JPS6245961Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6245961Y2
JPS6245961Y2 JP6559681U JP6559681U JPS6245961Y2 JP S6245961 Y2 JPS6245961 Y2 JP S6245961Y2 JP 6559681 U JP6559681 U JP 6559681U JP 6559681 U JP6559681 U JP 6559681U JP S6245961 Y2 JPS6245961 Y2 JP S6245961Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlamp
lens surface
wiper device
blade
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6559681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57177861U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6559681U priority Critical patent/JPS6245961Y2/ja
Publication of JPS57177861U publication Critical patent/JPS57177861U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6245961Y2 publication Critical patent/JPS6245961Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の格納式ヘツドランプのワイパ
ー装置、特に格納式ヘツドランプを開閉作動させ
る際に、当該ヘツドランプのレンズ面を拭清でき
るように構成したワイパー装置に関するものであ
る。
近年、スポーツタイプの乗用車を中心に、不使
用時には車体内部に格納される一方、使用時には
車体の外部へと露出し車両前方を照明するように
なつた格納式ヘツドランプ(以下単にヘツドラン
プという)を備えた車両が多く出回つているが、
このような車両の例としては(実公昭55−54577
号や)例えば第1図に示すようなものがある。こ
れは、車体1の両側前端近くに蓋体3によつて開
閉が可能な開口を設けてその内部をランプ収納部
4とし、この収納部4内にヘツドランプ2を開閉
動可能に配置している。そして、かかるヘツドラ
ンプ2を開閉動させるために、車体1内部にラン
プ開閉機構が設けられる一方、ヘツドランプ2が
開位置にあるとき、当該ヘツドランプ2のレンズ
面に付着した雨水等を拭払するワイパー装置が設
けてあるが、このヘツドランプ用のワイパー装置
の従来例としては、例えば第2図に示すようなも
のがある。
このワイパー装置5は、ブラケツト9にネジ1
0止めしたワイパ駆動モータ6と、このワイパー
駆動モータ6のシヤフトに固定連結されたワイパ
ーアーム7と、ワイパーアーム7の先端に着脱自
在に取付けられバネ19の作用によりヘツドラン
プ2のレンズ面に弾接するブレード8とから成
る。かかる構成をしたワイパー装置に対して、ヘ
ツドランプ2は、車体1の収容部開口に配置され
た回動可能な蓋体3に支持ブラケツト11を固定
すると共に、この支持ブラケツト11に着脱自在
に保持されている。支持ブラケツト11は、車体
1内部の所定の位置に固定された支持金具12に
一端がピン13により枢支された従動リンク14
に取付けられる一方、この従動リンク14は、ラ
ンプ駆動モータ17に減速機18を介して一端が
連結された駆動リンク15の他端にピン16によ
り回動可能に取付けられている。またワイパー装
置5を支持しているブラケツト9は、支持ブラケ
ツト11と一体成形されるか又はこれに連結固定
されており、ヘツドランプ2と蓋体3、それにワ
イパー装置5を一体的に結合している。したがつ
て、ランプ駆動モータ17が作動すると、駆動リ
ンク15は減速機18の回転に伴つて長手方向に
並進し、従動リンク14をピン13を中心に回動
させる。これによつてヘツドランプ2及び蓋体3
が回動し、第2図に示すような開位置と、閉位置
との間を移動する。そして閉位置へ移動した時に
は、ヘツドランプ2及びワイパー装置5は完全に
収納部4内へと格納され、開口を蓋体3が密閉す
る。
しかしながら、このような従来の格納式ヘツド
ランプのワイパー装置にあつては、このワイパー
装置5がヘツドランプ2に一体的に取付けられて
