JPS6318386B2 - - Google Patents

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JPS6318386B2
JPS6318386B2 JP53065643A JP6564378A JPS6318386B2 JP S6318386 B2 JPS6318386 B2 JP S6318386B2 JP 53065643 A JP53065643 A JP 53065643A JP 6564378 A JP6564378 A JP 6564378A JP S6318386 B2 JPS6318386 B2 JP S6318386B2
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JP
Japan
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camera
address
adjustment
data
control
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JP53065643A
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English (en)
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JPS53148327A (en
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Adamuzu Deisuchaato Robaato
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RCA Corp
Original Assignee
RCA Corp
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Publication date
Application filed by RCA Corp filed Critical RCA Corp
Publication of JPS53148327A publication Critical patent/JPS53148327A/ja
Publication of JPS6318386B2 publication Critical patent/JPS6318386B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/002Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for television cameras
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • H04N23/661Transmitting camera control signals through networks, e.g. control via the Internet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 最近のカラーテレビジヨンカメラ装置では、セ
ツトアツプと称する準備調整(以下では単に「調
整」と称する)用の調節部が多くの場合に配置さ
れている。すなわち、調整用調節部のいくつかは
カメラ部に、いくつかは本部装置に、またあるも
のはモニタ設備を用いて調節を行い得るようにす
るためにカメラ部から本部まで離されている。調
節部の多くは通常カメラ部に配置されるか、本部
装置を用いる場合にはその本部装置に設けられ
る。この調節部の総数は約100にもなる。これら
の調節は通常一括して詰め込まれた同軸の制御式
の電位差計によつて行なわれる。この制御部の詰
込みによつて、本部装置の大きさと重量が増し、
調節部が複雑になる。小型のカメラでは調節を行
なうためにカメラをモニタ装置の位置まで移動さ
せるのが便利であるが、大型のカメラでは調節部
のいくつかをモニタ設備のある本部装置へ移さな
ければならない。制御部を移動するには各電位差
からの各別の導線を収容するケーブルが用いられ
るが、これ自体が不安定の原因になる。カメラの
調整に要する労力は相当なものであり、したがつ
て調整用の調節のためにさらに適当な手段を見出
すことが望ましい。
カメラ系全体に亘つて細心で正しい調整を行な
つたときにのみテレビジヨンカラー信号の最終出
力が最適のものになる。この調整には次の事項が
含まれる。(1)調整を可能にするためにスイツチに
より特定の回路に所定の条件を設定すること。(2)
スイツチにより各特定の調整に対して画像モニ
タ、波形モニタおよびベクトルスコープに所要の
表示を行なうこと。(3)近代的なカラーテレビジヨ
ンカメラでは総計100を越えるアナログ調節部を
調節すること。(4)これらの調節の手順を厳密に遵
守すること。多くの形式のカラーテレビジヨンカ
メラについての実際的な経験から、上記手順のど
れかを偶然に省略したり意図的に他の手順をとる
と得られる最終画質が悪くなることがあることが
わかつている。
装置の使用し得る時間中に多数の調整が行なわ
れてその調節に時間がかかる上操作員の判断も必
要であるため、この調節を自動的に行なう方式を
得ることが望ましい。
この発明のテレビジヨン装置(例えば第13図
の装置)は、カラーテレビジヨンカメラ(例えば
カメラ部17、プロセツサ21)と該カメラを自
動的に調節する自動調整装置(例えば自動調整ユ
ニツト180)とを備えている。上記カメラは、
所定のテストパタンを観測する時に個々のビデオ
出力信号を生成する複数個の撮像装置と;上記カ
メラのための各調整制御値をそれぞれのアドレス
に2進形式で記憶するデジタル・メモリ(例えば
第4図のRAM54)と;上記制御値をカメラ制
御回路に供給する手段(例えば第4図の計数器5
5、変換器59、ラツチ63、スイツチ65a〜
65n、コンデンサ66a〜66n、復号器6
8)と;を含み、また、上記自動調整装置は、上
記カメラからの上記個々のビデオ出力信号を受取
りこれらのビデオ出力信号のうちの選されたもの
を基準と比較して調整誤差を検出する誤差検出手
段(例えば第14図の切替装置181、基準信号
源182、キーヤ191、検出器195〜19
7)と;上記カメラに接続され、且つ上記誤差検
出手段の出力に応答して、記憶された調整制御値
が変化する量とそれに関連するアドレスとを表わ
す2進修正信号を発生させる手段(例えば第14
図のプロセツサ190、ゲート199、ROM2
01)と;を含み、上記カメラは、上記2進修正
信号をこの修正信号に関連した上記メモリ中のア
ドレスに記憶された上記調整制御値と演算してこ
の記憶された上記調整制御値を変化させ、これに
よつて上記誤差を減少させる手段(例えば第8図
のスイツチ61、ラツチ101、シーケンス10
3、ラツチ105、比較器107、ラツチ10
9、ラツチ111、加減算器113)を含むよう
にされている。
次に添付図面を参照しつつこの発明をその実施
例について詳細に説明する。
第1図は従来法によるカメラ方式が示されてい
る。カメラおよびカメラ制御方式はたとえば撮像
管、精密光学系および機械的構造部を含むカメラ
部と、画像を走査して画像を表わすビデオ信号を
作り、このビデオ信号を処理して符号化する電子
回路装置とを含んでいる。最近のテレビカメラに
は種々の調整用の調節部と撮影操作用の調節部と
があり、操作のための調節はカメラが動作状態の
間操作員の操作卓13で行なわれる。これらの調
節の典型的なものとして、絞り、黒レベル、利
得、バランスの制御がある。すべての動作に先立
つて行なわれる調整はカメラ部11で行なわれる
が、装置によつては本部装置15と呼ばれるカメ
ラ部から離れたところで行われることもある。カ
ラーテレビカメラの調整に用いられる調節部の総
数はたとえば、約100にもなる。小型カメラでは
調節を通常カメラ部で行なうが、大型カメラでは
