JPS5876988A - ワードプロセッサ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ディシイホイールを有するプリンタを備え
たワードプロセッサ装置のホイール交換指示方法に係り
、特に文書作成の過程で基本文字の他に、必要に応じて
例えば科学計算用の記号等の特殊な文字も容易に使用で
きるようｋして、基本文字以外の拡張文字による処理が
簡単基こ行えるようにしたホイール交換指示方法に関す
る。

一般に、アルファベットや仮名文字等を使用するワード
プロセッサ装置では、印字文字の鮮明さや、きれいさが
強調されるという観点からディシイホイール、すなわち
花弁型のホイールを有するプリンタが主として用いられ
ている。

ところが、ディシイホイールの文字数は、キーボードの
配列とも関連して、９６文字程度に限定される。

この程度の文字数でも、通常の英文のレター等には充分
であるが、技術論文や技術報告書等のファイルを作成す
る場合には、不充分である。

これを補う従来の方法として、基本文字を有する標準ホ
イールの代りに、アルファニューメリックと科学計算用
記号とが混在するホイールを使用することで、対処する
方法が知られている。

しかし、この方法では、ＩＩ準的な記号尋がある程度犠
牲になるので、必ずしも便利とはいえない。すなわち、
文字の数は例えば同一の９６であり、コード系自体が拡
張されるのではなく、標準的な記号が科学計算用の記号
に置きかえられることになる。

その上、従来のこの方法の場合には、入力されるコード
としては、例えば標準の記号「＆」が与えられ、表示上
も同じ「＆」であるが、実際には、科学計算用の記号「
■」が印字される、という動作が行われる。

したがって、オペレータにとっては、非常に紛わしいこ
とになり、操作性が低下する。さらに、科学計算用のホ
イールを使用する場合には、最初からこのホイールを使
用しなければならず、例えば本文だけは標準のホイール
を使用する、という訳にはいかない。

なお、ファイルの途中でホイールを交換し、書体（フォ
ント）をパイ力からプロポーショナルに切換えること自
体は、従来から行われている■この場合にも、処理可能
な文字のｓＩ＠は。

標準ホイールと同じ例えば一定の９６であって。

文字の種類が拡張される訳ではない。

そこで、この発明のワードプロセッサ装置のホイール交
換指示方法では、従来の装置におけるこれらの不都合を
解決し、単一のファイルの作成に複数個のホイールの使
用を可能にして、書体の変更を含む処理文字の種類を拡
張するとともに、交換すべきホイールの種類が表示でき
るようにして入力操作を容易にし、併せて、作成された
ファイルをプリンタで印字する場合には、入力時に使用
されたホイールとの交換が容易なように、カーソルがホ
イール交換制御符号と出合った時点で、プリンタを停止
させるとともに、交換すべきホイールの種類を表示する
ことにより、その交換が簡単かつ正確に行えるようにし
て装置の操作性を向上させることを目的とする。

説明の順序として、まず、従来のワードプロセッサ装置
についてその概要を簡単に述べ、次にこの発明のホイー
ル交換指示方法について詳細に説明する。

第１図は、従来のワードプロセッサ装置の基本構成の一
例を示すブロック図である。図面において、ｌはキーボ
ード、コはデータバッファ、３は／ラインディスプレイ
、ダはデイジイホイ−ルプリンタ、５は外部記憶装置を
示す。

キーボードｌは、データまたは制御命令を入力するため
のキー人力手段である０データバツフアコは、キーボー
ドｌからのデータ、または外部記憶装置・５から呼出さ
れるデータを格納するメモリである。

ｌラインディスプレイ３は、データバッフアコの内容を
／行単位で表示し、デ、イジイホイールプリンタ亭は、
同じくデータバッフアコの内容を／行単位でプリントア
ウトする。

また、外部記憶装置３は、例えばフロッピーディスク装
置で、データバッフアコの内容をｒ憶させるために使用
する。

入力操作時には、キーボードｌから入力されるアルファ
ベット文字や数字等のコードデータが、データバッフア
コを通して、ｌラインディスプレイ３の表示画面の入力
位置を示すカーソル上に次々と表示される０ そして、データの１行分の入力が終了すると、データバ
ッフアコがオーバーフローする直前に、その内容が外部
記憶装置Ｓへ移される。なお、データバッフアコの内容
をプリンタダへ出力して、プリントすることも可能であ
る。

