JPS588068B2 - テ−プ残量表示装置 - Google Patents
テ−プ残量表示装置Info
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- JPS588068B2 JPS588068B2 JP51116397A JP11639776A JPS588068B2 JP S588068 B2 JPS588068 B2 JP S588068B2 JP 51116397 A JP51116397 A JP 51116397A JP 11639776 A JP11639776 A JP 11639776A JP S588068 B2 JPS588068 B2 JP S588068B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は速度調節可能なテープレコーダなどのようなテ
ープ定速走行装置において、供給リール(またはテープ
カセットのハブのごときテープ巻装体)におけるテープ
(フイルムなどのテープ状体も含む)の残量を表示する
ようにした装置に関するものである。
ープ定速走行装置において、供給リール(またはテープ
カセットのハブのごときテープ巻装体)におけるテープ
(フイルムなどのテープ状体も含む)の残量を表示する
ようにした装置に関するものである。
例えばテープレコーダにおいて、キャプスタンが定速回
転することによりテープは供給リールから巻取リールへ
定速走行する。
転することによりテープは供給リールから巻取リールへ
定速走行する。
近年、可変抵抗などを使用してキャプスタンの回転速度
を調節可能にし、テープの走行速度を中心設定速度に対
して±5%程度連続的に変化させる機能を有するテープ
レコーダなどのようなテープ定速走行装置が使用される
ようになった。
を調節可能にし、テープの走行速度を中心設定速度に対
して±5%程度連続的に変化させる機能を有するテープ
レコーダなどのようなテープ定速走行装置が使用される
ようになった。
このようなテープ定速走行装置に、従来からある単一の
走行速度においてテープ残量を正確に表示するような構
成のテープ残量表示装置を用いた場合には、一般にテー
プの走行速度を変化させるとテープ残量の表示に誤差を
生じる。
走行速度においてテープ残量を正確に表示するような構
成のテープ残量表示装置を用いた場合には、一般にテー
プの走行速度を変化させるとテープ残量の表示に誤差を
生じる。
特にテープの残量が少ないときに、その誤差率が大きく
、実用上好ましくない。
、実用上好ましくない。
本発明は、そのような点を考慮し、速度調節可能なテー
プ定速走行装置に有効に使用できるテープ残量表示装置
を提供するものである。
プ定速走行装置に有効に使用できるテープ残量表示装置
を提供するものである。
もちろん本発明は、テープレコーダに限らず、テープ状
体を定速回転体を使用して供給部から巻取部へ定速走行
させるようにしたいかなる装置に利用できるものである
。
体を定速回転体を使用して供給部から巻取部へ定速走行
させるようにしたいかなる装置に利用できるものである
。
本発明の基本的な構成を第1図にブロック図にて示す。
これについて説明すると、検出リール1は供給リールま
たは巻取リールであり、検出リール1の回転周波数をリ
ール速度検出部2により検出する。
たは巻取リールであり、検出リール1の回転周波数をリ
ール速度検出部2により検出する。
走行体であるテープの走行速度を走行速度検出部3によ
り検出する。
り検出する。
リール速度検出部2および走行速度検出部3の出力信号
に応じて表示駆動部4は表示部5に駆動信号を与え、表
示部5においてテープの走行速度に関連した残量の表示
を行なう。
に応じて表示駆動部4は表示部5に駆動信号を与え、表
示部5においてテープの走行速度に関連した残量の表示
を行なう。
次に、第1図の構成により残量の表示が可能であること
を、供給リールを例にとって説明する。
を、供給リールを例にとって説明する。
第2図に供給リールの略図を示す。
0はリール中心、Rはテープ巻装部の半径、rはリール
ハブ(リールの巻芯)の半径、νはテープの走行速度で
ある。
ハブ(リールの巻芯)の半径、νはテープの走行速度で
ある。
