JPS588274A

JPS588274A - 斜軸式軸ピストン機械

Info

Publication number: JPS588274A
Application number: JP57109120A
Authority: JP
Inventors: ライナ−・シユテ−ルツア−
Original assignee: Hydromatik GmbH
Current assignee: Hydromatik GmbH
Priority date: 1981-06-26
Filing date: 1982-06-24
Publication date: 1983-01-18
Also published as: US4466338A; DE3125264A1; DE3125264C2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、駆動軸に固定連結された駆動ディスクに咬合
されたピストン要素を有する斜軸式軸ピストン機械であ
って、駆動軸または駆動ディスクと、調節鏡体上に回転
自在に支持され、ピストン要素が往復移動する軸方向シ
リンダボアを有するシリンダドラムとの間のトルクの伝
達は、ピストン要素のピストンロッド部分によってのみ
行われ、ピストン要素は、駆動ディスクとシリンダドラ
ムとの少な（とも１つの所定回転位置において、シリン
ダドラムに連結された受動プレートに、シリンダボアの
直径より若干小さい幅を以て形成されたスロット状開口
の端縁に当接する処の斜軸式軸ピストン機械に関する。

最新の小形軽量構造の斜軸式軸ピストン機械におイテハ
、ピストンとピストンロッドとが単片型ピストン要素の
形とされているならば、一般的に、シリンダドラムは、
ピストンロッド、あるいはピストン要素の受動部分で直
接的に支持されている。

そのようにシリンダドラムを直接的に推進する公知のも
のにおいては、ピストンロッドあるいはピストン要素の
受動部分は、シリンダボアの内壁に直接的に当接し、そ
れにより、シリンダドラムに必要なトルクを伝達してい
る。この場合の問題点は、かかる当接が、シリンダボア
の密封面で行なわれていることである。従って、ピスト
ンロッドとシリンダボアとの接触による推進は所定回転
位置でのみ行われ、しかも推進はピストン運動の動的不
均一性に依るため、ピストンロッドまたはピストン要素
とシリンダボアとの間に衝撃が起こることとなる。この
ことは、機械を長期間使用する間にシリンダボア表面を
損傷することとなり、ひいてはシリンダボア中における
ピストンの密封に支障を来すことになる（西独公告第２
，２６２，０２６号律および第２．３５８．８７０号）
。

一方、最初に言及した処の、米国特許第１，１３７，２
８２号（西独特許第２４９，４７７号に対応）に開示さ
れたり・イブの斜軸式軸ピストン機械においては、シリ
ンダドラムは、シリンダに固定連結されたものではある
が、分離式受動プレートで支持されており、上述した如
き問題点は回避されている。かかる受動プレートは、シ
リンダドラムの駆動ディスク側に配置されており、且つ
、該受動プレートは、外方に開口したスロット状開口を
有する星形の形状とされ、該開口の穴の大きさはシリン
ダボアの直径よりも若干小さいものとされる一方で、テ
ーバ状ピストンロッドの直径よりは太きいものとされて
おり、従って、ピストンロッドは、所定の回転位置で開
口の内縁に当接し、シリンダドラムを推ストン要素、及
び、ピストン部とビス十ンロツドとから成るピストン要
素は分解されることはないものである。このことは、受
動プレートを装着する為には、該プレートの開口が、ピ
ストン要素またはピストンロッドを、半径方向から受は
入れ得るものでなければならないということを意味する
ものである。しかし乍ら、このような、半径方向から受
は入れることのできる開口は、受動プレートを厚くする
のでなければ該プレートを非常に弱いものとし、一方、
受動プレートの肉厚を厚くすると、重量が重（な９すぎ
、機械の運転時には、受動プレートがシリンダドラムと
共に回転しなければならないものであるため、好ましく
ない。今日では、ピストンとピストンロッドとの実用寿
命が長（なっているため、半径方向から受は入れ得る開
口を備えた受動プレートは、その強度に関する問題点を
呈するものとなっている。

