JPS587753B2 - センシヨクホウホウ - Google Patents

センシヨクホウホウ

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JPS587753B2
JPS587753B2 JP50055701A JP5570175A JPS587753B2 JP S587753 B2 JPS587753 B2 JP S587753B2 JP 50055701 A JP50055701 A JP 50055701A JP 5570175 A JP5570175 A JP 5570175A JP S587753 B2 JPS587753 B2 JP S587753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyeing
dyed
dye
machine
cheese
Prior art date
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Expired
Application number
JP50055701A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51130384A (en
Inventor
足立斉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIROSHIMA SHOKUSEN KYODOKUMIAI
Original Assignee
HIROSHIMA SHOKUSEN KYODOKUMIAI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by HIROSHIMA SHOKUSEN KYODOKUMIAI filed Critical HIROSHIMA SHOKUSEN KYODOKUMIAI
Priority to JP50055701A priority Critical patent/JPS587753B2/ja
Publication of JPS51130384A publication Critical patent/JPS51130384A/ja
Publication of JPS587753B2 publication Critical patent/JPS587753B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインジゴ染料によるチーズ状或いはビーム状被
染物の染色方法に関するものである。
詳しくのべるとあらかじ.め精練処理したチーズ又はビ
ーム状態の被染物を充填した染色機内にインジゴ染料を
投入して染料吸着をせしめたのち,用いた染料液を完全
に排出して機内を密一し,その後該機内に加圧空気を注
入せしめて被染物に吸着した染料を空気酸化発色させて
染色を行うことを特徴とするものである。
従来より被染物の染色方法としては各種の方法そのなか
でも硫化染料や建染染料などの還元性染料を用いる染色
方法における染料吸着後の酸化発色法としては. (1)被染物を空気にさらし.空気中の酸素を利用して
酸イ1発色させる空気酸化法。
(2)被染物を水に浸漬して水中の酸素を利用して酸化
発色させる水酸化法。
(3)被染物を上記(2)による水酸化後更に酸化剤を
添加した水に浸漬し,化学反応によって酸化発色させる
薬品酸化法。
などが実施されている。
そしてこれらの酸化発色法は夫々に長短所を有している
が.被染物の種類や状態および使用する染料(還元性)
によって適宜選択して用いられている。
即ち総(カセ),ロープ或いはシートの状態で糸を染色
する場合においては上記いずれの方法も採用されている
が.チーズあるいはビーム状態の糸の場合においては(
1)の空気酸化法は被染物をそのまま空気中に放置して
酸化させる方法であるため被染物全体に亘って均一なる
染色は不可能である二また(2)の水酸化法および(3
)の薬品酸化法はポンプ液を循環することによって実施
できるが,前者においては采酸化の被染物をそのまま水
に浸漬するため多量の染料が脱落するのみならず充分な
酸化発色が期待出来ない欠点を有し、後者は酸化剤によ
って被染物を、脆化させるおそれがあるとともに色相の
鮮明度や堅牢度の低下など品質面での欠点がみられるの
である。
特にインジゴ染料は他の還元性染料に比べ水酸化,薬品
酸化などによつて還元付与せられた染料の脱落が著しい
ため濃色加工が不可能であるという欠点を有しているの
である。
そこで本発明者は.これら3種の酸化発色法のうち.経
済的、品質的に最も有利であるが,チーズ或いはビーム
状態の被染物に対するインジゴ染料による染色には不可
能とされている空気酸化法について鋭意研究の結果,本
発明の染色方法を見出したものである。
本発明の染色方法について更に詳細に説明すると市販の
染色機を用いて被染物であるチーズ又はビーム状態の糸
又は繊維を充填して精練,水洗を行ったのちインジゴ染
料を投入して染料吸着を行ってから機内の染色液を完全
に排出させて密閉とし.次いでこの密閉機内に加圧空気
を吸込み,機内が1kg/cm2〜6kg/cm2の圧
力に達したところで排出弁を開放し,機内の圧縮空気は
チーズ又はビーム状態の被染物の外層から内層へ(弁の
切換えで内層から外層へ)被染物層内を通過して機外へ
排出される。
このようにして均一なる空気酸化を行ったのち.水洗.
ソーピングおよび油繰り等を施すことにより染料の脱落
のない均染で色相の鮮明な染色物が得られるのである。
そして本方法は被染物の種類とその量およびインジゴ染
料濃度などに応じて,この空気酸化を1〜10回の間で
任意に繰返し行えばよい。