ここで、リールの回転周波数をfR、テープ残量を41
走行時間残量をtとすれば、次式の関係式が成立する。
走行時間残量をtとすれば、次式の関係式が成立する。
f R=KI R ………(1)12
= K2( R2− r 2) −(2
)t=5(R2:r2)・・・・・・・・・(3)ここ
に、K1,K2はテープの種類によって定まる定数であ
る。
= K2( R2− r 2) −(2
)t=5(R2:r2)・・・・・・・・・(3)ここ
に、K1,K2はテープの種類によって定まる定数であ
る。
リールハブの半径rは定数であるから、(1)〜(3)
式より、リールの回転周波数fRと走行速度νがわかれ
ば、テープ残量lまたは走行時間残量tなどを表示する
ことが可能である。
式より、リールの回転周波数fRと走行速度νがわかれ
ば、テープ残量lまたは走行時間残量tなどを表示する
ことが可能である。
従って、第1図のリール速度検出部2により供給リール
(検出リール)の回転周波数fRを検出し、かつ走行速
度検出部3によりテープの走行速度νを検出すれば、表
示駆動部4および表示部5によりテープ残量または走行
時間残量などを表示することができる。
(検出リール)の回転周波数fRを検出し、かつ走行速
度検出部3によりテープの走行速度νを検出すれば、表
示駆動部4および表示部5によりテープ残量または走行
時間残量などを表示することができる。
なお、検出リールとして巻取リールを使用しても同様な
結果が得られる。
結果が得られる。
第1図のごとく、検出リールの回転周波数とテープの走
行速度を検出して残量を表示するならば、たとえばカセ
ットテープレコーダなどのようにテープをケース内に格
納して使用するテープ定速走行装置においても簡単にテ
ープ残量を検出することができる。
行速度を検出して残量を表示するならば、たとえばカセ
ットテープレコーダなどのようにテープをケース内に格
納して使用するテープ定速走行装置においても簡単にテ
ープ残量を検出することができる。
また、電気的な検出および表示を行なうことができ、表
示の場所などの制約がなくなり、実用上有利である。
示の場所などの制約がなくなり、実用上有利である。
本発明の一実施例を第3図に示す。
これについて説明すると、供給リール11の回転周波数
に反比例する周期の周期信号を周期検出部12により得
て、周期−電圧変換部13において周期信号に応じた電
圧に変換する。
に反比例する周期の周期信号を周期検出部12により得
て、周期−電圧変換部13において周期信号に応じた電
圧に変換する。
また、走行速度検出部14の信号に応じて基準電圧部1
5の基準電圧を変化させる。
5の基準電圧を変化させる。
周期−電圧変換部13の出力電圧と基準電圧部15の基
準電圧との差電圧を電圧減算部16にて得る。
準電圧との差電圧を電圧減算部16にて得る。
電圧減算部16の出力電圧を表示部17に供給し、表示
部17において走行時間残量を表示する。
部17において走行時間残量を表示する。
以上の説明から明らかなように、周期検出部12が第1
図のリール速度検出部2に相当し、周期−電圧変換部1
3、基準電圧部15および電圧減算部16により第1図
の表示駆動部4を構成し?いる。
図のリール速度検出部2に相当し、周期−電圧変換部1
3、基準電圧部15および電圧減算部16により第1図
の表示駆動部4を構成し?いる。
次に、本実施例の構成により走行時間残量の表示が可能
であることを説明する。
であることを説明する。
周期−電圧変換部13において、周期信号の周期TRに
ほぼ比例する電圧Vに変換するならば、周期TRは供給
リールの回転周波数faに反比例し、fRは(1)式で
表わせるから、 一R ………(4) ”… ■一”TR−K1゜フ ゜゜゜゜゜゜゜゜゜(5
)となる。
ほぼ比例する電圧Vに変換するならば、周期TRは供給
リールの回転周波数faに反比例し、fRは(1)式で
表わせるから、 一R ………(4) ”… ■一”TR−K1゜フ ゜゜゜゜゜゜゜゜゜(5
)となる。
ここに、mは比例定数である。また、基準電圧部15の
基準電圧V,は走行速度検出部14の信号に応じて走行
速度νにほぼ反比例して変化するようにし、次式のよう
に設定してある。
基準電圧V,は走行速度検出部14の信号に応じて走行
速度νにほぼ反比例して変化するようにし、次式のよう
