JPS5881637A - 耐熱性紡績糸 - Google Patents

耐熱性紡績糸

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JPS5881637A
JPS5881637A JP17957481A JP17957481A JPS5881637A JP S5881637 A JPS5881637 A JP S5881637A JP 17957481 A JP17957481 A JP 17957481A JP 17957481 A JP17957481 A JP 17957481A JP S5881637 A JPS5881637 A JP S5881637A
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JP
Japan
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spun yarn
fiber
fibers
yarn
elongation
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三男 松本
佐々木 良幸
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はSOO℃以上の耐熱性を有し、かつ高温下でも
クリープ変形の少ない紡績糸Kllする。
一般に、融点または分解点がSOO℃以との耐熱性繊維
として最も典蓋的な例としては、ポOパラフエニレンテ
レアタルアξド繊維、jNVメタフェニレンインフタル
アξド繊維ttトl)全芳香族ポリアミド繊維がある。
このはかボVオキサジアゾール繊維、ボリアIドヒドラ
ジド繊維、ポリ7ミドイミ rst錯、ポリイミ ド繊
維。
ポリベンツイミダゾール繊維、ポリベンツイミダゾフェ
ナンスロリン繊維、ポリエーテル繊維。
ボ替すルファイド繊維、ポリケトン繊維、ポリスルホン
繊維、ポリアゾール繊維などが知られている、これら耐
熱性繊維の一般的な特徴は、繊維化に際して適尚な溶媒
が少なく、また明瞭な融点を示さず、温度範囲の広い分
解点を示すことである。従ってこれら耐熱性高分子を溶
融紡糸法により繊維化することは困難であり、乾式紡糸
法あるいは湿式紡糸法により繊維化されいい場合が殆ん
どである。
この場合、フィラメントにするよりもスフにするのがコ
ス)その他の点で有利である。しかしながらスフにする
場合は数万〜数十万デニールというきわめて太いトウを
用い、かつ紡糸゛[程で完全に溶媒を除去するのが難し
いために高倍率の嬌伸が困難であり、どうしても得られ
る繊維の1性は、繰返単位から期費される強伸度。
ヤング率に比し、低張伸度、低ヤング率の傾向を示す。
さらに、紡績糸とするためには、このトウに捲縮を付与
したのち短かくカットし、打綿、梳綿、線条、粗紡、精
紡、捲返しといった煩雑な工程を通す必要がある。
その結果、捲縮や繊維配向の乱れを伴うととになり、ど
うしても高伸度低強度化の傾向を示す。さらにこのため
一般に紡績糸にするとクリープによる変形率が大きくな
り易く206℃以上の高温雰囲気中では特にその傾向が
鎖著となり、たとえば高温雰囲気下で使用するバッグフ
ィルターなどに利用することは困難であった。
本発明者らは、融点または分解点がSOO℃以上である
耐熱性繊維を用いて低伸度、かつ高強度で高温雰囲気中
でクリープ変形の少ない紡績糸を得ることを目的とし検
討を重ねた結果、本発明に!II達したものである。
すなわち、本発明、は融点または分解点が30・℃以上
で単繊維の捲縮度が1嗟以下の繊維からなり、”伸度′
S−における強度がIL ? Jl / 4以上である
ことを特徴とする紡績糸である。
融点また鳩分解点がSOO℃以上の耐熱性繊維としては
、前述の如く芳香族ポリアミドのはかポリオキサジアゾ
ール、ポリアミドヒドラジド、ポリアミ ドイミ ド、
ポリイミ ドウポリベンツイミダゾール、ポリエーテル
、ポリサルファイド、ポリケトン、ポリスルホン、ボリ
アゾールなどの高分子から得られる繊維、あるいはこれ
らの共重合体またはブレンド物から得られる繊′維など
を用いることができる。
!OO〜ao’o℃の雰囲気下で使用する耐熱性バッグ
フィルターなどへの利用を考えると、単繊維の捲縮度を
1チ以下にし伸度ssKおける紡績糸の強度を2.7 
II/d以上にする必要があるが、たとえばポリメタフ
ェニレンイソフタルアミド織縁の場合、通常の湿式紡糸
法あるいは乾式紡糸法および誕伸熱処理法によっては達
成することができない、これを達成するには耐熱性ポリ
マーを紡糸蔦伸して連続糸条となし、これに捲縮を付与
することなく平均繊維長が130■となるようにニップ
ローラー間隔を調整して翠切し、ひきつづき連続的に捲
縮を付与するととなく、かつ強く弛緩することなく抱合
性を付与して紡績糸とする゛ことによりはじめて可能と
なる。
また抱合手段と、しては、インターレース法が好ましい
が、旋回流による毛羽巻付け、他糸、糊付けなど繊維配
列を強に乱さずに抱合性を付与できるものならばなんで
もよい。ただし、鉋、合性を付与するときの糸のオーバ
ーフィード率は4チ以下゛にしてなるぺ<**状態を維
持するのが好ましい。すなわち4−以上で抱合性を付与
すると伸度が高くなり初期ヤング率が低下する。さらに
