JPS5878743A - 紙容器の製造方法 - Google Patents

紙容器の製造方法

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Publication number
JPS5878743A
JPS5878743A JP57185057A JP18505782A JPS5878743A JP S5878743 A JPS5878743 A JP S5878743A JP 57185057 A JP57185057 A JP 57185057A JP 18505782 A JP18505782 A JP 18505782A JP S5878743 A JPS5878743 A JP S5878743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
coating layer
paper cup
container
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57185057A
Other languages
English (en)
Inventor
伊藤孜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onoda Cement Co Ltd
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Onoda Cement Co Ltd filed Critical Onoda Cement Co Ltd
Priority to JP57185057A priority Critical patent/JPS5878743A/ja
Publication of JPS5878743A publication Critical patent/JPS5878743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この費鴨は各種の飲料、インスタント食品等を収容する
紙容、?、に関するものである。
牙12図乃至牙16図に示す従来の紙カップは近時自動
販売機、パーティ用、インスタント食品用などに極めて
多数用いられるようになっている。
しかしながら液体を長時間保存する目的の容器としてこ
れを使用することは次に詳細に述べるような理由によっ
て不可能である。すなわち、この種の紙カップは通常基
材となる紙の表面にワックスないしは合成樹脂をラミネ
ートしてインスタント容器としての防水の目的をはたし
ているのが普通であるが、これを長時間、容器として使
用する場合に゛は、紙の接合部を通しておこる漏洩及び
ラミネート紙から紙カップを製造する際にラミネートし
た合成樹脂被膜に著しい屈曲が起こる場合に、ラミネー
ト層に発生するクラックより起こる漏洩の二つにより、
液体を長時間保存するための容器として使用することが
不可能になる。
例えば牙]2〜】6図に示す従来の紙カップは牙14図
の如く、紙基材31の内面に合成樹脂層32がラミネー
トされており、その重ね合された部分が接着層33によ
って接合きれているが、このように紙基材31の端縁3
1cが紙容器の内側に存在するラミネート紙により製造
した通常の紙カップに?いては、矢印34に示されるよ
うな向きに関し、ラミネート層32は防水効果を発揮す
ることが全くできないので、矢印34に示した如き漏洩
が発生する。このために紙カップを長期保存用液体容器
として使用することが不可能である。
この種の漏洩を防止する方法としては、紙カツプ内面に
露出した紙の部分にワックスを吹きつけてシールする方
法がある。これはラミネート材がワックスである場合に
は有効であるが、このような容器は高温用として使用す
ることはできず、又、機械的に剥離しやすいので、その
用途は極めて限定されてしまう。又、この部分に溶剤に
溶かした合成樹脂を塗布してシールの目的を達成する方
法も考えられるが、通常紙カップの内面に使用きれるラ
ミネート剤として極めて多く使用されるポリオレフィン
系統の樹脂の場合にはポリオレフィンは通常の溶媒には
全く溶解せず、且つポリオレフィンと良好な接着性を示
す接着剤が存在しないので、ラミネート剤としてポリオ
レフィンを使用した場合にはこのような方法を適用する
ことは不可能である。
従ってポリオレフィン系の樹脂をラミネートした紙カッ
プにおいて牙14図において矢印%に示した如き漏洩を
防止する方法は実用的な意味においては在来極めて困難
とされてきた。
これがラミネート紙を組立てて製造した紙カップを、長
期保存用液体容器として使用することができない第一の
理由である。
又牙15図に示す如く紙器材;31と他の紙器材31a
の接合部32bの7−ルを完全にすることが極めて困難
であって、この部分より矢印Iに示した如き漏洩が発生
し、又矢印36に示した如き漏洩も発生する。史にこの
部分に関しては基材32を接合のために極めて鋭角に屈
曲するので、この屈曲部においてラミネート層14にき
れつが発生し、そこから矢印37に示した漏洩が発生す
るのが普通である。
又同様な強度の屈曲によるラミネート層のきれつによる
漏洩は矢印ア、39の方向にも発生する。
これがラミネート紙を組み立てて製造した紙カップを、
長期間使用する液体を収容する紙容器として使用するこ
とができない矛2の理由である。次に牙16図の部分に
おいては、表面にラミネート層32を設けた紙器材31
の上縁が16図に示[また如く屈曲処理されるのが普通
であり、これを紙容器と、して使用する場合には、4o
に示されるアルミ箔などによる蓋をラミネートされた樹
脂と熱融着などの方法により上縁をシールするのが普通
であるが、この場合、この上縁に形成されている屈曲部
には製造時にやはりラミネート層にきれつが生じやすく
、これによってこの容器に液体を充してそれが倒れたり
した場合に矢印41及び42に示した如き漏洩が発生し
、これがラミネート紙によって組み立てた紙カップを紙
容器として使用することができない牙3番目の理由であ
る。
この賢翰の目的は上記従来の紙容器の欠点を改良し、液
体を長期間収容しておくことのできるようにすることで
ある。他の目的は紙カップの側壁の重ね合せた部分に於
ける紙基材の内側端縁部から、該紙基材内を滲透して紙
カップの外側に漏洩することを防止することである。
