JPS588229Y2 - 脱水すすぎ制御装置 - Google Patents

脱水すすぎ制御装置

Info

Publication number
JPS588229Y2
JPS588229Y2 JP1977139533U JP13953377U JPS588229Y2 JP S588229 Y2 JPS588229 Y2 JP S588229Y2 JP 1977139533 U JP1977139533 U JP 1977139533U JP 13953377 U JP13953377 U JP 13953377U JP S588229 Y2 JPS588229 Y2 JP S588229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dehydration
time switch
induction motor
switch
rinsing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977139533U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5468480U (ja
Inventor
忠雄 千先
秀吉 川端
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1977139533U priority Critical patent/JPS588229Y2/ja
Publication of JPS5468480U publication Critical patent/JPS5468480U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS588229Y2 publication Critical patent/JPS588229Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は全自動洗濯機、脱水槽と洗濯槽とに分かれた2
槽式洗濯機等に組み込まれる脱水すすぎ制御装置に関し
、詳しくは、脱水槽回動用の誘導モータの制動効果を高
めるために、誘導モータの主コイルと補助コイルの直列
回路にダイオードによって半波整流された電流を通電す
る構造に係る。
昨今、脱水槽内に給水し、その後、すすぎを行いながら
脱水する脱水すすぎ装置がみられるようになった。
この脱水、すすぎは、単に一度行っただけでは、十分に
洗剤等が落ちないこともあって、同様な動作を2〜3回
行う場合が大半である。
そこで、一度目の脱水、すすぎ工程を完了した時点で、
再度脱水槽内に給水操作を行う必要があるが、従来、一
般的には、脱水が終了して5分間程度は脱水槽の回動動
作が継続していた。
一方、脱水、すすぎのくり返しを短時間でおえようとす
れば、脱水終了時にすぐに給水動作に入るのが好ましい
しかしながら、上記した通り、脱水槽の回動時間が長い
ものであり、この回動時に給水を行うと、所定量、即ち
、すすぎを行うに十分な水量を確保しない時点で、脱水
されてしまい、すすぎが不十分となるものであった。
従って、従来においては、脱水終了後から次の給水動作
に入るまでの時間を長くとらざるを得す、実用面で不都
合なものであった。
そこで、従来においては、脱水槽駆動用のモータを、制
御極付2方向性の導通素子を用いて制御する構成とし、
併せて整流用のダイオード、コンデンサ等の回路を、前
記導通素子の制御極側に接続し、前記導通素子を一方方
向のみ導通させて、前記モータに脈流電流を流し、制動
をかけることが提案された。
しかしながら、前記した構成9作用によれば、電流容量
の大きい導通素子が必要であるとともにこの導通素子の
制御極側を制御するための回路が必要であって、構成が
複雑化するとともに高価格化がさけられない。
そして、前記したモータの制動構造と脱水すすぎを行う
ための構造との具体的な結びつきについては、従来何ら
提案されていない。
本考案は上記従来の問題を解決するもので、脱水すすぎ
運転過程における脱水槽回動用の誘導モータの制動を、
安価でしかも簡単な構成によって瞬時に行わせるもので
あり、以下、その実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1は交流電源、2は交流電源1に直列
に接続した安全スイッチで、脱水槽(図示せず)上方に
配した開閉可能な蓋(図示せず)を閉じればオンし、開
けばオフする。
3はタイムスイッチT 1. T 2 、 T 3 、
T 4を作動するタイマモータで、通電により上記タ
イムスイッチTt、 T2. T3. T4を開閉制御
する。
タイマモータ3はタイムスイッチT工と直列接続されて
おり、さらに、この直列回路には、タイムスイッチT2
、電磁弁よりなる給水弁4、液面制御スイッチ5の直列
回路、および電磁弁よりなる排水弁6、タイムスイッチ
T3の直列回路がそれぞれ並列接続しである。
そして、この並列回路は、上記スイッチ2を介して交流
電源1に直列接続されている。
液面制御スイッチ5は、可動接点5aと、この可動接点
5aが接離するように給水弁4側に設けた固定接点5b
と、タイマモータ3とタイムスイッチTlとの接続点に
設けた固定接点5Cとを備える。
そして、上記液面制御スイッチ5は、脱水槽内に所定量
の水が存在しない場合には、可動接点5aを固定接点5
bに接触した状態にあり、所定量の給水が威された場合
には、可動接点5aは固定接点5Cに接触する。
7は上記した並列回路にタイムスイッチT4を介し並列
接続した脱水槽回動用の誘導モータで、主コイル7aと
補助コイル7bを備える。
上記タイムスイッチT4は交流電源1の一端側に接続し
た可動接点8aと、上記主コイル7aと補助コイル7b
の共通端子に接続した第1の固定接点8bと、上記両コ
イル7a、7bの他端側聞を接続した進相コンテ゛ンサ
9の補助コイル7b側他端部にダイオード10を介して
接続した第2の固定接点8Cとを備える。
上記主コイル7aの他端側は電源1の他端側に接続して
いる。
またダイオード10は、第2の固定接点8Cからコンテ
゛ンサ9側に向って順方向に接続しである。
上記構成において、第2図を参照して動作を説明する。
脱水槽内に洗濯を終えた衣類等を投入しておき、脱水蓋
を閉じると、スイッチ2が閉じる。