カメラ部と本部装置とで調整のための調節を行な
う。調整のための制御部をカメラから離れて設け
るには各制御部にカメラ部11と本部装置15と
を結ぶ導線が必要になる。操作を別に設ける場合
は各制御部についてカメラ部11と操作卓13と
を結ぶ導線を必要とし、さらに本部装置を設ける
場合には各制御部について操作卓13と本部装置
15とを結ぶ導線および本部装置15とカメラ部
11とを結ぶ導線が必要になる。各導線に結合さ
れた制御用電位差計の設定によつて制御値が決定
される。カメラ部11からのビデオ信号は操作卓
と本部装置とに設けられる画像モニタ(PIX)に
供給される。また本部装置には波形モニタ
(WF)とベクトルスコープも設けられる。
上述の従来法によるテレビカメラ方式には多く
の欠点がある。第1の欠点は本部装置を用いると
きそれとカメラ部とを結ぶ80を越える導線と、操
作卓とカメラ部とを結ぶまたは操作卓と本部装置
とを結ぶ20以上の導線とから成るケーブル系を要
することである。第2の欠点は、調整用制御部の
ための制御用電位差計が、カメラ部または本部装
置において互に近接して詰めこまれることであ
る。制御部の数が約100もあるとこれがカメラや
本部装置の大きさと重量とに大いに影響する。小
型化の研究でこれらの制御部は小型高充填度の同
軸制御つまみの形になり、これによつて既に困難
なテレビカメラの調整の仕事がいつそう面倒なも
のになる。さらに複数個のカメラを備えるスタジ
オでは、各カメラまたは本部装置にこのような制
御部を設けなければならないが、これはカメラ操
作の人件費を低減するカメラの自動調節または調
整に役立たない。
この発明によつて上記形式の装置は第2図の方
式にめざましく変化する。第2図の方式にはカメ
ラ部17と操作卓19とが含まれる。本部装置の
代りに「カメラプロセツサ」と呼ぶ装置21が設
けられている。カメラプロセツサ21はカメラ部
17の調整とカメラプロセツサ21自身の調整に
用いられる調整制御と動作制御の制御電圧を記憶
するランダム・アクセス・メモリ(以下RAMと
呼ぶ)21aが含まれている。この調整制御電圧
はパルス振幅変調された信号に変換され、その大
部分が同軸伝送線18を介してカメラ部17に供
給される。カメラプロセツサ21のRAM21a
はカメラの調整および動作のための制御電圧をデ
ジタル形式で記憶する。操作卓19には画像モニ
タ23が設けられている。カメラ部17からのビ
デオ信号は他の伝送線20,22およびカメラプ
ロセツサ21のスイツチ21bを介して画像モニ
タ23に供給される。操作卓19は後述のように
それに内蔵される電位差計の設定(電圧レベル)
に応じてその設定値を表わす8ビツトのデジタル
信号を発生する。この操作卓19はスイツチ機能
も備えている。操作卓19の電位差計の設定値を
表わす8ビツトのデジタル信号は、データ線路2
5を通つて逐次カメラプロセツサ21に送られ、
ここでRAM21aに記憶されるとともに逐次パ
ルス振幅変調信号に変換されて伝送線18を通つ
てカメラ部17の電子回路に送られる。
前述のように、カメラのための調整制御信号は
カメラプロセツサ21のRAM21aに記憶され
る。デジタル形式でRAM21aに記憶された振
幅値はカメラプロセツサ21で逐次パルス振幅変
調信号に変換され、カメラプロセツサ21の制御
部またはカメラ部17の約100個の制御部に供給
される。カメラ部17に供給される信号はパルス
振幅変調されて順次発生する(時分割多重化され
る)。これらの信号は80芯ケーブルの代りに1本
の伝送線18を介して送られる。調整用制御部の
調節も行なうためにRAM21aに記憶されてい
る調整制御データを改変するには1対の撚り線3
0を介してカメラプロセツサ21に結合された調
整用制御ユニツト27を用いる。この調整用制御
ユニツト27の位置に画像モニタ(PIX)29と
波形モニタ(WF)31がある。カメラ部17か
らのビデオ信号はスイツチ21b、線路28,3
3を介してこれらのモニタに供給される。調整の
ための手続きは、任意の所定フイールド期間に
RAM21a中の4個の制御値だけを変更するよ
うに行なう。調整用制御ユニツト27は自身の電
源を持ち、カメラプロセツサ21から切り放して
同じスタジオ内の他のカメラプロセツサたとえば
221や他のカメラ部たとえば217と組合せて
使用することができる。ここで図示説明する実施
例の方式は、カメラ部から離れたカメラプロセツ
サを備えているが、これらを合わせたものがカメ
ラであると考えられる。カメラ部17はその自体
のRAM17a(破線で示す)を備え、カメラプ
ロセツサから切り離されてもその調整用制御値を
失なわないようになつている。装置全体のタイミ
ング制御にはカメラ用のテレビ水平同期信号およ
び垂直同期信号が用いられる。
NTSC方式の1フイールドには2621/2の水平線
と各線に1つの水平同期パルスとが含まれる。こ
の同期パルスはカメラ部17、カメラプロセツサ
21、調整用制御ユニツト27、操作卓19その
他の装置にも走査のために用いられる。
第3図には操作卓19とカメラプロセツサ21
との間および調整用制御ユニツト27とカメラプ
ロセツサ21との間における1フイールド期間中
のデータの流れの順序が示されている。垂直同期
信号に続くビデオ信号の初めの16本の水平線の期
間中カメラプロセツサ21から操作卓19へ戻る
ものと、カメラプロセツサ21から調整用制御ユ
ニツト27へ戻るものとの反転データまたは復帰
データが存在する。このデータは、水平線ごとに
1データビツトの形を持つ。したがつてこの復帰
データの存在する期間全体16のデータビツトが
存在する。次の98本の水平線の期間中にRAMに
記憶されているデータを修正するため、調整用制
御ユニツト27からカメラプロセツサ21へデジ
タル形式の調整制御アナログ修正データが供給さ
れる。この96本の線走査期間はそれぞれ3つの8
ビツト語を含む4区間に分かれている。各区間に
おける第1の8水平線期間に修正すべき制御部を
指定する8ビツトのアドレス(各線に付1ビツ
ト)が与えられ、この次にその記憶位置に適用す
べき8ビツト修正データ(各線に付1ビツト)が
来る。この8ビツト修正データに先の8ビツト・
アドレスの繰返しが続く。したがつて1つの修正
に当てられる全時間は24水平線期間である。同様
に修正データの第2区間には修正すべき第2の制
御部を示す8ビツト・アドレスとその第2の制御
部に与えられる8ビツト修正データと繰返しの8
ビツト・アドレスとが続く。他の2つの制御部の
ためのデータおよびアドルスも同様にして次の48
水平線期間に与えられる。以上で総計96本のテレ
ビ水平線期間になる。これに続いて、次の16水平
線期間に1水平線に付1データービツトの割合で
調整用制御ユニツト27からカメラプロセツサ2
1に対しスイツチ機能制御が与えられる。このス
イツチ機能制御は、画像モニタ、波形モニタ等の
条件およびビーム外れ、シエージング不良、収束
不良、ビーム調節不良、整合不良、過渡走査等の
条件について調整を行なうものである。次の80水
平線期間に、各線に付1データビツトの割合で各
8ビツトのデータ語として10語が操作卓19から
カメラプロセツサ21へ供給される。これらの8
ビツト語は各制御部のためのアナログレベルをデ
ジタル形式で与えるから、この80水平線期間に10
個の制御部に対するデータが与えられる。操作卓
19からのアナログ制御用の80水平線期間の上に
操作卓からのスイツチ操作用として16水平線期間
が用いられる。これらのスイツチ制御機能も1水
平線当り1ビツトの割合で送られる。これらの操
作制御ビツトはたとえばレンズキヤツプ、パワ
ー、自動白バランス等の情報を与える。以上で第
1のフイールドが終り、同様に第2のフイールド
が繰返される。
第4図はこの発明を実施するカメラプロセツサ
21の一部のブロツク回路図を示す。第4図にお
いて端子41は線路30(第2図)を介して調整
制御ユニツト27に接続され、端子43は線路2
5(第2図)を介して操作卓19に接続されてい
