JPS588443Y2 - といし研削装置の寸法精度維持装置 - Google Patents

といし研削装置の寸法精度維持装置

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Publication number
JPS588443Y2
JPS588443Y2 JP1978106881U JP10688178U JPS588443Y2 JP S588443 Y2 JPS588443 Y2 JP S588443Y2 JP 1978106881 U JP1978106881 U JP 1978106881U JP 10688178 U JP10688178 U JP 10688178U JP S588443 Y2 JPS588443 Y2 JP S588443Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
rod
grinding wheel
dimensional accuracy
grinding
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978106881U
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English (en)
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JPS5526626U (ja
Inventor
俊明 外賀
Original Assignee
日本トムソン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本トムソン株式会社 filed Critical 日本トムソン株式会社
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Publication of JPS5526626U publication Critical patent/JPS5526626U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はといし研削装置において、ワークを設定寸法精
度と面粗面に規定しうる寸法精度維持装置の改良に関す
るものである。
本考案の出願人等によって、従来といし研削装置におい
て、といしよりも硬質のチップをといしの研削面に向け
てワークの最終仕上り寸法の基準位置に設定し、といし
がワークの最終仕上り寸法に達したのちの切り込み送り
時に、チップでといしの研削面を削り落し、ワークを最
終仕上り寸法に正確に研削するとともに、ワークの面粗
度をも一定に維持しうる寸法精度維持装置が開発され、
実用化されている(特願昭52−15968号参照)。
この寸法精度維持装置では第1図A、Bに示されるよう
に、チップホルダにおけるチップ17を取り付けている
ロッド10がといし3の押進力により微動送り機構の送
りねじ12のバックラッシュ△lだけ後退せしめられる
と、ワークの最終仕上り寸法に誤差を生ずる。
本考案は前記送りねじのバックラッシュに起因するワー
クの最終仕上り寸法の誤差を除去でき、しかもチップホ
ルダを構成するスリーブとロッド両部材の先端部間の隙
間をも密封しうる寸法精度維持装置を提供することを目
的としている。
以下図示実施例に基づき、本考案の構成を詳述する。
第2図、第3図、第4図および第5図は本考案の一実施
例を示すもので、主軸台1、心神台2、といし3とを備
え、そいし3とワークWを相対的に回転させ、といし3
にワークWの軸方向の往復運動Xと切り込み送りyとを
与えてワークWを研削するといし研削装置の前記心神台
2に寸法精度維持装置4が取り付けられている。
前記寸法精度維持装置4は前記心神台2のテーパ穴に嵌
合するテーパ軸5、これの端部に連結された取付台6、
該取付台6にといし3の切り込み送りy方向に形成され
た取付孔7に装着されたチップホルダ、チップ17およ
びロック体18とを備えている。
前記チップホルダ8は前記取付台6に形成された取付孔
7に嵌合されたスリーブ9、該スリーブ9内に嵌挿され
たロッド10、該ロッド10の回転操作用のつまみ11
、微動送り機構とを備えている。
前記微動送り機構は前記スリーブ9に形成されためねじ
13とロッド10に形成されたおねじ14とを螺合した
送りねじ12、前記スリーブ9に設けられた回り止めキ
ー15、ロッド10に形成された軸方向に長いキー溝1
6とを有している。
前記チップ17はロッド10の先端部に取り付けられ、
といし3の研削面に向けて配置されている。
前記ロック体18は取付台6に装着され、ロッド10を
調整された一定の位置に固定しうるように構成されてい
る。
而して前記寸法精度維持装置4はつまみ11を回転し、
微動送り機構を介してロッド10を軸方向に移動させう
るようになっており、該ロッド10をといし3の切り込
み送りy方向と反対方向に移動させる方向を前進方向と
しており、チップ17をワークWの最終仕上り寸法の基
準位置Oに調整し、ロック体18を締め付け、前記ロッ
ド10が移動しないようにロックし、チップ17を前記
基準位置Oに設定しうるようになっている。
前記スリーブ9とロッド10両部材の先端部には、キャ
ップ19が取り付けられている。
前記キャップ19は頂壁20と胴部21とを有し、前記
頂壁20には波紋状の段部が形成され、ロッド10を後
退方向に押圧するばね弾性を有している。
そしてこの実施例ではキャップ19の前記頂壁20はロ
ッド10にカシメ結合され、胴部21はビスまたはボル
ト等の固着手段22で装着されている。