入力データの追加、削除、修正には、キーボードｌ上に
設けられたカーソル制御キーを操作して、目的の位置へ
カーソルを進めてから、その内容の変更操作を行う。

第２図は、この発明のホイール交換指示方法を実施する
場合にワードプロセッサ装置へ設はラレるデータバッフ
ァ周辺の制御回路の一例を示す機能ブロック図である。

図面における符号は第７図と同様であり、データバッフ
アコは、ａの第１バツフア領域とｂの第２バツフア領域
とを有し、また６は入力コード判定回路、りはプリント
バッファ、ｔはプリント出力制御回路、９はプリンタの
制御情報が格納されたプリントテーブルで、ｌは標準ホ
イール用、■は科学技術用、１０はデータバッファ制御
回路、／ｌはディスプレイバッファ％／Ｊはメツセージ
テーブル、１３は文字パターンメモリで、■は標準ホイ
ール用、■は科学技術用、ｌｔＩはホイーｌし交換情報
用のラッチ・デコーダ、Ｇ／−０４’はアンドゲート回
路、ＧＳと０６はオアゲート回路を示し、Ｄａｔａ　は
テキストデータ、ＷＥ／とＷＥＪは、それぞれホイール
交換キーＫＩまたはＫＩ［の選択操作によってキー人力
手段から与えられるホイール交換制御符号、８ＡとＳＢ
はホイール交換制御符号ＷＥ／またはｗｇ２に対応して
ホイール交換情報用ラッチ・デコーダ／亭から出力され
るゲート切換え信号、ＳＣ＆まカーソルとホイール交換
制御符号との一致時番こ発生される検出信号、８Ｇｊ”
はオアゲート回路Ｇｊの出力信号を示すＯ この第２図の回路は、標準ホイールと科学技術用ホイー
ルとの２１１類のホイールを使用するための回路である
。

このｊＩ２図の回路が従来の回路と異なる点４よ。

次（７）　（１）〜（７）の７つの点である。

（１）　　第１図のキーボードｌに、標準ホイールを選
択指示するための例えばホイール交換キーＫＩと科学技
術用ホイールを選択指示するためのホイール交換キーＫ
ＩＩとが付加されたことによって、それらのホイール交
換キーＫＩとＫＩＩに対応するホイール交換制御符号ｗ
ｇ／またはＷＥＪが入力されたときは、入力コード判定
回路６から制御コードとして出力されること。

（２）ホイール交換情報を保持するとともに、その程類
に対応するゲート切換え信号８Ａまたは８Ｂを出力する
ホイール交換情報用ラッチ・デコーダ／４Ｉが設けられ
ていること。

（３）プリントテーブルｔに、標準ホイールに対応する
テーブル■と科学技術用ホイールに対応するテーブル■
とが設けられていること。

（４）文字パターンメモリ１３に、標準ホイール用の文
字パターン情報を格納するメモリ領域■と、科学技術用
の文字パターン情報を格納するメモリ領域■とが設けら
れていること０（５）　　プリントテーブル９に、テー
ブル■と■とを切換えるためのアンドゲート回路Ｇ／と
Ｇ−とが設けられていること。

（６）文字パターンメモリ／３に、メモリ領域Ｉとメモ
リ領竣■とを切換えるためのアンドゲート回路Ｇ３とＧ
ＩＩとが設けられていること。

（７）　　メツセー・ジテーブル／コに、ホイール交換
とその種類を指示するメツセージが格納されていること
。

以上の７つの点については、後に詳しく説明する。その
他の回路は、従来のワードプロセッサ装置の制御回路と
同様である。

従来のワードプロセッサ装置の回路と共通する部分につ
いて、簡単にその概要を説明する。

入力コード判定回路６は、キー人力がテキストデータで
あるかファンクションデータであるかを判定する。

データバッフアコは、斜線部で示される第１バツフア領
域ａと、第２バツフア領域すとに区別される＠第１バッ
ファ領域ａには、ディスプレイ３の画面上に表示される
カーソルより前のデータが格納され、また第２バツフア
領域すには、カーソル以降のデータが格納される。

