JPS5881987A - アルミニウム電解浴用陽極棒を清掃するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電解によるアルミニウム溶解塔において陽極
ブロックの担持体として使用される陽極棒を清掃するた
めの装置に関する。

アルミニウム製造の際使用される炭素陽極は公知のよう
に陽極棒に設けられ、この陽極棒はその下端部に陽極棒
ブロックを保持するための金属ニップルを備えている。

炭素陽極は作業中消費されるので、残余の陽極を一定の
時間間隔で陽極棒もしくはその金属ニップルから外さな
ければならない。更に経済上の理由からアルミニウムか
ら成る陽極棒は再び処理される。この場合、陽極棒の汚
れた接触面は研磨或いはプラシンがけされる。これは研
磨板、金属プラシン等で行われる。

本発明の課題紘特に、処理装置内において陽極棒の電気
的な接触面を機械的な方法で確実に清掃できかつ研磨す
ることのできる装置を造ることである。

との鋒題は本発明によυ、反対側から陽極棒に対して押
付は可能な二つの清掃工具を備えた装置によって解決さ
れる。この清掃工具としては回転する研磨板或いは特に
回転する金属プラシン等が使用される。

本発明による装置によシ、アルミニウムー直方形形材か
ら成る陽極棒が相対する側面で同時に清掃され、これに
より新しい陽極ブロックを附与され再処理された陽極棒
を次に組込む際接触面を交換する必要がない。更に、再
処理された陽極棒を場合によっては両面に電流線を接続
しても使用することが可能である。

本発明の優れた実施形にあっては、両清掃工具は工具押
付は装置、特に操作シリンダ等を介して互いに結合され
ている。この構成にょ夛、両清掃工具が処理工程の間等
しい押圧力で相対して設けられた陽極棒表面に保持され
、この場合同時に回転する清掃工具の摩耗によって条件
ずけられる直径縮少が自動的に均衡されることが可能と
なる。この点に関しての特別有利な配設は、本発明の他
の構成にあって清掃工具をリンク機構内で陽極棒軸線に
対して横方向に指向しているリンク軸でもって工具担持
体に振子運動するように懸架することによって適せられ
る。

これによって、回転する清掃工具の処理すべ龜陽極棒表
面に対する良好な適合が清掃工具における一様な圧接力
下に達せられる。

清掃工具の共通の工具担持体が陽極棒軸線に対して横方
向で運動可能な横スライダから成るのが有利である。こ
の横スライダにより、両清掃工具は摩耗した工具の容易
な交換も可能な休止位置から、清掃工具が相対している
陽極棒表面に当接する処理位置に移動することが可能と
なる。この場合清掃工具はリンク機構内で共通の横スラ
イダに支承されている振子アーム勢に設けられるのが有
利である。清掃工具を陽極棒に沿って案内するため、本
発明による装置は両清掃工真のために共通の持上げスラ
イダを備えておシ、この持上げスライダは固定された枠
内で陽極棒の軸線の方向に昇降運動可能である。

この持上げスライダは特に二つの垂直なスタンド等に沿
って案内され、これらのスタンドの間には横スライダの
ための横案内部材が設けられている。

本発明による清掃装置は陽極処理設備の多数の処理ステ
ーションの一つを形ち造っているのが有利である。陽極
棒を色々なステーションを通して移送するには送シ装置
、例えばチェーンコンベヤ等が使用され、との送シ装置
は陽極棒を懸吊した状態で送る。この場合、本発明によ
る清掃装置は、浄化されるべき陽極棒が懸吊位置に、即
ち送シ装置に吊下った状態で処理されるように構成され
る。陽極棒！清掃装置内で整向するため、陽極棒の陽極
ニップルに対して貴方で当接する位置決め装置等が設け
られる。

両清掃装置の各々に吸込みフードを設けるのが有利であ
る。更に、振子状に懸吊された清掃工具の靜しゆくな運
動を保証するため振動緩衝部材を設けるのが有利である
。この振動緩衝部材としては振子アームに取付いていて
かつ交叉している緩衝シリンダが使用される。

