JPS588504B2 - ジドウフイルムシヨリソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動フイルム処理装置に関し、１つの概念に於
いて、処理槽内にフイルム処理を行う為の予め定められ
た量の溶液を連続して配置させることによりカラー透明
フイルムを自動的に現像する為の処理溶液取扱いシステ
ムに関する。

従来の知られている処理装置は操作者がフイルムのロー
ルをバスケット内に置き、このバスケットを化学薬品で
充満された槽内に置き、このバスケット及びフイルムを
化学薬品内にて回転又は移動してフイルムの処理を行う
ことを可能とする。

予め定められた時間を経た後、操作者はこの化学溶液を
排出して槽内に新しい溶液を挿入し、処理サイクルに於
ける処理段階が遂行される迄処理を続けることが出来る
。

従来の知られた装置に於いては、操作者は容器から溶液
を注ぎ、所望の量を計量してそれをフイルムの帯状を現
像する為の槽内に入れるのである。

これらの知られた装置はある程度の技術を必要とし、そ
れ故に装置を熟練した技術者又は趣味で行う者に対する
応用面に限定していた。

これらはフイルム表示を構成する為にフイルムを処理す
ることが最も手助けとなる一般のオフィスにて使用する
のに適当ではなかった。

その他の知られた自動処理装置は、これも又一般のオフ
ィスで使用する為のものでなく、処理溶液用の大きな槽
を有していて、この槽は動揺槽（ａｇｉｔａｔｉｏｎ
ｒｅｓｅｒｕｏｉｒ）に適当な配管によって連結される
ものである。

この槽は６乃至８個の３５關フイルムのリールを保持し
、溶液は槽内及び槽外ヘポンプ推進されるのである。

溶液の強さは適当に濃縮された溶液を補充することによ
って維持される。

これら処理装置は暗室での装填、訓練された操作者、及
び所定の温度から１℃以内に維持されねばならない装置
及び化学薬品の温度を要求するのである。

しかしながら本発明の装置は、予め定められた温度範囲
例えば１８乃至２５℃の範囲内のいずれかの温度で液浴
浴液の自動的な供給を行うよう設計されていて、又処理
は活性な溶液温度と相関関係にある時間間隔に関して遂
行される、この自動処理装置の使用者は予め定められた
計量された量が個々の容器に入っている、洗浄溶液（Ｗ
ａｓｈｓ−ｏｌｕｔｉｏｎ）を含むことの町能な処理溶
液のパッケージが供給されるのである。

このパッケージは支持部内に置かれ、又支持部は引続き
フレームに沿って流体受入導管へ移かされ、この流体受
入導管は容器に孔を開けて内部の流体をフイルム槽内へ
排出するよう通せしめられている。

支持部及び個個のパッケージは適当な化学薬品を適当な
順に使用してフイルムの制御された現像を可能となし、
又これは操作者による誤操作の町能性を排除する。

フイルムの予め定められた帯体の処理を行う為のフイル
ム処理装置は槽と、この槽内でフイルムが移動出来るよ
うにフイルムを支持する為の支持部と、槽内に処理溶液
を供給する為の装置とを含んでいる。

本発明はフイルム処理の為の処理溶液を供給する為の新
規な装置を提供するのであり、又フレームと、フレーム
に沿って移動町能な支持部であって、予め定められた量
の処理溶液の為の容器を夫々が形成する複数の区分室を
含む適当に配向されたパ２ケージを受入れる為に壁部が
形成された支持部とを含んでいる。

支持部は流体受入れ導管を越えて移動可能であり、この
導管は連続して溶液をパッケージから受入れ、又溶液を
槽に方向決めする。

各溶液は予め定められた時間の間槽内にあり、然る後溶
液は廃棄容器内に排出されるのである。

支持部材は前進されてパッケージの第２の容器を流体受
入導管位置に位置決めし、第２の容器の溶液は槽内に流
出されるのである。

パツケージが導管と整合されて流体受入導管内に溶液が
放出され得る如くなされた時、流体受入導管はパッケー
ジを裂開してパッケージの各容器の流出を行う為の装置
を含んでいる。

支持部の駆動、パッケージを裂開する装置、槽の排出を
行うこと、その他のすべての段階が回路によって制御さ
れ、この回路は予め定めた順序にて夫々の構成要素を附
勢する。