る。これらの端子は第4図の共通データバス35
に接続されている。端子41,43は切替装置4
4を介して、直列入力並列出力変換器45に接続
されている。第3図におけるデータのタイミング
がデータバス35におけるタイミングを表わす。
カメラプロセツサ中の感知器47は帰還データを
操作卓または調整制御ユニツトへ送る。感知器は
カメラにおけるたとえばレンズキヤツプの有無等
の状態やカメラプロセツサの状態を感知してその
情報を動作制御部と調整制御部に送る。レンズキ
ヤツプ情報はビデオ同期信号期間にビデオ信号と
並行に送ることができる。切替装置44には1対
の切替腕44a,44bがあり、腕44aはたと
えば通常感知器47の出力部に接触しているがコ
イル44cの附勢により切替えられて変換器45
の入力部に接触し、また腕44bは通常調整制御
ユニツト端子41に接続されているがコイル44
dの附勢により操作卓端子43に切替えられる。
第2図で破線で示す動作制御19aは、通常調整
制御ユニツトの位置にあつて調整用の調節を行な
う間に動作制御部の調節もできるようになつてい
る。このような状況においては、切替腕44bと
コイル44dとは調整制御ユニツト27に設けら
れ、第2図のデータバス30が第4図のデータバ
ス35に相当する。
カメラプロセツサ21にはタイマ49がある。
このタイマ49は、このテレビカメラ系の水平お
よび垂直同期信号に応動してフイールドごとにリ
セツトされ、水平線周波数で制御信号を供給す
る。初めの16の水平同期信号については、腕4
4aを切替える信号がタイマ49からコイル44
cへ送られないので、感知器47にある信号が腕
44aを介して送り出される。この16水平線期間
の初めの8水平線期間はタイマ49からコイル4
4dに附勢電位が与えられ、腕44bが切替えら
れて反転データが操作卓端子43に供給される。
次の8水平線期間すなわち線9から線16までは
タイマ49からコイル44c,44dに附勢信号
が与えられないので、切替腕44a,44bが端
子41を介して反転デジタル信号を調整制御ユニ
ツトへ送る。このフイールド期間の残りはタイマ
49からコイル44cに附勢電位が与えられ、切
替腕44aが切替つて調整制御ユニツトおよび操
作卓の両出力と変換器45とが結合される。線1
7から線129までの水平線期間はタイマ49か
らコイル44dへ附勢信号が与えられないので、
調整制御ユニツトが端子41を介して変換器45
に結合される。線130からこのフイールドの終
りまでは、コイル44dが附勢され、腕44bが
切替えられて操作卓からの信号が端子43を介し
て変換器45に供給される。変換器45の出力は
8ビツト並列符号である。初めの8水平線期間に
は変換器45から出力が供給されない。線17か
ら線112まで(アナログ調整用制御の96の水
平線期間)の間にタイマ49が切替装置51(接
点51a)を働かせ、変換器45からの8ビツト
並列語出力がRAM54の入力のスイツチ53に
供給されてRAMに記憶されているプログラムの
変更が可能になる。タイマの制御信号は線路49
aを介してコイル51cに供給される。変換器4
5の出力は8ビツト並列アドレスとこれに続く8
ビツト並列データとこれに続く8ビツト並列アド
レスの繰返しの形を有する。変換器45は1水平
線期間中に出力を送り出す前にこの変換器のレジ
スタに8ビツトが直列に記憶される間8水平線期
間待機する。
切替装置51は、アナログ情報の96+8水平線
期間(タイマ49では合計112+8水平線)が終
ると、変換器45からの第1の調整スイツチ出力
を、調整スイツチ機能のために端子51bに切替
えてアドレス発生器56に供給する。附加された
この8本の線は変換器の負荷を考慮したものであ
る。タイマ49から線路49bを介してコイル5
1dに与えられる附勢信号によつて切替装置51
の腕が端子51bへ切替えられる。変換器45の
出力から2つの8ビツト・スイツチ機能語(第3
図の16水平線期間に対応する)が得られ、この8
ビツト語の各ビツト(1つの調整スイツチ機能に
相当する)が発生器56において各スイツチ機能
のための1つの8ビツト語に変換される。たとえ
ば変換器45から8ビツト語の第1ビツトが論理
「1」であれば、発生器56では8個の論理「1」
が並列に発生され、第2ビツトが論理「0」であ
れば8個の論理「0」が並列に発生される。各機
能について8ビツトデジタル形式とされたスイツ
チ機能情報が線計数器57によつて与えられる
RAM54のアドレス位置に書入れられる。すな
わち合計16個の8ビツト語が発生されてRAM5
4に書入れられる。スイツチ機能データはデジタ
ル・アナログ変換器(以下DA変換器と呼ぶ)5
9によりPAM信号に変換される。変換器59か
らのパルス振幅変調出力は、その入力のすべてが
論理「1」か論理「0」であるから、完全「オ
ン」または完全「オフ」のどちらかである。変換
器59からのパルス振幅変調出力はカメラ部17
またはカメラプロセツサの制御部に供給される。
カメラプロセツサ中の線計数器57はタイマ49
から線路49cを介して供給される線列に応じて
各線に対するアドレスを順次RAM54に送り、
調整制御と動作アナログ制御と操作ユニツトのス
イツチ機能のためのメモリ位置を表わすアドレス
を用意する。線計数器57はまたそれから出力さ
れるアドレスに伴なうすべての信号を書入れるた
めの書入れ制御信号をRAM54に与える。この
線計数器57はフイールドごとにリセツトされる
から、フイールドごとにすべての動作制御および
調整制御スイツチ機能がRAM54に新しく書入
れられる。あるフイールドでデータが与えられな
ければこれらの制御は零へ戻る。
操作卓19から送られる、制御アナログ信号を
表わす一連のデジタル信号は変換器45で8ビツ
ト並列語に変換されて切替装置51およびスイツ
チ53を介してRAM54に送られ、タイマ49
から供給される水平線計数値に応じて線計数器5
7の生成するアドレスにしたがつて各8ビツト語
がメモリに書入れられる。切替装置51は図示の
ように端子51aに腕があるとき変換器45から
の8ビツト語を直ちにスイツチ53に転送する。
線128から208までの水平線期間中出力信号
がタイマ49から線路49aを介して送り出され
る。この期間中線計数器57は書入れアドレスと
書入れ制御信号とを生成する。
操作スイツチ機能制御値は調整スイツチ機能と
同様にRAM54に記憶される。線路49bを介
するタイマ49の出力によつて切替えられた切替
装置51の端子51bを介して8個のスイツチ機
能を表わす8ビツト並列語が変換器45から8ビ
ツト発生器56に供給される。発生器56はこの
8ビツト語の各ビツトごとすべて「1」またはす
べて「0」の8ビツトを並列形式で発生し、これ
らの8ビツトが線計数57によつて指定されるメ
モリ位置にしたがつてRAM54に書入れられ
る。
RAM54からの出力はすべて並列8ビツト語
から成る。アドレス計数器55から与えられる8
ビツト読出しアドレスにしたがつて、水平線期間
ごとに1つの8ビツト語がRAM54から送り出
される。計数器54はタイマ49から与えられる
各水平線期間ごとに計数値を1ずつ増し、読出し
アドレスを逐次RAM54に与え、フイールドの
終るごとに(垂直同期信号のある期間に)リセツ
トされる。RAM54からの出力はスイツチ61
を通つてラツチ63でラツチされた後DA変換器
59によつてパルス振幅変調信号に変換される。
RAM54からの8ビツトデータ語はたとえば各
水平線の初めの8マイクロ秒間にラツチ63に書
入れられる。各線の記憶の残りの時間は前述の書
入れサイクルに当てられてる。各フイールドの読
出しサイクルは第1の水平線期間に始まる。
第5図は例としてDA変換器59からのアドレ
ス1,2,3,4,5,6のためのデータ出力を
示す。DA変換器59からの出力直流レベルはた
とえば256ある。零レベルはこの例ではアドレス
6に示されるようにマイナス項であり、アドレス
5の128レベルが中心レベルである。第1アドレ
スは約200レベルである。
第4図のカメラプロセツサ21には選ばれた