本発明の目的は、最初に述べたタイプの受動プレートを
、軽量構造となすとともに、動的衝撃荷重を考慮に入れ
た長期間の実用寿命を達成すべく改良することである。

かかる目的を達成すべ（、出願人は最初に述べた種類の
斜軸式軸ピストン機械において、受動ププレートを、開
口の各々を閉塞する閉塞部材に固定連結して、周囲全体
を囲繞された孔を形成せしめることを発明し、従って受
動プレートは閉塞部材と共に堅固な受動ディスクを形成
することとなっている。その好適一実施例においては、
閉塞部材は、受動プレートと同一の平面内に延設される
とともに、該プレートと同じ厚みとされて、比較的に薄
いものとされ得る、堅固な受動ディスクを与えることと
なっている。とい５のも、閉塞部材が、受動プレートの
半径方向に開通した開口を閉塞することにより、該受動
プレートは強化されるからである。従って、かがる受動
ディスクは実質的に、公知のタイプの半径方向に開通し
た開口を備えた星形受動プレートよシも、適切にトルク
を伝達し得ることとなる。

又、本発明の好適一実施例においては、閉塞部材は受動
プレートと、半径方向において固定的に咬合されている
。

更に、本発明の好適実施例において、受動プレートを半
径方向外方に開通した開口をもっほぼ星形の形状とした
場合、閉塞部材は、受動プレートを取シ囲む外側リング
とされる。そのときの上記咬合は、外側リングから受動
プレート周囲の凹部内に、半径方向内方に延びる突起、
あるいは、外側リングから半径方向内方に延び、且つ受
動プレートのスロット状開口に、半径方向外部から嵌入
している突起のいずれで行ってもよい。従って、開口の
側面の相互支持が与えられることとなり、受動ディスク
によるトルク伝達にとって非常に好ましい設計が与えら
れることとなる。

の形状とした場合、閉塞部材は、内側リングの形状とさ
れる。そのときの上記咬合は、内側リングから半径方向
外方に延びるとともに受動プレートの開口内に半径方向
内部から嵌合している突起部により行われることとなる
。この場合においても、受動プレートは、高トルクの伝
達に適した軽量構造となるものである。

以下に、本発明の実施例につき、添付図面を参照しなが
ら詳述する。

第１図に示された軸ピストン機械は、ハウジング２内で
図示されないポールベアリングにょシ支持された駆動軸
１を有しておシ、該駆動軸は、それと一体の駆動ディス
ク３を備えている。又、ピストン要素４が、ポール部材
１・０により球継ぎ手として駆動ディスク３に咬合され
ている。但し、ピストン要素４ｔｊ、単片部材として図
示されているが、その代わりに、ピストンにピストンロ
ッドを結合したものとしてもよ（、その場合には、ピス
トンロッドがポール１０を支持することとなる。

又、ピストン要素４は、シリンダドラム６のシリンダボ
ア５内を移動し、且つ、シリンダドラム６は駆動軸１に
より駆動ディスク３およびピストン要素４を介して回転
されるように構成されている。

一方、ピストン要素４０行程距離は、シリンダドラムの
中心線７が駆動軸１０回転軸８に対して成す傾斜角度に
依存するものであシ、又、シリンダドラム６は、駆動デ
ィスク３に被着された中心ビン１１によりセンタリング
され、機械の負荷状態においては油圧の作用により、ま
た、機械の無負荷の状態においては中心ピン１１とシリ
ンダドラム６との間に配設された圧縮はね１２０力によ
り、調節鏡体１３上に支持せしめられ、且つ、該鏡体１
３は、機械のハウジング部材１５の円筒状案内軌道１４
上に支持されている。更に、駆動軸１の軸８に対するシ
リンダドラム６の中心線７の傾斜角度を変え、従って、
シリンダポア５内のピストン要素４の移動量を変えるた
めに、調整ロッド１７に固定連結された調整ピン１６に
より調節鏡体１３が調整され、又、該調整用ロッド１Ｔ
は、機械の・・ウジング部材１５を貫通する穴１８内に
摺動自在に挿通されており、長手方向に該ロッド１７を
移動させる調整機構によって調整されている。従って、
ピン１６は円筒状案内軌道面１４内で調節鏡体１３を変
位させ、シリンダドラム６を、軸１９のまわりに回動さ
せることとなっている。尚、調節鏡体１３には吸入通路
と吐出通路（一種の弁、第１図には示されていない）が
配設されてお９、これらの通路は、シリンダドラム６０
回転に従って、所定の時期に、シリンダボア５を、・・
ウジング部材１５の、夫々の吸入連通路と吐出連通路（
図示せず）とに、接続してい・る・・。

