JPS5879851A - 合せガラスの製造方法 - Google Patents
合せガラスの製造方法Info
- Publication number
- JPS5879851A JPS5879851A JP56176552A JP17655281A JPS5879851A JP S5879851 A JPS5879851 A JP S5879851A JP 56176552 A JP56176552 A JP 56176552A JP 17655281 A JP17655281 A JP 17655281A JP S5879851 A JPS5879851 A JP S5879851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass plates
- sealing
- deaeration
- air
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合せガラスを製造するに当たり、エアー抜き圧
着工程で周辺のみをシールしてその一部より脱気し加熱
してエアー抜き圧着を行う合せガラスの製造方法に関す
る。
着工程で周辺のみをシールしてその一部より脱気し加熱
してエアー抜き圧着を行う合せガラスの製造方法に関す
る。
従来合せガラスの製造工程におけるエアー抜き圧着工程
はゴム袋を用いる方法とホットローラーを用いる方法の
2種類があり、それぞれ一長一短の特徴を有している。
はゴム袋を用いる方法とホットローラーを用いる方法の
2種類があり、それぞれ一長一短の特徴を有している。
すなわちゴム袋法はガラス板の形状によらず合せること
ができるという長所があるが、連続工程化が難しく、ま
たゴム袋の中が観察できないため、取り出して見るまで
合せ工合いが判断できない。またガラスのサイズが大型
になるにつれゴム管への挿入、取り出しが困難になる。
ができるという長所があるが、連続工程化が難しく、ま
たゴム袋の中が観察できないため、取り出して見るまで
合せ工合いが判断できない。またガラスのサイズが大型
になるにつれゴム管への挿入、取り出しが困難になる。
一方ホットローラによる予備圧着工程は連続化された工
程で仕上り状態の観察が可能であり、脱着が簡便な方法
につき種々研究した結果、2枚のガラス板の周辺のみを
シール材によりシールし、その一部に脱気口を設けて脱
気し、そのまま加熱するかまたは脱気口を封印してから
何らかの方法で加熱することによりエアー抜き圧着を完
了することができることを見出し本発明に至った。
程で仕上り状態の観察が可能であり、脱着が簡便な方法
につき種々研究した結果、2枚のガラス板の周辺のみを
シール材によりシールし、その一部に脱気口を設けて脱
気し、そのまま加熱するかまたは脱気口を封印してから
何らかの方法で加熱することによりエアー抜き圧着を完
了することができることを見出し本発明に至った。
本発明方法に置いて用いられるシール材としては、粘着
テープとして市販されているガムテープ、セロハンテー
プ、ビニルテープ等空気通過性のない材料で裏打ちされ
た粘着テープはいずれも使用可能であり、シール材の再
利用を考えるならば加硫ゴムシートの片側に粘着材を塗
布したようなものであれば何回も繰り返し使用すること
が可能である。またシーラントとして目地止め等に使用
されるシール材も使用可能でガラスに粘着し空気を通過
しないものであればいずれも使用することができる。
テープとして市販されているガムテープ、セロハンテー
プ、ビニルテープ等空気通過性のない材料で裏打ちされ
た粘着テープはいずれも使用可能であり、シール材の再
利用を考えるならば加硫ゴムシートの片側に粘着材を塗
布したようなものであれば何回も繰り返し使用すること
が可能である。またシーラントとして目地止め等に使用
されるシール材も使用可能でガラスに粘着し空気を通過
しないものであればいずれも使用することができる。
さらに上記シール材でシールするに先立ってガラス板の
間の中間膜の部分に空気通過性のよい材料を取付けて後
シールする方法は脱気を一層確実にし得るので好ましい
方法である。(第1図〜第2図参照)。この際使用され
る空気通過性のよい材料としては、不織布、寒冷紗、金
属メッシュ、帆布等空気の通過しやすい材料であれば上
記以外のものでも使用できる。
間の中間膜の部分に空気通過性のよい材料を取付けて後
シールする方法は脱気を一層確実にし得るので好ましい
方法である。(第1図〜第2図参照)。この際使用され
る空気通過性のよい材料としては、不織布、寒冷紗、金
属メッシュ、帆布等空気の通過しやすい材料であれば上
記以外のものでも使用できる。
空気通過性のよい材料を使用する場合、空気通過性のよ
い材用を予めシール材の中央部に第4図のように貼りつ
けて置くのが好ましい。
い材用を予めシール材の中央部に第4図のように貼りつ
けて置くのが好ましい。
脱気口は例えば注射針の如き僅かなエアーを抜くことの
できるものでよく、大きいものは必要ない。脱気口の設
置場所は合せガラス板が四角形であればその隅部が好ま
しく、また数は制限はないが空気通過性のよい材料を使
用した場合は四隅の中のいずれか一箇所で充分脱気が行
なえる。
できるものでよく、大きいものは必要ない。脱気口の設
置場所は合せガラス板が四角形であればその隅部が好ま
しく、また数は制限はないが空気通過性のよい材料を使
用した場合は四隅の中のいずれか一箇所で充分脱気が行
なえる。
本発明方法によれば、加熱圧着中に外部よりエアー抜き
圧着状態を観察出来でき、仕上がり時間を最短にするこ
とが可能であり。また三次元曲面の合せにも充分使用可
能でホットローラン法に勝るものである。
圧着状態を観察出来でき、仕上がり時間を最短にするこ
とが可能であり。また三次元曲面の合せにも充分使用可
能でホットローラン法に勝るものである。
また特願昭56−136970に示すような紫外線等の
光によって硬化する型の中間膜材料には、このままの状
態で光を照射できるという長所をもっている。
光によって硬化する型の中間膜材料には、このままの状