その後、タイムスイッチの操作部を回動しセットする。
液面制御スイッチ5は可動接点5aを可動接点5bに接
触させた状態にあるとともに、タイムスイッチT2は第
2図の給水の欄から明らかなようにオン状態にあり、給
水弁4に通電されてこれが開き、脱水槽内に所定量の水
が流入する。
所定量の給水が威されると、液面制御スイッチ5はその
可動接点5aを固定接点5Cに接触させ、併せて、第2
図脱水の欄から明らかな通りタイムスイッチT1.T3
がオンし、かつT4がその可動接点8aを、第1の固定
接点8bに接触させる。
なお、タイムスイッチT2はオフする。
従って、タイマモータ3が通電され、脱水工程に入る。
排水弁6が開くと同時に誘導モータ7が回動し、脱水槽
が回動する。
この回動によって放出した水は、排水弁6を通って排出
される。
これによって、すすぎを行いながら、脱水へと移行でき
る。
なお、脱水工程にはいると、液面が低下するので、液面
制御スイッチ5の可動接点5aは接点5Cから接点5b
に切換わる。
脱水工程に要する時間が経過すると、タイマモータ3に
よって、タイムスイッチT4の可動接点8aが第1の固
定接点8bから第2の固定接点8Cへと切換わる。
タイムスイッチT1はオンしている。
この状態は第2図の制動の欄にて示した通りであった。
上記制動の工程に入ると、可動接点8a−固定接点8C
−ダイオード10−補助コイルb−主コイル7aを通っ
て電流が流れるが、補助コイル7b、主コイル7aには
ダイオード10によって、半波整流された電流が流れる
そのため、誘導モータ7には急激な制動力が加わる。
この制動によって、モータ7の回転数がある程度小さく
なったときに、タイムスイッチT2が閉じるようにして
おけば、給水弁4から給水され、脱水槽の完全停止時に
はある水量を確保できる。
従って、短時間にて給水操作が完了し、次の脱水、制動
の工程へと移行できる。
以上の工程のくり返しを行い、最終的にタイムスイッチ
T1.T2.T3.T4は全てオフの状態となる。
なお、上記した脱水工程の終了後とは、必らずしも脱水
槽が回転を停止した場合を言うものではなく、多少回転
している場合も含む。
なお、給水弁に接続したタイムスイッチT2は本考案で
言うところの第1のタイムスイッチに対応し、誘導モー
タに接続したタイムスイッチT4は本考案で言うところ
の第2のタイムスイッチに対応する。
ここで、主コイル7aと補助コイル7bとの直列回路に
、半波整流した電流を通電することについて説明する。
誘導モータのコイルは直流抵抗と交流抵抗を有し、交流
印加時、すなわち、回転時には、前記両抵抗がインピー
ダンスとして電流制限している。
しかし、直流印加時、すなわち、制動時においては、直
流抵抗のみが電流を制限するため、コイルには大電流が
流れる。
このため、半波整流された電流を通電した場合も、回転
時よりも大電流が流れることとなり、誘導モータの温度
上昇は大きく、また、ダイオードとしても大容量のもの
が必要となる。
そして、前記した制動作用を、脱水すすぎサイクルの過
程で何度かくり返せば、誘導モータの温度上昇はモータ
寿命に悪影響を及ぼすことが明らかである。
しかるに、本実施例のように、制動時に、脱水運転時と
は異なる、主コイル7aと補助コイル7aの直列回路を
構成することにより、直流抵抗が増大して、半波整流さ
れた電流の通電時には、脱水運転時と同程度もしくはこ
れよりも少ない電流が流れ、脱水運転およびこれの制動
をくり返す脱水すすぎ動作での誘導モータの温度上昇を
抑制でき、小容量のダイオード9の使用が可能となる。
以上のように本考案によれば、特に脱水槽回動用の誘導
モータによる脱水動作終了後、第2のタイムスイッチの
切換えによって構成される前記モータの主コイルと補助
コイルの直列回路に、ダイオードにより半波整流した電
流を通電することにより、脱水槽の回転制動を速やかに
行わせ、第1のタイムスイッチの制御に基づく次の給水
動作への移行を迅速に行うことができ、脱水、すすぎの
工程に要する時間を大巾に短縮できる。
また、主コイルと補助コイルは直列回路であり、脱水運
転時とは異なる直流抵抗の大きな回路構成となって、流
れる電流は少ないため、ダイオードは小型で良いし、ま
た、従来のモータの制動構造にみられるような導通素子
の制御極の制御回路等といったものは勿論不要であって
、プログラム時間の短縮化に好都合な脱水すすぎ工程を
、きわめて簡略化された回路構成によって、低価格で実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における脱水すすぎ制御装置の
電気回路図、第2図はそのタイムスイッチの動作を説明
する図である。 1・・・・・・交流電源、T2.T4・・・・・・(第
1.第2の)タイムスイッチ、4・・・・・・給水弁、
7・・・・・・誘導モータ、9・・・・・・ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源と、この交流電源に第1のタイムスイッチを介
    して接続した給水弁と、前記電源に第2のタイムスイッ
    チを介して接続した脱水槽回動用の誘導モータとを備え
    、脱水動作終了後、前記第2のタイムスイッチの切換え
    によって構成される前記誘導モータの主コイルと補助コ
    イルの直列回路に、ダイオードにより半波整流した電流
    を通電するように構成した脱水すすぎ制御装置。
JP1977139533U 1977-10-17 1977-10-17 脱水すすぎ制御装置 Expired JPS588229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977139533U JPS588229Y2 (ja) 1977-10-17 1977-10-17 脱水すすぎ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977139533U JPS588229Y2 (ja) 1977-10-17 1977-10-17 脱水すすぎ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5468480U JPS5468480U (ja) 1979-05-15
JPS588229Y2 true JPS588229Y2 (ja) 1983-02-14