又、他の目的は紙カップの側壁と底体との接合部からも
漏洩しないようにすることである。
更に他の目的は合成樹脂をラミネートした紙基材を用い
て成形した紙カップに於いて、ラミネート部分に生じた
折り曲げによるきれっ部分から漏洩しないようにするこ
とである。
この発明を添付図面によって説明すると、紙カップ1の
側壁2の全面に、合成樹脂からなる全く切れ目のない筒
状の側面コーティング層3を密着して形成し、又、該紙
カップ1の底体4の全内面に合成樹脂からなる底面コー
ティング層5を密着して杉成し、更に上記側面コーティ
ング層3の下端と、底面コーティング層5とを互に全周
に亘って一体的に形成した容器である。
6は側壁2の重合部分の間に介在する接着剤、2a  
は該重合部分に於ける側壁2の内側端縁である。
牙5図中、lOは紙カップ1を下向きに保持するための
ホルダであり、7(はアース、8は分散装置、9は粉体
供給管であり、予備的に荷電したポリオレフィン系の粉
体を矢印AIO方向て送つて粉体供給管9の上端から底
体4に向って、矢印A 10a方向に噴出し、続いて紙
カップlの内面の形状に沿って矢印A Job 方向に
流し、更に紙カップlの開口縁に沿って矢印A IOc
 方向に流す。この際、分散装置8、電圧を印加した粉
体供給管9及び案内体13とホルダ10との間に生ずる
電界により、荷電された粉体を紙コツプ1の内面及び開
口縁に付着する。
矢印A IQc方向に流れる残存粉体及びその搬送用空
気はやがて環状ダクト11V?−送られ、こ\から他の
装置に向って矢印All方向に流出する。
12は放電極用電源、A9は粉体供給管1の上下動方向
を示す矢印、13は案内体である。
斯様にして紙カップ1の所定位置に粉体を付着せしめ、
これを加熱して紙カップ1の内面に溶着して、全く継目
のない筒状の側面にコーティング層3及び底面コーティ
ング層5を見金に一体に構成するものである。
牙6図及び牙7図に示した実施例は予め合成樹脂をもっ
てラミネートされた紙基材を用いて本発@を実施した場
合を示すものであり、2は紙カップの側壁、4は底体、
3b及び5bは合成樹脂のラミネート層、3c は側壁
2の重合部の内側端縁2a に密着して形成した合成樹
脂の端縁コーティング層、3d は側壁2と底体4との
接合部の内側の全周に亘って形成した合成樹脂の接合コ
ーティング層である。
牙8図及び牙9図に示す装置は牙6図の端縁コーティン
グ層2a  を形成するための装置であり、紙カップ2
をホルダ21に取付け、端縁2a に沿って粉体保給装
置ηからラミネートしである樹脂と同様或は少くとも熱
融着性のあるポリオレフィン系の合成樹脂粉体おを矢印
A22方向に移動しながら供給し、粉体層3e を形成
し、3の状態で加熱して溶着するものである。
又牙】0図に示す装置は牙7図の接合コーティング層3
d  を形成するための装置であり、回転ホルダ3に紙
カップ1をとりつけ、ホッパ26から案内ダクト27を
通じてラミネートしである樹脂と同様或は少くとも熱融
着性のある樹脂粉体路を側壁2と底体4との接合部に供
給し、回転ホルダ5を矢印A25方向に回転することに
よって、底体4の全周に亘って特に紙基材の屈曲された
部分り含めて粉体層3f を形成し、これを加熱して接
合コーティング層3d を形成するものである。
慶発蛸は上述の構成であるから、側壁20重合部の内側
端縁2a から収容物の液体が外部に漏洩すること金防
止できると共に、側壁2と底体4の接合部からも漏洩す
ることを防止できる。
又、ラミネートした紙基材を使用した場合でも、その屈
曲部のきれつ部から漏洩することがない。
更に所定の位置に合成樹脂からなるコーティング層を形
成したから、高温の液体を収容しても、ワックスを使用
した場合とは異ってそのコーティング層の作用を妨げる
おそれがない。
以上二つの実施例についてのべたが、  はこれらに限
定されるものでなく、例えば、前記実施例の紙基材とし
てアルミ箔をラミネートしたものを使用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
オ′1図は零発明の一実施例を示す容器の縦断面図、矛
2図は矛1図のn−ll5部の断面図、矛3図は矛2図
の一部分の拡大断面図、牙4図は牙1図の一部分の拡大
断面図、矛5図は牙1図乃至矛4図に示した容器の製造
装置の一例を示す概略断面図、才・6図はS発明の他の
実施例を示す容器に於ける矛3図に相当する部分の拡大
断面図、牙7図は同実施例の容器に於ける才4図に相当
する部分の拡大断面図、牙8図は牙6図に示す部分を製
造する装置の概略断面図、牙9図は矛8図のIX−IK
線部の拡大断面図、牙10図は前記矛7図に示す部分を
製造する装置の概略断面図、矛11図は牙10図に於け
る一部分の拡大断面図、牙12図は従来の紙カップの縦
断面図、矛13図は同紙カップの平面(Δ、矛14図は
牙12図のx■−xtv線部の拡大断面[図、牙15図
は牙12図の一部分の拡大断面図、牙16図は牙12図
の他の部分に蓋をとりつけた状態の拡大断面図である。 1・°°紙カップ 2・・・側壁 3・・・側面コーティング;― 4・・・底体 5・・・底面コーティング層 代理人弁理士 斎 藤 、イ旬 外2名 第12図 第  13  図 第14図 257− 第 15  図 第 16  図 ムn

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紙カップ(11の側壁(2)の全内面に合成樹脂からな
    る側面コーティング層(3)を密着して形成すると−共
    に、該紙カップ(1)の底体(4)の全内面に合成樹脂
    からなる底面コーティング層(5)を密着して形成し、
    上記側面コーティング層(3)の下端と、底面コーティ
    ング層(51とを夫々の全周に亘って一体的に形成した
    秋も%。製烟ヵ域。
JP57185057A 1982-10-21 1982-10-21 紙容器の製造方法 Pending JPS5878743A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223523A (ja) * 2000-11-27 2002-08-09 Otowa Denki Kogyo Kk 耐雷素子及び耐雷保護装置
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