本発明は添附図面を参照して以下に更に詳しく記載され
る。

本発明はアマテユアのカメラのカセットからの３５ｍｍ
フイルム帯体の如きフイルムの帯体を処理する為のフイ
ルム処理装置に於ける改良である。

このフイルム処理装置はハウジングを含み、このハウジ
ングは槽５に関して光密状態の包囲体を形成し、槽５内
にリール６の形態のフイルム支持バスケットが配置され
て露出された写真フイルムの帯体を半径方向に間隔の置
かれて回旋された巻上状態にて支持するようになってい
て、又ソレノイド７が槽に対し軸線廻りの槽の先端部に
対して連結されて槽内の内容物を廃棄容器郎ちトレー１
１内に排出するようになっている。

このリールはりール６に対し連結された駆動スプロケッ
トに連結されている駆動モーター１２によって槽５内で
回転される。

槽５の一端に於いて、流体受入導管１６からの放出シュ
ート１５が配置され、このシュートは槽の端部の上方に
配置されて導管１６内に放出された流体が直接槽内に向
うことが町能とされている。

温度感応町変インピーダンス装置の形態の温度センサー
１７が槽内に配置されて槽内の溶液温度を検出し、又タ
イマーに対し入力信号を送って現像時間を調節するよう
になっている。

流体受入導管１６はフレーム１８上に支持され、フレー
ムは長手力向に伸長するチャンネル形状の部材１９，２
０及び２１を含み、これら部材はフレーム端部部材２２
及び２４の間に伸長している。

支持部２５はフレーム１８上に移動出来るように取付け
られ、フイルムの化学処理を行う為の溶液のパッケージ
２６を流体受入導管１６に隣接して配置するようになっ
ている。

この支持部２５は底壁２γと、複数の間隔の置いた開口
２９が形成された前部壁２８と、一対の垂直な端部壁と
、複数の垂直に配置された長手方向に間隔の置かれた壁
３０とを含み、壁３０は支持部を５つの区分室に分割し
ている。

支持部２５はまた前記垂直な壁３０の間に配置された壁
部材３１を有し、支持部２５の中央部即ち中央の区分室
にクランプ３２が配置されており、このクランプはピン
３３の廻りを駆動する。

クランプ３２は支持部上の位置にパッケージネ固定し、
クランプ３２が解除される時、ピン３３を越えて伸長す
るクランプの部分がパッケージ２６を持上げる動きをな
し、クランプが解除位置へ移動する時支持部２５からパ
ッケージ２６を排出する助けをなす。

底壁２７の下方に固定されて支持部の長手力向へ伸長す
るラツク３４は下面に歯が形成され、フレームに沿って
支持体を移動させる為の駆動ピニオンと係合されるよう
になっている。

この下面はまた５つのカム面即ちリブ３５が形成されて
以下に説明する検出スイッチを作動させるようになって
いる。

支持部２５はフレーム１８に沿って移動する間一対の間
隔を置かれたスタツド３６及び３７により案内され、こ
れらスタツドは底壁２７から垂下してフレーム部材２０
の溝３８を通って伸長している。

支持部の端部壁の内側に配置された垂直壁部材３０は前
記壁２８から間隔を置かれていて、パッケージ２６が壁
部材３０の前縁及び前部壁２８の間に滑動することを可
能にしている。

肩部３９は前記壁２８及び壁部材３０の１つの間に形成
されてパッケージ２６を適当に位置決めするようになっ
ている。

パッケージ２６は複数のカップ状部材４０で形成された
単一構造体であり、部材４０はその開口端部にてウエブ
即ち壁部材４１により連結されており、部材４１は２つ
のカップ間に凹部を有し、肩部３９を収容して支持部２
５上のパッケージを配向するようになっている。

カップの開口端の上方を伸長し各カップの周囲でウエプ
４１に対し固定された裂開可能のフイルム４２はパッケ
ージの各カツプ４０をシールし、これにより写真フイル
ムの処理に使用される処理溶液の為の複数の個々の容器
を形成している。