RAMアドレスに対する約10個の抽出スイツチ6
5a,65b……65nとこれに対応する約10個
のコンデンサ66a,66b……66nとが設け
られ、フイールドとフイールドとの間でこれらの
選ばれたアドレスにプロセツサ21中で使用する
アナログ情報を一時的に記憶するようになつてい
る。これらのコンデンサの出力信号は適当なプロ
セツサ回路に供給される。アドレス計数器55か
らの出力に応動するアドレス復号器68は、抽出
スイツチ65a〜65nを所定の順序で順次働か
せてフイールドごとに適当なスイツチを閉じ、各
コンデンサに貯えられる電圧が対応するRAMメ
モリ位置に記憶されているデジタル情報に対応す
るようにする(パルス振幅変調出力の多重化を低
減する)。RAM54に含まれる電池54aは動
作電源が中断されてもRAMの記憶を保持するた
めのものである。コンデンサ66a〜66nに充
電される電圧は256の直流レベルに比例し、こ
の電圧が1フイールド期間すなわち約1/60秒間保
持される。
第6図はカメラ部の一部を示す。カメラプロセ
ツサからのパルス振幅変調されたデータが端子7
0に供給される。水平同期信号に応動する線計数
器71が水平線を計数してその出力信号をスイツ
チ復号器73に供給する。この復号器73は上記
計数出力に応じて抽出スイツチ75a〜75nの
適当なものを閉成して(パルス振幅変調出力の多
重化を低減して)一時記憶用コンデンサ76a〜
76nを更新する。これらのコンデンサはそれぞ
れ適当なカメラ制御回路に結合されている。カメ
ラ部にはこのような調整制御部が約100個と動作
制御部が約10個ある。
第4図および第6図にはいくつかの継電器とス
イツチとが示されているが、これらは例示にすぎ
ず、継電器は電子式のゲート回路で置換して所要
の高速スイツチング作用を得ることが望ましい。
第7図にはこの発明の実施例の1つとして動作
制御信号がどのようにして発生されるかが示され
ている。この動作制御はたとえば10個の制御用電
位差計81a〜81nによつて行われる。たとえ
ば、これらの電位差計はそれぞれ電圧源端子間に
接続され、その設定によつてそれぞれ比較器83
a〜83nに選ばれた電圧を供給する。発振器8
5からナンドゲート89を介してデジタル計数器
91をクロツクするための高周波数クロツク信号
が供給され、計数器91がクロツクされるにした
がつて傾斜電圧を発生するDA変換器93によつ
て計数器91の出力が変換される。この傾斜電圧
は比較器83a〜83nにおいて各電位差計の出
力と比較される。傾斜電圧と電位差計の電圧とが
交叉する点で、出力がANDゲート95a〜95
nの1つに供給される。これらのゲート95a〜
95nは、水平同期パルスのそれぞれに応動する
線計数器であるタイマ制御部87により8水平線
期間ごとに順次付勢される。これらのゲート95
a〜95nの1つが付勢されると、信号がナンド
ゲート89に供給されて計数器91が停止する。
この計数器の計数値は符号化された制御電圧であ
つて、並列直列変換器97を介して出力線路へ送
られる。発振器85の速度は1データビツト期間
すなわち1水平線期間中でフルカウントすなわち
傾斜電圧のピークレベルに到達する大きさであ
る。比較器83a〜83nの出力はゲート95a
〜95nにより制御順序にしたがつて切替えられ
る。たとえば、ゲート95aは調整スイツチ機能
に続く第1の8水平線期間中開かれ、ゲート95
bは第2の8水平線期間中開かれる等である。計
数器91は各計数器のデータが変換器97から送
り出された後リセツトされ、再び制御データのそ
れぞれについて上述のサイクルが繰返される。タ
イマ制御器87は計数器91の順序の制御と変換
器97のシフトに用いられる。
第8図にはRAM54にデジタル値として記憶
されている調整制御信号がメモリの書入れ期間中
に調整制御ユニツト27によつて修正される様子
が示されている。基本的には前述のように調整制
御部からの直列データの流れが、直列並列変換器
45に供給される。第3図にはこの直列データの
順序が示されている。前述のようにこの順序の第
1は8ビツトのデジタルアドレスであり、これに
8ビツトのデジタルデータが続き、さらに8ビツ
トのデジタルアドレスの繰返しが続く。8ビツト
のデジタルデータは、RAM54で記憶すべき直
流レベルの絶対値ではなくそのレベルの変化を表
わす。データをラツチ63でラツチするための8
マイクロ秒間後各線の書入れ期間中の修正動作で
は、スイツチ53,61は8マイクロ秒だけ遅れ
たタイマ49からの信号によつて、第8図に示す
ようにスイツチ51の端子51aからRAM54
へ第1のアドレスを与え、RAM54から読出さ
れる第1のアドレスにある出力をデータラツチ1
01に与える状態にある。変換器45からの第1
の8ビツト並列アドレスはスイツチ53およびシ
ーケンサ103を介して第1のアドレスラツチ1
05に供給される。このラツチ105はアドレス
比較器107およびRAM54の読取り入力に接
続されている。次に8ビツト並列2進データ(上
述の直流レベル変更情報が含まれる)がシーケン
サ103を介してデータラツチ109に供給され
る。この次に繰返しの8ビツトアドレスが現われ
ると、このアドレスが第2のアドレスラツチ11
1に供給される。第2のアドレスラツチ111か
らの出力はアドレス比較器107において第1の
アドレスラツチ105からの出力と比較され、両
出力が一致すればアドレス比較器107から
RAM54へ書入れ信号が送られる。ラツチ10
1に与えられたRAM54中のもとのデータレベ
ルが加減算器113に供給され、データラツチ1
09からのレベルの変化もこの加減算器113に
供給される。次にラツチ101内のデータレベル
がデータラツチ109中の量だけ増加または減少
され、比較器107においてアドレスの比較が行
なわれるとき、加減算器113からのこの新しい
レベルが、適当なアドレスでRAM54に書込ま
れる。データ線上に雑音の存在する場合でも正し
いアドレスを確保し得るようにするために、メモ
リに2つのアドレスを用いることが望ましい。書
入れを行なう前にはこの2つのアドレスが同一で
あることが必要である。ラツチ109からの出力
の最上位ビツトによつて加減算器113が加算を
行なうか減算を行なうかが決まり、これがフイー
ルドごとに更新すべき残り3つのアドレスについ
ても繰返される。RAM54からの読出しは第4
図に関連して述べたことと同じである。加減算器
113からのデータレベルが零(最小レベル)ま
たは256(最大レベル)に接近したとき駆動信
号を発生し、これが調整制御ユニツト27に反転
データが帰還する間ユニツト27に供給され、後
述のように調整制御ユニツト中の文字表示装置を
駆動する。減算によつて出力データが零未満にな
るような変化があればデータレベルは零に留ま
り、加算によつてそれが256より大きくなれば256
で停止する。シーケンサ103はタイマに結合さ
れて8水平同期パルスごとに同期パルスに応動し
てラツチ105,109,111に順次出力を切
替える切替装置とすることができる。
上述の構成においては調整制御ユニツトを1個
のカメラまたはカメラプロセツサおよびカメラ部
とともに用いられるものとして説明したが、同一
の調整制御ユニツトを、複数個のカメラまたはカ
メラプロセツサおよびカメラ部とともに用いるこ
ともできる。このようにして1個のカメラ(カメ
ラプロセツサとカメラ部)の調整用のつまみを4
個まで減少し得るだけでなく、この4個のつまみ
をいくつものカメラの調整に用いることが可能に
なる。たとえば第2図に示すように総括スイツチ
220によつて調整制御部からの出力をカメラプ
ロセツサ21からカメラプロセツサ221へ切替
えるようにして、多カメラ系を構成することがで
きる。この場合には第2図に関連して前述したよ
うに、カメラ部21からの調整制御ビデオ信号が
画像モニタ29と波形モニタ31とに供給され
る。調整制御ユニツト27はカメラプロセツサ2
1のビデオ制御切替装置143(第10図)(第
2図のスイツチ21b)へビデオ消去信号を送つ
