JPS587990A - テレビジヨンカメラのコ−ナ−レジストレ−シヨン遠隔集中制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、畑数台のカラーテレビジョンカメラなどを備
えたシステムにおいて、これらテレビジョンカメラのそ
れぞれのコーナーレジストレーションを共通の調整装置
により集中して遠隔調整し得るようにしたテレビジョン
カメラの制御方式に関する。

カラーテレビジョンカメラなど、複数本の撮像管を備え
、それらからの信号の合成により映像信号を得るように
した、いわゆる多管式テレビジョンカメラにおいては、
各撮像管による映像信号の正しい重ね合わせ、いわゆる
レジストレーションが正しく保たれていなければならな
い。

従って、多管式テレビジョンカメラを使用するｊｌＫは
、それに先立って正確なレジストレーション調整を必要
とする。

また、このレジストレーションは、カメラ使用中に発生
する種々の動作条件の変化によりずれを生じるから、上
記のように一旦正確に調整を施こしたあとでも、カメラ
を使用している間にも随時再調整を必要とする。

ところで、このような多管式のテレビジョンカメラ（以
下、単にカメラという）のレジストレーション調整方式
としては、従来から第１図に示１−ような方式のものが
使用されていた。

第１図において、１はカメラヘッド、２はカメラ制御器
（ＣＣＵ）、３はカメラケーブル、４は水平と垂直の偏
向回路、５は偏向コイルアセンブリ、６はコーナーレジ
ストレーション補正回路である。

カメラ１に対するレジストレーションの調整は、各カメ
ラごとに付随しているＣ　ＣＵ　２のコントロールパネ
ルによって行ない、そこに設けられている各種の調整器
を操作することによりカメラケー・プル３を介して偏向
回路４が制御され、偏向コイルアセンブリ５の動作条件
が設定されて正しいレジストレーションが得られるよう
に゛する。

一方、これらとは別に、画像面のコーナーを含む周辺部
のレジストレーションを細かく補正するためのコーナー
レジストレーション補正回路６がカメラヘッド１の中に
設けられており、この回路に備えつけられている多数の
半固定抵抗器などを調整することにより画像面全体にわ
たる正しいレジストレーション調整が行なえるＩうにな
っている。

しかしながら、この従来の方式のカメラヘッドＡｉＣお
いては、上記したコーナーレジストレーション補正回路
６がカメラヘッド１の中にあるため、コーナーレジスト
レーションの調整作業をそれぞれ個々のカメラヘッド側
で行なわなければならないから、テレビジョン放送スタ
ジオなど多数のカメラを使用するシステムにおいては調
整作業カ極めて煩雑になるという欠点があり、それが上
記したレジストレーションの再調整時などにおいては特
に著しくなってしまうという欠点があった。

また、こルとは別に、カメラのレジストレーション調整
には互に関連することの多い数多（の調整器による調整
作業を要するため、作業に高い熟練と多くの時間を必要
とするから、カメラヘッド内に適当な調整用のチャート
を内蔵させ、必要なときにこのチャートヶ撮像して自動
的にレジストレーションの調整が行なわれるようにした
、いわゆるオートセットアツプ方式のカメラも知られて
いるが、この方式においても、レジストレーションの調
整条件を実際のカメラの使用条件と完全に一致したもの
とすることができないことなどによす特にコーナーレジ
ストレーションについては補正が充分に行なわれない場
合があり、このようなときには、第１図に示した従来例
と同じ（、やはりカメラヘッド内のコーナーレジストレ
ーション補正回路による調整作業を行なわなければなら
ず、従って、この方式のカメラシステムにおいても特に
再調整時などに煩雑な作業が必要になってしまうという
欠点があった。

本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、放送
スタジオ内などにおけるように多数のカメラを備えたシ
ステムにおいてもコーナーレジストレーションの調整が
容易に行なえ、常に最適な画質の映像信号が得られるよ
うにしたテレビジョンカメラにおけるコーナーレジスト
レーションの補正方式を提供するにある。

この目的を達成するため、本発明は、メモリに書込まれ
た調整用データによりコーナーレジストレーションの調
整動作条件の設定が行なわれるようにした複数台のカメ
ラに対して、調整操作に応じて上記調整用データ２発生
するようにした少くとも一台のカメラ調整装置を設け、
複数台のカメラヘッドに選択してそのコーナーレジスト
レーション調整を遠隔集中操作できるようにしｔ点を特
徴とする。

以下、本発明によるテレビジョンカメラのコーナーレジ
ストレーション遠隔集中制御方式の実施例を図面につい
て説明する。　／ 第２図は本発明の基本的構成ｌ示す一実施例のブロック
図で、Ｔはカメラ調整装ｆｆ１（セットアツプ　コント
ロール　ユニット、以下ＳＣＵといつ）、８はケーブル
、９は選択スイッチ装置（デレゲーション　スイッチ　
ユニット、以下Ｄ８Ｕ　という）、１０はケーブルであ
る。