ウエブ４１は垂直壁部３０及び前記壁２８の間に嵌着す
るよう形成されてい 、パッケージを各カップを支持部
２５の区分室にパッケージの各カップを位置決めする。

このことはパッケージの概略が平面図に示された第１図
に最も良く見られる。

掛け金３２が中央のカップ４０と係合してパッケージを
支持部上の固定位置に保持するようになっている。

流体受入導管１６はハウジングを含み、このハウジング
はフレーム部材１９から支持され又放出トレー４５の上
方に位置決めされ、トレーは支持部２５の下端をフレー
ム１８の長手方向に伸長する。

ハウジング４４は支持部２５の通路に沿う開口を有し、
この開口ま支持部２５の前部壁２８に形成された開口２
９と整合されるよう充分に犬き〈、又ハウジングは包囲
体とされたシューを有し、これはハウジングの底部を形
成して槽５に配置された放出シュート１５に伸長してい
る。

ハウジング４４内にて回転シャフト４７上に部材４８が
配置されており、この部材はパッケージ上のフイルム４
２を穿孔即ち裂開させる為の一対のフォーク（ｐｒｏｎ
ｇ）が形成されている。

部材４８はシャフト４１によりパッケージ２６の方向へ
回転される時フイルム４２をカツプ４０の開口側部の各
端に隣接して穿孔し、即ち支持部２５にある時のカップ
の開口端部の低方及び上方端部に隣接して穿孔し、内部
の溶液がトレー４６内に放出するのを可能となし、又重
力によって放出シュート１５内に下方へ放出されること
を町能とする。

シャフト４７はフレーム部材１９上に支持されクランク
アーム５１でシャフト４７に連結されたソレノイド５０
によって回転される。

ばね５４は通常は部材４８をパッケージ２６と接触しな
いように偏倚させている。

若しフイルム洗浄液が水であるならば、これは槽９内に
貯えられポンプ５γによって流体受入導管１６内へハウ
ジング４４の開口５２を通してポンプ推進される。

このようにして所望の量の洗浄水が直接槽にポンプ推進
され、これは装置が他の処理段若にある場合と同様なプ
ログラムで取扱われることが出来る。

支持部材２５がフレームの最左側に記載される時、化学
薬品のパッケージは処理装置のハウジングに形成された
操作扉を通して挿入され得る。

温度感応町変インピーダンス装置５３は支持部２５に隣
接してフレーム１８により支持されている。

タイマー６０に対し入力信号を与える電源オンーオフフ
即ち始動スイッチ６９による処理装置の最初の作動によ
り、支持部２５は右方向へ向って第１図に示された位置
迄移動され、又リブ３５は第１のカップを流体受入導管
１６と整合させる。

検出装置５３が次に支持壁２８によってカム駆動されて
溶液を収容するカツプ４０の上のフイルム４２と係合さ
れる。

若し溶液が例えば１８゜Ｃ〜２５℃の如き前述の範囲内
の温度にあるならば、検出装置５３は即ちに信号号を制
御回路に送り、この回路は処理を開始することが出来又
「進行中の処理」の指示ランプが点灯される。

ばね（図示せず）が通常検出装置５３をこの位置にある
時を除イてパッケージ２６と接触しないように偏倚させ
ている。

検出装置５３からの信号はフィルム１駆動モーター１２
の回転を開始し、流体が装置を受入れるのを可能とする
。

フイルムは日中光線下の装填装置を使用することにより
リール内に配置されるのであり、この装填装置はジエラ
ード・イー・ドレーク（Ｇｅｒａｌｄ Ｈ．Ｄｒａｋｅ
）及びドナルト・ジエー・ミツチェル（Ｄｏｎａｌｄ
Ｊ．Ｍｉ ｔｃｈｅｌｌ）の出願であって本発明と共通
の譲受人に対し譲渡された１９７４年１月２日付出願の
関連出願第４２９，５４０号（代理人整理番号第２８，
５９３号）に記載された如き装置である。

この代わりに、フイルムはリール内に暗室状態にて配置
される。

いずれの場合に於いて、槽５内にて回転するフイルムは
今や処理の準備がなされ、フイルム装填装置からのフイ
ルムが切断された又はフイルムが装填されたことの信号
がソレノイドを附勢する。