て、カメラプロセツサ21から画像および波形モ
ニタへビデオ信号を送ることを中止することがで
きる。動作制御部19aをカメラプロセツサ22
1に結合することができる。また第2図の調整制
御ユニツトの代りに自動調整ユニツトを用いてこ
れを総括スイツチ220により一方のカメラ(カ
メラ部とカメラプロセツサ)から他方のカメラへ
切替えることができる。このカメラ間の切替えは
デイスチヤート(Robert Adams Dischert)等
による1977年5月30日付の英国仮出願第22806/
77号明細書記載の技法を利用することもできる。
上述の方式は各フイールドが262.5本の水平線
を含むNTSC方式を用いて設計されたものである
が、他のテレビ方式たとえばPAL、PALMまた
はSECAMのどれにも同様に適用し得ることに注
意すべきである。ここで用いられたRAMは256
のメモリ位置(8ビツトアドレス可能)を持ち、
8ビツトデータが記憶される。NTSC方式は各フ
イールドでこのRAMをアドレスするに要するよ
り多くの水平同期信号を供給するが、RAL方式
およびSECAM方式ではフイールド当りの線数が
多い。
第9図には調整制御盤が示されている。モニタ
ボタン、1次モード機能ボタンおよびスイツチ機
能ボタンの3組のボタンがあり、また4個の文字
表示装置120〜123と4個の制御つまみ12
4〜127とがある。2種類の機能ボタンがある
がその一方は条件づけボタンであつて、これを押
すとアナログ修正データの96水平線期間のあとで
直列のデータの流れとしてRAMに各線に付き1
ビツトのスイツチ情報16個が供給される。スイツ
チボタンはそれに表示された機能を利用するとき
発光するようになつている。他方のものはモード
ボタンであつて、これを押すと8ビツトのアドレ
ス、全部が論理「1」か「0」の8ビツトおよび
8ビツトアドレスの繰返しが順次発生する。これ
らのボタンによつて、アナログ制御のために96本
の水平線期間中スイツチ条件がRAM54に記憶
されることになる。これらの条件は調整制御ユニ
ツトを切り離した後もカメラプロセツサに保存さ
れる。
1次機能ボタンはそれぞれフイールドごとに処
理すべき多くとも4つの制御を表わす。1次機能
ボタンは制御つまみによつて調節される制御部を
切替え、文字表示装置にその制御を表示する。
制御盤の下段のボタンはモニタを操作するもの
である。第9図で判るように、画面モニタと波形
モニタのボタンスイツチがある。信号PIXMON
で示される左方のボタンは画面モニタの切替用
で、これらのボタンは画像モニタだけに接続さ
れ、モニタに何が表示されているかをその点灯で
示す。右方のボタンは波形モニタ(WFM)を制
御する。これらの波形モニタボタンは直接波形モ
ニタに接続され、かつデータバスを介してカメラ
プロセツサ21に接続されている。第2図に示す
ようにカメラ部17からのビデオ信号がカメラプ
ロセツサ21に供給され、これに画像モニタ29
または波形モニタ31に供給されるビデオ信号を
制御するスイツチ21bが設けられている。
第10図にはこのスイツチの細部が示されてい
る。カメラプロセツサ21はカメラ部17から
赤、青、緑の画像信号を受入れてこれを内蔵する
ビデオプロセツサ140に供給する。ビデオプロ
セツサ140の出力はカラープレクサ141に供
給されてNTSCテレビ信号となる。ビデオプロセ
ツサの入力および出力とカラープレクサの出力に
は切替装置143が接続されている。この切換装
置はデータバスからのデジタルデータに応動して
モニタへの信号を制御する。波形モニタのスイツ
チは分離(SEP)、順次(SEQ)、重複(SUP)
およびカラー(COLOR)の4モードを持つ。分
離スイツチを閉じると、切換装置143に1デー
タビツト信号が送られて選ばれた赤、緑または青
信号の1つがカメラからビデオプロセツサ140
を介して波形モニタ31へ送られる。重複または
順次ボタンを押すと、データビツト信号によつて
切替装置143が切替えられ、3色すべての信号
からなるビデオプロセツサ140の出力が装置1
43を介して波形モニタ31へ順次送られるよう
になる。順次ボタンを押すと、これらの3つのビ
デオ信号が左から右へ順次表示され、重複ボタン
を押すと、これらのビデオ信号が重複して表示さ
れる。カラーボタンを押すと、カラープレクサ1
41で組合されたNTSC信号が切替装置143を
介して波形モニタに供給される。「PROC IN」
ボタンを押すと、ビデオプロセツサへの入力が切
替装置を介して画像モニタと波形モニタとへ送ら
れる。波形モニタ押しボタンから切替装置143
へ送られるデータビツト信号はスイツチ機能期間
に調整制御ユニツトによつて供給される。画像モ
ニタに供給される赤、緑または青の信号は制御盤
のスイツチ129,130,131を介して切替
装置143により制御される。これらのスイツチ
に関係するボタンの点灯によつて、モニタで表示
される条件が示される。また赤、緑、青のスイツ
チの状態によつて分離表示期間に波形モニタでど
の表示が与えられるかが決まる。赤、緑、青のス
イツチの状態によつて1つのデータビツトが発生
され、これが切替え期間中に切替装置143に供
給される。これらの赤、緑、青のスイツチ12
9,130,131の状態はメモリへのアドレス
の一部を与え、制御されている1次機能の修正に
関係する。「H」および「V」のスイツチ132,
133は、波形モニタの掃引率を選ぶ。V位置に
おいては波形が垂直掃引率で表示される(上端か
ら下端への画像波形が左から右へ現われる)が、
H位置においては波形が水平掃引率で表示される
(左から右への水平波形)。HおよびVのボタンを
押すと直接波形モニタと結合されてその表示を切
替え、アナログ制御用の1次機能アドレスの一部
を形成する。HおよびV制御部からの出力は切替
装置143には供給されない。制御盤の押しボタ
ン129〜133はモニタへのビデオ信号を制御
するばかりでなく、調節されつつある機能を示す
アドレスの一部にもなることに注意すべきであ
る。
前述のように1次モード機能ボタンは調節すべ
き4つの調整制御機能を選ぶ。たとえば、画像の
重なり(3色の)を調節するとき、中心合わせ、
寸法、直線性、ねじれの4つの制御機能が選定表
示され、制御つまみ124〜127を用いて調節
される。モニタボタン129〜133が点灯する
ことにより、赤、緑、青の水平と、赤、緑、青の
垂直の6通りの2次機能のどれか調節されつつあ
るかを表示する。前述のように調整制御部は8ビ
ツトの2進アドレスと8ビツトの2進データと繰
返しの8ビツトの2進アドレスを送り出す。4つ
の機能のそれぞれのアドレスの初めの5ビツトが
1次機能ボタンのそれぞれで選ばれ、残りの3ビ
ツトがモニタボタン129〜133のそれぞれで
選ばれる。
第11図は調整制御ユニツトのブロツク機能図
を示す。機能読出し専用メモリ(以下ROMと呼
ぶ)151は実行すべき1次機能のそれぞれに対
応するアドレスを記憶している。制御盤の1次機
能ボタンの1つを押すと、符号器153がそのボ
タンのスイツチに応じてその1次モード機能に対
応する5ビツト符号を発生する。この符号が機能
ROM151に供給される。赤(RED)、緑(G)
および青(BLUE)、水平(H)または垂直(V)
等のモニタおよびアドレス修正ボタン129〜1
33は、これを押すことによつて符号器155に
3ビツト符号を発生させる。この符号器155で
符号化された3ビツト符号が機能ROM151に
供給される。これらの5ビツト符号および3ビツ
ト符号により、ROM151はフイールドごとに
制御されるべき4つの8ビツトアドレスを発生す
る。たとえば1次機能ボタンの「REGIST(整
合)」とモニタボタンの「G(緑)」130とを押
すと、各フイールド中にROM151からつまみ
124〜127によつて制御される緑ビデオ中心
合わせ、大きさ、直線性、ねじれのアドレスを順
次発生される。これらの4つの機能がアドレス発
生器およびコミユテータ157によつて所要の順
序に整理される。この4つの異なるアドレスはフ
