JPS5881841A - 車輛用ワイパ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輌用ワイパ装置に係り、特にワイパ格納装
置に関する。

従来の車輌用ワイパ装置においては、ワイ′パを自動的
に格納する装置付のものや、あるいはワイパ自動停止装
置付のものが牛る。しかし両者共、ワイパ停止時に、揺
動するワイパアームの先端に結合しているワイパブレー
ドのブレードラバーは、ガラス面を摺動して戻ってきた
そのままの状態、即ちブレードラバーがガラス面に密着
して変形したままの状態で停止するのが常であった。こ
のような状態で長時間停止したワイパブレードは、直射
日光によるオゾン劣化が生じたり、各種有害ガス及び温
度や湿度の差に長期間的されるため、ブレードラバー内
の分子結合が破壊されて、ラバーが永久変形を起こして
しまう欠点があった。一旦永久変形を起こしたブレード
ラバーは、次の降雨／ 時に作動させてもブレードラバーが反転することなく、
黒板とチョーク間の飛びはね現象、即ちステックスリッ
プ現象が発生する。この現象が発生すると、ガラス面に
縞模様を生じると共に、異音が発生する。

本発明の侶的は、上記の欠点を解消し、ワイパ格納時に
、ブレードラバーが永久変形を起こすことを軽減した車
輌用ワイパ装置を提供することにある。

本発明は、ワイパの格納時に、ワイパアームの駆動力を
利用して、ワイパプレードを持ち上げることにより、ブ
レードラバーとガラス面との接触を緩和したも□のであ
る。

以下本発明の車輛用ワイパ装置の一実施例を図面によっ
て説明する。

第１図は本実施例の車輌用ワイパ装置の正面図である。

ワイパモータ１の回転は連結されているギヤケース２に
内蔵されたウオームホイール減速装置（図示されず）を
介して回転軸３に伝達される。この回転軸３にはクラン
クアーム４が固定されている。このクランクアーム４の
回転運動はジヨイントピン５を介して第１コンロツド６
に伝達される。この伝達された運動は、第１コンロツド
６の曲端に、ジヨイントピン７により連結されている第
１揺動アーム８へ伝達される。この第１揺動アーム８は
フロントガラス９の前方下部の車体に取付けたピボット
ブロックＩＯＡに設けられた揺動軸１１Ａに結合され、
クランクアーム４の回転運動は揺動アーム８の揺動運動
に変換される。

この第１揺動アーム８は、両端にジヨイントピン１２，
１３を有する第２コンロツド１４を介して第２揺動アー
ム１５に連結されている。この第２揺動アーム１５は、
フロントガラス９の前方下部の車体に取付けたピボット
ブロックＩＯＢに設けた揺動軸１１Ｂに結合されている
ため、第１揺動アーム８の揺動に同期して揺動する。前
記揺動軸１１Ａ、１１Ｂには、フロントガラス９を払拭
するワイパブレード１６を支持し、且つ押圧を与えるワ
イパアーム１７が結合されている。なお、このワイパア
ーム１７は、ヒンジ１８とシャンク１９とを引張りばね
２０で結合することにより、先端部に取付けたワイパブ
レード１６に押圧力を与えている。また符号２５はワイ
パブレード１６を格納するレバーを示しているが、第２
図にて説明する。

このようなワイパ装置では、ワイパＩ吏用時、ワイパプ
レード１６はＡＩ　　（Ａ２　　＞〜Ｂｌ’、（Ｂ２　
　）闇を払拭し、ワイパ格納時にはＣＩ（Ｃ２）位置に
ワイパプレード１６が格納される。格納時は、ワイパモ
ータ１を逆転して、ジヨイントピン５を偏心させること
−より□、クランクアーム４のピッチを伸ばしてＣＩ　
　（Ｃ２）位置にワイパブレード１６を格納する。