このソレノイド５０は部材４８を駆動して流体受入導管
１６に対置して位置決めされた第１の容器をシールする
フイルム４２を穿孔する。

カップ内の処理溶液はシュート４６を流下して放出シュ
ート１５へ流れ、又槽５内に放出される。

槽５内の温度センサー１７はこの現像溶液の温度を検知
する。

このセンサー１７は温度から周波数への変換器６１内に
示される如きサーミスタとされ得る。

フイルムは或る時間間隔にわたり現像液内で揺動され、
この時間間隔は現像液の異なる温度によって変化される
。

このようにして、温度から周波数への変換器６１は温度
に応じた割合のパルス信号をタイマーに送り、このタイ
マーは予めセットされるカウンターを含んでいる。

タイマーはこうして現像液温度に応じた最適現像時間を
保証し、又このようにしてソレノイド７の作動を制御す
る。

センサー１γにより送られた温度に応じた時間間隔の終
了の後、タイマー６０はソレノイド７を附勢して現像溶
液を槽５から廃棄容器１１内へ排出させる。

駆動モーター５５が然る後附勢されてラツク３４と係合
せるピニオン５６を駆動し、支持部２５をフレーム１８
に沿ってパッケージ２６の第２のカップ部材４０が流体
受入導管１６位置に位置するよう前進させる。

支持部が適当に位置決めされる時、カム面即ちリブ３５
がフレーム部材２０上の支持部２５の下方に支持された
位置検出スイッチ６３を作動させる。

このスイッチ６３はタイマー６０にモーター５５を停止
させる為の信号を発する。

このタイマー６０はこの時ボンプ５７を附勢し、予め定
められた量の水を槽内に配置させる。

数秒後、水はソレノイド１の附勢によって排出される。

ソレノイド５０は然る後作動されて第２のカップをシー
ルするフイルム４２を裂開させる。

若し光逆転処理が使用されるならば、槽５の近くのラン
プ（図示せず）が附勢されて第２の現像の間指定された
持続を行われる。

第２の現像の期間が完了する時、化学薬品槽５は再び排
出される。

然る後このサイクルが続けられ、水がポンプ推進され、
排出され、次のカップが裂開され、支持部が前進される
等の指定された方法にて適当な定着が行われ、又パッケ
ージ２６内の種々の溶液により与えられた如き各種化学
処理段階が遂行される迄フィルムを溶液にさらす（ｂｌ
ｅａｃｈ）のである。

処理段階の完了により、フイルムは槽内にて乾燥される
か、又はサイクルの終了を示す指示器が点灯して操作者
はりール６を取外すことが出来且つこのフイルムを処理
装置内の補助乾燥器内に置くか、又は他の方法によって
乾燥する。

この処理装置は又温度検出装置５３に加えて導通、非導
通切換スイッチ及び（又は）センサー６５を含んでいる
。

これらのスイツテ又はセンサーは水タンクの空状態、廃
棄容器の充満状態、廃棄容器の取外中、扉の開放状態、
装置温度の高い又は低い状態、及び水温度の高い又は低
い状態を示指する為の装置を含んでいる。

これら装置のいずれもが所定の状態になる迄処理装置の
作動を阻止する。

指示ランプはパネル上に配置されて「準備完了」又は「
作動不町」の如き各状態を指示するのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明により構成されたフイルム処理装置の動
賂的平面図、第２図は第１図の処理装置の概略的端部立
面図、第３図はフイルム処理装置の為の化学薬品移送装
置の横断面図、第４図は第３図の線４−４に沿う支持体
の支持及び駆動を示す縦断面図、及び第５図は制御回路
のブロック線図である。 ５・・・・・・槽、６・・・・・・リール、１６・・・
・・・導管、１８・・・・・・フレーム、２０，５６・
・・・・・取付部材、２５・・・・・・支持体、４８・
・・・・・可動部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ フレーム、槽、前記槽の中でフイルムを動かす支持
   体、および前記槽へ処理用の化学薬品を供給する導管を
   有する自動フイルム処理装置において、複数のフイルム
   処理溶液を収容するパッケージを受け入れて支持する支
   持部２５と、前記支持部２５から出た溶液を受け取り、
   かつ前記槽５へ溶液を排出する流体導管１６とを含み、
   前記流体導管が前記支持部２５に隣接して前記フレーム
   １８上に支持され、さらに輔己流体導管を通過して通路
   に沿って動くように前記支持部を取り付ける取付け部材
   ２０，５６と、前記パッケージを破り、引き続いて前記
   支持部２５上の溶液を前記流体導管内へ降ろす作動可能
   部材４８を含む自動フイルム処理装置。