JPH08219601A - 冷凍装置の故障診断装置 - Google Patents
冷凍装置の故障診断装置Info
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- JPH08219601A JPH08219601A JP2370495A JP2370495A JPH08219601A JP H08219601 A JPH08219601 A JP H08219601A JP 2370495 A JP2370495 A JP 2370495A JP 2370495 A JP2370495 A JP 2370495A JP H08219601 A JPH08219601 A JP H08219601A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】冷凍サイクルの圧力および温度状態を常時捕捉
して評価することで、冷凍装置の本体制御装置、および
冷凍装置を監視・制御する中央監視盤の表示部に冷凍装
置が緊急停止する要因があることを表示し、冷凍装置の
保全作業が必要であることを冷凍装置の管理者に促す。
また、緊急停止に至った場合、その原因を特定し表示す
る。 【効果】冷凍装置の保全作業が必要であることを予告さ
れるので、冷凍装置の管理者が冷凍装置の必要な時間外
に保全作業を行うことが可能となり、整備不良による緊
急停止が予防され緊急停止による冷凍装置の利用設備側
の損害が防止される。また、緊急停止に至った場合、原
因が表示されるため、補修作業が迅速に行えるようにな
る。
して評価することで、冷凍装置の本体制御装置、および
冷凍装置を監視・制御する中央監視盤の表示部に冷凍装
置が緊急停止する要因があることを表示し、冷凍装置の
保全作業が必要であることを冷凍装置の管理者に促す。
また、緊急停止に至った場合、その原因を特定し表示す
る。 【効果】冷凍装置の保全作業が必要であることを予告さ
れるので、冷凍装置の管理者が冷凍装置の必要な時間外
に保全作業を行うことが可能となり、整備不良による緊
急停止が予防され緊急停止による冷凍装置の利用設備側
の損害が防止される。また、緊急停止に至った場合、原
因が表示されるため、補修作業が迅速に行えるようにな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機，凝縮器，蒸発
器，膨張弁、その他補器からなる冷凍サイクルを有する
冷凍装置に関する。
器，膨張弁、その他補器からなる冷凍サイクルを有する
冷凍装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】特願昭54−100252号公報に示すように、
警報装置は、凝縮器の凝縮圧力と冷却水入口温度から、
冷却水の水あか等による凝縮器の伝熱管内の汚れが洗浄
すべき状態である。つまり、凝縮器の保全作業が必要で
あることを警報表示するものである。この警報装置で
は、凝縮器以外の冷凍サイクル構成機器に対する保全作
業が必要であるかを検知できない。また、その他の故障
原因に対する検知方法に関しては、考慮されておらず不
充分である。
警報装置は、凝縮器の凝縮圧力と冷却水入口温度から、
冷却水の水あか等による凝縮器の伝熱管内の汚れが洗浄
すべき状態である。つまり、凝縮器の保全作業が必要で
あることを警報表示するものである。この警報装置で
は、凝縮器以外の冷凍サイクル構成機器に対する保全作
業が必要であるかを検知できない。また、その他の故障
原因に対する検知方法に関しては、考慮されておらず不
充分である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍装置では、
冷凍サイクル内の各部の圧力と温度を検知し、設定圧力
あるいは設定温度以上、または設定圧力、あるいは設定
温度以下であることを検知して、冷凍装置の使用者の使
用状況、あるいは冷凍装置を利用する設備の運転状況に
関わらず、異常な圧力あるいは温度として冷凍装置を即
座に緊急停止する。これは、高圧ガスによる災害の防
止、また、冷凍装置の保護のための必要な措置である。
このとき、作動した保護装置を特定し、冷凍装置の取扱
説明書記載の故障時の対処方法を参照の上、故障原因を
推測しなければならない。この作業には、点検作業者あ
るいは補修作業者のもつ経験に頼る要素が大きく、早期
の原因特定が困難であり、迅速な補修作業、あるいは保
全作業を行うことができないといった問題があった。
冷凍サイクル内の各部の圧力と温度を検知し、設定圧力
あるいは設定温度以上、または設定圧力、あるいは設定
温度以下であることを検知して、冷凍装置の使用者の使
用状況、あるいは冷凍装置を利用する設備の運転状況に
関わらず、異常な圧力あるいは温度として冷凍装置を即
座に緊急停止する。これは、高圧ガスによる災害の防