プリントバッフアクには、データバッフアコの第７バツ
フア領域ａに１行分のデータが移ったとき、すなわちデ
ィスプレイ３の画面上のカーソルがラインチェンジコー
ドを検出したとき、７行分のデータがセットされる。

プリント出力制御回路Ｓは、プリントバッフアクの内容
を加工してプリンタへ出力する。

プリントテーブル９には、各穫のテーブル情報が格納さ
れており、すでに説明したように、標準ホイールに対応
するテーブル■と、科学技術用のホイールに対応するテ
ーブル■とが設けられている。

ワードプロセッサ装置におけるプリンタでは、単にプリ
ントバッファ７の内容を固定ピッチで印字する通常のプ
リンタの場合とは異なり、文字間隔を可変で出力したり
（プロポーショナル印字）１文の行末揃えのためにワー
ド間のスペース間隔を調整したり（ジャスティファイ）
、個々の文字の印字圧をコントロールしたりする等のき
め細かい制御が要求される。そのため、個々の文字コー
ドに対応する移動量のテーブルとか、印字圧のテーブル
等が必要である。これらのテーブルは、ディシイホイー
ルの活字書体（フォント）・に応じて、あるいは文字種
の異なるホイール番こ対応して、それぞれに固有のもの
が使用される。プリントテーブルタには、これらのテー
ブル情報群が格納されており、プリントバッファ７のコ
ードに対応して参照される。

データバッファ制御回路ＩＯは、データバッフアコにセ
ットされている内容を７行分ずつディスプレイバッファ
／ｌヘセットする。

ディスプレイバッファｌ／ヘデータ、が転送される条件
は、文字キーの入力時、カーソル制御キーの押下時、あ
るいはオペレーションガイダンスとしてのメツセージを
表示する場合１等である。

メツセージテーブル／２１こは、オペレーションガイダ
ンスのための各種メツセージが格納されている。

文字パターンメモリ／３には、ディスフレイ３へ表示す
る文字パターンの情報が格納されており、この第２図の
場合、すでに説明したように、メモリ領穢■には標準ホ
イールに対応するパターン情報が、メモリ領域■には科
学技術用ホイールに対応するパターン情報が、それぞれ
格納される。

次に、この発明のホイール交換指示方法のために付加さ
れた部分について説明するが、先の（１）〜（７）のう
ち、（１１のホイール交換キーと、（３）のプリントテ
ーブル９％および（４）の文字パターンメモＩＪ　／　
３については、すでに説明した。

そこで、ここでは、（２）のホイール交換情報用ラッチ
・デコーダ／ｌＩと、（５）と田）の切換えゲート回路
Ｇ／−Ｇ＄、および（７）のメツセージテーブル１２、
について順次説明する。

まず、（２）のホイール交換情報用ラッチ・デコーダ／
４Ｉは、ホイール交換情報をラッチするレジスタと、そ
の交換情報を解読するデコーダとから構成される装 このホイール交換情報用ラッチ・デコーダ／ダには、キ
ーボードのホイール交換キーＫＩまたはＫｎの選択操作
に対応して発生されるホイール交換制御符号Ｗ）Ｅ／ま
たはＷ’Ｆ、２が、入力コード判定回路６とオアゲート
回路Ｇｊを介して、オアゲート回路ＧＳの出力信号ＳＧ
Ｓとして入力される。

そのため、ホイール交換制御符号ＷＥ／に対応して、ゲ
ート切換え信号Ｓムが、また制御符号ＷＥコに対応して
切換え信号８Ｂが、それぞれ出力される。この場合には
、ホイール交換制御符号Ｗｌ／に対応して、ゲート切換
え信号Ｓムが論理１１１、ＳＢが論理１０′となり、制
御符号ＷＥコに対応して、ゲート切換え信号８Ａが論ｍ
　’ｏ’、８Ｂが論理％１１１となるように出力される
。