以下に添付図面に図示した実施例につき本発明を詳説す
る。

図示した清掃装置は、持上げスライダ１４のための―直
案内部１５を備えている突出している垂直な二つのスタ
ンド１２を有する、床或いは基礎１０上に起立している
機枠１１を備えている。持上げスライダ１４は二つの滑
動部分１５と１６とから成シ、これらの滑動部分はそれ
ぞれスタンド１２に沿って案内され、横担持体１７と１
８を介して結合されている。両スタンド１２間で、機枠
１１の下方の領域内で横担持体１９に持上げ装置２０が
リンク機構２１内に支承されている。この持上げ装置の
テレスコープ様式で繰出し可能な部分はリンク機構２１
内で下方の横担持体１８に接続されている。持上げ装置
２０は例えば液圧或いは空圧の往復動ピストン機構成い
はモータ２５によシ駆動されるスピンドル等から構成さ
れている。し九がって持上げ装置２０によシ持上げスラ
イダ１４が機枠１１内で昇降可能であシ、この場合持上
げスライダ１４は両スタンド１２に沿って案内される。

持上げスライダ１４はその上方の横担持体１７に横スラ
イダ２５のための壬つの平行な案内レールから成る横案
内部材２４を備えておシ、シたがって横スライダは両ス
タンド１２０間で水平方向で横に移動可能である。横ス
ライダ２５の横方向の運動は横担持体１７と横スライダ
２５との間に関節的に挿入された操作シリンダ２６で行
われる。

横スライダ２５の下側にはリンク部２７内で二つの振子
アーム２８が接続されている。これらの二つの振子アー
ム２８はその下端部に研磨板或いは特に金属ブラシから
成るそれぞれ一つの清掃工具２９を担持している。駆動
される清掃工具２９はリンク部２７のリンク軸に対して
平行に走る水平の軸を中心にして回転する。更に、振子
アーム２８の各々には清掃工程の除虫じる汚物を吸引す
るための清掃工具２９を部分的に囲繞している吸込みフ
ード５０が設けられている。両振子アーム２８は清掃工
具２９０回転軸の下方で工具−押付は装置３１を介して
結合されている。この工具−押付は装置は操作シリンダ
５２から成シ、この操作シリンダはリンク部３３内で一
方の振子アーム２８に接続されておシ、そのピストン四
ツド３４はリンク部５５を介して他方の振子アーム２Ｂ
と結合されているＯ 両振子アーム２８と共通の横スライダ２５との間には交
叉している緩衝シリンダ２６が関節的に挿着されておシ
、この緩衝シリンダは清掃工程の除虫じる振動を緩衝す
る。

第１図および第２図には処理位置に存在している陽極棒
３７を示した。この陽極棒は通常のようにアルミニウム
から造られておシ、長方形の輪郭を備えている。陽極棒
５７の下端部には６つの金属ニップル３８が設けられて
おシ、これらの金属ニップルには陽極棒の再処理後陽極
プ四ツクが固定される。陽極棒５７は懸吊位置に存在し
ている。この陽極棒は一図面には詳しく説明しなかった
か−その上方端部に、例えば送シ装置に懸吊状態で接続
されて、この送り装置によプ清掃装置に送られ、再処理
後清掃装置から運び出される。処理位置にあって陽極棒
を整向するため、両スタンド１２の下方領域内に位置決
め装置３９が設けられている。この位置決め装置は位置
決めレバー４ｏから成シ、これらの位置決めレバーは調
節ねじ４１或いは他の押付は手段により側面から外側の
ニップル３８方向に対して押付けられ、このようにして
陽極棒５７は処理位置で整向され、下端部において側方
向で支持されている。

陽極棒３７が清揚装、置内に装入され、この清掃装置内
で整向された後、横スライダ２５はこれに懸吊されてい
て押付はシリンダ３２により揺動されて戻された清掃工
具２９と共に横案内部材２４に沿って処理位置に移動さ
れる。引続いてシリンダ５２が人込み方向に負荷され、
これＫより工具２９は相対している両側から陽極棒３７
方向に揺動される。圧力負荷下に存在するシリンダ３２
は所定の押圧力で回転している清掃工具２９を清掃され
るべき陽極棒３７の面に対して押付ける。清掃工程の間
、持上げスライダ１４は上昇方向へ或いはまた下降方向
へと連続的なストローク速度で移動し、これによシ陽極
棒５７はその相対する両側面において全長にわたって回
転する清掃工具２９によシ研磨もしく拡ブラツシがけさ
れて、平滑にされる。所定の圧力負荷下に存在する操作
シリンダ５２は回転する清掃工具２９をそれらの摩耗に
よって条件ずけられる直径に依存することなく一定の力
で清掃されるべき陽極棒表面に対して押付ける。清掃工
程が終ると直ちに、清掃工具２９は操作シリンダ３２が
繰出し方向に圧力負荷されることによシ陽極棒３７から
戻され、其後横スライダ２１は清掃工具と共にスライド
シリンダ２６により休止位置に戻される。次いで清掃さ
れ九陽極棒５７は上記の送シ装置にょシ清浄装置から導
出される。