に設定してある。
1 ………(6)
■5−(T1・r)・−
ここに、rはリールハブの半径であり、K1 は定?で
ある。
ある。
上記(5)と(6)式より電圧減算部16の出力電圧は
、mR−r ………(7) V一■s一K1゜下璽 となる。
、mR−r ………(7) V一■s一K1゜下璽 となる。
表示部17において、電圧減算部16の出力電圧に応じ
て、たとえばメータなどを使用してテープ残量を表示す
る。
て、たとえばメータなどを使用してテープ残量を表示す
る。
供給リールにおけるテープ巻装部の半径Rと走行速度ν
と走行時間残量tとの間には前記(3)式の関係があり
、これを第4図に示す。
と走行時間残量tとの間には前記(3)式の関係があり
、これを第4図に示す。
第4図の破線は、走行速度νを変化させた場合である。
第4図より走行時間残量tは、(R−r)にほぼ比例し
て変化し、次の近似式が成立する。
て変化し、次の近似式が成立する。
t = d, R r ………(8)
ν ここに、dは定数である。
ν ここに、dは定数である。
リールハブの半径rとテープ巻装部の半径Rの最大値R
との変化は、通常、カセットテープC−60型などでは
2.3倍程度であり、テープ残量tは(8)式によって
十分に近似できる。
との変化は、通常、カセットテープC−60型などでは
2.3倍程度であり、テープ残量tは(8)式によって
十分に近似できる。
前記(7)式と(8)式より次式が成立する。tごk(
V−V5) ………(9)ここに、kは
比例定数である。
V−V5) ………(9)ここに、kは
比例定数である。
以上のことから、第3図の構成の実施例ではテープの走
行速度を変化させた場合にも、ほぼ正確な走行時間残量
を表示することが可能である。
行速度を変化させた場合にも、ほぼ正確な走行時間残量
を表示することが可能である。
なお、上述の本発明の実施例では検出リールとして供給
リールを使用したが、巻取リールを使用しても同様な構
成で走行時間残量の表示が可能である。
リールを使用したが、巻取リールを使用しても同様な構
成で走行時間残量の表示が可能である。
しかし、前述の実施例のごとく、検出リールとして供給
リールを使用した場合には、走行時間残量の零値はリー
ルハブにより決まり、走行時間残量の少ないときのテー
プの巻きむらなどによる表示誤差が少なくなるので有利
となる。
リールを使用した場合には、走行時間残量の零値はリー
ルハブにより決まり、走行時間残量の少ないときのテー
プの巻きむらなどによる表示誤差が少なくなるので有利
となる。
また、本実施例のごとき構成により、比較的簡単に走行
時間残量を表示することができ、さらに走行速度を変化
させた場合のテープ残量の少ないときの表示誤差も小さ
い。
時間残量を表示することができ、さらに走行速度を変化
させた場合のテープ残量の少ないときの表示誤差も小さ
い。
また、前述の本発明の実施例のごとく、リール速度検出
部として周期検出部を使用した場合には温度変化、環境
変化などの影響も少なく、正確な検出が可能である。
部として周期検出部を使用した場合には温度変化、環境
変化などの影響も少なく、正確な検出が可能である。
さらに、検出リールの1回転に1周期の周期信号を検出
するならば、リール台の偏心などによる表示のふらつき
がなくなり、正確な表示が可能となる。
するならば、リール台の偏心などによる表示のふらつき
がなくなり、正確な表示が可能となる。
なお、検出リールと連動して回転する直流発電機の発電
電圧を利用しても良いことは、いうまでもない。
電圧を利用しても良いことは、いうまでもない。
さらに本実施例のごとく、リール速度検出部として周期
検出部を使用し、表示駆動部として周期−電圧変換部と
基準電圧部と電圧減算部とを使用し、検出リールの回転
周波数にほぼ反比例(回転周期にほぼ比例)する電圧と
テープの走行速度に応じた電圧との電位差を検出して、
この電位差に応じて表示部を駆動するならば、比較的簡
単な構成で正確もしくは、ほぼ正確な走行時間残量を表
示することができる。
検出部を使用し、表示駆動部として周期−電圧変換部と
基準電圧部と電圧減算部とを使用し、検出リールの回転
周波数にほぼ反比例(回転周期にほぼ比例)する電圧と
テープの走行速度に応じた電圧との電位差を検出して、
