JPS5879016A - ポリアミド樹脂の製造方法 - Google Patents

ポリアミド樹脂の製造方法

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JPS5879016A
JPS5879016A JP17742381A JP17742381A JPS5879016A JP S5879016 A JPS5879016 A JP S5879016A JP 17742381 A JP17742381 A JP 17742381A JP 17742381 A JP17742381 A JP 17742381A JP S5879016 A JPS5879016 A JP S5879016A
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JP
Japan
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acid
polymerization
halide
polyamide resin
reaction
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Pending
Application number
JP17742381A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Abe
阿部 充雄
Masaaki Motai
政明 馬渡
Katsutoshi Igarashi
五十嵐 勝利
Akira Kamiya
神谷 明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は着色の少ないポリアミド樹脂の製法に関する。
更に詳しくはポリアミドのアミン成分にトリシクロ(5
,2,1,02°6〕デカン構造及び/又はペンタシク
ロ(6,5,1,13・4.Q2.7.Q9.1! )
ペンタデカン構造を有する着色の少ないポリアミドに関
する。
ビス−(アミノメチル)−トリシクロデカンをアミン成
分とするポリアミドは透明性、耐熱性に優れた熱可塑性
樹脂である。該樹脂は通常200℃以上の温度で溶融重
縮合法によって得られるが、この方法によって得られた
重合体は着色がひどく、そのため成形物の外観が損なわ
れていた。
本発明者等は1wI重合体の着色を改善すべく鋭意検討
し九結果1重合温度が重合体の着色に大きく影響してい
ることを見出し、かかる知見に基づいて本発明に到達し
た。
即ち本発明は、一般式 少なくとも1種のジアミン成分と二塩基酸又はその酸・
・ロゲン化物から選ばれる少なくとも1種の酸成分とを
重縮合反応させて、一般式 で表わされる繰シ返し単位を有するポリアミド樹脂〔前
記式中、Rは二塩基酸又はその酸)・ロゲン化物からC
0OH又Hcox(xは)・ロゲン)を除い九残基、 
R1−R4は水素又は炭素数1〜5のアルキル基、!及
びnはθ〜4の整数1mは1又は2である〕を製造する
にあたル、予め両成分を重合溶媒に溶解させ、160℃
以下の温度で反応させることを特徴とするボリアぐド樹
脂の製造方法を提供するものである。
本発明で使用されるジアミンは一般式 式中mは1又は2.l及びnは0〜4の整数R1〜R4
は水素又は炭素数1〜5のアルキル基である。
ジアミンの具体例を挙ければ、ビス(アミノメチル)ト
リシクロ(5,2,1,02・6)デカン、ビス(アミ
ノメチル)ペンタシクロ(65,1,13・6.Q2.
7. Q9.IS )ペンタデカン等である。これらの
ジアミンの一部(アミン成分の全量に対し50モル嘩以
下、好ましくは25モルチ以下)は、ヘキサメチレンジ
アンン。
デカメチレンジアミン等の脂肪族ジアミン、p−フェニ
レンシアξン1m−フェニレンジアミン等の芳香族ジア
ミンで置き換えてもよい。
本発明で使用される二塩基酸又はその酸ハロゲン化物と
しては次のようなものが挙げられる。
脂肪族ジカルボン酸及び脂環式ジカルボン酸としては。
HOOC−(CH2)n−COOH(n:1〜20)。
HOO育 HOOC−(CH2)n8− (CH2)nz−c O
OH(n、 n’ :1〜4 )HOOC(CH2)n
8−8−(CH2)n/−COOH(n、n’:1〜4
)。
tiooc−(CH2)nso2−(CH2)n/−C
OOH(n、 n’ : 1〜6)郷である。
芳香族ジカルボン酸としては。
る芳香族ジカルボン酸で、Q社 Q’、 Q’は−0−CH2−、(CH2)n−(n 
: 0〜4)等である。
これら芳香族環の水素原子はカルボキシル基、酸ハライ
ド基及びアミノ基と反応しない置換基によって置換され