もちろん、両方の回転する清掃工具２９のための押付は
シリンダ５１が多数の操作シリンダ５２或いは他の押付
は装置、例えばスピンドルを備えていてもよい。また上
記した装置は回転する清掃工具のために、摩耗によシ直
径が減少した場合でも工具２９０周速度が一定に保たれ
るように構成されている回転数制御部材を備えているこ
とも可能である。両吸込みフード３ｏはそれぞれ吸込み
ホース等に接続されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による清掃装置の正面図、第２図は第１
図による清掃装置の側面図、図中符号上 ２９・・・清掃工・具

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｔ　電解によるアルミ’＝ウム溶解浴において陽極ブロ
   ックの担持体としての使用される陽極棒を清掃するため
   の装置において、この装置が反対側から陽極棒（５７）
   方向に押付は可能な二つの清掃工具（２９）を備えてい
   ることを特徴とする、上記装置。 ２、　清掃工具（２９）或いはその工具担持体が工具−
   押付は装置（３１Ｌ特に少くとも一つの操作シリンダ（
   ３２）を介して結合し合っている、前記特許請求の範囲
   第１項に記載の装置。 ５、　清掃装置（２９）が回転する研磨板或いは特に回
   転する金属プラシンから成る、前記特許請求の範囲第１
   項或いは第２項に記載の装置。 ４、清掃工具（２９）がリンク部（２７）内で陽極棒軸
   線に対して横方向に指向しているリンク軸によって振子
   運動可能に工具担持体に懸吊されている、特許請求の範
   ８１１１１項から第５項までのうちのいずれか一つに記
   載の装置。 翫　清掃工具（２９）の共通の工具担持体が陽極棒軸線
   に対して横方向で運動可能な横スライダ（２のから成る
   、特許請求の範囲第１項から第４項までのうちのいずれ
   か一つに記載の装置・６　清掃工具（２９）がリンク部
   （２υ内で横スライダ（２のに支承されている振子アー
   ム（２８）等に設けられている、前記特許請求の範囲第
   １項に記載の装置。 ２　両清掃工具（２９）の各々に吸込みフード（ＳＯ）
   が設けられている、特許請求の範囲ｌｓ１項から第６項
   までのうちのいずれか一つに記載の装置。 ８、回転する清掃工具（２９）に振動緩衝部材（５６）
   が設けられている、特許請求の範凹第１項から第７項ま
   でのうちのいずれか一つに記載の装置。 ９　振動緩衝部材（３６）が交叉していてかつ振子アー
   ム（２８）に取付けられている緩衝シリンダから成る、
   前記特許請求の範囲第８項に記載の装置。 １α　清掃工具（２９）が機枠（１１）内で陽極棒軸線
   の方向で上昇運動可能な共通の持上げスライダ（１４）
   に設けられている、特許請求の範囲第１項から第９項ま
   でのうちのいずれか一つに記載の装置。 １ｔ　　持上げスライダ（１４）が垂直な二つのスタン
   ド（１２）に沿って案内されておシ、かつ両スタンド間
   で横スライダ（２つのための横案内部材（２４）を有し
   ている、前記特許請求の範囲第１０項に記載の装置。 １２、機枠θ１）に陽極棒（３υのための位置決め装置
   （３９）が設けられている、特許請求の範囲第１項から
   第１１項までのうちのいずれか一つに記載の装置。 １Ｓ、　　陽極棒（３わが処理位置゛において懸吊状態
   で設けられており、側方で陽極ニップル（５８）に当接
   する位置決め装置０９）で保持されている、前記特許請
   求の範囲第１２項に記載の装置。 １４、　　回転する清掃工具（２９）の周速度をこの種
   々変る直径に依存することなく二定に保持する制御部材
   が設けられている、特許請求の範囲第１項から第１５項
   までのうちのいずれか一つに記載の装置。