この電位差に応じて表示部を駆動するならば、比較的簡
単な構成で正確もしくは、ほぼ正確な走行時間残量を表
示することができる。
また、表示部への供給電圧を零ボルトから変化させるこ
とができ、たとえばメータを使用した場合にはメータの
全範囲を表示に利用できる。
とができ、たとえばメータを使用した場合にはメータの
全範囲を表示に利用できる。
第3図に示した実施例に使用する周期−電圧変換部13
、走行速度検出部14、基準電圧部15、電圧減算部1
6、および表示部17の一回路例を第5図に示す。
、走行速度検出部14、基準電圧部15、電圧減算部1
6、および表示部17の一回路例を第5図に示す。
同図において、トランジスタQ1,Q2、抵抗Rl ,
R2 JR3 ,R4、およびコンデンサC1によりサ
ンプルパルス発生部Aを構成し、トランジスタQ3,Q
4 ,Q5抵抗R5, R6, R7,R8,R,,R
1oおよびコンデンサC2,C3により鋸歯状波信号発
生部Bを構成している。
R2 JR3 ,R4、およびコンデンサC1によりサ
ンプルパルス発生部Aを構成し、トランジスタQ3,Q
4 ,Q5抵抗R5, R6, R7,R8,R,,R
1oおよびコンデンサC2,C3により鋸歯状波信号発
生部Bを構成している。
また、トランジスタQ6,Q7,Q8、抵抗R11,R
12、およびコンデンサC4によりサンプル・ホールド
部Cを構成し、トランジスタQ9、ダイオードD1抵抗
R13 , R14 , R15 , R16、コンデ
ンサC5、およびメータMにより表示部Dを構成し、抵
抗R17,R18により基準電圧部Eを構成している。
12、およびコンデンサC4によりサンプル・ホールド
部Cを構成し、トランジスタQ9、ダイオードD1抵抗
R13 , R14 , R15 , R16、コンデ
ンサC5、およびメータMにより表示部Dを構成し、抵
抗R17,R18により基準電圧部Eを構成している。
可変抵抗R19はテープの走行速度検出用であり、これ
は、たとえばテープレコーダのキャプスタンなどのよう
なテープの走行速度を決める定速回転体の速度調節用可
変抵抗と連動して抵抗値が変化するものである。
は、たとえばテープレコーダのキャプスタンなどのよう
なテープの走行速度を決める定速回転体の速度調節用可
変抵抗と連動して抵抗値が変化するものである。
第5図のサンプルパルス発生部A1鋸歯状波信号発生部
B1およびサンプル・ホールド部Cにより第3図の周期
−電圧変換部13を構成している。
B1およびサンプル・ホールド部Cにより第3図の周期
−電圧変換部13を構成している。
次に、第5図に示した回路の動作を第6図の動作波形図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第3図の周期検出部12に得られるパルス状の周期信号
a〔第6図a1以下同様〕を第6図の入力端子SIに加
えれば、サンプルパルス発生部AにおいてコンデンサC
1の充放電によりトランジスタQ2のコレクタにサンプ
ルバルスbを得る。
a〔第6図a1以下同様〕を第6図の入力端子SIに加
えれば、サンプルパルス発生部AにおいてコンデンサC
1の充放電によりトランジスタQ2のコレクタにサンプ
ルバルスbを得る。
鋸歯状波信号発生部Bは、コンデンサC3と、 トラン
ジスタQ3,Q4、抵抗R5〜R7、およびコンデンサ
C2からなる放電部αと、トランジスタQ5および抵抗
R8〜RIOからなる定電流部βとにより構成されてい
る。
ジスタQ3,Q4、抵抗R5〜R7、およびコンデンサ
C2からなる放電部αと、トランジスタQ5および抵抗
R8〜RIOからなる定電流部βとにより構成されてい
る。
放電部αにおいて、サンプルバルスbに応じてコンデン
サC2が充放電し、トランジスタQ3のコレクタにクリ
アーパルスCを得る。
サC2が充放電し、トランジスタQ3のコレクタにクリ
アーパルスCを得る。
コンデンサC3は定電流部βにより、ほぼ定電流充電さ
れると共に、放電部αのクリアーパルスCに応じて放電
され、コンデンサC3の両端に鋸歯状波電圧dを得る。
れると共に、放電部αのクリアーパルスCに応じて放電
され、コンデンサC3の両端に鋸歯状波電圧dを得る。
従って、鋸歯状波電圧dのピーク値は周期信号aの周期