前述構成の寸法精度維持装置では、ロッド10はキャッ
プ19の頂壁20で押圧を受けながら、前記頂壁20の
弾性変形の範囲内で軸方向に前、後進移動でき、チップ
17をワークWの最終基準位置Oに調整できるもので、
前記ロッドがキャップ19の頂壁20により後退方向イ
に押圧され、第5図に示されるようにスリーブ9に形成
されためねじ13の前斜面にロッド10に形成されたお
ねじ14の後斜面が接触した状態でかみ合っているので
、ロッド10は送りねじ12のバッククラッシュ△lが
取り除かれた状態で設定される。
したがってといし3による研削が最終段階に入ってとい
し3がワークWの最終仕上り寸法の基準位置Oに達した
のち、さらに切り込み送りyされたとき、ロッド10が
といし3の押進力でチップ17を介して後退方向イに押
圧されても設定された位置から後退することがなく、送
りねじ12のバッククラッシュ△lの長さ、ロッド10
が後退することに起因する誤差が除去され、といし3は
前記基準位置Oに調整されかつ固定された正規の位置を
占めるチップ17で削り落される。
また前記キャップ19によりスリーブ9とロッド10両
部材の先端部間の隙間からの研削液およびといし3の粉
粒子等のチップホルダ8内への侵入が防止される。
なおキャップ19の頂壁20は図示の波紋状に形成され
たものに限らず、ロッド10を後退方向イに押圧しうる
ばね弾性を保有するものであればよい。
本考案は以上説明した構成9作用のもので、チップ17
を取り付けたロッド10がキャップ19の頂壁20によ
り後退方向イに押圧され、微動送り機構の送りねじ12
のバッククラッシュ△lが除去され、ロッド10がとい
し3の押進力で前記バックラッシュ△lの長さ、後退す
ることが全くないので、ワークWの最終仕上り寸法の基
準位置Oに設定された正規の位置を占めるチップ17で
といし3が削り落されるので、前記バックラッシュ△l
による研削誤差を完全に解消しうる著効を奏する。
さらに本考案は前記キャップ19によりスリーブ9とロ
ッド10両部材の先端部間の隙間からの異物の侵入が完
全に防がれるので、該異物による送りねじ12の摩耗、
さびつき等のトラブルを皆無ならしめうる効果をも有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは寸法精度維持装置におけるチップホルダ
の微動送り機構の送りねじのバックラッシュによる誤差
の説明図、第2図は本考案の一実施例の平面図、第3図
は第2図中lll−III線拡大断面図、第4図は第3
図中IV−IV線矢視図、第5図は本考案の作用説明図
である。 3・・・・・・といし、4・・・・・・寸法精度維持装
置全体、6・・・・・・取付台、7・・・・・・チップ
ホルダの取付孔、8・・・・・・チップホルダ、9・・
・・・・スリーブ、10・・・・・・ロッド、11・・
・・・・ロッドの回転操作用のつまみ、12・・・・・
・微動送り機構の送りねじ、13・・・・・・送りねじ
のめねじ、14・・・・・・同おねじ、15・・・・・
・回り止めキー、16・・・・・・キー溝、17・・・
・・・チップ、18・・・・・・ロック体、19・・・
・・・キャップ、20・・・・・・キャップの頂壁、2
1・・・・・・同胴部、22・・・・・・同固着手段、
O・・・・・・ワークの最終仕上り寸法の基準位置、W
・・・・・・ワーク、△l・・・・・・送りねじのバッ
クラッシュ、イ・・・・・・キャップの頂壁によるロッ
ドの後退方向。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 といし研削装置に設けられた取付台に、といしよりも硬
    質のチップをといしの研削面に向けかつワークの最終仕
    上り寸法の基準位置に設定するためのチップホルダを備
    え、 前記チップホルダは前記取付台に装着されたスノーブに
    形成されためねじと、先端部に前記チップが取り付けら
    れかつ前記スリーブに嵌挿されたロッドに形成されたお
    ねじとが螺合された送りねじを有する微動送り機構を備
    え、前記チップをといしの切り込み送り方向と反対方向
    への移動方向をロッドの前進方向としており、 前記スリーブとロッド両部材の先端部には少なくとも頂
    壁がロッドを後退方向に押進させうるばね弾性を有する
    キャップが取り付けられていることを特徴とするといし
    研削装置の寸法精度維持装置。
JP1978106881U 1978-08-03 1978-08-03 といし研削装置の寸法精度維持装置 Expired JPS588443Y2 (ja)

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JP1978106881U JPS588443Y2 (ja) 1978-08-03 1978-08-03 といし研削装置の寸法精度維持装置

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JP1978106881U JPS588443Y2 (ja) 1978-08-03 1978-08-03 といし研削装置の寸法精度維持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5526626U JPS5526626U (ja) 1980-02-21
JPS588443Y2 true JPS588443Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=29050465

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