本発明の染色方法即ち空気酸化法を従来チーズ又はビー
ム状態の被染物に採用されている水酸化法あるいは薬品
酸化法と比較するならばその利点として, (1)被染物の約50倍の水の節約が可能である。
(2)染料の脱落か皆無である。
即ち本発明の空気酸化をした被染物の色の濃度を100
とした場合水酸化法,薬品酸化法では建染染料で70で
ある。
(つまり30%の染料の脱落が認められる) 又硫化染料では90%以上の染料が脱落する。
(3)酸化不良や染料の脱落による色むらが皆無である
などが挙げられ,従来法にみられないすぐれた染色方法
である。
本発明の方法で行う,染色前の精練および染色後のソー
ピング.油繰り工程は従来と同じ方法を採用出来る。
本発明で用いる染色液はインジゴ染料にハイドロサルフ
ァイト,苛性ソーダ,あるいは硫化ソーダあるいは硫化
ソーダなどの還元剤を加え.さらに均染剤,緩染剤.染
着促進用助剤などの染色助剤を1種以上添加して用いれ
ばよい。
次に本発明をさらに具体的に説明するために実施例を示
す。
実施例 1 チーズ染色機(日阪製作所製)に被染物としてチーズ状
純綿糸240kg(240本)を充填し,2880lの
水を加えたのち, シュネルAs(モーリン化学製) 2.88kg苛
性ソーダ 14.4kgを投与し
.ポンプにて液を循環させて約15分で100℃まで昇
温し,その後60分間精練処理を施こした。
次いで精練液を排出し.水洗を行った後.水を注入する
と同時に 苛性ソーダ(48oBe’) toosccハ
イドロサルファイトコンク 1.152k!9+を
加え,更に下記 インジゴピア 1・2kgツツヤイ
ンジゴ2B 2.4k9ロート油
3.6 kg苛性ソーダ(48
°Be’) ハイドロサルフテイトコンク 6.O kg
液 量 180lの配合
にて70〜75℃で20分間の藩解攪拌によって調整せ
る染料の濃厚原液を投入.シ,総液量を被染物の12倍
として10分間30′℃に維持した後,20分間で50
℃に昇温させ同温度で20その後機内の染色液を排出し
て密閉し.膜機内に9kg/cm2の空気々ンクから約
5分間圧縮空気を注入して5kg/cm2の圧力に達せ
しめて直ちに排気した。
この空気酸化を5回繰返して行ったのち水洗した。
盗にソーパーNF(モーリン化学製’) 2k
gを添加して95℃730分ソーピン2゛を行い.水洗
後20分間油繰りを施してから被染物を機内からとり出
り乾燥を行った。
かくして酸化不良や染料の脱落による色むらが全<認め
られず均一な濃い築色糸が得られた。
実施例 2 チーズ染色機にチーズ状純綿糸を充填.シ,水を加えさ
らにメイサノールTR0.5g/lを加えて精練処理お
よび水洗ののち.精練液を排出し,次いで更に水洗後4 インジゴピア(三井東圧製) 0.5%メチ
ルアルコール 0.5971苛性ソーダ
0.5 g/lハイドロサル
ファイトコンク 0.45g/lを投入して30℃で
30分間染色を行った。
その後機内の染色液を排出して密閉し,該機内に9kg
/cm2の空気タンクから約4分間圧縮空気を注入して
4kg/cm2の圧力に達せしめてから直ちに排気した
この空気酸化を7回繰返し行ってから水洗,油操りを行
った結果,非常に良好なる染色糸が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 染色機を用いてチーズ状或いはビーム状被染物にイ
    ンジゴ染料を吸着せしめた後,機内の染色液を排出して
    密閉し,しかるのち該密閉機内に加圧空気を注入して該
    被染物に吸着した染料を空気酸化発色させることを特徴
    とするインジゴ染料によるチーズ状或いはビーム状被染
    物の染色方法。
JP50055701A 1975-05-06 1975-05-06 センシヨクホウホウ Expired JPS587753B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP50055701A JPS587753B2 (ja) 1975-05-06 1975-05-06 センシヨクホウホウ

Applications Claiming Priority (1)

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JP50055701A JPS587753B2 (ja) 1975-05-06 1975-05-06 センシヨクホウホウ

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Publication Number Publication Date
JPS51130384A JPS51130384A (en) 1976-11-12
JPS587753B2 true JPS587753B2 (ja) 1983-02-12

Family

ID=13006187

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5864461U (ja) * 1981-10-26 1983-04-30 東芝テック株式会社 プリンタにおける記録紙テンシヨン調節装置
JPS61171758U (ja) * 1985-04-15 1986-10-24

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JP2007046190A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Okayama Prefecture 染色方法
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