なお、カメラ１は既に説明したオートセットアツプ方式
のもので、ＣｅＯ２と共に複数台、例えば６台、設けら
れ、ＣｅＯ２の中に備え付けられているマイクロコンピ
ュータ（マイコン）のプログラムによりレジストレーシ
ョンを含む各種のカメラ調整動作が自動的に行なわれて
調整データがメモリに書込まれ、このメモリに書込まれ
たデータにより動作条件が設定されるように構成されて
いるもので、例えば特公昭５０−３８４５１号公報に記
載されているような方式のカメラで構成されている。

５ＣＵ７は適当なカメラ調整用のパネルを備え、そこに
設けられている各種のスイッチやエンコーダなどが操作
さｎることにより上記したカメラ調整用の各種のデータ
乞発生してケーブル８に送出する。

ＤＳＵ９は５ＣＵ７からの制御データに応じて複数台の
カメラ１のうちの任意の１台を選択し、ケーブル８を選
択したカメラ１のケーブル１０に接続する。

従って、この実施例によれば、適当な場所に設置Ｌ７１
ｃＳＣＵ７のスイッチやエンコーダを操作するだけで、
複数台のカメラ１のうちの任意の１台１選択し、そのＣ
ＣＵ’　２のマイコンによるレジストレーションのオー
トセットアツプなどを行なわせると共に、カメラ１のコ
ーナーレジストレーション調整を行なうことができるか
ら、ただ１台の５ＣＵＴにより任意の所定の場所から全
てのカメラ１のコーナーレジストレーションを集中して
遠隔調整することができ、カメラの台数が多くなっても
容易ニコーナーレジストレーションの調整を行なうこと
ができる。

次に、！３図は第２図の実施例をさらに具体的に示した
ブロック図で、１１は複数個、例えば４個設けられてい
るコーナーレジストレージ田ン補正用のロータリーエン
コーダ、１２はアナログ・デジタルコンバータ（Ａ／Ｄ
）、１３はパラレル・シリアルコンバータ（Ｐ／Ｓ）、
１４はシリアル・パラレルコンバータ（Ｓ／Ｐ）、１５
はメモリ、１６ハパラレル・シリアルコンバータ（Ｐ／
Ｓ）、１７ハシリアル・パラレルコンバータ（Ｓ／Ｐ）
、１８はデジタル・アナログコンバータ（Ｄ／Ａ　）で
あり、その他は第２図の実施例と同じである。

なお、５ＣＵ７にはカメラ選択用、調整項目切換用など
各種の切換スイッチ、それにコーナーレジストレーショ
ン調整用に限らずそれ以外の各種のロータリーエンコー
ダなども設けられているが、図では省略しである。

５ＣＵ７のエンコーダ１１が操作されるとそれに応じて
発生した信号はＡ／Ｄ１２でデジタル化され、ついでＰ
／８１３によってシリアルデータに変換されてケーブル
からＤＳＵ９に送出される。

一方、ＣｅＯ２のメモリ１５にはオートセットアツプさ
れた調整データが書込まれ、それが読出されてＰ／８１
６でシリアルデータ化ちれ、ケーブル３によってカメラ
ヘッド１内のＳ／Ｐ１７に伝送されている。そして、こ
のＳ／Ｐ１７でパラレルデータ化された調整データがＤ
／Ａ１８でアナログ信号に変換されてカメラヘッド１内
の偏向回路などに与えられることによりカメラの動作条
件が設定され、この結果、カメラヘッド１はレジストレ
ーションなどが適切に補正式れた状態で撮像動作７行な
うようになっている。

そこで、い１、何らかの理由、例えば撮像レンズが切換
えられるなどしてカメラヘッド１の使用条件が変化し、
コーナーレジストレーションがオートセットアツプ状態
から悪化して再調整な必要とする状態になったときには
、５ＣＵ７’Ｙ操作してＤＳＵ９ｖ制御し、コーナーレ
ジストレーションの再調整を要するようになったカメラ
ヘッド１を選択し、ロータリーエンコーダ１１を操作し
てやれば、これに対応したデータがそのカメラヘッド１
のＣＣＵ２の中にあるＳ／Ｐ１４に伝送され、これから
対応するメモリ１５に送られてそこに書込まれてい友デ
ータケ次々とりフレッシュするので、カメラヘッド１コ
ーナーレジストレーシヨン状態カ変化するようになる。

