JPS587585Y2 - マルガタケイコウトウソウチ - Google Patents

マルガタケイコウトウソウチ

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JPS587585Y2
JPS587585Y2 JP10901772U JP10901772U JPS587585Y2 JP S587585 Y2 JPS587585 Y2 JP S587585Y2 JP 10901772 U JP10901772 U JP 10901772U JP 10901772 U JP10901772 U JP 10901772U JP S587585 Y2 JPS587585 Y2 JP S587585Y2
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JP
Japan
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fluorescent lamp
tube
round
argon
ballast
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Expired
Application number
JP10901772U
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English (en)
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JPS4967480U (ja
Inventor
英 向井
豊 小山田
東明 谷中
Original Assignee
松下電子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電子工業株式会社 filed Critical 松下電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は現在一般に普及使用されている30W丸形螢光
灯装置の改良に関するものである。
周知の通り、従来より螢光灯は広く実用に供せられてい
るが、その中でも特に30W丸形螢光灯の普及は著し、
い。
ところで、この種の30W丸形螢光灯は JISC7601に規定されている寸法のものであり、
管径35mm、円環外径242m1ri以下、円環内径
165mmと規定され、管内に2〜3mmHgのアルゴ
ンど数mgの水銀が封入され、管周端部に電極を貝、備
し、口金としてG10Qが装着されている。
更に現用30W螢光灯用灯具について大略を述べると、
灯具は第1図に示すように安定器B、グロースターター
Gより構成されている。
この図で■−5は螢光灯である。
尚安定器Bはチョークコイル型安定器でJISC810
8に規定されでいる・ものが使耳1され、螢光灯りの始
動の為のグロースター−ター0はJIS C7603に
規定されているFG−IE又はFGIPが使用されてい
る。
本考案は、上記30W丸形螢光灯と安定器どの組合せで
丸形螢光灯の発光光束及び効率の改善、並びに螢光灯の
コストダウンに関して、徹底的検討の成果としての従来
のものに比して著しく優れた丸形螢光灯装置を提供する
ものである。
以下本考案について図面と共に説明する。
第2図に於て、1は内壁面に螢光物質が膜状に塗着され
た円環状のガラス管であり、2は口金で゛あって、この
口金2に植設されたビン3,3は対応する電極4,4と
電気的に接続されている。
尚、dは円環状のガラス管1の管内径、Dは同じくガラ
ス管1の円環外径であり、lは電極4,4を通る円周に
沿った電極間距離である。
本考案に於ては管内径dが22mm乃至26mm、円環
外径が210mm乃至250 mmであり、電極コイル
を通り円環外周と同心の円周上に於ける二つの電極間の
距離lが5QQmm乃至610mmであり、管内に水銀
数mgを封入するとともに、封入ガスとしてクリ1I・
ンアルゴン混合ガスを用い、上記クリンプトン容積組成
比が15〜50%、残部はアルゴルで、その封入圧力を
1.0〜3.5mmHgとしたもので゛ある。
このような丸形螢光灯をJIS C8108に定められ
た現用の30W螢光灯用安定器と組合せて点灯した場合
、管電圧が現用灯の56〜58 Vに近い値となって点
打し得、初光束は1800〜1.8501 mで、効率
は62−641m/W、又管電力は29Wとなった。
一方従来の30W丸形螢光灯は初光束が1700〜17
501rn、効率が57−591m/W、管電力が30
Wである。
従って本考案の30W丸形螢光灯は従来の30W丸形螢
光灯に比較してランプ特性の顕著な向上がなされている
とともに省エネルギー効果をも具備していることが認め
られた。
その上、管の小形化により、生産工程に於ける丸形成形
熱加工時の熱容量が減少し、又材料費、包装費、輸送費
、倉庫保管費の低減が顕著であり、螢光灯のコストダウ
ンに対して極めて大なる効果をもたらすものであった。
本考案に於いて、管内径dを22〜26mmとしたのは
、実験により従来の30W丸螢光灯と比較して発光光束
の向上が得られる管内径は26mm以下であることが認
められたからである。
すなわち、電極間距離、クリプトン−アルゴン混合ガス
組成、封入圧力を一定とし、管内径を種々変えたものに
ついて光束値(多数平均)を測定した結果を下表に示す
上表から明らかなように、管内径を26mm以下とした
本考案のものは、30Wの現用灯(管内径30mm)に
比して発光光束が向上している。
一方、管内径が22 mm未満になると、現用30W螢
光灯用安定器との組合せに於て始動が困難となり点灯に
10秒以上を要し不点に至たる場合もあった。
又クリプトン−アルゴン混合封入ガスでクリプトン容積
組成比が15〜50%で、残部をアルゴンとしたのは、
クリプトン組成比が50%を越えると初光束の低下が顕
著となり、現用の丸形30W螢光灯に比較して、初光束