イールドごとにゲート159に供給され、これに
対応する変更分が4つの制御つまみからゲート1
59へ順次供給される。つまみ124〜127を
回転すると、それに結合された可逆計数器166
a〜166dが各フイールド中に変更分を計数し
て、このデータを適当なアドレスを持つゲート1
59に送る。
第12図において、つまみを加算の向きに回転
すると、可逆計数器が全部零の形から00000001等
に進み、逆向きに回転すると、第1カウントの計
数器が全部1に変る。したがつて最上位のビツト
を見れば加減算器113(第8図)が加算と減算
のどちらを行えばよいかがわかる。また、つまみ
をたとえば1秒間に25段回転すると、このデータ
がいくつかのフイールドに亘つて送られ、したが
つてこの装置は動作の点から見れば実時間で機能
するように見える。つまみ124〜127はデータ内容
に与える変化分だけに関係するから停止位置を持
たない。つまみからのデータはフイールドごとに
読取られた後クリヤされる。変更がなければその
状態がアドレス発生器およびコミユテータ157
に供給され、繰返しアドレスが送られない。第1
2図に示すように、つまみ124〜127を周囲
に開孔を持つ円盤に結合し、円盤の一方の側に小
間隔で1対の光源を設け、これによつて生ずる光
パルスに可逆計数器が各フイールドで応動してパ
ルス累算器の機能を呈するようにすることもでき
る。この可逆計数器には円盤の回転方向と回転量
とを感知する2つの光パルス感知器が含まれる。
コミユテータ157からのゲート信号によつて計
数器からの出力が可能になる。
符号器166にはこのような可逆計数器または
累算器が4個166a〜166b含まれ、コミユ
テータ157から4本の線路158によつて送ら
れるゲート信号に応じてフイールドごとに4つの
累算器出力がゲート159に順次供給される。各
線路158は各累算器のゲート信号入力に接続さ
れている。コミユテータ157は垂直同期信号が
応動して各フイールド中に1次機能ボタンおよび
モニタボタンによつて選ばれた4つのアドレスを
順次ゲートし、また対応する累算器中のデータを
ゲートし、さらにこのデータに続く繰返しアドレ
スをゲートする。データが存在しなければ(つま
みによる変更がなければ)その可逆計数器すなわ
ち累算器から信号が4本の線162の1つによつ
てコミユテータ157に送られ、繰返しアドレス
が停止される。符号器166からの出力データは
8ビツト符号の形で可逆計数器166a〜166
dからゲート159に順次供給される。コミユテ
ータ157は第1のアドレスの後で可逆計数器す
なわち累算器に計数停止信号を送る。コミユテー
タ157は各フイールド中に可逆計数器166a
〜166dの出力の順序を整理し、また各フイー
ルドの終りにこれらの計数器へクリヤ信号を送
る。表示ROM160は1次機能ボタンからの5
ビツト語に応じて4つのアドレスを文字発生器1
61に与える。文字発生器161は適当な表示装
置163に接続され、つまみによつて制御される
1次機能を表示させる。2次情報(すなわち赤、
緑、青、水平、垂直の各ボタンからの情報)が各
ボタンの点灯によつて示される。表示装置163
は修正が範囲外の状態のとき赤色を呈することが
できる。たとえば、第8図の加減算器113のデ
ータ出力が零または256に近いとき、一連のビ
ツト中の反転データがゲート167を介して検出
器156で検出され、文字発生器161に供給さ
れる。赤、緑、青スイツチボタン129〜131
を押すと、これが各線1ビツトの符号器170で
符号化され、調整制御ユニツトのスイツチ機能中
にゲート167から論理「1」または「0」が出
力される。このスイツチ出力がモニタに直接に供
給される。同様に波形モニタ・スイツチボタン
(WFM)も符号器170に接続され、調整制御
ユニツト・スイツチの機能期間中に各線1ビツト
符号をカメラプロセツサに供給するようになつて
いる。また同様に、制御盤上端のいくつかのボタ
ンで示される条件スイツチ機能が符号器170お
よびゲート167を介して出力データバスに与え
られる。モードスイツチボタンは符号器176に
接続され、符号器176は機能ROM177に押
されたモードスイツチを示す符号を送る。この符
号によつてROM177はアナログ制御期間(線
17〜113)中に8ビツトのアドレスと、8ビ
ツト全部が論理「1」または「0」のデータと、
8ビツトの繰返しアドレスとを、ゲート167に
供給する(第3図参照)。調整制御ユニツトに含
まれるタイマは水平同期信号に応動してスイツチ
機能期間にコミユテータ157とROM177と
に循環動作を行なわせ、ゲート167を制御して
正しい時間順序で赤、緑、青、波形および2次ス
イツチ機能の各出力をカメラプロセツサに供給す
る。
制御盤にはシーケンサボタン(SETUP SEQ)
171が設けられている。調整制御ユニツトには
カメラを調整するためにあらかじめプログラミン
グされた動作順序が含まれている。このシーケン
サボタン171を押すと、1次機能に関連する4
固の調節用制御部を代表してこれらの機能の調節
にこのカメラ系で必要なあらゆる条件を設定し、
適当なモニタ表示装置に切替え、文字表示によつ
て適当な表示を行ない、操作員がただ手順ボタン
を順次押すだけで正しい調整手段が実行できるよ
うな指示を与える。これに必要なアドレスは
ROM173から供給される。シーケンサボタン
を押すと、アドレス発生器175(第11図)が
ROM173に1つのアドレスを与え、それによ
つてROM173が第1の2進符号を発生し、こ
の符号が符号器153,155,170,176
に供給される。この符号器によつて制御すべき第
1の1次機能に対する第1のアドレス群と、モニ
タに対する所要の信号と、調節すべき第1の調整
機能に対するスイツチ条件とが生成される。これ
らの機能は上述のように表示され、制御され、制
御つまみ124〜127を操作することによつて
手動調節が行なわれる。この第1の機能の調節後
シーケンサボタンを再び押すと、発生器175か
らROM173への第2のアドレスが送られ、修
正すべき第2の機能のあらかじめプログラミング
された第2のアドレス群の調整が行なわれる。こ
の第2の機能は符号器155からの赤、緑、青、
水平または垂直の3ビツト符号の1づだけの修正
であつてもよいし、調整スイツチ条件であつても
よい。この修正が次に行われ、さらにシーケンサ
ボタンを押すと、ROM173から次の調節すべ
き機能がプログラミングされた手順にしたがつて
与えられる。ROM173およびアドレス発生器
175はシーケンサボタンが押されたとき好まし
い調整手順にしたがつて制御部およびモニタで条
件を自動的に設定するように働らく。これがカメ
ラの完全な調整が得られるまで続行される。調整
制御ユニツトには自身のシーケンサボタンによる
診断手続があらかじめプログラミングされてい
る。この手続きによりデジタルデータが一連のカ
メラに送られ、これを指令して一連の撮像動作が
行われるとともに、文字表示装置によつて、その
動作位置が表示される。
以上第2図ないし第10図に関連して述べたカ
メラプロセツサ方式はマイクロプロセツサを用い
ると好都合に実施し得ることに注意すべきであ
る。たとえばこのマイクロプロセツサとして米国
アール・シー・エー社(RCA Corp.)発行のデ
ータシート第1023号記載のRCA−CDP1802型マ
イクロプロセツサを用いることもできる。この方
式は上記データシート第1図に示すように上記
CDP1802型に加えて、RAMおよびROMを含む
こともできる。前述のようにデータ入力信号は電
子的ゲート回路を用いるSIPO変換器に供給され
る。このROMは第3図の手順に続く予じめプロ
グラミングされた手順を含み、マイクロプロセツ
サになにをすべきかを知らせる。このマイクロプ
ロセツサはスイツチング機能とタイミング機能と
を行ない、水平同期パルスに応動する。また
RAMはマイクロプロセツサを介し水平線ごとに
水平駆動信号によつて手順を決められる。RAM
からの8ビツト語は一旦ラツチされてDA変換器