そこで、このカメラヘッド１からの映像信号をモニタ画
面やオシロスコープなどによってモニタしながらエンコ
ーダ１１を操作すれば、正しいコーナーレジストレーシ
ョン状態に調整し直すことができ、しかも、この調整動
作をただ一台の５ＣＵＴから全てのカメラヘッド１乞対
象として順次行なうことができることになる。

このときの５ＣＵ７の調整用パネルの一実施例を第４図
（Ａ、）に示す。

この図において、１９〜２５はスイッチ、２６〜２９は
文字表示器、３０〜３３はロータリーエンコーダの操作
ツマミである。

スイッチ１９〜２５は押釦スイッチで、一度押すとスイ
ッチがホールドされて表示ランプが点灯し、次に押すと
スイッチがレリーズされて表示５ンプが消灯するタイプ
となっており、調整対象の選択を行なうために設けられ
、スイッチ１９はＲチャンネルの水平方向（ＲＨ）、ス
イッチ２０ばＲチャンネルの垂直方向（ＲＶ）のそれぞ
れのレジストレーションの調整動作ケ切換えるたメノモ
のであり、以下、スイッチ２１はＢ　ｌ（（Ｂチャンネ
ルの水平）、スイッチ２２はＢ　Ｖ　（１３チヤンネル
の垂直）、スイッチ２３は０Ｈ（Ｇチャンネルの水平）
、スイッチ２４はＧＶ（Ｇチャンネルの垂直）のそれぞ
れのレジストレーション調整動作に切換えるためのスイ
ッチとなっている。一方、スイッチ２５は本発明におけ
るコーナーレジストレーション調整動作に切換える友め
のスイッチとなっており、その点灯表示部分には、例え
ばＤＹＮＡＭＩＣＩ：（、ＥＧＩなどの表示がなされる
ようにしである。

文字表示器２６〜２９はスイッチ２５と、スイッチ１９
〜２４のいずれか一つが選択操作されたときに表示動作
ケ行ない、そｒぞれＵＬ（上部左コーナー）、Ｕ　Ｒ（
上部布コーナー）、ＬＬ（下部左コーナー）、Ｌ’Ｒ（
下部布コーナー）と表示される。

ツマミ３０〜３３ＶｉそれぞれＵＬ、ＵＫ、ＬＬ。

Ｌ　Ｒのそれぞれの調整用データを発生するロータリー
エンコーダ１１に設けられたものである。

従って、い１、いずれかのカメラを選択し、ついでスイ
ッチ１９と２５を押せば、ツマミ３０を回すことにより
そのカメラの１ｔチヤンネルにおける画像面で第４図（
Ｂ）に示すように、画面上部の左コーナ一部分ａにおけ
るレジストレーションだけを調整することができ、ツマ
ミ３１では部分すが、ツマミ３２では部分Ｃ１そしてツ
マミ３３では部分ｄでそれぞ扛局部的にレジストレーシ
ョンを調整することができる。なお、第４図（Ｂ）にお
いて、３４はモニタ画像面を表わしている。

同様にスイッチ２０と２５を押せば、それぞれのツマミ
３０〜３３により部分ｅｌ＋ｆｔｇ、ｈＫおけるレジス
トレーションをそれぞれ独立に調整することができる。

また、スイッチ２１．２２のいずれかとスイッチ２５と
を押せばＧチャンネルについて、さらにスイッチ２３．
２４のいずれか一方とスイッチ２５とを押せばＢチャン
ネルについてそれソ扛コーナ一部分ａ　−ｈにおけるレ
ジストレーションを調整することができる。なお、この
ような面Ｉ像面の各コーナーでのレジストレーションを
独立して調整する手段についてはどのような方法によっ
てもよいが、例えば、本出願人により別に出願されてい
る方法を用いるようにしてもよい。

このように、本発明の実施例によれば、複数台のカメラ
のそれぞれについてのコーナーレジストレーションの調
整を所定の、任意の場所に設置した５ＣＵ７によって集
中的に遠隔調整することができるから、数多くのカメラ
を有する放送スタジオなどのカメラシステムにおいても
、全てのカメラのコーナーレジストレーションを容易に
調整することができ、常に最良の画質の映像信号を得る
ことができる。

ところで、以上の実施例では、ＣＣＵ２のメモリ１５に
書込むべきデータについては特に詳しく説明しなかった
が、このメモリ１５に対するデータの書込みをカメラの
使用条件に応じて複数のデータファイルとして行なうよ
うＫし、それぞれの使用条件ごとにコーナーレジストレ
ーション調整したブータラ異なったデータファイルとし
て書込むようにしてもよい。