このようなゲート切換え信号ＳＡとＳＢは。

先の（５）と（６）に説明したアンドゲート回路Ｇ／〜
Ｇダヘ与えられる。

したがって、標準ホイールを指定するホイールに交換キ
ーＫｌが選択されたときは、ホイール交換制御符号ＷＥ
／が発生され、ゲート切換え信号８Ａが論理％／Ｍとな
って、アンドゲート回路Ｇ／とＧ３のゲートが開かれる
。

そして、プリントテーブル９は、アンドゲート回路Ｇ／
によって標準ホイールに対応するテーブルＩの内容が有
効とされ、同様に、文字パターンメモリ／３も、アンド
ゲート回路Ｇ３によって標準ホイールに対応するパター
ン情報が格納されたメモリ！域Ｉの内容が有効とされる
。

また、科学技術用ホイールを指定するホイール交換キー
Ｋｌｌが選択されたときは、ホイール交換制御符号ＷＥ
コが発生され、ゲート切換え信号８Ｂが論理１７＃とな
って、アンドゲート回路ＧコとＧ４Ｉのゲートが開かれ
る。

この場合には、プリントテーブル９は、アンドゲート回
路ＧＪによって科学技術用ホイールに対応するテーブル
■の内容が有効とされ、同時に１文字パターンメモリ／
３も、アンドゲート回路Ｇ４Ｉによって科学技術用ホイ
ールに対応するパターン情報が格納されたメモリ領域■
の内容が有効とされる。

最後に、（７）のメツセージテーブルノコには、ホイー
ルの交換とその種類を指示するメツセージとして、標準
ホイールを指示するために、例えば １ｗｕＥＥｔ　ＣＨＡＮＧＥ　：　ｓ’ｒＡＮＤＡｇｎ
’と、科学技術用ホイールを指示するために、’ＷＢＥ
ＥＬ　ＣＨＡＮＧＥ　：　５ＣＩＥＮＴＩＦＩＣ’のよ
うなデータが格納されている。

このメツセージテーブルノコのデータは、ホイール交換
キーＫＩまたはＫｌの操作によって入力されるホイール
交換制御符号ＷＥ／またはＷＢ２が、オアゲート回路Ｇ
５へ与えられて出力信号５Ｇｊ−が発生されると、デー
タバッファ制御回路ＩＯが切換えられて、ディスプレイ
バッファ／／へ出力される。また、最終ドキュメントの
作成時には、カーソルとホイール交換制御符号ＷＥ／ま
たはＷＥコとの一致時に発生される一致検出信号ＳＣに
よって、ディスプレイバッファ／／へ出力される。

次に、この発明のホイール交換指示方法のための動作に
ついて説明する。

まず、標準ホイールを使用したい場合には。

キーボード／上のホイール交換キーＫＩが選択操作され
る。

ホイール交換キーＫＩが選択された状態では、ホイール
交換制御符号ＷＥ／が入力コード判定回路６から出力さ
れ、オアゲート回路Ｇ６からデータバッファメモリーの
第１バツフア領域ａへ格納されるとともに、オアゲート
回路Ｇ３がら出力信号ＳａＳとしてホイール交換情報用
ラッチ・デコーダ／４Ｉへ入力され、ゲート切換え信号
８Ａが論理１７１で出力されて、アンドゲート回路Ｇ／
ｆＧ３へ与えられる。その結果、プリントテーブル９と
文字パターンメモリ／３では、それぞれ標準ホイールに
対応するテーブルＩとメモリ領域Ｉのパターン情報とが
有効とされる。

同時に、このオアゲート回路Ｇｓの出力信号８ＧＳは、
ホイール交換要求信号として、データバッファ制御回路
７０へ入力される。

したがって、ディスプレイバッファｌ／の内容は、デー
タバッフアコからメツセージテーブルノコへ切換・えら
れ、標準ホイールを指示するホイール交換制御符号ＷＥ
／に対応したメツセージが出力される。すなわち、ｌラ
インディスプレイ３には、標準ホイールを指示する１ｗ
ｎｇｇＬＣＨＡＮＧＥ　：　８ＴＡＮＤＡＲＤ’のメツ
セージが表示される。