第２図は第１図に示したワイパ装置のワイパ格納装置部
を示す側面図である。ワイパアーム１７に結合されてい
るワイパブレード１６には先端部がフロントガラス９面
に接触するゴム等の弾性体から成るブレードラバー２１
が取付けである。また、フロントガラス９の下端部の車
体２２には、突起２３が固定されており、この突起２３
にピン２４を介して略くの字状のレバー２５が回動自在
に支持されている。このレバー２５にはワイパアーム１
７を受ける受台２６が形成されており、この受台２６の
先端は傾斜２７が設けられていて、ワイパアーム１７が
レバー２５に乗り易い構造となっている。また、受台２
６の先端と車体２２との間には引張りばね２８が設けら
れ、ワイパプレード１６が払拭時に、常にレバー２５が
第２図に示した位置にあるようにしている。更に、レバ
ー２５が回動した場合偏心量ｅとｆとが生じるよに、レ
バー２５は突起２３に回転中心を偏心して連結されてい
る。

第３図は、第２図と同一のワイパ装置のワイパ格納部を
示す側面図であるが、ワイパプレード１６を格納した状
態を示している。格納時に、ワイパアーム１７がレバー
２５の受台２６に当接して、このレバー２５を回動させ
て、図の如くレバー２５にワイパアーム１７を保持させ
て、ワイパプレード１６が格納されるが、レバー２５に
は、前述した偏心量ｅとｆがあるため、ワイパブレード
１６は図中りだけフロントガラス９面より浮き上がって
保持される。このため、ブレードラバー２１は自由長状
態で格納されることになる。

本実施例によれば、＠納時のワイパアーム１７の運動に
よって、回転中心か偏心しているレバー２５を回動させ
、この回動と同時にワイパアーム１７をフロントガラス
９面から離反する方向に持ち上がらせて、ワイパアーム
１７に結合されているワイパブレード１６をフロントガ
ラス９面から持ち上げて保持することにより、ブレード
ラバー２１を自由長状態で格納し得る効果がある。この
ため、格納時のブレードラバー２１の永久変形を緩和す
る効果がある。

