して、風速測
定手段6で平均風速データを測定してそのデータを格納
するデータ格納手段4と、正常風速データが格納されて
いるとき、前記風速測定手段6で判定対象風速を測定し
てそのデータを格納するデータ格納手段4と、前記格納
手段4に格納された判定対象風速のデータと正常風速の
データを比較して異常を判定し警報を発令する演算処理
手段7とを有するので、警報装置が装備されていない自
動販売機にも容易に取付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷凍機搭載装置のコンデンサ、ダストフィルター等の目詰まりを知 らせる目詰まり警報装置に係わり、特に目詰まり警報装置が装備されていない冷 凍機を搭載している販売機器および装置に、後からでも容易に取付けることがで きるようなコンデンサ、ダストフィルター等の目詰まり警報装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】
従来冷凍装置及び空調装置機などの冷凍機搭載装置(におけるコンデンサやダ ストフィルターの目詰まり警報装置は、コンデンサやダストフィルターを通過す る風速を計測し、それを個々の冷凍機搭載装置により決められる設定値と比較し て、異常が検知されたとき警報を発生するようにしたものであるが、かかる警報 装置は各空調装置の一構成回路として出荷時に組み込まれており、一旦この装置 が故障すると当該装置に適用される設定値を組み込んだ警報装置を置き換えざる を得ない。 また、冷凍機を搭載している販売機器および装置にも一構成として警報回路が 設けられている機種が一部あるが、他の機種との互換性は無く、もちろん警報装 置が装備されていない冷凍機を搭載している販売機器および装置には後から取付 けることはできない。
【0003】 そして、多くの冷凍機搭載の販売機器および装置は使用する者にコンデンサ、 ダストフィルターの清掃時期を管理させているが、適正な時期に清掃されていな いのが現状である。未清掃による加熱等の事故を防ぐためにも、後からでも容易 に取付けることができるように、取付後の正常風速のデータ設定操作を簡単に行 えるようにするのが望ましいが、これに係わるコンデンサ、ダストフィルターの 目詰まり警報装置は未だ知られていない。
【0004】
【目的】 本考案は冷凍機を搭載している販売機器および装置に後からでも容易に取付け ることができるコンデンサ、ダストフィルターの目詰まり警報装置を提供するこ とを目的とするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、冷凍機搭載装置において、警報装置を機能させ (1) 警報装置を機能させる電源供給手段と、 (2) 異常風速を検出したことを知らせる警報発令手段と、 (3) コンデンサの風路で風の速度を測定する風速測定手段と、 (4) 正常風速データの格納がない場合、設定スイッチにより風速測定処理の開始 信号を発信して、前記風速測定手段で平均風速データを測定してそのデータを格 納するデータ格納手段と、 (5) 正常風速データが格納されているとき、前記風速測定手段で判定対象風速を 測定してそのデータを格納するデータ格納手段と、 (6) 前記格納手段に格納された判定対象風速のデータと正常風速のデータを比較 して異常を判定し警報を発令する演算処理手段と、 からなるコンデンサ目詰まり警報装置である。 ここに冷凍機搭載装置は、冷凍装置及び空気調節装置を含み、特に冷凍機を備 えた飲料等の自動販売機を含む。 冷凍機のコンデンサの風路とはその上流または下流を含み、そこににダストフ ィルターが置かれこれを通過する風の風速の測定を行う場合も本考案のコンデン サ目詰まり警報装置に含まれる。 また上記設定スイッチは、手動、自動のいずれでもよい。正常風速データの格 納がない場合、この設定スイッチオンにより風速測定処理の開始信号が発信され 、前記風速測定手段で平均風速データを測定してそのデータが格納される。平均 風速データは、スイッチ投入後一定期間コンデンサの風路で風の平均速度を測定 する風速測定手段を稼動することにより得られ、以後通常の風速監視に切り替え られる。 なお警報装置の状態は、LEDで表示する状態表示手段で表示することが望まし い。
【0006】
【作用】
本考案は以上のように構成されているので、警報装置を取付け電源供給手段よ りDC電源を供給し、自動設定を開始させる信号を発信する設定スイッチ手段の 設定スイッチを入れることにより、演算処理手段のマイコンが風速測定手段の風 速センサからの風速データを基に正常風速のデータを算出する。そして、風速の 監視に移行する。このように警報装置を取付けた後は、設定スイッチを押すだけ というワンタッチ操作で警報装置を機能させることができる。
【0007】
【実施例】
図1はコンデンサ目詰まり警報装置の構成を示すブロック図である。 図1において、電源11は本警報装置を機能させるDC電源の供給源である。 CPU73はROM74に予め書き込まれた処理プログラムを実行して、警報装 置として機能させる。RAM75は処理プログラムの実行にさいして、各データ の記憶および演算処理を行うワークエリアとなる。風速センサ61は風の速度を 電圧信号として検出して、I/Oポート71を介してAD変換器72に送信する 。
【0008】 AD変換器72は風速センサ61の検出した電圧信号を受け、デジタルデータ に変換する。赤LED21および緑LED22はI/Oポート78を介して、C PU73からの状態表示の信号を受け警報装置の現状態を表示する。設定スイッ チ51はI/Oポート77を介して、自動設定処理を開始させる信号をCPU7 3に対して発信する。EEPROM41はI/Oポート76を介して、CPU7 3からの風速監視時の異常判定の比較に用いた正常風速データや異常風速情報の データを受け格納保持する。ブザー31はI/Oポート79を介して、CPU7 3からのブザー鳴動信号を受け異常発生を知らせるブザーを鳴動させる。