にほぼ比例した値となる。
にほぼ比例した値となる。
サンプル・ホールド部Cにおいて、トランジスタQ6を
サンプルパルスbによりゲート動作させ、鋸歯状波電圧
dをコンデンサC4にサンプリングし、かつ次のサンプ
リング時点までホールドする。
サンプルパルスbによりゲート動作させ、鋸歯状波電圧
dをコンデンサC4にサンプリングし、かつ次のサンプ
リング時点までホールドする。
従って、トランジスタQ7のエミツタにホールド電圧e
を得る。
を得る。
このホールド電圧eは周期信号aの周期にほぼ比例して
おり、第7図にこの関係を示す。
おり、第7図にこの関係を示す。
表示部Dは、トランジスタQ9および抵抗R13〜R1
5からなる振切れ防止部Xと、抵抗R16、コンデンサ
C5、ダイオードD1、およびメータMからなるメータ
表示部yにより構成され、メークMにおいて走行時間残
量を表示する。
5からなる振切れ防止部Xと、抵抗R16、コンデンサ
C5、ダイオードD1、およびメータMからなるメータ
表示部yにより構成され、メークMにおいて走行時間残
量を表示する。
メークMの振れは、サンプル・ホールド部Cのホールド
電圧eと、走行速度検出用抵抗R19に応じた基準電圧
部Eの基準電圧との差電圧によって決まる。
電圧eと、走行速度検出用抵抗R19に応じた基準電圧
部Eの基準電圧との差電圧によって決まる。
ダイオードD1は、メータMが逆方向に振れるのを防止
すると共に、サンプル・ホールド部CのトランジスタQ
7のベース・エミツタ間の順方向電圧の温度変化を補償
している。
すると共に、サンプル・ホールド部CのトランジスタQ
7のベース・エミツタ間の順方向電圧の温度変化を補償
している。
コンデンサC5は、ホールド電圧eに含まれるリツプル
を吸収し、メータMの指示を安定に保つ。
を吸収し、メータMの指示を安定に保つ。
振切れ防止部Xはニミツタホロワをなしており、メータ
Mが振切れないように電圧を制限する。
Mが振切れないように電圧を制限する。
トランジスタQ,のベース電位は、基準電圧部Eの基準
電圧と同様に走行速度検出用抵抗R19によって変化し
、従ってメータMの最大振れ角度はほぼ一定となる。
電圧と同様に走行速度検出用抵抗R19によって変化し
、従ってメータMの最大振れ角度はほぼ一定となる。
テープ残量を最大値から最小値まで表示する場合には、
上記の振切れ防止部Xは不要である。
上記の振切れ防止部Xは不要である。
本回路例のごとく、周期−電圧変換部として、サンプル
パルス発生部、鋸歯状波信号発生部、およびサンプル・
ホールド部とを使用すれば、正確かつ安定な周期−電圧
変換部を構成することができ、しかもホールド期間中に
おけるホールド電圧の変動は非常に少ないため、メータ
Mの振れは安定している。
パルス発生部、鋸歯状波信号発生部、およびサンプル・
ホールド部とを使用すれば、正確かつ安定な周期−電圧
変換部を構成することができ、しかもホールド期間中に
おけるホールド電圧の変動は非常に少ないため、メータ
Mの振れは安定している。
さらに、鋸歯状波信号発生部としてコンデンサ、定電流
部、および放電部とからなる鋸歯状波信号発生部を使用
すれば、第7図に示すごとく周期信号aの周期にほぼ比
例したホールド電圧eを得ることができ、走行速度を変
化させたときの表示誤差が少なくなる。
部、および放電部とからなる鋸歯状波信号発生部を使用
すれば、第7図に示すごとく周期信号aの周期にほぼ比
例したホールド電圧eを得ることができ、走行速度を変
化させたときの表示誤差が少なくなる。
なお、本回路例では鋸歯状波信号発生部に発生する鋸歯
状波電圧のピーク値をサンプリングしたが、鋸歯状波電
圧の中間点でサンプリングしても良いことはいうまでも
ない。
状波電圧のピーク値をサンプリングしたが、鋸歯状波電
圧の中間点でサンプリングしても良いことはいうまでも
ない。
また、本回路例のごとく、基準電圧部として、電源電圧
を分圧する分割抵抗を使用し、走行速度検出部として、
テープの走行速度を決める定速回転体の速度調節用可変
抵抗と連動して値が変化する可変抵抗を使用するならば
、走行速度を簡単に検出でき、また、基準電圧部の電圧
を可変抵抗の値に応じて変化させることも容易である。
を分圧する分割抵抗を使用し、走行速度検出部として、