おり、且つブレード8がレンズ面に弾接した状態
でヘツドランプ2と共に回動運動する構造となつ
ていたため、レンズ面を拭清しようとする時に
は、ヘツドランプ2の開閉操作とは別に、ワイパ
ー装置5を作動させる必要があつた。このため、
ワイパー装置5の部品点数が多くなり、製造コス
トの増大と車体1重量の増大を招くと共にエンジ
ンルームスペースが小さくなる等の不具合があつ
た。また、これらの不具合とは別に、レンズ面の
よごれが大して重大な程ではない場合であつて
も、このレンズ面を清浄にするにはワイパー装置
5を作動させるためスイツチを入れ、所定の時間
作動させた後再びオフさせる必要があり、操作が
繁雑になる上エネルギーの無駄を招くという不都
合もあつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、その目的は、格納式ヘツドラン
プとワイパー装置とを別体とし、ヘツドランプを
車体開閉運動可能に取付ける一方、ワイパー装置
をヘツドランプとは別に車体に取付固定すると共
に、ワイパー装置のブレードをヘツドランプの開
閉作動時におけるレンズ面の移動軌跡近辺に配置
し、ヘツドランプが開位置と閉位置との間を移動
する際、ブレードがレンズ面に当接して当該レン
ズ面の汚れを拭い取るようにすることにより、レ
ンズ面の拭清作業を簡単且つ迅速に行わせ、上記
従来の問題点を解決することである。
本考案の実施例を添付の図面に基づいて詳細に
説明する。
第3図は本考案の第1の実施例を示す図であ
る。この実施例に係る格納式ヘツドランプのワイ
パー装置は、蓋体3と共に開閉動可能に車体1に
取付けられ、ランプ駆動モータ17及び動力伝達
機構の作動によつて開位置Aと閉位置との間を移
動することができるヘツドランプ2とは別体に構
成され、且つ上記ヘツドランプ2とは別個に車体
パネル24にボルト22及びナツト23で固着さ
れたブラケツト20と、このブラケツト20に取
付けられたブレード21とから成る。ワイパー装
置5は、ヘツドランプ開時において、ワイパー装
置5全体が外部に露出しない様、収納部4内に配
置され、ブレード21は、ヘツドランプ2の開閉
移動時、当該ヘツドランプ2のレンズ面が通る軌
跡上か、又はその近傍の、レンズ面とやや干渉す
る位置に配置されている。一方ブラケツト20は
金属その他のパネル材を略L字形に折り曲げて成
形されている。このブラケツト20は一つの剛体
としてブレード21を固定支持するが、このブレ
ード21がレンズ面と干渉する場合においては、
この干渉作用を吸収するためにブラケツト20自
体に弾性を保有させてもよい。
かかる構成を有するワイパー装置において、い
まヘツドランプ2を、ランプ駆動モータ17の作
動により開位置Aから閉位置へ格納する場合につ
いて説明する。ランプ駆動モータ17を作動さ
せ、減速機18を第3図中矢印Sの方向へ回転さ
せると、駆動リンク15の連結部25は、ヘツド
ランプ2の開位置に対応した部位からヘツドラン
プ2の閉位置に対応した部位へと回転移動する。
この回転移動に伴い、駆動リンク15はその長手
方向へ移動し従動リンク14をピン16連結部に
て引張し、当該従動リンク14をピン13支点を
中心に回動させると共にヘツドランプ2及び蓋体
3を収納部4内へ向けて回動させる。そしてヘツ
ドランプ2が開位置Aから閉位置へ向けてやや移
動した所でレンズ面の下縁にブレード21が当接
し、このままレンズ面はブレード21に接した状
態で、第3図中符号Bで示す中間位置を経て閉位
置までずり下る。これによりレンズ面はブレード
21の摺動によつて汚れを拭払され清浄になる一
方、ヘツドランプ2が閉位置に達するのと同期し
てスイツチが作動しランプ駆動モータ17が停止
する。
次にヘツドランプ2を使用するため車体1上の
開位置へと引き出す場合について説明する。この
場合においては、ランプ駆動モータ17を作動さ
せて減速機18を第3図中矢印Sの方向又はこれ
とは逆向きの方向に回転させると、駆動リンク1
5はその長手方向に移動し従動リンク14をピン
16連結部にて押進し、ヘツドランプ2及び蓋体
3を車体1外方へ向けて回動させる。このヘツド
ランプ2の回動中において、今度はレンズ面の上
縁にブレード21が先ず当接し、更にブレード2
1に接した状態で、中間位置Bを経て開位置まで
ずり上る。その間ブレード21はヘツドランプ2
のレンズ面上を摺動して上縁から下縁まで相対的
に移動し、レンズ面を清浄にすると共に、ヘツド
ランプ2が開位置に到達するのと同期してスイツ
チが作動し、ランプ駆動モータ17が停止してヘ
ツドランプ2は開位置に固定される。このよう
に、ヘツドランプ2の開操作及び閉操作いずれの
場合においてもレンズ面の拭清作業が自動的に行