ていてもよい。更に複素環を有するジカルボン酸として
以下の様なものを使用するここれらの芳香族環の水素原
子線、芳香族ジカルボン酸の場合と同様に、カルボキシ
ル基、酸ハライド基及びアミノ基と反応しない置換基に
よって置換されて、いてもよい。又本発明に用いられる
酸ハロゲン化物は上記ジカルボン酸の酸ハライドが使用
される。
上記酸成分は、前記の化合物を単独で使用してもよいし
、211以上を混合して使用することもできる。得られ
た重合体の耐熱性、物理的性質2機種的性質のバランス
の面から酸成分として祉イソフタル酸、テレフタル酸、
アジピン酸又はそれらり酸ハロゲン化物を使用するのが
好ましい。
本発明の重縮合反応を行なわせるには、溶液重合法、界
面重合法等の重゛合法を用いることができるが1本発明
の特徴はアミン成分及び酸成分を予め重合溶媒に溶解さ
せ、150℃以下の温度で重合させることにある。重合
温度が150℃を超えると重合体が暗褐色に着色する。
好ましい重合温度allG℃以下であC,*に酸成分と
して酸ノ・ロゲン化物を用いた場合紘80℃以下である
上記重合法に使用される重合溶媒は一般に使用されてい
るものが全て使用可能であシ9例えばジメチルアセトア
ンド、N−メチルピロリドン、N−メチルカプロラクタ
ム、テトラメチル尿素、ポリリン酸、ジメチルホルムア
ミド、ヘキサメチレンホスホルアミド、ジメチルスルホ
キシド、クロルベンゼン、クロルナフタリン、ニトロベ
ンゼン。
ジクロロエタン、クロロホルム、メチレンクロリド、シ
フェニ゛ルスルホン、トリクロ日ビフェニル。
ベンゾフェノン、メタターフェニル、塩素化ビフェニル
等よシ適宜選択され単独又は2種以上の組合わせで使用
される。又必要に応じて希釈剤として重合反応に不活性
な溶剤1例えばメチルエチルケトン、シタロヘキサノン
、テトラヒト四フラン。
ベンゼン、ヘプタン、トルエン、キシレン等ヲ存在させ
てもよい。重合体の重合溶媒への溶解度を上げる目的で
、 Liel、 Cac12. Mgc12. Znc
12等を重合溶媒中へ溶解して使用してもよい。又、界
面重合法の溶媒としては、有機溶媒−水系が使用され。
ここで使用される有機溶媒としては四塩化炭素。
クロロホルム、メチレンクロリド、クロルベンゼン、ク
ロルナフタリン、ジクロルエタン等が挙げられる。重合
触媒としてジアミンと酸クロリドの反応においては第3
級アミン、第4級アンモニウム塩が使用され、好ましく
はトリエチルアミン。
ピリジンである。又、ジアミンとジカルホン酸の直接縮
合反応では亜リン酸トリフェニル/イミダゾール系触媒
を用いる事ができる。イミダゾールの代わシにピリジン
を用いる事もできる。更に界面重合の場合は重合触媒と
してKOH,NaOHが使用される。
本発明によシ得られるポリアミドは9通常0.3〜3.
好ましくは0.5〜2の還元粘度(重合体0.5jll
O(14の0−クロルフェノールに溶解し。
30℃で測定)を有する。
本発明に従って製造されるポリアミド樹脂性優秀な物理
的1機械的、化学的、電気的及び熱的性質を有する為、
用途は多く且つ様々である。例えばそれらを単独で、又
種々の公知の充填剤2着色剤、添加剤、酸化防止剤を混
合して、あるい紘他の公知の熱可履性樹脂と混合して使
用することもできる。これら単独又混合物は成形用組成
物の形で各種成形部品を製造する事ができる。又それ・
ら紘成形、キャスティング、カレンダー掛け、押出しに
よる製品2例えばフィルム、シート、棒、被膜、フィラ
メント、テープ等を製造するのに使用する事が出来る。
又公知の発泡剤を使用して発泡シート、発泡成形品を得
る仁とができる。
実施例−1 攪拌機付ステンレス製反応容器内部を窒素で充分置換し
た後、10℃に冷却し窪素気流中でビス−(アミノメチ
ル)−トリシクロ(5,2,1,02・6〕デカン19
.43# (0,1mol)、N−メチルピロリドン4
66 ml及びLiel 201を完全溶解後トリエチ
ルアミン27.90m1及びイソフタル酸クロリド2α
301(0,1mol)を添加し10℃で4時間重合反
応を行なった。
重合体溶液をメタノール中に沈殿させた後、充分水で洗
浄後、真空乾燥機で充分乾燥し重合体を得た。収率は9
5チであった。得られた重合体の還元粘度は重合体0,
5Iを100m1の0−クロルフェノールに溶解した後
、30℃恒温槽で測定した結果1.28であった。
0−クロルフェノールに得られ九重合体を溶解しキャス
ティングフィルムを作成したが、はとんど着色が無く透
明であった。尚、該重合体の融解温度は286℃であっ
た。
実施例−2 実施例−1の重合条件においてイソフタル酸クロリドの
代わシにテレフタル酸クロリドを用いた以外は実施例−
1と同様に重合反応を行なった。
