JPS5884716A

JPS5884716A - 石柱材の曲面研削方法及びその装置

Info

Publication number: JPS5884716A
Application number: JP18179081A
Authority: JP
Inventors: 倉田　兼吉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-11-13
Filing date: 1981-11-13
Publication date: 1983-05-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は石柱材の曲面研削方法及びその装置に係シ、特
に、碁石の柵の上部に載置する略球状のやくものを形成
する場合等に有効な石柱材の曲面研削方法及びその装置
に関する。

その目的とするところは、石柱材の曲面研削を迅速に且
つ簡易にしかも被研削面の仕上り精度を向上させて行え
るようにしたもので、その要旨とするところは、方法に
あっては、石柱材の曲面研削方法において、被研削材を
保持して回転し、この被研削材の周面に、強制回転され
るビットを当接させ、更に、ビットの被研削材への当接
位置及び当接角度を変更自在とすることであシ、その装
置にあっては、被研削材をその中心線が自身の中心Ｍ１
１と合致するよう保持して回転させるチャックを有した
加工台を設け、一方、ビットをチャックで保持して回転
する回転刃部と、この回転刃部のビットを前記被研削材
の周面にその当接位置及び当接角度を自在として当接さ
せるべく、回転刃部以下、図面を参照して本発明の一実
施例を説明する。

図において１は円柱状の石材で成る被研削材１であり、
この被研削材１は加工台２の主軸３に嵌着されたチャッ
ク４と心押台５とに挾持されて回転される。加工台２は
従前の旋盤装置と略同様の構成を有する。即ち、機枠４
内の駆動機構に減速機構（共に図示せず）を介し連繋さ
れる主軸３ケ水平に軸架し、この主軸３にチャック４を
嵌着して、このチャック４に対峙するようベッド６に心
押台５を配設して成る。

前記被研削材１の周面には、強制回転されるビット７を
当接させて研削を行う。ビット７はポーリング用機械等
に使用されるメタルビットで良く、全体円筒状を呈しそ
の端面に適宜ピッチで超硬チップ８が植設されるもので
、メタルクラウン、カッタクラウン等の種類がある。

このビット７は回転刃部９のチャック１０に取付けされ
る。回転刃部９はモータ等の駆動機構に適宜減速機（共
に図示せず）を介して連繋され、且つ水平に軸架される
主軸１１と、この主軸１１に嵌着されるチャック１０と
で成る。そして、この回転刃部９は、前記ビット７を前
後左右移動自在とするベッド１２に配設されて、回転刃
台１３を構成する。

ベッド１２は回転刃部９のビット７を前後方向及び左右
方向に移動自在とし、且つ、上下方向の任怠位置に固定
自在とするよう形成されるもので、従前の旋盤のベット
及び刃物台同様の構成でなり、例えば、蟻溝状のガイド
溝（図示ぜず）を設け、ねじ棒の回動によるものとしで
ある。したがって、駆動ｊＪ３１Ｗにて回転されるビッ
トＴは、このベッド１２にて被研削材１の周面の適宜位
置に適宜角度で当接される。

尚、前記回転刃部９は、第４図に示すように、ベッド１
２に例えば、横送シ台１４、刃物送シ台１５、旋回台１
６を順次介して固定されるものの外に、前後方向にビッ
ト７を送る刃物送υ台１５のみで構成し、介物（図示せ
ず）％を介して前記加工台２に対し固定するようにした
簡易なものであっても良い。また、回転刃部９と加工台
２の主軸３との回転数は共に加工形状によシ最適の回転
数を選択できるよう適宜減速機構をＭする。更に、研削
位置をｌ、して正逆回転も自在としである。

尚、図示は省略しだが、研削中のビット７と被研削材１
との当接部分にはゴムホース等によシ適宜冷却水を供給
し、当接部分の冷却と研削石粉の飛散防止とを図ってい
る。

使用に際しては、被研削材１をチャック４にて挾持する
と共に心押台５にて支持して加工台２に装着し、次いで
、所要の直径を有するビット７を回転刃部９に装着し、
その後、被研削材１及びビット７を夫々回転させて被研
削材１周面にビット７を当接させて研削を行う。このと
き、被研削材１０回転数はビット７の回転数に比較して
遅くすることで、仕上シの良い研削面１Ａが得られる。