なお、一般的には、標準ホイールの使用細度が極めて高
いので、ワードプロセッサ装象のテキスト作成の開始時
には、ホイール交換キーに■によるホイール交換制御符
号ＷＥ／が自動的に発生され、イニシャルセットされる
ようにしてもよい。

オペレータは、ｌラインディスプレイ３の表示に従って
、標準ホイールが取付けられていないときはホイールを
交換し、キーボードのリセットキーを操作する。このリ
セットキーの操作により、ｌラインディスプレイ３のメ
ツセージは解除され、データバッフアコの内容が表示さ
れる。

それから、テキストの作成に入る。

キー人力がテキストデータＤａｔａ　　のときは、その
データは、オアゲート回路Ｇ６からデータバッフアコへ
、順次入力される。

入力されたデータは、７行分の入力が終る毎に、プリン
タダによってプリントアウトされ。

また外部記憶装ｆｌｉ！ｒへ移される。

したがって、外部記憶装ａｔへ格納されたファイルの最
初には、ホイール交換制、御符号ＷＥ／が入力され、そ
れ以降にテキストデータが配列されることになる。

このような標準ホイールによるテキストを作成中に、科
学技術用の記号が必要になったとするＯ キーボードｌのホイール交換キーＫＴ［を押下すると、
入力コード判定回路乙によってホイール交換キーＫＩＩ
のコードと判定される。

このホイール交換キーＫＩＩのコードは、ホイール交換
制御符号ＷＥＪとしてデータバッフアコの第１バツフア
領域ａへ格納され、才たオアケート回路Ｇ５を介して、
その出力ｓＧｓによりホイール交換情報用ラッチ・デコ
ーダ／ダへ入力される。そのため、ゲート切換え信号Ｓ
Ｂが１１１となり、また８Ａは％６１となる。

その結果、プリントテーブルデでは科学技術用のテーブ
ル■の内容が有効とされ、また、文字パターンメモリ／
３でも科学技術用のメモリ領域■の内容が有効とされる
。

同時に、オアゲート回路Ｇ３の出力ＳＧＳは、ホイール
交換要求信号としてデータバッファ制御回路ＩＯ１へ入
力され、ディヌープレイバッファ／／は、それまでセッ
トされていたデータバッフアコの内容が、メツセージテ
ープＩし／２の内容に変えられる。

すなわち、ディスプレイ３の表示は、テキストの内容か
ら、 １ｗｕＥＥＬＣＨＡＮＧＥ　：　５ｃＩＥｓｔＩｒＩｃ
’のように、ホイールの交換とその種類を指示するメツ
セージに変更される。

オペレータは、その表示に従ってホイールの交換を行い
、リセットキーの操作によって先のメツセージの表示を
解除し、テキストに戻る。

なお、この場合に、テキストの行の途中でホイールを交
換すると、カーソル以前の文字も、切換えられた文字パ
ターンで表示される。

以彼のデータ入力に約する表示とプリンタの印字におい
ては、文字パターンメモＩＪ　／　３では、科学技術用
のパターン情報が格納されたメモリ領域■が、またプリ
ントテーブルヲでは、科学技術用の制御情報が格納され
たテーブル■が、それぞれ使用される。

再び、′ＩＩＪ準ホイールに戻す場合には、ホイール交
換キーＫＩを押下する。

それ以降の動作は、最初にホイール交換キーＫＩが押下
されたときと同様である。すなわち、データパツファコ
ヘホイール交換制御符号ＷＥ／が格納され、ホイール交
換情報用ラッチ・デコーグ／４Ｉから切換え信号ＳＡが
１１１で出力されて、プリントテーブル９のテーブル■
と文字パターンメモリ／３のメモリ領域Ｉの情報が、そ
れぞれ有効とされ、さらに、ディスプレイ３上には ’ｗＨＥＥＬＣＨＡＮＧＥ　：　ｓＴ＊ＮＤＡｈＤ’の
ようなメツセージが表示される。