止、また、冷凍装置の保護のための必要な措置である。
このとき、作動した保護装置を特定し、冷凍装置の取扱
説明書記載の故障時の対処方法を参照の上、故障原因を
推測しなければならない。この作業には、点検作業者あ
るいは補修作業者のもつ経験に頼る要素が大きく、早期
の原因特定が困難であり、迅速な補修作業、あるいは保
全作業を行うことができないといった問題があった。
【０００４】また、緊急停止となる要因が、冷凍装置の
保全作業により、設定圧力・温度内に戻すことが可能で
あるストレーナの目詰まり，冷媒不足，熱交換器の汚れ
などの場合、事前に保全作業の必要性が察知できれば、
当面は冷凍装置を応急運転し、冷凍装置の運転を要する
時間外に保全作業を行うことで、冷凍装置運転中に緊急
停止となる機会は減少する。しかし、冷凍装置に保全作
業の必要性のある要因があることを事前に予知するこ
と、また、その要因を正確に特定することは困難である
といった問題があった。
保全作業により、設定圧力・温度内に戻すことが可能で
あるストレーナの目詰まり，冷媒不足，熱交換器の汚れ
などの場合、事前に保全作業の必要性が察知できれば、
当面は冷凍装置を応急運転し、冷凍装置の運転を要する
時間外に保全作業を行うことで、冷凍装置運転中に緊急
停止となる機会は減少する。しかし、冷凍装置に保全作
業の必要性のある要因があることを事前に予知するこ
と、また、その要因を正確に特定することは困難である
といった問題があった。
【０００５】本発明は、冷凍装置が緊急停止した場合、
冷凍サイクル内の各部の圧力と温度を検知し、冷凍装置
上の制御装置、あるいは冷凍装置を監視・制御する中央
監視盤の制御装置にて、冷凍装置の冷凍サイクルシミュ
レーションを行い、この演算結果と検出した緊急停止し
た直前の各部の圧力と温度から緊急停止した原因を特定
し、表示することで、点検作業者あるいは補修作業者に
明示することにある。また、冷凍装置運転時に、冷凍装
置の冷凍サイクルシミュレーションの演算結果と検出し
た各部の圧力と温度を比較し、冷凍サイクルの各部の圧
力と温度が通常運転範囲であるか、あるいは異常運転範
囲であるかを判断して、異常運転範囲である場合に、冷
凍装置の保全作業が必要であることを冷凍装置の管理者
に促すことにある。
冷凍サイクル内の各部の圧力と温度を検知し、冷凍装置
上の制御装置、あるいは冷凍装置を監視・制御する中央
監視盤の制御装置にて、冷凍装置の冷凍サイクルシミュ
レーションを行い、この演算結果と検出した緊急停止し
た直前の各部の圧力と温度から緊急停止した原因を特定
し、表示することで、点検作業者あるいは補修作業者に
明示することにある。また、冷凍装置運転時に、冷凍装
置の冷凍サイクルシミュレーションの演算結果と検出し
た各部の圧力と温度を比較し、冷凍サイクルの各部の圧
力と温度が通常運転範囲であるか、あるいは異常運転範
囲であるかを判断して、異常運転範囲である場合に、冷
凍装置の保全作業が必要であることを冷凍装置の管理者
に促すことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、冷凍装置が
緊急停止した場合、冷凍サイクル内の各部圧力・温度を
検知し、冷凍装置上の制御装置、あるいは冷凍装置を監
視・制御する中央監視盤の制御装置にて、冷凍装置の冷
凍サイクルシミュレーションを行い、その演算結果から
緊急停止した原因を特定し、表示することで達成され
る。
緊急停止した場合、冷凍サイクル内の各部圧力・温度を
検知し、冷凍装置上の制御装置、あるいは冷凍装置を監
視・制御する中央監視盤の制御装置にて、冷凍装置の冷
凍サイクルシミュレーションを行い、その演算結果から
緊急停止した原因を特定し、表示することで達成され
る。
【０００７】また、冷凍装置の運転時に、冷凍装置の冷
凍サイクルシミュレーションの演算結果と検出した各部
の圧力と温度を比較し、冷凍サイクルの各部の圧力と温
度が通常運転範囲であるか、あるいは異常運転範囲であ
るかを判断して、異常運転範囲である場合に、その要因
とともに警報表示することで、冷凍装置の保全作業が必
要であること、あるいは緊急停止する要因があることを
冷凍装置の管理者に促すことで達成される。
凍サイクルシミュレーションの演算結果と検出した各部
の圧力と温度を比較し、冷凍サイクルの各部の圧力と温
度が通常運転範囲であるか、あるいは異常運転範囲であ
るかを判断して、異常運転範囲である場合に、その要因
とともに警報表示することで、冷凍装置の保全作業が必
要であること、あるいは緊急停止する要因があることを
冷凍装置の管理者に促すことで達成される。
【０００８】
【作用】本発明の冷凍サイクルは、緊急停止する直前の
冷凍サイクルの各部圧力・温度より冷凍装置の冷凍サイ
クルシミュレーションを行い、その演算結果から緊急停
止した原因を特定し表示する。これにより、点検作業者