得られた重合体の収率は95−であシ、融解温度は38
9℃、還元粘度は1.28であった。又キャスティング
フィルムはほとんど着色が無く透明であっ九。
実施例−3 攪拌装置付ガラス製反応容器内を窒素で充分置換した後
、N−メチルピロリドン200 m、  ピリジン15
 Qm、Licl14#、 ビx−4アミ1lfk)−
トリシフIll (5,2,1,02・4 )デカ71
9.431 (0,1mol)。
テレフタル酸16.61N(0,1m・l)及び亜リン
酸トリフェニル52.4 mを添加し溶解した後、10
0℃に昇温して6時間重合反応を行なった。得られた重
合体溶液をメタノール中で回収し真空乾燥器で充分乾燥
した後、実施例−1と同じ方法で評価した。尚重合体の
収率は96−であった。その結果キャスティングフィル
ムはほとんど着色が無く透明であった。融解温度は38
9℃、還元粘度は1.28であった。
比較例−1 攪拌機付ステンレス製反応容器内を窒素で充分置換した
後、窒素気流中でイソフタル酸16.61 #(0,1
mol)、  ビス−(アミノメチル)−トリシクロ(
5,2,1,02−6)デカン19.43J’ (0,
1mol)、水2mlを加え、圧力14 kg / c
s2で2時間240℃で予備重合する。その後、窒素気
流中で1時間で圧力を大気圧に下げながら温度を285
℃に上げる。その後285℃で1時間保ち2次に圧力を
3mmHyに下け1時間重合を行なった。得られた重合
体を取シ出し、実施例−1と同じ方法で評価した。尚重
合体収率は909gであシ、キャスティングフィルムは
暗褐色に着色していた。融解温度は286℃で、II重
粘度は1.28であった。
実施例−4 実施例−1においてビス−(アミノメチル)−トリクク
ロ(5,2,1,02・6〕デカンの代わ夛にビス−は
実施例−1の重合条件で反応を行なった。得られた重合
体の収率は95−であった。得られた重合体の融解温度
は352℃であシ、還元粘度は1.14であった。又キ
ャスティングフィルムはほとんど着色が無く透明であっ
た。
実施例−5 実施例−4においてイソフタル酸クロリドの代わシにテ
レフタル酸クロリドを用い九以外は実施例−1の重合条
件で反応を行な9た。得られた重合体の収率社95−で
あった。得られた重合体の融解温度は456℃であり、
を重粘度は1.06であった。又キャスティングフィル
ムはほとんど着色が無く透明であった。
実施例−6 実施例−3の重合条件においてビス−(アミノメチル)
 −ヘンfi シl o (6,5,1,IL4.02
−7.09jl)ヘンタデカン26.0 AO,t m
ol )を用いた以外は実施例−3の重合条件で反応を
行なりた。得られた重合体の収率状96−であった。得
られた重合体の融解温度は456℃であシ、還元粘度は
1.06であった。又キャスティングフィルムはほとん
ど着色が無く透明であった。
特許出願人 日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 れる少なくとも1種のジアミン成分と二塩基酸又はその
    酸ハロゲン化物から選ばれる少なくとわされる繰シ返し
    単位を有するポリアミド樹脂〔前記式中、Rは二塩基酸
    又はその酸ハロゲン化物からC0OH又1icOX(X
    はハロゲン)を除いた残基 81〜R4は水素又は炭素
    数1〜5のアルキル基、j及びnは0〜4の整数1mは
    1又は2である〕を製造するkあた)、予め両成分を重
    合溶媒に溶解させ、150℃以下の温度で反応させるこ
    とを特徴とするポリアミド樹脂の製造方法。
JP17742381A 1981-11-05 1981-11-05 ポリアミド樹脂の製造方法 Pending JPS5879016A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0168816A2 (en) * 1984-07-18 1986-01-22 HENKEL CORPORATION (a Delaware corp.) Polyamides of bis(aminomethyl)tricyclodecane

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0168816A2 (en) * 1984-07-18 1986-01-22 HENKEL CORPORATION (a Delaware corp.) Polyamides of bis(aminomethyl)tricyclodecane

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