こうすれば、オートセットアツプによりレジストレーシ
ョン調整したデータケベースとし、カメラの使用条件に
応じてコーナーレジストレーション調整したデータをそ
れぞ汎異なったデータファイルとしておけば、再調整を
要する壕ではカメラの使用条件が切換わるごとに対応す
るデータファイルの調整データを切換えるだけでコーナ
ーレジストレーションまで充分正確に調整された画像を
得ることができ、ターレットによるレンズ交換時や、上
下、左右の反転などの特殊効果撮像時などカメラの使用
条件の切換わり時にもそれぞれに対応してあらかじめ調
整データを書込んだデータファイルを選択するだけで直
ちにコーナーレジストレーションモ含メて正しいレジス
トレーションの保たｎた優扛た画像を容易に得ることが
できる。

なお、以上の実施例では、複数台のカメラヘッド１がオ
ートセットアツプ方式のものとなっていたが、本発明は
これに限るものではなく、ＣＣＵ２により手動操作でレ
ジストレーション調整１行なう通常の方式のカメラによ
って実施してもよい。

以上説明したように、本発明によれば、多数のカメラｖ
ｔむカメラシステムにおいて、それぞれのカメラヘッド
やＣＣＵの近傍に行くことなく所定の、任意の場所に設
置ｆ　した唯１台のＳＣＵにより全てのカメラのコーナ
ーレジストレーションの調整を集中して遠隔操作するこ
とができるから、従来技術の欠点を除き、放送スタジオ
などにおけるカメラのコーナーレジストレーションヲ容
易に、しかも正確に行なうことができ、優′ｉ″した画
質の映像信号を常に安定して得ることができるテレビジ
ョンカメラのコーナーレジストレーション調整方式を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコーナーレジストレーション調整方式に
よるテレビジョンカメラの一例乞示すブロック図、第２
図は本発明によるテレビジョンカメラのコーナーレジス
トレーション遠隔集中調整方式の基本的構成による一実
施例のブロック図、第３図は本発明のでらに具体的な構
成による一実施例を示すブロック図、第４図（５））は
コーナーレジストレーション調整パネルの一実施例を示
す正面図、第４図（Ｂ）はその動作を理解するための説
明図である。 １・・・・・・カメラヘッド、２・・・・・・カメラ制
御器（ＣＣＵ）、４・・・・・・偏向回路、５・・・・
・・偏向コイルアセンブリ、６・・・・・・コーナーレ
ジストレーション補正回路、Ｔ・・・・・・カメラ調整
装置（ＳＣＵ）、９・・・・・・選択スイッチ装置ｍ（
１）８Ｕ）、１１・・・・・・ロータリーエンコーダ、
１２・・・・・・アナログ・デジタルコンバータ（Ａ／
Ｄ）、１３．１６・・・・・・パラレル・シリアルコン
バータ（Ｐ／Ｓ）、　　１４　、１７・・・・・・シリ
アル・パラレルコンバータ（Ｓ／Ｐ）、１５・・・・・
・メモリ、１８・・・・・・デジタル・アナログコンバ
ータ（Ｄ／Ａ　）、１９〜２５・・・・・・スイッチ、
２６〜２９・・・・・・文字表示器、３０〜３３・・・
・・・ロータリーエンコーダのツマミ、３４・・・・・
・モニタＮ像面 代理人　弁理士武顕次部（ほか１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　メモリに書込捷れた調整用データにより動作
   条件の設定が行なわれる方式の多管式テレビジョンカメ
   ラを複数台備えたテレビジョンカメラシステムにおいて
   、これら複数台のテレビジョンカメラに対するコーナー
   レジストレーション調整用のデータを発生するための少
   くとも１台のカメラ調整装置と、上記複数台のテレビジ
   ョンカメラのいずれか１台を任意に選択して上記少くと
   も１台のカメラ調整装置との間にデータ伝送路ケ確立す
   るためのカメラ選択装置とを設け、上記複数台のテレビ
   ジョンカメラに対するコーナーレジストレーション補正
   を集中して遠隔調整し得るように構成し之こと乞特徴と
   するテレビジョンカメラのコーナーレジストレーション
   遠隔集中制御方式。 ・（２、特許請求の範囲第１項において、上記複数台の
   テレビジョンカメラにオートセットアツプ４Ｎ能ヲ設け
   、オートセットアツプされた調整用データが上記メモリ
   に書込ｔａｎるように構成したことを特徴とするテレビ
   ジョンカメラのコーナーレジストレーション遠隔集中制
   御方式。 （３）特許請求の範囲第１項又け１！２項において、−
   上記メモリに書込捷れるべき調整用データを蝮数のデー
   タファイルとし、テレビジョンカメラの使用条件に応じ
   てこれらデータファイルの一つヲ選択して動作条件の設
   定が行なわれるように構成したことを特徴とするテレビ
   ジョンカメラのコーナーレジストレーション通隔集中制
   御方式１．