あるいは補修作業者のもつ経験に頼ることなく、早期の
原因特定が可能となる。
冷凍サイクルの各部圧力・温度より冷凍装置の冷凍サイ
クルシミュレーションを行い、その演算結果から緊急停
止した原因を特定し表示する。これにより、点検作業者
あるいは補修作業者のもつ経験に頼ることなく、早期の
原因特定が可能となる。
【０００９】また、運転中の冷凍サイクルの各部の圧力
および温度より冷凍装置の冷凍サイクルシミュレーショ
ンを行い、その演算結果から冷凍サイクルの各部の圧力
および温度が通常運転範囲であるか、あるいは異常運転
範囲であるかを判断し、異常運転範囲である場合には警
報表示する。これにより、冷凍装置の異常が緊急停止す
る事前に察知可能となり、冷凍装置を応急運転し、冷凍
装置の運転を要する時間外に保全作業を行うことで、緊
急停止となる要因を排除することが可能となる。
および温度より冷凍装置の冷凍サイクルシミュレーショ
ンを行い、その演算結果から冷凍サイクルの各部の圧力
および温度が通常運転範囲であるか、あるいは異常運転
範囲であるかを判断し、異常運転範囲である場合には警
報表示する。これにより、冷凍装置の異常が緊急停止す
る事前に察知可能となり、冷凍装置を応急運転し、冷凍
装置の運転を要する時間外に保全作業を行うことで、緊
急停止となる要因を排除することが可能となる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【００１１】図１は、本発明の一実施例を示す冷凍サイ
クル系統図であり、圧縮機１，凝縮器２，膨張弁３，蒸
発器（水冷却器）４，低圧圧力検知部５，高圧圧力検知
部６，吸入ガス温度検知部７，吐出ガス温度検知部８，
凝縮温度検知部９，膨張弁前温度検知部１０，冷凍装置
の本体制御装置１１の表示部１２，冷凍装置を監視・制
御する中央監視盤１３の表示部１４から構成されてい
る。
クル系統図であり、圧縮機１，凝縮器２，膨張弁３，蒸
発器（水冷却器）４，低圧圧力検知部５，高圧圧力検知
部６，吸入ガス温度検知部７，吐出ガス温度検知部８，
凝縮温度検知部９，膨張弁前温度検知部１０，冷凍装置
の本体制御装置１１の表示部１２，冷凍装置を監視・制
御する中央監視盤１３の表示部１４から構成されてい
る。
【００１２】冷凍装置の運転中に、低圧圧力検知部５よ
り吸入圧力，高圧圧力検知部６より吐出圧力，吸入ガス
温度検知部７より吸入管温度，吐出ガス温度検知部８よ
り吐出管温度，凝縮温度検知部９より凝縮器温度，膨張
弁前温度検知部１０より液配管温度を検知して、それぞ
れの数値を冷凍装置の本体制御装置１１、および冷凍装
置を監視・制御する中央監視盤１３に送る。この送られ
てきた数値をもとに冷凍装置の本体制御装置１１、ある
いは冷凍装置を監視・制御する中央監視盤１３の制御器
に組み込まれた冷凍サイクルシミュレーションで、冷凍
装置の各部の圧力と温度が理論上どのような状態である
かを演算する。この演算結果と検知した実測値を比較し
て、各部の圧力と温度が正常か否かを判定する。また、
検知した各部の圧力と温度が、あらかじめ設定した通常
運転圧力範囲、および通常運転温度範囲と比較して、冷
凍装置の圧力状態、および温度状態が正常であるか否か
の評価を行う。このとき、異常運転範囲であれば、冷凍
装置の本体制御装置１１の表示部１２，冷凍装置を監視
・制御する中央監視盤１３の表示部１４に警報表示す
る。また、この際、シミュレーションの演算結果とそれ
までの冷凍サイクル状態の変化から、あらかじめ登録し
てある原因を特定するルールから、推定される原因を表
示し、冷凍装置の冷凍サイクルがどのような状態であ
り、どのような原因でその状態に至ったかを、冷凍装置
の管理者に明示し、保全作業が必要であることを促す。
り吸入圧力，高圧圧力検知部６より吐出圧力，吸入ガス
温度検知部７より吸入管温度，吐出ガス温度検知部８よ
り吐出管温度，凝縮温度検知部９より凝縮器温度，膨張
弁前温度検知部１０より液配管温度を検知して、それぞ
れの数値を冷凍装置の本体制御装置１１、および冷凍装
置を監視・制御する中央監視盤１３に送る。この送られ
てきた数値をもとに冷凍装置の本体制御装置１１、ある
いは冷凍装置を監視・制御する中央監視盤１３の制御器
に組み込まれた冷凍サイクルシミュレーションで、冷凍
装置の各部の圧力と温度が理論上どのような状態である
かを演算する。この演算結果と検知した実測値を比較し
て、各部の圧力と温度が正常か否かを判定する。また、
検知した各部の圧力と温度が、あらかじめ設定した通常
運転圧力範囲、および通常運転温度範囲と比較して、冷
凍装置の圧力状態、および温度状態が正常であるか否か
の評価を行う。このとき、異常運転範囲であれば、冷凍
装置の本体制御装置１１の表示部１２，冷凍装置を監視
・制御する中央監視盤１３の表示部１４に警報表示す