以上記述した如く本発明の１車輛用ワイパ装置によれば
、ワイパ格納時に、プレードラバーが永久変形を起こす
ことを軽減することができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の車輛用ワイパ装置の一実施例を示す正
面図、第２図及び第３図は第１図に示した車輛用ワイパ
装置のワイパの格納装置部を示した側面図である。 １・・・ワイパモータ、９・・・フロントガラス、１６
・・・ワイパプレード、１７・・・ワイパアーム、２１
・・・プレードラバー、２２・・・車体、２３・・・突
起、２４・・・ビン、２５・・・レバー、２６・・・受
台、２８・・・引張り手続補正書（目宛） 昭４１１　ｂ　７ｑ、４月　１０ 特許庁長官、烏出春樹殿 事件の表示 昭和５６年特許軸第　１７９８０２号 発明の　名称□　卓輛用ワイパー装置 補正をする者 事件との関係　特Ｈ’ｆ　出ＨＡ　人 １１　　　当　　茨城県＋１（ｊｌｌ＋市人字高場２５
２０番地と・　　称：１１　　自動車公害安全機器技術
研究組合１（／、と岡部萌　生 代　　　理　　　人 ＋に　　　所　　　東京都ｆ−代１川に丸の内　１１５
番１号補正　の　内容　別紙の通り。 ＃ｉ＋１１ｆｌ　　　　書 発明の名称　車輛用ワイパー装置 特許請求の範囲 １、モータによって揺動されるワイパーアームに結合す
れたワイパー７レードヲ有し、このワイパーグレードに
取付けられているプレードラバー會車輛のフロントガラ
ス面に摺動接触させて、フロントガラスの汚れを払拭す
る車輌用ワイパニ装置において、フロントガラス面下部
の車体に固定された突起と、この突起に回転中心が偏心
して取付けられた略くの字状のレバーと、このレバーの
先端と車体とを結合するばねとを設け、ワイパーアーム
がレバーにｉ接してこのレバーをフロントガラス面から
レバー全体が違ざがるように回動させて、ワイパーアー
ムをフロントガラス面から遠ざけるように保持すると共
に、ワイパー７°レードをフロントガラス面から持ち上
げた状態で保持することを４！黴とする車輛用ワイパー
装置。 発明の詳細な説明 本発明は、車輛用ワイパー装置に係り、特にワイパー格
納装置に関する。 従来の車輌用ワイパー装置においては、ワイパーを自動
的に格納する装置付のものや、あるいはワイパー自動停
止装置付のものがある。しかし両者共、ワイパー停止時
に、揺動するワイパーアームの先端に結合しているワイ
パーブレードのブレードラバーは、ガラス面を摺動して
戻ってきたそのｔまの状態、即ちブレードラバーがガラ
ス面に密着して変形したままの状態で停止するのが常で
めった。このような状態で長時間停止したワイパーブレ
ードは、直射日光によるオゾン劣化が生じ、たり、各樵
有害ガス及び一度や湿度の差に長期量的されるため、プ
レードラバー内の分子結合が破壊されて、ラバーが永久
変形を起こしてしまう欠点があった。一旦永久変形を起
仁したプレードラバーは、次の１４南時に作動させても
プレードラバーが反転することなく、黒板とチョーク間
の飛びはね現象、即ちステックスリップ現象が発生する
。 この現象が発生すると、ガラス（３）に縞模様を生じる
と共に、１４曽が発生する。 本発明の目的は、上記の欠点を解消し、ワイパー格納時
に、ブレードラバーが永久変形を起こすことを軽減°し
た車輛用ワイパー装置を提供することにある。 本発明社、ワイパーの格納時に、ワイパーアームの駆動
力を利用して、ワイパーブレードを持ち上げることによ
シ、プレードラバーとガラス面との接触を緩和したもの
である。 □以下本発明の車輛用ワイパー装置の一実施例を図面に
よって説明する。 第１図は本実施例の車輛用ワイパー装置の正面図である
。ワイパーモータ１の回転は連結されているギヤケース
２に内蔵され九つオームホイール減速装［（図示されず
）を介して回転軸３に伝達される。この回転軸３にはク
ランクアーム４が固定されている。仁のクランクアーム
４の回転運動はジヨイントビン５を介して第１コンロツ
ド６に伝達される。この伝達された運動は、Ｍｌコンロ
ッド６の他端にジヨイントビン７にょ多連結されている
第１揺動アーム８へ伝達される。この第１揺動アーム８
ｔよフロントガラス９の前方下部の車体に取付けたピボ
ットブロックＩＯＡに設けられた揺動軸１１Ａに結合さ
れ、クランクアーム４の（ロ）転運動は揺動アーム８の
揺動運動に変換される。 この＃Ａ１揺動アーム８は、両肩にジヨイントビン１２
，１３を有する第２コンロツド１４を介しで第２揺動ア
ーム１５に連結されている。この第２揺動アーム１５は
、７０ントガラス９の前方下部の単体に取付けたピボッ
トブロックＩＯＢに設けた揺動軸１１ＢＫ帖合されてい
るため、第１揺動ブーム８の揺動に同期して揺動する。 前記揺動軸１１Ａ、ＩＩＢには、フロントカラス９を払
拭するワイパーブレード１６を支持し、且つ抑圧を与え