一方、シリンダドラム６の駆動ディスク３側には受動デ
ィスク２０が固定されており、該受動ディスク２０は、
ピストン要素４のテーパ状ピストンロッド部分を挿入さ
せるための開口２１を有している。又、ピストンロッド
部分は、駆動ディスク３とシリンダドラムとの回転位置
に従って開口２１の内縁に当接することになり、それに
より駆動ディスク３からのトルクをシリンダドラム６に
伝達するとともに該シリンダドラム６を支持することと
なっている。かかる開口２１は、シリンダボア５の直径
より小さい直径とされ、従って、ピストンロッド部分の
各々は、シリンダボア５ではなく、受動ディスク２０に
係合することζなっている。

次に、受動ディスク２０の実施形状を、第２図乃至第４
図に従って説明する。

まず、第２図の実施例においては、受動ディスク２０は
、半径方向外方に開通した開口２１を有する受動プレー
ト２２と、半径方向内方に延びて、上記開口２１に嵌合
する突出部２４を備えた内側リングの形状の閉−基部材
２３とから成っている。

次に、第３図の実施例においては、受動ディスク２０は
、半径方向外方に開通した開口２６を備えた星形内側部
材の形態をとる受動プレート２５と、外側リングである
閉塞部材２１とから成っている。該外側リングは、外部
から開口２６を囲繞し、一方、受動プレート２５の凹部
２９内に向かって半径方向内方に伸びる閉塞部材２７の
突起部２Ｂは、受動プレート２５と、閉塞部材２７との
間に、半径方向に固定された咬合を与えている。

更に、第４図の実施例においては、受動プレート２５の
形状が第３図の実施例と略々同様のものであるため、同
一の参照番号が付されている。該実施例においても、そ
の閉塞部材３０は、外側リングの形態をとっており、又
、半径方向外方に開通した開口２６内に、半径方向内方
に延びて嵌入する突部３１を備えており、これにより受
動プレート２５との交互咬合を与えている。

尚、その詳細は図示しないが、適宜な方法で、各種の受
動プレートと閉塞部材とが、シリンダドラム６に締結さ
れ得、かかる締結方法は、例えばねじ止めともされ得る
。このためのねじ穴は、番号３２で示されており、又、
受動プレートと閉塞部材とから成る受動ディスク２“０
は、場合によっては、閉塞部材２３、あるいは、受動プ
レート２６の中心穴３３を用いて軸ピストン機械の中心
ピン１１（第１図）でセンタリングじてもよい。

以上詳述した本発明の斜軸タイプの軸ピストン機械は、
シリンダドラムに受動プレートを備えた、ものであって
、駆動ディスクとシリンダドラムとの間におけるトルク
の伝達は、シリンダドラムのシリンダボア内を往復移動
するピストン要素を介し、シリンダドラムの直接的な推
進で行われる。