【0009】 次に図1に示したコンデンサ目詰まり警報装置におけるCPU73の処理を図 2に従い説明する。CPU73は自動設定されているか判定し(F1)、自動設 定未であれば設定スイッチ51が入れられるのを待つ(F2)。設定スイッチ5 1が入れられるとCPU73は凝縮機の運転状態を測定し、停止状態の場合は運 転状態になるまで測定を一時停止する。運転状態の場合は正常風速算出処理に移 る(F3→F4)。この正常風速算出処理でCPU73は一定時間経過後にI/ Oポート71を介して、AD変換器72が変換した風速センサ61のデジタルデ ータを一定時間読み取り、風速監視時の異常判定に用いる正常風1データの算出 を行い、このデータをRAM75およびI/Oポート76を介して、EEPRO M41へ格納保持する(F5)。
【0010】 以上、F2→F5までが自動設定時の処理である。次に風速監視時、異常状態 時の処理を説明する。CPU73は凝縮機の運転状態を測定し、停止状態の場合 は運転状態になるまで測定を一時停止する。運転状態の場合は風速測定処理に移 る(F6→F7)。この風速測定処理でCPU73はI/Oポート71を介して 、AD変換器72が変換した風速センサ61のデジタルデータを読み取り、測定 した風速のデータが異常検出の判定に使用可能な対象風速のデータであるか判定 をする。判定結果が使用不可のデータである場合CPU73は測定した風速のデ ータを取込まず、運転状態測定処理後に風速測定処理に移る。
【0011】 判定結果が使用可能なデータである場合CPU73は測定した風速を対象風速 のデータとして取込み、平均風速算出処理へ移る(F8→F9)。この平均風速 算出処理でCPU73は過去一定時間の対象風速のデータの平均値を算出し、こ れを平均風速のデータとして一定時間毎にI/Oポート76を介してEEPRO M41に格納する(F10)。続いてCPU73は過去の測定データと今回算出 した平均風速のデータとから異常判定時に使用する判定対象風速のデータを算出 する(F11)。続いてCPU73は判定対象風速のデータと正常風速のデータ 、凝縮機の運転時間のデータの比較から異常データであるかの判定を行う。
【0012】 判定結果が異常データでない場合は運転状態測定処理後に風速測定処理に移る 。異常データの場合は異常状態処理に移る(F12→F13)。この異常状態処 理でCPU73はI/Oポート78を介し、赤LED21を点滅させ、I/Oポ ート79を介し、ブザー31を鳴動させる。さらにI/Oポート76を介し、E EPROM41に異常風速情報のデータを格納する(F14)。
【0013】
【効果】
本考案は以上のように、各冷凍機搭載装置においてコンデンサを通過する正常 風速データは様々であるが、各冷凍機搭載装置のコンデンサ通過の正常風速のデ ータがなくても、本装置をセットするだけで自動的にあるいは設定スイッチをオ ンするだけで、先ず各装置の正常風速データが格納され、次いで通常運転におい て、運転中の判定対象風速データが正常風速のデータと比較され、正常異常を判 定するものであり、警報装置が装備されていない自動販売機にも容易に取付ける ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンデンサ目詰まり警報装置の構成を示すブロ
ック図
【図2】図1に示したコンデンサ目詰まり警報装置にお
けるCPU73の処理フローチャート
【符号の説明】
1−電源供給手段、11−電源、2−状態表示手段、2
1−赤LED、22−緑LED、3−警報発令手段、3
1−ブザー、4−データ格納手段、41−EEPRO
M、5−設定スイッチ手段、51−設定スイッチ、6−
風速測定手段、61−風速センサ、7−演算処理手段、
71−I/O、72−ADC、73−CPU、74−R
OM、75−RAM、76−I/O、77−I/O、7
8−I/O、79−I/O
フロントページの続き (72)考案者 松田 正道 神奈川県海老名市社家730番地の1富士自 販機サービス株式会社内 (72)考案者 佐々木 吉男 神奈川県海老名市社家730番地の1富士自 販機サービス株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍機搭載装置において、(1) 警報装置を
    機能させる電源供給手段と、(2) 異常風速を検出したこ
    とを知らせる警報発令手段と、(3) コンデンサの風路で
    風の速度を測定する風速測定手段と、(4) 正常風速デー
    タの格納がない場合、設定スイッチにより風速測定処理
    の開始信号を発信して、前記風速測定手段で平均風速デ
    ータを測定してそのデータを格納するデータ格納手段
    と、(5) 正常風速データが格納されているとき、前記風
    速測定手段で判定対象風速を測定してそのデータを格納
    するデータ格納手段と、(6) 前記格納手段に格納された
    判定対象風速のデータと正常風速のデータを比較して異
    常を判定し警報を発令する演算処理手段と、からなるコ
    ンデンサ目詰まり警報装置
  2. 【請求項2】前記設定スイッチが自動または手動のいず
    れかであることを特徴とする請求項1のコンデンサ目詰
    まり警報装置
  3. 【請求項3】警報装置の状態を表示する状態表示手段を
    有することを特徴とする請求項1のコンデンサ目詰まり
    警報装置
JP1995001904U 1995-02-20 1995-02-20 冷凍機搭載装置のコンデンサ目詰まり警報装置 Expired - Lifetime JP3018986U (ja)

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