テープの走行速度を決める定速回転体の速度調節用可変
抵抗と連動して値が変化する可変抵抗を使用するならば
、走行速度を簡単に検出でき、また、基準電圧部の電圧
を可変抵抗の値に応じて変化させることも容易である。
なお、走行速度の検出方法には、定速回転体に直流発電
機を取付けて、その発電電圧により走行速度を検出する
方法や、定速回転体の速度基準電圧を検出する方法や、
さらにはテープに記録された信号を再生検出する方法な
どがあり、いずれの方法を使用しても良い。
機を取付けて、その発電電圧により走行速度を検出する
方法や、定速回転体の速度基準電圧を検出する方法や、
さらにはテープに記録された信号を再生検出する方法な
どがあり、いずれの方法を使用しても良い。
さらに本回路例のごとく、表示部として、メータを使用
し、かつ、それと直列にダイオードを接続すれば、メー
タの逆方向への振れを防止することができる。
し、かつ、それと直列にダイオードを接続すれば、メー
タの逆方向への振れを防止することができる。
さらに本回路例のごとく、表示部として、メータを使用
し、かつメータに印加する電圧を制限するエミッタホロ
ワを接続すれば、メータの振切れを防止することができ
るとともにテープ残量の表示を拡大することも可能であ
る。
し、かつメータに印加する電圧を制限するエミッタホロ
ワを接続すれば、メータの振切れを防止することができ
るとともにテープ残量の表示を拡大することも可能であ
る。
特に、エミツタホロワを構成するトランジスタにベース
電位を与える電位供給部の供給電位が、本回路例のごと
く走行速度に応じて変化するならば、メータの最大振れ
角度は走行速度を変化させてもほぼ一定となる。
電位を与える電位供給部の供給電位が、本回路例のごと
く走行速度に応じて変化するならば、メータの最大振れ
角度は走行速度を変化させてもほぼ一定となる。
また、表示部において、テープ残量が一定値以下の状態
において、ランプまたはブザー音により警報することも
可能である。
において、ランプまたはブザー音により警報することも
可能である。
本発明の別の実施例を第8図に示す。
これについて説明すると、供給リール21の回転周波数
に反比例する周期の周期信号を周期検出部22に得る。
に反比例する周期の周期信号を周期検出部22に得る。
周期信号は変換部24において電圧に変換され、周期信
号の周期にほぼ比例した電圧を得る。
号の周期にほぼ比例した電圧を得る。
変換部24の変換利得は、走行速度検出部23の信号に
応じて変化し、テープの走行速度にほぼ比例している。
応じて変化し、テープの走行速度にほぼ比例している。
変換部24の出力電圧は表示部25に供給され、表示部
25においてテープ残量を表示する。
25においてテープ残量を表示する。
次に、本実施例の構成によりテープ残量の表示が可能で
あることを説明する。
あることを説明する。
周期検出部22に得られる周期信号の周期Tは、供給リ
ールの回転周波数に反比例するから次式で表わされる。
ールの回転周波数に反比例するから次式で表わされる。
T=d旦 ・・・・・・・・・(10
)ここに、dは比例定数である。
)ここに、dは比例定数である。
変換部24の変換利得はテープの走行速度にほぼ比例す
るから、出力電圧■,はgを比例定数とすると次式で表
わせる。
るから、出力電圧■,はgを比例定数とすると次式で表
わせる。
V[一(gν)・T
=( gd )・R ・・・・・・・・・
0υ一方、テープ残量は(2)式で表わされ、テープ巻
装部の半径Rにより決まる。
0υ一方、テープ残量は(2)式で表わされ、テープ巻
装部の半径Rにより決まる。
従って、変換部24の出力電圧Vtにより、テープ巻装
部の半径Rを検出すれば、テープ残量を表示することが
可能である。
部の半径Rを検出すれば、テープ残量を表示することが
可能である。
本実施例のごとく、リール速度検出部として周期検出部
を使用し、表示駆動部として変換部を使用するならば、
比較的簡単にテープ残量を表示することができる。
を使用し、表示駆動部として変換部を使用するならば、
比較的簡単にテープ残量を表示することができる。
また、検出および表示を電気的に処理できるので、たと
えばカセットテープのようにテープをケース内に格納し
て使用する構造の定速走行装置においても、表示の場所
