JPS5884615A - 棒状体の外面仕上げ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、予め機械加工された棒状体（管を含む）、も
しくは素材の！、まの棒状体等の外面における微小な不
整や歪みあるいは切削傷等を、きわめて簡単に除去して
、容易に所望の形状、寸度及び精度に仕上げる方法に関
するもので、以下図面に基いて説明する。

第１図において、（１）は、外面が予め機械加工された
アルミニウム等よりなる円管状の棒状体、（２）は、常
温においては、その内径が棒状体（１）の外径よりもや
や大きく、かつ後述する条件を満たすべく、内面の寸法
及び形状が定められている断面円形の成形筒である。

成形筒（２）は、棒状体（１）よりも膨張係数の小さい
材料、例えば鉄もしくはセラミックをもって作られ、か
つ棒状体（１）に比して十分大きな剛性を有するように
、その肉厚はがなり太きい。

また成形筒（２）の内面の硬度は、棒状体（１）のそれ
よりもかなり犬としてあり、かつ所要の精度をもって仕
上げられている。

第１図は、常温において、棒状体（１）を成形筒（２）
に遊嵌した状態を示している。

このｉｔ、棒状体（１）のみ、あるいは両者を、所要の
温妾で、所要の時間加熱する。

すると、棒状体（１）の膨張係数は、成形筒（２）のそ
れよりも犬であるから、第２図に示すように、棒状体（
１）は、成形筒（２）に対して、マイナス嵌合の状態と
なる。

すなわち、棒状体（１）の外面は、成形筒（２）の内面
を緊圧して、その熱膨張は抑止されるため、棒状体（１
）の外面は、この状態における成形筒（２）の内面の形
状寸法及び仕上げ精度に応じて、整形され、仕上げられ
る。

ついで、棒状体（１）のみ、あるいは両者を冷却すると
、第３図に示すように、棒状体（１）と成形筒（２）と
の間には間隙が生じるので、外面が所望に仕」−げられ
た棒状体（１）を、容易に成形筒（２）より抜き外すこ
とができる。

前記加熱の条件、並びに成形筒（２）の寸法や仕上げ精
度は、両者が第２図示のように緊圧状態となったとき、
棒状体（１）の外面に所要の成形作用を与かくして本発
明によれば、きわめて簡単に所期の目的を果たすことが
できる。

本発明は、外面に段部を有する棒状体や、非円形の棒状
体についても実施しうろことは明らかである。

なお、実施に際し、棒状体をも加熱して、その残留歪を
放出させるようにすれば、より効果的である。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の実施要領を例示する縦断正面図で、 第１図は、常温において成形筒に棒状体を挿入；７た状
態、 第２図は、両者を加熱した状態、 第６図は、両者を冷却した後の状態を、それぞれ示す。 第１図　　　第２図　　　第３図 手続補正書（自発） 昭和５７年８月／Ｉｌ）日 特許庁長°ｉ′　　若杉和夫殿 １、事件の表示 昭和５６年特　許願第１８１９５６号 ２、発明の名称　　棒状体の外面仕上げ方法３、　補正
をする者 事件との関係　　特許出願人 住　　所 氏　名（名称）　中　村　正　信 ６、　補正により増加する発明の数−二＼／７、補正の
対象 （補正の内容） （１）明細書第４頁第３行の次に、 「また、棒状体は加熱されているので、加工等によって
棒状体が帯びていた磁性は消去され、好都合である。」
全加入する０ （２）同第４頁第７行 「棒状体」を 「成形筒」と訂正する。 （以　上） ７３−

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）棒状体よりも膨張係数の・」・さい材料よりなる
   成形筒内に、棒状体を遊嵌し、棒状体を加熱して、棒状
   体の外面を成形筒の内面に緊圧させることにより、棒状
   体の外面を、成形筒の内面に応じて成形し、しかる後、
   棒状体を冷却して、棒状体を成形筒より抜き取ることを
   特徴とする棒状体の外面仕上げ方法。
2. （２）棒状体とともに成形筒をも加熱することを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項に記載の方法。
3. （３）棒状体とともに成形筒をも冷却することを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項に記載の
   方法。
4. （４）成形筒の内面の硬度が、棒状体の外面のそれより
   も犬であることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
   乃至第（３）項のいずれかに記載の方法。