このような操作によって作成さｎ、たファイルは、従来
のワードプロセッサ装置の場合と同様に、７行分ずつ順
次第１図の外部記憶装置Ｓへ記憶される。

また、完成されたファイルから最終ドキュメントを作成
する場合には、外部記憶装置３からデータバッフアコを
経由して、プリントバッフアクへ７行分ずつデータが転
送される。

プリントバッファ７へ転送されたデータは、プリント出
力制御回路ｇを通してプリンタダヘ出力される。このよ
うにして、いわゆるプレイバック動作が行われる。

この場合に、外部記憶装置１．！−からデータｚ＜ラフ
アコへ漫・初にセットされる状態は、第２バツフア領域
すであり、第１バツフア領域ａには伺もセットされない
。すなわち、ファイルの先負にカーソルがある状態であ
る。

そして、プリンタ亭へ出力する場合には、カーソルの連
続移動によって、データを第２バツフア領域すから第１
バツフア領域轟へ転送する。

このデータバッフアコにおける第２バツフア領域すから
第１バツフア領域ａへのデータ転送に際して、先のテキ
スト作成時に入力されたホイール交換制御符号ＷＥ／ま
たはＷＥコを検出すると、データバッファ制御回路１０
は検出信号ＳＣを発生する０ このカーソルとホイール交換制御符号とノ一致時に発生
される検出信号ＳＣは、ホイール交換キーＫｌまたはＫ
Ｉ［が選択操作されたのと同様の機能を肩する。すなわ
ち、オアゲート回路Ｇ５からの出力信号ＳＧ＆によって
、ホイール交換情報用ラッチ・デコーダ／ダを動作させ
、ゲート切換え信号８ＡまたはＳＢを発生させるととも
に、データバッファ制御回路ＩＯへホイール交換要求信
号として入力され、メツセージテーブル／コのホイール
の交換とその５１１Ｆ４を指示するメツセージがディス
プレイ３へ表示されるように制御する。なお、この検出
信号ＳＣは。

同時に、データバッファ制御回路ＩＯから５図示されな
いプリンタ制御部へ４えられて、プリンタの動作を直ち
に停止させるように作用する。

先に説明したテキストデータの作成時において、テキス
トデータＤａｔａ　　の入力前に、標準ホイールを指示
するホイール交換制御符号ＷＥ／を入力したとすれば、
検出信号ＳＣによって、ホイール交換情報用ラッチ・デ
コータ／ダからゲート切換え信号Ｓムが１７１で発生さ
れ、プリントテーブル９では、標準ホイールに対応する
制御情報が格納されたテーブル■の内容が有効トサれ１
文字パターンメモリ／３では、標準ホイールに対応する
パターン情報が格納されたメモリ領域Ｉが有効とされる
。同時に、メツセージテーブル／Ｊの内容がディスプレ
イバッファ／／へ出力されて、ディスプレイ３には。

’ＷＨＥＥＬ　ＣＨＡＮ（、ｇ　：　５ＴＡＮＤＡＲＤ
’の表示が行われる。

オペレータは、この表示に従ってホイールの１類を確認
し、もし標準ホイールが装着されていなければ、その交
換を行う。そして、リセットキーを操作して、ディスプ
レイ３のメツセージを解除し、プリント動作を開始させ
る。

プリント動作中に、ホイール交換制御符号、ＷＥコが検
出されると、ホイール交換情報用ラッチ・デコーダ／ダ
はゲート切換え信号８Ｂを１／′にし、先の切換え信号
８Ａを１０１にする。

そのため、プリントテーブル９と文字パターンメモリ／
３では、それぞれ科学技術用の制御情報が格納されたテ
ーブル■とパターン情報が格納されたメモリ領域■の内
容が有効とされる〇同時に、メツセージテーブル１２か
ら、科学技術用ホイールへの交換を指示するデータが出
力され、 ’ＷＨＥＥＬ　ＣＩ（ＡＮＧＫ　：　８ＣＩＥＮＴＩＦ
ＩＣ’のようなメツセージがディスプレイ３へ表示され
る。