牽切したのち捲縮を付与することなく牽切後ひきつづい
て連続的に抱合性を付与す式では牽切したのち捲縮を付
与しなければならないため捲縮率が10〜l器チと高く
なり本発明の紡績糸のようにクリープ変形の少ないもの
が得られない。
従来法による紡績糸と牽切紡績法による本発明の紡績糸
の応力特性の相違を図−1により両者の荷押曲線によつ
【示す。図−1において1は本発明のポリメタフェニレ
ンイソフタルアミド紡績糸であり、2は従来法によるポ
リメタフェニレンイソフタルアミド紡績糸である。
上述のごとくして得られた耐熱性紡績糸は従来の耐熱性
紡績糸と異なり、きわめて低伸度。
高強度、低捲縮度、高い耐クリープ性を有する紡績糸で
あり、従って高温雰囲気下におけるバッグフィルターを
はじめとして高速廻転ミシン糸、抄紙用カンバス、ベル
ト用外被帆布等に利用することができる。
以下実施例により本発明をさらに具体的に説明する。融
点または分解点1強伸度、捲縮度。
耐クリープ性の値の測定は以下の方法に従った。
(1)  融点または分解点 繊維の融点または分解点は、示差熱分析(DTA)によ
り測定した。
(2)  強伸度 繊維の強伸度はインストロン引張試験機により測定した
(3)  捲縮度 JIS L loフ1(txtz)の方法に従って測定
した。
(4)  耐クリープ性 繊維にSOOケ/111の追撚を施した後、乾熱250
℃の雰囲気下で031 / dの荷重なかけ、2時間後
の変形率を測定した。
実施例1 メタフェニレンジアミンsOモルをテトラヒドロフラン
に溶解し、80モルのイソフタル鹸クロライドを添加混
合し、さらに縦酸ンーダスラリーを加え、攪拌後、稀釈
、アルカリ処理し、その俵濾過、洗滌、乾燥して固有粘
度(以下、I 、V、とい5 ) 1.9 sのポリメ
タフェニレンイソフタルアミド粉末を得た。咳ポリマー
を塩化カルシウムを溶解助剤としてN−メチルピロリド
ンに溶解し、重合体饋度寞峰卦チの紡糸ドープとし、塩
化カルシウム一度42−の水S液中に押出し1倍に延伸
して単糸デニール20のポリメタフェニレンイソフタル
アミド繊維を得た。紡糸口金は孔q&0.12 m、孔
数6000ホール、押出速度234i1/sw、凝固浴
での引取速度zt@’/igi+であった。該ポリメタ
フェニレンイソフタルアミド繊維を集束して全デニール
7000デニールの実質的に捲縮を有しないトウとした
。ここでトウに捲縮を付与すると紡績糸の捲縮度がxt
s以上になり島いので好ましくない。ついで該トウを6
00mの間隔の一対のローラー間で牽切比26倍で章切
し、平均繊維長23G胃の短繊維束とし、下記命件にて
抱合性を付与し紡績糸とした。
引取ノズル圧   : 4ゆ/d 抱合ノズル圧   : Sゆ/d 糸のオーバーフィード率 : 3嗟 ここで平均繊維長が130鰭以下になると極短繊維が増
加し、繊維配列が乱れ、毛羽、ラップなどが増加するた
め5チ伸長時の強度が27I/dより低くなるので好ま
しくない。一方、スパンライク調の外wi1通気性を得
るには平均繊維長は600x以下にする必要がある。S
OO■を越えるとフィラメント調となる。
比較例1 実験1における延伸後のポリメタフェニレンイソフタル
アミド繊維のトウ(トータルデニール40万デニール、
単糸デニール2デニール)に押込捲縮を付与した後、2
インチにカットし、通常の紡績工程を通して20番千の
紡績糸を得た。該紡績糸の分解点、伸度10慢における
強度、捲縮度、耐クリープ性の測定結果を表−1に、荷
押曲線を図−1に示す。
とのよ5に従来法によれば紡績糸でありなうtらフィラ
メント調となり、かつクリープ鍵形が少ない耐熱性紡績
糸が得られな(1゜ 表−1
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明の牽切紡績法による紡績糸と従来法によ
る紡績糸の応力特性(佑伸曲線)を示したものである。 1は本発明の紡績糸、2は従来の紡績糸である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 融点または分解点がSOO℃以上で単繊維の捲縮度がx
    tlb以下の繊維からなり、伸度S−における強度がλ
    ?&/d以上であることを特徴とする紡績糸。
JP17957481A 1981-11-11 1981-11-11 耐熱性紡績糸 Granted JPS5881637A (ja)

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JP17957481A JPS5881637A (ja) 1981-11-11 1981-11-11 耐熱性紡績糸

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JP17957481A JPS5881637A (ja) 1981-11-11 1981-11-11 耐熱性紡績糸

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JPS5881637A true JPS5881637A (ja) 1983-05-17
JPH0116932B2 JPH0116932B2 (ja) 1989-03-28

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