などに制約を受けることはない。
えばカセットテープのようにテープをケース内に格納し
て使用する構造の定速走行装置においても、表示の場所
などに制約を受けることはない。
なお、本実施例では検出リールとして供給リールを使用
したが、巻取リールを使用しても良いことは前述の場合
と同様である。
したが、巻取リールを使用しても良いことは前述の場合
と同様である。
第8図の実施例に使用する変換部24の一構成例を第9
図に示す。
図に示す。
同図において、入力端子■に第8図の周期検出部22に
得られる周期信号を加えれば、比例変換部21により周
期信号の周期にほほ比例した電圧を得る。
得られる周期信号を加えれば、比例変換部21により周
期信号の周期にほほ比例した電圧を得る。
抵抗R34,R35は固定抵抗である。
抵抗R36は走行速度検出用であり、走行速度が速いと
大きく、遅いと小さい。
大きく、遅いと小さい。
抵抗R34〜R36により比例変換部21の電圧を分圧
する分圧部を構成している。
する分圧部を構成している。
従って、出力端子Jには周期信号の周期とテープの走行
速度に比例した電圧を得る。
速度に比例した電圧を得る。
本構成例のごとく、変換部として、比例変換部と、走行
速度検出用抵抗を利用した分圧部を使用すれば、比較的
簡単な構成で周期信号の周期とテープの走行速度に比例
した電圧を得ることができる。
速度検出用抵抗を利用した分圧部を使用すれば、比較的
簡単な構成で周期信号の周期とテープの走行速度に比例
した電圧を得ることができる。
以下のごとく、本発明は速度調節可能なテープ定速走行
装置に使用した場合、テープの走行速度を変化させても
、正確なテープ残量を表示することが可能となるもので
、応用範囲も広く、その工業的価値は非常に太きいもの
がある。
装置に使用した場合、テープの走行速度を変化させても
、正確なテープ残量を表示することが可能となるもので
、応用範囲も広く、その工業的価値は非常に太きいもの
がある。
第1図は本発明の基本構成を説明するためのブロック図
、第2図はテープを含む供給リール部分の略図、第3図
は本発明の一実施例のブロック図、第4図は走行時間残
量と供給リールのテープ巻装部半径および走行速度の関
係を示す図、第5図は本発明の実施例の要部具体的回路
構成図、第6図a,b,c,d,eは第5図の各部信号
波形図、第7図は本発明の実施例における周期信号の周
期とホールド電圧の関係を示す図、第8図は本発明の別
の実施例のブロック図、第9図は第8図における変換部
の一構成例を示す図である。 1……検出リール、2……リール速度検出部、3……走
行速度検出部、4……表示駆動部、5……表示部、11
……供給リール、12……周期検出部、13……周期−
電圧変換部、14……走行速度検出部、15……基準電
圧部、16……電圧減算部、17……表示部、A……サ
ンプルパルス発生部、B……鋸歯状波信号発生部、C…
…サンプル・ホールド部、D……表示部、E……基準電
圧部、α……放電部、β……定電流部、X……振切れ防
止部、y……メータ表示部、R19……走行速度検出用
抵抗、21……供給リール、22……周期検出部、23
……走行速度検出部、24……変換部、25……表示部
、31……比例変換部、R36……走行速度検出用抵抗
。
、第2図はテープを含む供給リール部分の略図、第3図
は本発明の一実施例のブロック図、第4図は走行時間残
量と供給リールのテープ巻装部半径および走行速度の関
係を示す図、第5図は本発明の実施例の要部具体的回路
構成図、第6図a,b,c,d,eは第5図の各部信号
波形図、第7図は本発明の実施例における周期信号の周
期とホールド電圧の関係を示す図、第8図は本発明の別
の実施例のブロック図、第9図は第8図における変換部
の一構成例を示す図である。 1……検出リール、2……リール速度検出部、3……走
行速度検出部、4……表示駆動部、5……表示部、11
……供給リール、12……周期検出部、13……周期−
電圧変換部、14……走行速度検出部、15……基準電
圧部、16……電圧減算部、17……表示部、A……サ
ンプルパルス発生部、B……鋸歯状波信号発生部、C…
…サンプル・ホールド部、D……表示部、E……基準電
圧部、α……放電部、β……定電流部、X……振切れ防