る。また、この際、シミュレーションの演算結果とそれ
までの冷凍サイクル状態の変化から、あらかじめ登録し
てある原因を特定するルールから、推定される原因を表
示し、冷凍装置の冷凍サイクルがどのような状態であ
り、どのような原因でその状態に至ったかを、冷凍装置
の管理者に明示し、保全作業が必要であることを促す。
【００１３】図２に運転中の冷凍サイクルの状態が正常
か否かを評価し、その原因を特定するフローチャートを
示す。
か否かを評価し、その原因を特定するフローチャートを
示す。
【００１４】また、緊急停止した場合、緊急停止する直
前までの冷凍サイクルシミュレーションの演算結果であ
る冷凍サイクル状態の変化と、作動した保護装置検出部
の圧力あるいは温度の変化から、あらかじめ登録してあ
る原因を特定するルールから、推定される原因を表示し
て、冷凍装置の管理者あるいは保守点検者に明示する。
前までの冷凍サイクルシミュレーションの演算結果であ
る冷凍サイクル状態の変化と、作動した保護装置検出部
の圧力あるいは温度の変化から、あらかじめ登録してあ
る原因を特定するルールから、推定される原因を表示し
て、冷凍装置の管理者あるいは保守点検者に明示する。
【００１５】図３に、冷凍装置が緊急停止に至った原因
を特定するフローチャートを示す。
を特定するフローチャートを示す。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、運転中の冷凍サイクル
の各部の圧力と温度より冷凍装置の冷凍サイクルシミュ
レーションを行い、その演算結果と冷凍サイクルの状態
変化から冷凍サイクルの各部の圧力と温度が通常運転範
囲であるか、あるいは異常運転範囲であるかを判断し、
異常運転範囲である場合は警報表示する。これにより、
冷凍装置の保全作業が必要であることが察知でき、冷凍
装置を応急運転し、冷凍装置の運転を要する時間外に保
全作業を行うことで、緊急停止に至る要因を排除するこ
とが可能となる。特に、緊急停止となる要因が、冷凍装
置の保全作業により、通常運転圧力範囲内、あるいは通
常運転温度範囲内に戻すことが可能であるストレーナの
目詰まり，冷媒不足，熱交換器の汚れなどの場合、事前
に保全作業の要否が察知可能となり、冷凍装置の使用を
要する時間外に、保全作業を行うことが可能となる。こ
れにより、冷凍装置の運転中での緊急停止が予防され、
冷凍装置の運転を要する時間内での冷凍装置の停止によ
る利用設備側での損害が生じることはない。
の各部の圧力と温度より冷凍装置の冷凍サイクルシミュ
レーションを行い、その演算結果と冷凍サイクルの状態
変化から冷凍サイクルの各部の圧力と温度が通常運転範
囲であるか、あるいは異常運転範囲であるかを判断し、
異常運転範囲である場合は警報表示する。これにより、
冷凍装置の保全作業が必要であることが察知でき、冷凍
装置を応急運転し、冷凍装置の運転を要する時間外に保
全作業を行うことで、緊急停止に至る要因を排除するこ
とが可能となる。特に、緊急停止となる要因が、冷凍装
置の保全作業により、通常運転圧力範囲内、あるいは通
常運転温度範囲内に戻すことが可能であるストレーナの
目詰まり，冷媒不足，熱交換器の汚れなどの場合、事前
に保全作業の要否が察知可能となり、冷凍装置の使用を
要する時間外に、保全作業を行うことが可能となる。こ
れにより、冷凍装置の運転中での緊急停止が予防され、
冷凍装置の運転を要する時間内での冷凍装置の停止によ
る利用設備側での損害が生じることはない。
【００１７】また、本発明によれば、冷凍装置が緊急停
止に至った場合、原因を特定する故障診断機能を有する
ことにより、緊急停止した原因を表示する。これによ
り、従来の冷凍装置の取扱説明書記載の故障時の対処方
法を参照の上、故障原因を推測する作業が、点検・修理
者のもつ経験に頼る要素が大きく、早期の原因特定が困
難であるため、迅速な補修作業、あるいは保全作業を行
うことができないといった問題が解消される。
止に至った場合、原因を特定する故障診断機能を有する
ことにより、緊急停止した原因を表示する。これによ
り、従来の冷凍装置の取扱説明書記載の故障時の対処方
法を参照の上、故障原因を推測する作業が、点検・修理
者のもつ経験に頼る要素が大きく、早期の原因特定が困
難であるため、迅速な補修作業、あるいは保全作業を行
うことができないといった問題が解消される。
【図１】本発明を実施する冷凍装置の構成，圧力と温度
の検出部および制御装置を示した冷凍サイクル系統図。
の検出部および制御装置を示した冷凍サイクル系統図。
【図２】運転中の冷凍サイクルの状態が正常か否かを評
価し、その原因を特定するフローチャート。
価し、その原因を特定するフローチャート。
【図３】冷凍装置が緊急停止に至った原因を特定するフ
ローチャート。
ローチャート。
１…圧縮機、２…凝縮器、３…膨張弁、４…蒸発器、