われるため、特に清掃のための操作をしなくても
レンズ面上の汚れは殆ど拭き取られ、常に清浄に
しておくことができる。したがつて、従来のよう
に、レンズ面清掃する時には、どんな簡単な作業
であつても常にワイパー装置のスイツチをオン
し、再びオフするというような繁雑さはなくな
る。
第4図及び第5図は本考案の第2の実施例を示
す図である。この実施例に係る格納式ヘツドラン
プのワイパー装置は、上記第1の実施例と同様、
蓋体3と共に開閉動可能に車体1に取付けられ、
ランプ駆動モータ7の作動によつて開位置Aと閉
位置Cとの間を移動することができるヘツドラン
プ2とは別体に構成され、且つ上記ヘツドランプ
2とは別個に車体1に取付け固定されている。こ
のワイパー装置5は、車体1に固定したブラケツ
ト9にネジ止めしたワイパー駆動モータ6と、こ
のワイパー駆動モータ6のシヤフトに固定連結さ
れたワイパーアーム7と、このワイパーアーム7
の先端に着脱自在に取付けられ、且つバネ19の
作用によりヘツドランプ2のレンズ面に弾接する
ブレード8とから成る、上記従来のワイパー装置
と同様の構造を有する。しかし、従来のワイパー
装置と異なり、本実施例のワイパー装置5は、車
体1に対して横向きに配置されており、ブレード
8はヘツドランプ2の下縁から上縁にかけて上下
方向に往復旋回運動をする。また、ワイパーアー
ム7の内側部には突起部26が設けられている一
方、ブラケツト9には、ワイパーアーム7がその
旋回ストロークの下端位置に来た時、当該ワイパ
ーアーム7の突起部26に係合しブレード8をレ
ンズ面から浮き上らせて固定するストツパ27が
ボルト28及びナツト29により取付けられてい
る。
かかる構成を有しているため、この実施例に係
るワイパー装置は、ヘツドランプ2開時におい
て、ワイパー駆動モータ6の作動によりブレード
8がレンズ面上を上下方向に掃引操作し、レンズ
面上に降りかかつた雨水や泥を拭払する。他方ヘ
ツドランプ2を第4図に示す開位置Aから閉位置
Cへと格納する場合には、ブレード8をその旋回
ストロークの下端位置へと移動させワイパーアー
ム7とストツパ27とを係合させて固定する。そ
してヘツドランプ2を格納操作するためランプ駆
動モータ17を作動させ減速機18を第4図中矢
印Sの方向へ回転させると、駆動リンク15は従
動リンク14をピン16部にて引張し、当該従動
リンク14をピン13支点を中心に回動させると
共にヘツドランプ2及び蓋体3を下方へ回動させ
る。これにより、ブレード8がレンズ面に当接
し、レンズ面はブレード8に接した状態で閉位置
Cまでずり下る。この時のヘツドランプ2の運動
に追従して、ワイパーアーム7及びブレード8
は、第4図中二点鎖線で示すように、バネ19の
作用に抗してヘツドランプ2の全閉時に対応する
位置まで動く。これによりレンズ面はブレード8
によつて汚れを拭払され、清浄になる一方、ヘツ
ドランプ2が全閉位置に達するのと同期してスイ
ツチが作動しランプ駆動モータ17が停止する。
またヘツドランプ2を閉位置Cから開位置Aへ
と移動させる際にも、上の場合と同様ブレード8
によりレンズ面が拭清される。このように、ヘツ
ドランプ2の開操作及び閉操作いずれの場合にお
いても、上記第1の実施例におけると同様、レン
ズ面の拭清作業が自動的に行われるため、この作
業でレンズ面上の汚れは殆ど拭き取られる。よつ
て、ワイパー装置5はレンズ面の汚れが極めて甚
しい時にのみ作動させればよく、操作の簡易化と
エネルギーの浪費を防止することができる。
以上説明したように、本考案によれば、ブレー
ドをヘツドランプの開閉作動時におけるレンズ面
の軌跡上又はこれの近傍に配置固定し得るワイパ
ー装置としたため、上記ヘツドランプのレンズ面
を当該ヘツドランプの開閉動に伴つて拭清出来る
様になり、このレンズ面の拭清作業を簡単且つ迅
速に行い得るようになつた。また、この拭清作業
はヘツドランプの開閉作業を利用して行い、特に
ワイパー装置を作動させることなく遂行されるも
のであるから、ワイパー駆動用のエネルギーを節
約するという利点を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される格納式ヘツドラン
プを備えた車両を示す斜視図、第2図は格納式ヘ
ツドランプのワイパー装置の従来例を示す図、第
3図は本考案の第1の実施例に係る格納式ヘツド
ランプのワイパー装置を示す図、第4図は本考案
の第2の実施例に係る格納式ヘツドランプのワイ
パー装置を側方から示す図、第5図は本考案の第
2の実施例に係る格納式ヘツドランプのワイパー
装置を上方から示す図である。 1……車体、2……(格納式)ヘツドランプ、