態で光を照射できるという長所をもっている。
さらに予備圧着または光による硬化等の工程を経た後、
本発明による周辺シールはそのままはがせばよいという
極めて簡便な方法である。
本発明による周辺シールはそのままはがせばよいという
極めて簡便な方法である。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例
エバフレツクス 250 100
ジクミルパーオキサイド 1
γ−グリシドキシプロピル 0.5トリストキシ
シラン ステアリン酸 0.5上記配合の材
料をポリエステルフィルム間に挟んで0.5mm厚さに
プレス、次いでさらにその外側に50メッシュの金網を
置き再びプレスし、上下両面に梨地的なエンボス模様の
ついたシートを得た。
シラン ステアリン酸 0.5上記配合の材
料をポリエステルフィルム間に挟んで0.5mm厚さに
プレス、次いでさらにその外側に50メッシュの金網を
置き再びプレスし、上下両面に梨地的なエンボス模様の
ついたシートを得た。
このシートを2枚の厚さ3mmガラス板間に挟着したも
の2枚を準備し、一方は通常のガムテープを(幅20m
m)の中央部に第4図のように幅7mmの不織布を予め
付けたものを用いて周辺シールとした。他方は不織布の
ないガムテープのみで周辺シールした。
の2枚を準備し、一方は通常のガムテープを(幅20m
m)の中央部に第4図のように幅7mmの不織布を予め
付けたものを用いて周辺シールとした。他方は不織布の
ないガムテープのみで周辺シールした。
それぞれの挟着サンプルのガラスの周辺のガムテープの
一箇所に5mmの注射針を挿入し、その穴の付近をガム
テープにより補強した。
一箇所に5mmの注射針を挿入し、その穴の付近をガム
テープにより補強した。
この2枚のサンプルを全く同一の条件、すなわち注射針
の脱気口より2分間脱気の後、脱気を続けながら110
℃の熱板の上に置いた。
の脱気口より2分間脱気の後、脱気を続けながら110
℃の熱板の上に置いた。
5分後ガムテープのみでシールしたものは若干エアーが
残っていたがさらに30分間加熱しつつ脱気することに
より殆どエアーが認められなかった。一方不織布付きガ
ムテープを用いたものは5分間の処理で前面完全にエア
ー抜きされた状態で圧着されていた。
残っていたがさらに30分間加熱しつつ脱気することに
より殆どエアーが認められなかった。一方不織布付きガ
ムテープを用いたものは5分間の処理で前面完全にエア
ー抜きされた状態で圧着されていた。
第1図〜第2図は本発明の空気通過性のよい材料を付け
たシール材を貼付する前と後の状態を示す図であり。第
3図はそのものの脱気口の一実施態様を示す平面図であ
る。第4図は空気通過性のよい材料を予め貼付したシー
ル材の一例を示す図であり、第5図は空気通過性のよい
材料のないシール材のみでシールした場合の平面図であ
る。 1…ガラス板 2…中間膜 3…空気通過性材料 4…シール材 5…脱気口
たシール材を貼付する前と後の状態を示す図であり。第
3図はそのものの脱気口の一実施態様を示す平面図であ
る。第4図は空気通過性のよい材料を予め貼付したシー
ル材の一例を示す図であり、第5図は空気通過性のよい
材料のないシール材のみでシールした場合の平面図であ
る。 1…ガラス板 2…中間膜 3…空気通過性材料 4…シール材 5…脱気口
Claims (2)
- (1)合せガラスの製造工程におけるエアー抜き圧着工
程で、2枚のガラス板の周辺のみをシール剤によりシー
ルし、該シール部の一部に脱気口を設けて脱気し、加熱
により圧着することを特徴とする合せガラスの製造方法 - (2)シール剤によりシールするに先立ち、ガラス板の
間の中間膜の部分に空気通過性のよい材料を取り付けて
シールする特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56176552A JPS5879851A (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 合せガラスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56176552A JPS5879851A (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 合せガラスの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5879851A true JPS5879851A (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=16015574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56176552A Pending JPS5879851A (ja) | 1981-11-05 | 1981-11-05 | 合せガラスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5879851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016210654A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | 日本電気硝子株式会社 | 合わせガラスの製造方法 |
-
1981
- 1981-11-05 JP JP56176552A patent/JPS5879851A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016210654A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | 日本電気硝子株式会社 | 合わせガラスの製造方法 |
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