JPH02175231A - 複合材パネル屈曲部成形方法 - Google Patents

複合材パネル屈曲部成形方法

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JPH02175231A
JPH02175231A JP63333149A JP33314988A JPH02175231A JP H02175231 A JPH02175231 A JP H02175231A JP 63333149 A JP63333149 A JP 63333149A JP 33314988 A JP33314988 A JP 33314988A JP H02175231 A JPH02175231 A JP H02175231A
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Masayuki Yoshitomi
政幸 吉富
Takahisa Hasegawa
長谷川 高久
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば繊維強化プラスチック(以下FRPと
いう)等のパネルの屈曲部を成形する複合材パネル屈曲
部成形方法に関するものである。
(従来の技術) 屈曲部をHするFRPパネルの成形方法としては、特開
昭59−42621が知られており、また第2図に示す
ような方法が知られている。この方法は、積層されたプ
リプレグ11を金型12の上にのせ、ポリエステルフィ
ルム13およびシーラント14により密閉する。これに
真空ポンプからのホース15を接続し、真空引きを行な
う。
そして、内外の圧力差によってポリエステルフィルム1
3を密着させることによって、プリプレグ11を金型に
沿う形状に成形し、加熱硬化させる。
第2図の屈曲部を拡大したのが第3図である。
金京12の上にはプリプレグ11が密着して重ねられ、
このプリプレグ11の上には、離型用フィルム16、通
気用織物17がこの順に重ねられ、その上に真空引きの
ためのポリエステルフィルム13が重ねられて通気用織
物17を覆っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来の成形方法にあっては、平坦部にお
いて、外部圧力を受けるポリエステルフィルム13の表
面積と内側で支持する金型12の表面積とが等しいのに
対し、屈曲部では金型12の表面積の方がポリエステル
フィルム13の表面積より小さくなる。このため、プリ
プレグ11の屈曲部はその平坦部に比して高い圧力を受
ける。
その結果、硬化中の高7B環境下においては、プリプレ
グ11の樹脂分が流動性を呈し、高圧部から周辺の低圧
部へ移動する。このため、第4図に示すように、屈曲部
の板厚が不足したり樹脂と繊維の体積比に異常が生じ、
強度上の弱い部分が生じるという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決し、−様な板厚を得ることが
できる複合材パネル屈曲部成形方法を提f共することを
目r白とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するためになされたものであ
って、金型の屈曲部に積層したプリプレグを重ね、この
プリプレグ上に離型用フィルムを重ね、この離型用フィ
ルム上に通気用織物を重ね、この通気用織物上に真空パ
ックを重ね、この真空パックの内側を真空引きすること
によって加圧するとともに加熱し、成形する複合材パネ
ル屈曲部成形方法において、前記金型の屈曲部およびそ
の近傍における前記離型用フィルムと前記通気用織物と
の間に、前記金型の屈曲部に沿う補助板を介装すること
によって成形を行なう構成とされている。
(作 用) 本発明にあっては、金京の屈曲部およびその近傍におけ
る離型用フィルムと通気用織物との間に、金型の屈曲部
に沿う補助板を介装して成形を行なうようにしているか
ら、屈曲部の外部圧力の一部が型板自身の曲げ剛性によ
り周囲の平坦部へ分散され、硬化成型中のプリプレグに
加わる圧力分布が均等化される。
したがって、屈曲部における成形品の板厚減少を緩和す
ることができ、−様な板厚を有する複合材パネルをi)
ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について、第1図をり照して説
明する。なお、上記実施例において、従来例と同一構成
の部分には同一符号を付している。
第1図は本発明に係る複合材パネル屈曲部成形方法を示
す図である。この方法は、まず金型12の上にプリプレ
グ11を重ね、プリプレグ11の上に#型用フィルム1
6を重ねる。次に、屈曲部およびその近傍のAI型用フ
ィルム16の上に成形用型板21を重ねる。
この成形用型板21は、例えば板厚の薄い鋼板であり、
解析により設定された板厚にケミカルミーリングにて加
工されたものである。複合材パネルの硬化成形に使用す
るため、熱容量が温度上昇の妨げにならないこと、及び
真空引きのためのバッキング作業に支障のない形態であ
ることが要求される。
このような成形用型板21の上に通気用織物17を重ね
合わせ、この通気用織物17をポリエステルフィルム1
3で覆う。その後真空引きにより加圧し、加熱成形を行
なう。
このように、上記実施例にあっては、屈曲部およびその
近傍で、離型用フィルム16と通気用織物〕7との間に
成形用型板21を介装し、その後真空引きして加熱成形
するようにしているから、)j」1曲部の外部圧力は成
形用型板21自身の曲げ剛性により周囲の平f!1部へ
その一部が分散され、硬化成型中のプリプレグ11に加
わる圧力の分布が均等化される。その結果、屈曲部にお
ける成形品の板厚減少が緩和でき、−様な板厚を有する
複合材パネルを得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明にあっては、屈曲部におけ
る板厚の減少を緩和することができ、したがって−様な
板厚の複合材パネルを得ることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は従来
の複合材パネルの成形方法を示す断面図、第3図は第2
図中矢印m部分の拡大断面図、第4図は第2図に示す成
形方法により成形された複合材パネルの屈曲部の断面図
である。 11・・・プリプレグ、12・・・金型、13・・・ポ
リエステルフィルム、16・・・離型用フィルム、17
・・・通気用織物、21・・・成形用型板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  金型の屈曲部にプリプレグを重ね、このプリプレグ上
    に離型用フィルムを重ね、この離型用フィルム上に通気
    用織物を重ね、この通気用織物上に真空パックを重ね、
    この真空パックの内側を真空引きすることによって加圧
    するとともに加熱し、成形する複合材パネル屈曲部成形
    方法において、前記金型の屈曲部およびその近傍におけ
    る前記離型用フィルムと前記通気用織物との間に、前記
    金型の屈曲部に沿う補助板を介装することによって成形
    を行なうことを特徴とする複合材パネル屈曲部成形方法
JP63333149A 1988-12-28 1988-12-28 複合材パネル屈曲部成形方法 Expired - Fee Related JP2738553B2 (ja)

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Cited By (4)

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