オペレータは、科学技術用のホイールと交′換し、リセ
ットキーを操作して、ディスプレイ３のメツセージ、を
解除し、プリント動作を再開する。

このように、この発明のホイール交換指示方法によれば
、同一ファイルの作成に際して、複数個のホイールを使
用する仁とが可能となり、書体の変更を含む処理文字の
種類を簡単に拡張することができる。

その上、作成されたファイルから最終ドキュメントをプ
リントする場合にも、どの−類のホイールを使用すれば
よいかが、ディスプレイに表示されるので、ファイル作
成者以外のオペレータでも、迅速かつ正確にホイールを
交換することができる。

なお、以上の実施例では、ｌＩ準ホイールと科学技術用
ホイールの一種類を使用する場合について説明した０し
かし、このホイールの種類は、必ずしも２種類に限定さ
れるものではなく、３種類以上の場合にも、同様に実施
可能である。

この場合には、ホイール交換キーや、プリントテーブル
デ１文字パターンメモリ／３、ゲート回路Ｇ／−Ｇ弘、
ホイール交換情報用ラッチ・デコーダｌｌＩから出力さ
れるゲート切換え信号、メツセージテーブルｌコヘ格納
されるメツセージの種類１等をその種類に対応して増加
することになる。

また、主として英文ワードプロセッサ装置を対象にした
説明を行ったが、和文のカナ文字用、あるいは漢字用の
ディシイホイールを有するプリンタが用いられるワード
プロセッサ装置についても同様である。

置では、／ラインディスプレイを用む＼るが、ＣＲＴそ
の他の表示装置を用いるものでもよく、また、ディシイ
ホイールも、円周状に７周だけ活字が配列されるタイプ
の他、円周状に２周に配列され、上下のシフト動作を伴
うタイプであってもよい◇すなわも、少なくとも、この
発明の出願曲番こ公知のディシイホイールを使用す各プ
リンタを備えたワードプロセッサ装置には。

すべて適用することができる。

以上に詳細に説明したとおり、この発明のワードプロセ
ッサ装置のホイール奪換指示方法では、９１図のキーボ
ードｌのようなキー人力手段へ交換可能な各種ホイール
の種類を指示する複数個のホイール交換キーＫｌ−ＩＩ
Ｉ等を付加し、この付加された複数個やホイール交換キ
ーＫＩ−ＫＩ［等から入力されるホイール交換情報を保
持するとともに、その種類に対応する切換え信号８ム〜
８Ｂ勢を発生するホイール交換情報用ラッチ・デコード
手段のようなラッチ・デコード手段を設け、また、プリ
ンタの制御情報を有するプリントテーブル！のようなテ
ーブルおよび文字パターン情報を有する文字パターンメ
モリ１３のようなパターンメモリへ、交換可能な各種ホ
イールに対応する制御情報および文字パターン情報をそ
れぞれ格納するとともに、プリントテーブルおよびパタ
ーンメモリの情報を各種ホイールに対応して選択するゲ
ート回路Ｇ／−Ｇ＃のようなゲート切換え手段を設け、
かつホイール交換とその種類を指示するメツセージを有
するメツセージテーブル／Ｊを設けておく。

そして、ファイルの作成に際してホイールの交換を必要
とするときは、キー人力手段に付加された複数個のホイ
ール交換キーＫｌ〜ＫＩＩ等を選択操作することによっ
て１選択されたホイールの種類に対応するホイール交換
制御符号ＷＥ／〜ＷＥ２等を発生させ、データバッファ
メモリへ格納するとともに、ホイール交換制御符号ＷＥ
／−ＷＫＪ等による交換情報をホイール交換情報ラッチ
・デコード手段へ与えることにより、プリントテーブル
およびパターンメモリの情報を選択する切換え手段を動
作させて１選択されたホイールの種類に対応する制御情
報と文字パターン情報とが有効とされるように制御し、
同時に、メツセージテーブルに格納されたホイール交換
とその種類を指示するメツセージをディスプレイへ表示
させて、オペレータが迅速かつ正確に使用したいホイー
ルと交換できるようにする。