Family

ID=29113681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977139533U Expired JPS588229Y2 (ja) 1977-10-17 1977-10-17 脱水すすぎ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS588229Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5881091A (ja) * 1981-11-10 1983-05-16 松下電器産業株式会社 脱水すすぎ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527974B2 (ja) * 1972-12-01 1977-03-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534072Y2 (ja) * 1975-07-04 1980-08-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS527974B2 (ja) * 1972-12-01 1977-03-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5468480U (ja) 1979-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS588229Y2 (ja) 脱水すすぎ制御装置
JPS60156491A (ja) 洗濯機の制御装置
JPS6035511Y2 (ja) 脱水すすぎ装置
JP3131531B2 (ja) 洗濯機
JPS60131084A (ja) 電動機の制御装置
JPH0141426Y2 (ja)
JPS63127794A (ja) 全自動洗濯機の制御装置
JPS5933353Y2 (ja) 自動洗濯機の制御装置
JP4032509B2 (ja) 洗濯機の制御装置
JPS5921639B2 (ja) 洗濯機の制御方法
JPS5899997A (ja) 自動洗濯機の脱水制御装置
JPH0226473Y2 (ja)
JPS60256493A (ja) 自動給水装置付洗濯機
JPS5830558Y2 (ja) 乾燥機の制御回路
JP2750126B2 (ja) 脱水洗濯機
JPS589567Y2 (ja) 自動洗濯機の制御装置
JPS6131756Y2 (ja)
JPS5881091A (ja) 脱水すすぎ装置
KR20020001680A (ko) 드럼 세탁기의 모터구동 제어장치 및 방법
KR19990019844U (ko) 드럼 세탁기의 모터구동 제어장치
JP3823707B2 (ja) 電気洗濯機
JPH0822352B2 (ja) 洗濯機
JPH044718Y2 (ja)
JPH0728994B2 (ja) 脱水機
JPH01317483A (ja) 脱水洗濯機