3……蓋体、4……収納部、5……ワイパー装
置、6……ワイパー駆動装置、7……ワイパーア
ーム、8,21……ブレード、9,20……ブラ
ケツト、14……従動リンク、15……駆動リン
ク、17……ランプ駆動モータ、26……突起
部、27……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に取付けられ、車体パネル表面上に露出し
    た開位置と車体パネル内に格納された閉位置との
    間で移動可能な格納式ヘツドランプにおいて、ヘ
    ツドランプのレンズ面を拭清するブレードを備え
    たワイパー装置をヘツドランプとは別個に車体に
    取付けると共に、上記ブレードを、ヘツドランプ
    の開閉作動時におけるレンズ面の軌跡上又はその
    近傍に配置固定可能とし、ヘツドランプの開閉運
    動中ブレードがレンズ面に当接して摺動できるよ
    うにしたことを特徴とする格納式ヘツドランプの
    ワイパー装置。
JP6559681U 1981-05-08 1981-05-08 Expired JPS6245961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6559681U JPS6245961Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6559681U JPS6245961Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177861U JPS57177861U (ja) 1982-11-10
JPS6245961Y2 true JPS6245961Y2 (ja) 1987-12-09

Family

ID=29861633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6559681U Expired JPS6245961Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6245961Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218919A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Ushio Spex Inc スポットライト用アーム,スポットライト,及び天井埋込型スポットライトユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57177861U (ja) 1982-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8046866B2 (en) Wiper system
JPS58224838A (ja) 格納式ヘツドランプのワイパ−装置
US2046108A (en) Windshield wiper
US3226756A (en) Concealed windshield wiper mechanism
US3404423A (en) Windshield cleaning apparatus
JPS6245961Y2 (ja)
US3225376A (en) Concealed windshield wiper mechanism
JPH052536B2 (ja)
CN107901885B (zh) 一种车窗雨刮器传动结构
US3290715A (en) Concealed windshield wiper mechanism
CN111923864B (zh) 一种汽车雨刮器
JPS6246601Y2 (ja)
JPH0545585Y2 (ja)
JPH018446Y2 (ja)
US3913166A (en) Headlight cleaning attachment
JPS6037866Y2 (ja) 車両用ワイパ−装置
EP0326458B1 (fr) Essuie-vitre à rayon variable pour automobile
JP3090901B2 (ja) 回転式ウィンドクリーナー
US3579698A (en) Tailgate window washer
JPS6335878Y2 (ja)
JPS5942284Y2 (ja) フロントウインドワイパの格納装置
JPS62163852A (ja) ワイパ装置
KR100482447B1 (ko) 자동차 리어 와이퍼의 블레이드 파킹장치
JPH0386656A (ja) ワイパー付き後視鏡
JPH05330403A (ja) 格納式ワイパ