シリンダドラムの駆動ディスク側には、受動プレートが
設けられ、該受動プレートはスロット状の開口を備え、
該開口の端縁はピストン要素のピストンロッド部分に当
接してシリンダドラムを駆動するようになっている。従
って、受動プレートは、ピストン要素のピストンロッド
部分の通路となる開口を至るところで囲繞した受動ディ
スクとして形成されたことにより、該受動プレートを軽
量構造とするとともに、長期間の使用に耐え得るものと
することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜軸式軸ピストン機械の断面図。第２図は本発明に係る受動ディスクの第１実施例を示す
図。第３図は本発明に係る受動ディスクの第２実施例を示す
図。第４図は本発明に係る受動ディスクの第３実施例を示す
図。但し、第２図乃至第４図の斜線は、断面を示すものでは
なく、単に各部分をより明確に示すためのものである。尚、図面中、１は駆動軸、２はハウジング、３は駆動デ
ィスク、４はピストン要素、５はシリンダボア、６はシ
リンダドラム、７はシリンダドラム中心線、８は回転軸
、１０はボール部材、１１社中心ピン、１２は圧縮バネ
、１３は調節鏡体、１４は円筒状案内軌道、１５はノ・
ウジング部材、；１６は調整ビン、１７に調整ロッド、
１８は穴、１９は軸、２０は受動ディスク、２１は開口
、２２は受動プレート、２３は閉塞部材、２４は突出部
、２５は受動プレート、２６は開口、２Ｔは閉塞部材、
２８は突起部、２９は凹部、３０は閉塞プレート、３１
は突部、３２はねじ穴、３３は中心穴である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動軸に固定連結された駆動ディスクに咬合され
たピストン要素を有する斜軸式軸ピストン機械であって
、上記駆動軸または駆動ディスクと、調節鏡体上に回転
自在に支持され、上記ピストン要素が往復移動する軸方
向シリンダボアを有するシリンダドラムとの間のトルク
の伝達は、上記ピストン要素のピストンロッド部分によ
ってのみ行われ、該ピストン要素は、上記駆動ディスク
と上記シリンダドラムとの少な（とも１つの所定回転位
置において、上記シリンダドラムに連結された受動プレ
ートに、上記シリンダボアの直径、より若干小さい幅を
以て形成されたスロット状開口の端縁に当接する処の斜
軸式軸ピストン機械において、上記受動プレー）　（２
２，２５）は、至るところを囲繞された穴を形成すべく
上記開口（２１，２６）の各々を相補する閉塞部材（２
３，２７，３０）に固定接続可能とされ、上記受動プレ
ートは上記閉塞部材とともに堅固な受動ディスク（２０
）を構成することを特徴とする斜軸式軸ピストン機械。
（２）前記閉塞部材（２３，２７，３０）は、前記受動
プレー）　（２２，２５）と同一の平面内に延びるとと
もに、該プレートと同じ厚さであることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載の軸ピストン機械。
（３）前記閉塞部材（２３，２７，３０）は、前記受動
プレー）　（２２，２５）に交互咬合固定されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の軸ピスト
ン機械。
（４）前記受動プレー）　（２５）は、半径方向外方に
開通する開口（２６）を備えた略星形の形状をとシ、前
記閉塞部材（２７，３０）は、上記受動プレートを囲繞
する外側リングの形状をとることを特徴とする特許請求
の範囲第３項に記載の軸ピストン機械。
（５）前記咬合は、前記受動グレー）　（２５）の外周
上の凹部（２９）内に向って、前記外側リング（２Ｔ）
から半径方向内方に延びる突起（２８）により与えられ
ることを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の軸ピ
ストン機械。
（６）前記咬合は、前記外側リング（３０）から半径方
向内方に延び、且つ前記受動プレー）（２５）のスロッ
ト状開口（２６）内に半径方向外方から嵌合する突部（
３１）により与えられることを特徴とする特許請求の範
囲第４項に記載の軸ピストン機械。
（７）　　前記受動プレー）　（２２）は、半径方向内
方に開通する開口（２１）を備えた環状部材の形状をと
９、前記閉塞部材（２３）は、内側リングの形状をとる
ことを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の軸ピス
トン機械。
（８）前記咬合は、前記内側リング（２３）から半径方
向外方に延び、且つ、前記受動プレーＨ２２）のスロッ
ト状開口（２１）内に半径方向内方から嵌合する突出部
（２４）により与えられることを特徴とする特許請求の
範囲第７項に記載の軸ピストン機械。