に供給される。このDA変換器からのアナログ出
力は水平偏向周波数で抽出スイツチを介してカメ
ラ部またはカメラプロセツサの制御部に与えられ
る。ROMはまた水平周波数で復号器をアドレス
するための適当なアドレスも生成する。復号器に
よつて適当な抽出スイツチが駆動され、前述のよ
うに適当なコンデンサが充電される。RAMに対
する書入れと読出しは異なる記憶位置で行なうこ
とができる。一旦記憶されたデータを他のアドレ
スへ移動して読出すこともでき、この移動の過程
でそのデータについて動作をすることもできる。
メモリは正常状態用に1つと特殊動作用に1つと
設ければよい。特殊動作用メモリは第1のメモリ
から書入れて正常動作へ戻すことができる。
調整制御ユニツトにもたとえば上記CDR1802
型マイクロプロセツサのようなマイクロプロセツ
サを利用することができる。マイクロプロセツサ
はタイミングを行ない、データを線路へ送り出す
時点を知る。このマイクロプロセツサ方式にも
RAMとROMが含まれている。入力はボタンま
たはつまみによつて供給され、このデータが符号
として入つてくる。マイクロプロセツサはこの符
号を見てROM中を探索してそのボタンに適する
アドレスを求め、そのアドレスをRAMに転送す
る。マイクロプロセツサはまたつまみの回転に応
動する可逆計数器を見て変更の有無を知る。つま
みの設定に変化があればそれがRAMの適当な位
置に書入れられる。ROMの順序動作によつて他
のアドレスが送り出される。この出力はラツチさ
れ、並列出力から直列出力に変換される。マイク
ロプロセツサは8水平線ごとに1群のデータがシ
フトレジスタ(並列直列変換器)へ転送されるよ
うにクロツクされる。
調整制御は第13図で示されるように自動化す
ることができる。この自動制御は基本的には予め
調整制御ユニツトにより与えられたデータバスに
同じ直列ビツトの流れを生成する。手動制御つま
みが自動方式で置換されるから、そのつまみがな
くなつて各機能に対する修正は調整制御の場合の
ように直列データバスを介してこの方式に与えら
れる。第13図においてカメラ部17はこれに対
して調節し得るように位置決めされたテストチヤ
ートに対向している。このテストチヤートはカメ
ラを取付けるものでもカメラのレンズまたは光学
系に組入れられたものでもよい。前述のように、
ビデオ信号がカメラプロセツサ21に与えられ、
このビデオ信号が前述のように画像モニタと波形
モニタとに切替えられる(第10図参照)。この
切替えは、自動調整ユニツト180から直列デー
タバスによつて送られる調整スイツチ機能アドレ
スによつて行なわれる。画像モニタ信号および波
形モニタ信号がそれぞれ線路180aおよび18
0bによつて自動調整ユニツト180に供給され
る。この自動調整ユニツト180においてこれら
2つのビデオ信号が互にまたはチヤート上のもの
の基準と比較されて誤差が決定される。波形モニ
タ信号は検出器への基準の供給に用いられ、画像
モニタ信号は、修正すべき信号の供給に用いられ
る。たとえば、この方式は赤(R)と青(B)の
チヤンネルを緑(G)のチヤンネルに整合するよ
うに調整する。これは、波形モニタへの線路18
0bにある緑(G)のビデオ信号を選んで行なわ
れる。この信号は、基準信号として第14図の検
出器195,196,197の1つに送られる。
他の信号(画像モニタ信号)は検出すべき赤また
は青信号として用いられる。この場合における調
整は緑チヤンネルに整合するように調節すること
で、緑チヤンネルへの調節には絶対調整方式が用
いられる。これは基準信号源182からの基準信
号を波形モニタ入力に供給し、緑信号を画像モニ
タ入力に供給することにより行う。さらに自動調
整ユニツト180は2つのビデオ信号の所定の一
方の対称性の存在しないとき、これに応じて誤差
信号を発生することができる。この誤差信号から
調整機能のための修正信号が決定される。適当な
アドレスを持つ修正信号は第8図に関連した前述
したように96の水平線期間中(アナログ調整制
御と同様)アドレス−データ−アドレスとして適
正な時間間隙に送られてRAM54を修正する。
上述の方式で用いられる自動調整ユニツト18
0の機能ブロツク図を第14図に示す。波形モニ
タと画像モニタへの入力が切替装置181に供給
され、この装置181は両モニタ入力信号を誤差
測定用検出器195〜197の1つに供給する。
ROM183はアドレス発生器185の出力に応
じて調節すべき機能を示すデジタルアドレスを順
次送り出す。アドレス発生器185はシーケン
ス・パルサ187の出力に応動する。シーケン
ス・パルサ187はスイツチ189が最初閉成さ
れた後この自動方式において各修正調節の終るご
とにアドレス発生器185に順次出力を供給す
る。出力の未修正データによつて示されるように
調節が行われた後、シーケンス・パルサ187か
らアドレス発生器185へパルスが1個供給さ
れ、これによつてROM183から装置を新しい
調整段階に移すための新しい符号が発生される。
このROM183からのアドレスはたとえば調整
用制御盤のボタンで設定されたような調節されて
いる1次モード機能およびたとえば赤、緑、青の
信号を示すモニタのアドレスを識別する8ビツト
アドレスである。モニタ・アドレスは第2図のデ
ータバス30を介し適当なタイミング順序(スイ
ツチ機能時期)でカメラプロセツサ21に供給さ
れ、カメラプロセツサ内の測定すべきビデオ信号
を適当な波形並びに画像モニタ線180a,18
0bに切替える。(第10図のスイツチ参照)。第
14図に示すように、この方式は整合検出器19
5、線レベル検出器196および収束検出器19
7を含むこともできる。切替装置181はROM
183からの8ビツトアドレスにしたがつて波形
と画像のモニタ信号を適当な検出器の適当な入力
に供給する。たとえば、赤の整合を調整して緑に
合せるためには切替装置181によつてROM1
83からの赤整合アドレスを復合し、赤のカメラ
出力を整合検出器195の画像入力に、また緑の
カメラ出力を同じ検出器の波形入力に供給する。
整合検出部195はたとえばフローリ(Robert
Earl Flory)等による1977年10月11日附の米国
特許願第841.196号明細書記載のようなものとす
ることができる。またラスタ整合検出器はたとえ
ば上記米国特許願の第5図に示したもののような
ものとすることができる。この米国特許願におけ
る減算論理ユニツト32から得られるデジタル数
値は前述のように直接用いることもできるが、た
とえば制御信号プロセツサ190(第14図)と
して用いられるマイクロプロセツサ・システムに
おいて修正の方向と量とを示す所望の修正制御信
号の発生に利用することもできる。制御信号プロ
セツサ190はDA変換器によつて変換される制
御信号を記憶するデジタルな累算器を含むもので
もよい。第13図のカメラ部17の前面に置かれ
てるテストチヤートは上記米国特許願第7図に示
される水平垂直の整合誤差検出用のものでよい。
このチヤートの位置とチヤート上の基準標識とは
テレビジヨンのラスタについて正確に位置決めす
る必要がある。その基準標識のあるラスタ上の正
しい場所で時間的キーヤ191が検出器を作動さ
せる。キーヤ191は線制御信号を供給する。高
速度計数器が左の2つの標識間での増加分と右の
2つの標識間での増加分とを計数する。上記フロ
ーリの米国特許願の第8図にはその第5図の検出
器と共用して左右の基準パタンの測定を行う装置
が示されている。水平方向および垂直方向の変位
誤差は上記米国特許願明細書記載の式4と5を用
いて決定される。これらの水平垂直誤差はたとえ
ばマイクロプロセツサである制御信号プロセツサ
190において計算された左右の誤差を加算して
水平誤差を得、またこれらの誤差の減算よつて垂
直誤差を得ることにより計算される。上記フロー
リ等の米国特許願の第7図に示される9個所に基
準標識を持つチヤートを用いるとその9位置のそ
れぞれについて水平垂直の変位誤差が検出器から
生成される。このようにして検出された18個の誤
差信号が次に変換されて10個の各別の修正信号と