るワイパーアーム１７が結合されている。なお、このワ
イパーアーム１７は、ヒンジ１８とシャンク１９とを引
張りばね２０で結合することによ）、先端部に取付けた
ワイパーブレード１６に押圧力を与えている。また符号
２５はワイパーブレード１６を格納するレバーを示して
いるが、第２図にて説明する。 このようなワイパー装置では、ワイパー使用蒔、ワイパ
ーブレード１６はＡｔ　　（Ａｍ　　）〜Ｂｔ（Ｂｔ）
間を払拭し、ワイパー格納時にはｃｔ　　（ｃｍ　）位
置にワイパーブレード１６が格納される。格納時は、ワ
イパーモータ１を逆転して、ジヨイントビン５を偏心さ
せることによシ、クランクアーム４のピッチを伸ばして
Ｃｓ　　（Ｃｓ　　）位置にワイー、（−ブレード１６
を格納する。 第２図は廁１図に示したワイパー装置のワイパー格納装
置部を示す側面−である。ワイパーアーム１７に結合さ
れているワイパーブレード１６には先熾部がフロントガ
ラス９面に接触するゴム等の弾性体から成るブレードラ
バー２１が取付けである。また、フロントガラス９の下
端部の車体２２には、突起２３が固定されておシ、この
突起２３にビン２４を介して略くの字状のレバー２５が
回動自在に支持されている。このレバー２５にはワイパ
ーアーム１７を受ける受台２６が形成されており、この
受台２６の先端は傾斜２７が設けられていて、ワイパー
アーム１７がレバー２５に乗り易い構造となっている。 また、受台２６の先端と車体２２との間には引張シばね
２Ｂが設けられ、ワイパーブレード１６が払拭時に、常
にレバー２５が第２図に示した位置にあるようにしてい
る。艶に、レバー２５が回動した場合偏心量Ｃとｆとが
生じるように、レバー２５は突起２３に回転中心を偏心
して連結されている。 第３図は、第２図と同一のワイパー装置のワイパー格納
部を示す側面図であるが、ワイパーブレード１６を格納
した状態を示している。格納時に、ワイパーアーム１７
がレバー２５の受台２６に当接して、このレバー２５を
回動させて、図の如くレバー２５にワイパーアーム１７
を保持させて、ワイパーブレード１６が格納されるが、
レバー２５には、前述した偏心ｉ１ｅとｆがあるため、
ワイパーブレード１６は図中りだけフロントガラス９面
より浮き上がって保持される。このため、ブレードラバ
ー２１は自由長状態で格納されることになる。 本実施例によれば、格納時のワイパーアーム１７の運動
によって、回転中心が偏心しているレバー２５を回動さ
せ、この回動と同時ニワイパーアーム１７をフロントガ
ラス９面から離反する方向に持ち上がらせて、ワイパー
アーム１７に結合されているワイパーブレード１６をフ
ロントガラス９面から持ち上げて保持することにより、
ブレードラバー２１を自由長状態で格納し得る効果があ
る。このため、格納時のブレードラバー２１の永久変形
を緩和する効果がある。 以上記述した如く本発明の車輌用ワイパー装置によれば
、ワイパー格納時に、ブレードラバーが永久変形を起こ
すことを軽減することができる効果を有するものである
。 図面の簡単な説明 第１図は本発明の車輛用ワイパー装置の一実施例を示す
正面図、第２図及び第３図は第１図に示した車輛用ワイ
パー装置のワイパーの格納装置部を示した側面図である
。 ｌ・・・ワイパーモータ、９・・・フロントカラス、１
６・・・ワイパーブレード、１７・・・ワイパーアーム
、２１・・・プレードラバー、２２・・・車体、２３・
・・突起、２４・・・ビン、２５・・・レバー、２６・
・・受台、２８・・・手・続補正書（カ式。 昭＠ル４今　４８鴎 ５７．６．３０ 事件の表示 昭和５６年特許願第１７９８０２　　号発明の　名称　
　車輛用ワイパー装置 補正をする者 事件との関係　　　　特　許　出　ｌｉｔ　　人Ｉｔ　
　　１’ｌｉ　　　茨城県勝ｍ市大字高場２５２０番地
に　　＋に、　１２４＋１自動車公害安全機器技術研究
組合代表名岡　部　萌　生 代　　　理　　　人

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　モータによって揺動されるワイパアームに結合さ
   れたワイパア−ドを有し、このワイパブレードに取付け
   られているブレードラバーを車−のフロントガラス面に
   摺動接触させて、フロントガラスの汚れを払拭する車輌
   用ワイパ装置において、フロントガラス面下部の車体に
   固定された突起と、この突起に回転中心が偏心して取付
   けられた略くの字状のレバーと、このレバーの先端と車
   体とを結合するばねとを設け、ワイパアームがレバーに
   当接してこのレバーをフロントガラス面からレノく一全
   体が遠ざかるように回動させて、ワイパアームをフロン
   トガラス面から遠ざけるように保持すると共に、ワイパ
   ブレードをフロントガラス面から持ち上げた状態で保持
   する仁とを特徴とする車輌用ワイパ装置。