また、作成されたファイルから最終ドキュメントを作成
するために、プリンタで印字する際番とは、カーソルが
ホイール交換制御符号ＷＥ／〜ＷＥコ尋と出合った時点
で、プリンタの動作を停止させるとともに、ディスプレ
イに交換すべきホイールの種類が表示されるように制御
している〇 したがって、この発明のホイール交換指示方法化よれば
、文書作成の過程では、基本文字だけでなく、必要に応
じて科学計算用その他の特殊な文字が容易に使用できる
ことになり、書体変更を含む各種の拡張文字による処理
が可能となる上、交換すべきホイールのｓｌ＠もディス
プレイに表示されるので、交換の作業も簡単である。ま
た、最終ドキュメントの作成に際しても、ホイールの交
換時点でプリンタが停止されるだけでなく、ファイル作
成時に使用されたホイールの種類がディスプレイに表示
されるので、作成者が交替したり１作成後に日数が経っ
た場合でも、迅速かつ正確にホイールを交換することが
できる。さらに、そのために使用される装置の構成も簡
単な回路を付加するだけでよいから、コスト面からも有
利である、等の多くの優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のワードプロセッサ装置の基本構成の一例
を示すブロック図、第２図はこの発明のホイール交換指
示方法を実施する場合にワードプロセッサ装置へ設けら
れるデータバッファ周辺の制御回路の一例を示す機能ブ
ロック図である。 図面において、／はキーボード、コはデータバッファ、
３は／ラインディスプレイ、ダはディシイホイールプリ
ンタ、！ｆは外部記憶装置、６は入力コード判定回路、
りはプリントバッファ、ｔはプリント出力制御回路、９
はプリントテーブルで、■は標準ホイール用、■は科学
技術用、１０はデータバッファ制御回路、／／はディス
プレイバッファ、／コはメツセージテーブル、／３は文
字パターンメモリで、Ｉは標準ホイール用１．■は科学
技術用、ｌダはホイール交換情報用のラッチ・デコーダ
を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 キー人力手段と、データバッファメモリと、プリンタの
   制御情報を有するテーブルと、プリンタと５文字パター
   ン情報を有するパターンメモリと、前記データバッファ
   メモリの内容を表示するディスプレイと、入力されたデ
   ータを格納するメモリと、これらの制御を行うコントロ
   ール部とからなるワードプロセッサ装置において、前記
   キー人力手段へ交換可能な各種ホイールの種類を指示す
   る複数個のホイール交換キーを付加し、この付加された
   複数個のホイール交換キーから入力されるホイール交換
   情報を保持するとともに、その種類に対応す−る切換え
   信号を発生するホイール交換情報ラッチ・デコード手段
   を設け、また、前記プリンタの制御情報を有するテーブ
   ルおよび前記文字、ｆターン情報な有するパターンメモ
   リへ、交換可能な各糧ホイールに対応する制御情報およ
   び文字パターン情報をそれぞれ格納するとともに、前記
   テーブルおよび前記パターンメモリの情報を各種ホイー
   ルに対応して選択する切換え手段を設け、かつホイール
   交換とその種類を指示するメツセージを有するメツセー
   ジテーブルを設けておき、（１）ファイルの作成に際し
   ホイールの交換を必要とするときは、前記キー人力手段
   に付加された複数個のホイール交換キーを選択操作する
   ことによって、選択されたホイールの種類に対応するホ
   イール交換制御符号を発生させ、前記データバッファメ
   モリへ格納するとともに、前記ホイール交換制御符号に
   よる交換情報を前記ホイール交換情報ラッチ・デコード
   手段へ与えること番こより、前記テーブルおよび前記パ
   ターンメモリの情報を選択する切換え手段を動作させて
   、選択されたホイールの種類に対応する制御情報と文字
   パ多−ン情報とが有効とされるように制御し、同時に、
   前記メツセージテーブルに格納されたホイール交換とそ
   の種類を指示するメツセージを前記ディスプレイへ表示
   させ、また。 （２）作成されたファイルを前記プリンタで印字する際
   には、カーソルが前記ホイール交換制御符号と出合った
   時点で、プリンタの動作を停止させるとともに、前記デ
   ィスプレイに交換すべきホイールの種類が表示されるよ
   うに制御することを特徴とするワードプロセッサ装置の
   ホイール交換指示方法。