なる。これはたとえばアツスル(Brian Astle)
の1978年3月6日附英国仮特許願第08836/78号
明細書の記載にしたがつて実施することができ
る。この情報から水平垂直の中心ずれと幅、高
さ、直線性、ねじれ、回転で表現されるラスタの
全体的な整合に要するデータが得られる。中心ず
れの場合については上記フローリ等の米国特許願
の第7図のチヤートの中心の基準標識から受ける
信号の水平垂直の変位を検出することにより誤差
の決定ができる。水平垂直の誤差は上記のフロー
リ等の米国特許願第8図の検出器とその明細書記
載の式4および5とを用いて決定される。基準線
Rに沿うf,gにおけるピークビデオ信号を表わ
すeと、R′に沿うh,kにおけるピークビデオ
信号を表わすe′との両出力値をプロセツサ190
において加算して2で割ることにより水平変位誤
差が得られ、減算(e−e′)して2で割ることに
より垂直変位誤差が得られる。
この中心合せ誤差はデータとして次にゲート1
99を介して適当なアドレスおよび繰返しアドレ
スとともにカメラプロセツサ21のRAMに直接
供給することができる。前述のようにこの誤差は
1つの完全な誤差信号として用いることも、数回
に亘つて増幅して中心ずれの修正にあてることが
できる。上記アツスルの英国特許願明細書記載の
構成によれば、上記10個の修正信号の全部を修正
完了に向つて逐次追加する段階的手順で複数個の
各別の修正信号が送出さるようにその10個の修正
信号を同時かつ増分的に印加する。レベル検出器
196はデイシヤート(Robert Adams
Dischert)の1977年10月11日附米国特許願第
841194号明細書記載のものと同様として同様に検
出される誤差を信号プロセツサ190の制御に用
いることもできる。
測定調節されている機能を示すROM183か
らの8ビツトアドレスは機能ROM201に供給
される。機能ROM201はカメラプロセツサ2
1内のRAM54に修正信号用の適当なアドレス
を供給する。アドレス発生コミユテータ205は
ROM201にフイールドごとにプロセツサ19
0から順序の与えられた4個の修正データ信号を
伴なう4個の異なるアドレスを順次送り出させ
る。ここで説明する実施例におけるアドレス発生
器205は、プロセツサ190から与えられる修
正データの存在するとき、前に調整制御ユニツト
で行なわれたように、各修正データに繰返しアド
レスを付加する。したがつて修正データは行なう
べき制御についてアドレス−データ−アドレスの
形で送られる。制御信号プロセツサ190から同
時に10個の制御信号が供給されるときは、全修正
データをカメラプロセツサ21に供給するために
3フイールドを要し、アドレス発生器は最初の4
サイクル期間後ROM201に次のフイールド用
の第2の4アドレス群と、第3のフイールド用の
2つのアドレスを送り出させる。各検出器は再び
テストを行ない誤差を求める。シーケンス・パル
ス187は検出器からの良好な整合を示す無誤差
信号を感知してアドレス発生器185に繰返しア
ドレスを付加せず、新しい調整段階に進ませる。
次にテストされる機能が新しいビデオ信号を必要
とすれば、これが前述のようにゲート207を介
して生成される。ROM183はアドレス発生器
185からの適当なアドレスを用いて検出器のテ
ストを行ない得るようにモニタ線と設定すべき調
節部へ供給する信号を生成する。制御信号プロセ
ツサ190には同じ制御信号をこの装置から出力
される適当なアドレスで順序づけられるまで保持
するラツチ装置が含まれている。
以上説明した自動調整ユニツトは例示にすぎな
い。また制御信号プロセツサ190は各フイール
ド期間において10個の制御機能を処理する各別の
部門を持つものでもよい。。テストすべき新しい
機能が新しいビデオ情報を必要とするとき、スイ
ツチ機能期間にたとえばゲート207を通る
ROM183からのアドレスによりモータ回路が
切替えを行なう。最後の調節すべき機能の調節の
完了後自動調整装置は除勢され、カメラは通常動
作に戻される。この自動調整ユニツトは他のカメ
ラ系の調整に回されるか、またはそのまま次にそ
のカメラの調整が必要になるまで待機させられ
る。この方式の融通性のために、他の機能を組込
むこともできる。またこの方式は欠陥と欠陥すれ
すれのものとを表示することができる。さらにこ
の方式は定期的に行なわれる調節に現われる傾向
を示すことができる。たとえば読出し修正に伴な
う機能をデータロガーに供給して、無視できない
欠陥を持つて現われる異常な調節頻度を表示する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来法によるカメラ装置のブロツク
図、第2図はこの発明を実施するカメラ装置のブ
ロツク図、第3図は1フイールド期間中に第2図
の操作卓、調整制御ユニツトおよびカメラプロセ
ツサの間におけるデータの流れを示す図、第4図
は第2図のカメラプロセツサのブロツク系統図、
第5図はカメラプロセツサのDA変換器の出力を
示す図、第6図はカメラにおけるパルス振幅変調
された信号の多重化軽減を示す図、第7図は操作
卓のAD変換器のブロツク図、第8図は調整期間
においてランダム・アクセス・メモリの制御値を
修正する装置の機能ブロツク図、第9図は調整制
御ユニツトの制御盤面を示す図、第10図は第2
図のカメラプロセツサにおけるモニタ切替えを示
す図、第11図は第2図の調整制御ユニツトの機
能ブロツク図、第12図は制御つまみの作用を示
す図、第13図は自動調整装置のブロツク図、第
14図は自動調整ユニツトの機能ブロツク図であ
る。 {17……カメラ部、21……カメラプロセツ
サ、54……RAM、55……アドレス計数器、
59……DA変換器、63……ラツチ、65a〜
65n……抽出スイツチ、66a〜66n……コ
ンデンサ、68……アドレス復号器、61……ス
イツチ、101……データラツチ、103……シ
ーケンサ、105……第1のアドレスラツチ、1
07……アドレス比較器、109……データラツ
チ、111……第2のアドレスラツチ、113…
…加減算器、}……カメラ、{180……自動調整
ユニツト、181……切替装置、182……基準
信号源、191……キーヤ、195〜197……
検出器、190……制御信号プロセツサ、199
……ゲート、201……機能ROM、}……自動
調整装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カラーテレビジヨンカメラと該カメラを自動
    的に調節する自動調整装置とを備え、 上記カメラは、所定のテストパタンを観測する
    時に個々のビデオ出力信号を生成する複数個の撮
    像装置と;上記カメラのための各調整制御値をそ
    れぞれのアドレスに2進形式で記憶するデジタ
    ル・メモリと;上記制御値をカメラ制御回路に供
    給する手段と;を含み、 上記自動調整装置は、上記カメラからの上記
    個々のビデオ出力信号を受取りこれらのビデオ出
    力信号のうちの選択されたものを基準と比較して
    調整誤差を検出する誤差検出手段と;上記カメラ
    に接続され、且つ上記誤差検出手段の出力に応答
    して、記憶された調整制御値が変化する量とそれ
    に関連するアドレスとを表わす2進修正信号を発
    生させる手段と;を含み、 上記カメラは、上記2進修正信号をこの修正信
    号に関連した上記メモリ中のアドレスに記憶され
    た上記調整制御値と演算してこの記憶された上記
    調整制御値を変化させ、これによつて上記誤差を
    減少させる手段を含む、 ようにされたテレビジヨン装置。
JP6564378A 1977-05-30 1978-05-30 Device for automatically controlling tv camera Granted JPS53148327A (en)

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