本発明は斜上のように構成し、被研削材１を保持して回
転し、この被研削材１の周面に強制回転されるビット７
を当接させるから、ビット７の刃先外周形状、即ち、断
面円弧状の研削面を得ることが簡単な操作で可能となる
。更に、ビット７の被研削材１への当接位置及び当接角
度を変更自在とするから、ピッ）７の刃先外周形状と同
一の断面円弧状の研削面のみならず、当接位置及び当接
角度に対応してビット７の刃先外周形状より曲率半径が
大となる円弧状研削面が得られる。

例えば、被研削材１に対しビット７を互いの中心線が直
角で且つ被研削材１の中心線に対し、ビット７の周面下
部が常に上方に位置するよう配設することで、ビット７
の円弧形状に合致した曲面やその円弧形状より曲率半径
が犬な断面円弧状曲面が迅速にしかも各研削毎に常に同
一形状で可能となる。即ち、ビット７の各刃先面と被研
削材１の中心とが同一平面内にあるときは、第１図乃至
第４図に示すように、研削される曲面の断面形状がビッ
ト７の刃先外周面円弧形状に合致した形状で、また、ビ
ット７の各刃先面と被研削材１の中心とが同一平面内に
ないときは、研削される曲面の断面形状がビット７の刃
先外周形状よシ大径の円弧形状で形成される。

また、研削加工中に、ビット７に前後方向送りのみでな
く、左右方向での送りを加えて、この送）と前後方向送
りとの組合せでビット７を移動させることで更に多種多
様な曲面研削が可能となる（第５図及び第６図参照）。

そして、砥石を使用して研削を行う従来の方法にあって
は砥石のドレッシング等が必要であったが、本発明にあ
ってはビット７を使用するから、前記ドレッシング等の
必要もなく迅速に作業が行なえる。しかも、砥石に比較
し摩耗が少く、研削途中での再度のドレッシング等も必
要なく簡便であシ、研削作業時間の短縮が図れる。

また、回転される被研削材１に対し回転されるビット７
を当接して研削するから研削面の仕上りが良い。

そして、被研削材１をその中心線が自身の中心線と合致
するよう保持して同転させるチャック４を有した加工台
２を設け、一方、円筒状のビット７をチャック１０で保
持して回転する回転刃部９と、この回転刃部９のビット
７を前記被研削材１の周面にその当接位置及び当接角度
を自在として当接させるべく、回転刃部９を任意位置に
移動自在とするベッド１２とを有した回転刃台１３を前
記加工台２に近接して設けたから、石柱材の曲面研削装
置が構成部品にして提供できるものであり、しかも、加
工部の仕上シが良く、加工も迅速に行なえるものである
。

以上説明したように本発明によれば、石柱材の曲回研削
が極めて容易にしかも常に同一形状で行なえ、また、従
来の砥石等による曲面研削では必り２であったドレッシ
ング等の手間も不賛として作業力１６便となる等の優れ
た効呆を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、給１図は要部平
面図、第２図は同正面図、第６図は全体を示す正面図、
第４図は同平面図、第５図及び第６図は本発明によって
形成された石柱材の正面図である。１・・・・・・被研削材　　１Ａ・・・・・・研削面　
　２・・・・・・加工台　　３・・・・・・主軸　　４
・・・・・・チャック５・・・・・・心押台　　６・・
・・・・ベッド　　７・・・・・・ビット８・・・・・
・超硬テップ　　９・・・・・・回転刃部　　１０・・
・・・・チャック　　１１・・・・・・主軸　　１２・
・・・・・ベッド１３・・・・・・回転刃台　　１４・
・・・・・横送り台　　１５・・・・・・刃物送シ台　
　１６・・・・・・旋回台第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】１、石柱材の曲面研削方法において、被研削材を保持し
て回転し、この被研削材の周面に、強制回転されるビッ
トを当接させ、更に、ビットの被研削材への当接位置及
び当接角度を変更自在とすることを特徴とした石柱材の
曲面研削方法。２、被研削材をその中心線が自身の中心線と合回転する
回転刃部と、この回転刃部のビットを前記被研削材の周
面にその当接位置及び当接角度を自在として当接させる
べく、回転刃部を任意位置に移動自在とするベッドとで
成る回転刃台を前記加工台に近接して設けたことを特徴
とする石柱材の曲面研削装置。