５，６…圧力検知部、７，８，９，１０…温度検知部、
１１…本体制御装置、１２，１４…表示部、１３…中央
監視盤。
５，６…圧力検知部、７，８，９，１０…温度検知部、
１１…本体制御装置、１２，１４…表示部、１３…中央
監視盤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上倉 正教 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機，凝縮器，蒸発器，膨張弁を含む冷
凍サイクルを有する冷凍装置において、冷凍サイクル内
の各部の圧力と温度を検知し、冷凍装置上の制御装置、
あるいは冷凍装置を監視，制御する中央監視盤の制御装
置で、前記冷凍装置の冷凍サイクルシミュレーションを
行い、この演算結果と検出した各部の圧力と温度から、
前記冷凍装置の故障診断を行うことを特徴とする冷凍装
置の故障診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2370495A JPH08219601A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 冷凍装置の故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2370495A JPH08219601A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 冷凍装置の故障診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219601A true JPH08219601A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12117762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2370495A Pending JPH08219601A (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 冷凍装置の故障診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219601A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0892231A3 (en) * | 1997-07-14 | 2000-05-10 | Smc Corporation | Maintenance pre-prediction system in isothermal-liquid circulating apparatus |
| WO2001097114A1 (fr) * | 2000-06-14 | 2001-12-20 | Daikin Industries, Ltd. | Procede de controle de machine, controleur de machine, et systeme de reparation de machine |
| JP2002023845A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-25 | Hitachi Ltd | 機器の遠隔診断システム |
| US9513043B2 (en) | 2012-06-25 | 2016-12-06 | Whirlpool Corporation | Fault detection and diagnosis for refrigerator from compressor sensor |
| KR102019747B1 (ko) * | 2018-04-26 | 2019-09-10 | 삼성전자서비스 주식회사 | 공조 냉동 기기용 고장 진단 장치 |
| CN113446704A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器、四通阀的串气检测方法和存储介质 |
| US11187455B2 (en) | 2015-06-01 | 2021-11-30 | Carrier Corporation | Cargo-neutral testing of container during mode transition |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP2370495A patent/JPH08219601A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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