止部、y……メータ表示部、R19……走行速度検出用
抵抗、21……供給リール、22……周期検出部、23
……走行速度検出部、24……変換部、25……表示部
、31……比例変換部、R36……走行速度検出用抵抗
。
Claims (1)
- 1 定速回転する回転体を使用してテープを供給リール
から巻取リールへ定速走行させ、かつ設定走行速度を連
続的に調整することのできる機能を有するテープ定速走
行装置に使用され、検出リールと、前記検出リールの回
転周波数に反比例した周期の周期信号を得る周期検出部
と、前記周期信号の周期に比例または略比例した電圧を
得る周期一電圧変換部と、前記テープの走行速度を検出
する走行速度検出部と、前記走行速度検出部の信号に応
じて基準電圧を変化する基準電圧部と、前記周期一電圧
変換部の出力電圧と前記基準電圧部の基準電圧の差を得
る電圧減算部と、前記電圧減算部の出力電圧に応じてテ
ープ残量を表示する表示部とを具備してなるテープ残量
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51116397A JPS588068B2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | テ−プ残量表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51116397A JPS588068B2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | テ−プ残量表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5341211A JPS5341211A (en) | 1978-04-14 |
| JPS588068B2 true JPS588068B2 (ja) | 1983-02-14 |
Family
ID=14686020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51116397A Expired JPS588068B2 (ja) | 1976-09-27 | 1976-09-27 | テ−プ残量表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588068B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828669B2 (ja) * | 1977-03-28 | 1983-06-17 | 株式会社田村電機製作所 | 磁気テ−プ残量時間表示装置 |
| JPS6028060B2 (ja) * | 1979-04-14 | 1985-07-02 | オリンパス光学工業株式会社 | テ−プ終端予告装置 |
| JPS57143772A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-06 | Pioneer Electronic Corp | Tape amount detecting system |
| JPS5826739U (ja) * | 1981-08-13 | 1983-02-21 | 株式会社田村電機製作所 | ビデオテ−プの走行速度検出回路 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3834648A (en) * | 1972-03-15 | 1974-09-10 | Ampex | Apparatus and method for sensing diameter of tape pack on storage reel |
| JPS49109020A (ja) * | 1973-01-22 | 1974-10-17 |
-
1976
- 1976-09-27 JP JP51116397A patent/JPS588068B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5341211A (en) | 1978-04-14 |
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