が同程度又はそれ以下となり、優越性がなくなるととも
に封入圧力を1.0〜3.5mmHgとし管内径を26
mmとしても管電流が630 mAを越え長期使用で安
定器巻線温度の過昇により焼損を生じ実用に供し得なか
った。
又この組成比が15%未満になると管電圧が63Vを越
え現用安定器及び点灯管との組合せ点灯で点灯管が再動
作をくり返し点灯が不能であった。
又円環外径を210mm〜250rrirnとしたのは
、250 mmを越えると30W用安定器との組合せで
上記と同一理由で管電圧が63Vを越え始動困難となり
、又管電圧が上昇し、FG−IF又はFG−IPとの組
合せで放電持続不可能となり、又210mm未満であれ
ば、従来の30W丸形螢光灯に比較し、発光光束に於て
同等又はそれ以下となり、何等優越性がないからである
更に電極コイルを通り円環外周と同心の円周上に於ける
二つの電極間の距離が5QQ mm乃至610mmとし
たのは電極を構成するマウンI・高さを縮少するなどし
両電極間の距離を610mmよりも長くすることは、3
0W螢光灯用安定器との組合せで管電圧が63Vを越え
始動困難となり、又上記グロースターターとの組合せで
放電持続不能となり、又5QQ mm未満にすることは
、光束値が18001 m以下になり従来の30W丸形
螢光灯に比して初光束及び効率に於て劣るからである。
上記範囲内に選定したランプ構造及び封入ガス組成と封
入圧力の丸形螢光灯を現用の30W螢光灯用安定器と組
合して点灯させた場合、螢光灯の寿命についても従来の
ものに比して清算遜色なく、十分に実用に供し得ること
が認められる。
本考案に於て発光光束の増加、寿命短縮の抑制および消
費電力の節減の三効果の併立は次の理由により可能とな
ったものと考えられる。
すなわち、アルゴン中へのクリプトンの混入は一般に発
光光束の大幅な低下をもたらすが、本考案では管径の縮
小による253 、7 mmの水銀共鳴励起線の自己吸
収の減少と、所定の値まで管径を縮小し、かつ所定の値
の封入ガス圧力としたことによる電子温度の上昇とによ
って上記の発光光束の低下を抑制し、更には発光光束の
向上をもなし得たものである。
その結果、本考案になる丸形螢光放電灯の発光光束は現
用30W丸形螢光灯のそれより向上することができた。
又アルゴンに比し原子量の大なるクリプトンをアルゴン
中に混入することにより、陰極降下電圧が低下すること
が見出された。
これにより本考案になる丸形螢光灯は点灯中における電
極−りの電子放射物質の損耗が減少し、その結果管径縮
小化による寿命短縮という従来の概念を打破して寿命を
現用30W丸形螢光放電灯と同等以上にし得たものであ
る。
更にアルゴン中へのクリプトンの混入は、前述した陰極
降下電圧の低下に加えて、陽光性電位傾度の低下を生じ
る。
その結果、電源電圧と安定器インピーダン′スを一定に
した条件下においては、管電流の増大をきたす。
従って管径が従来のままで、単にクリプl〜ンを混入し
ても陰極降下電圧の低減にもかかわらず電極損失電力(
管電流と陰極降下電圧と力率との積で決まる)は減少せ
ず、また陽光柱電位傾度の低下°による陽光柱入力(管
電流と陽光柱電位傾度と陽光柱長と力率との積)の減少
も非常に少ない。
すなわち丸形螢光灯の消費電力(電極損失電力と陽光柱
入力との和で表わされる)の削減も得られない本考案で
は所定の量および力゛ス圧力の範囲のクリプトンの封入
ならびに管径の大幅な縮小によりそれらの相乗作用どし
7て消費電力の削減を得たものである。
すなわち、上記の範囲限定により管電流が定格値以上に
増加することが団止され、もしくは低減されることによ
り、陰極降下電圧の低下を電極損失電力の大幅な節減に
結び・つけ得た消費電力節減の結果、ならびに陽光柱人
力の減少にともなう節電効果が得られたものである。
本考案は上記の説明より明らかであるように、現用30
W用安定器と組合し、丸形螢光灯の発光光束及び効率を
向−ヒし、更に消費電力を削減し、又コストダウンが顕
著に実現されるものであり、その改良効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は現用30W丸形螢光灯用具、の回路図、第2図
は本考案の丸形螢光灯装置に使用する螢光灯の1実施例
を示す要部側部断面図である。 1・・・・・・ガラス管、2・・・・・・口金、3・・
・・・・ピン、4・・・・・・電極、B・・・・・・安
定器、d・・・・・・ガラス管1の内径、D・・・・・
・ガラス管1の円環外径、G・・・・・・グロースター
ター、l・・・・・・電極間距離、L・・・・・・螢光
灯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管内径が22mm乃至26mm、円環外径が210mm
    乃至250mmであって、電極コイルを通り円環外周と
    同心の円周上に於ける二つの電極間の距離が500mm
    乃至51Qrrirnである丸形の管内に水銀とクリプ
    トン−アルゴン混合ガスが封入され、前記クリプトン−
    アルゴン混合ガスの容積比はクノプトン15〜50%、
    残部アルゴンで、その封入圧力が1.0〜3.5 mm
    Hgなる丸形螢光灯を30W螢光灯用安定器と組合せて
    なる丸形螢光灯装置。
JP10901772U 1972-09-21 1972-09-21 マルガタケイコウトウソウチ Expired JPS587585Y2 (ja)

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JP10901772U JPS587585Y2 (ja) 1972-09-21 1972-09-21 マルガタケイコウトウソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS4967480U JPS4967480U (ja) 1974-06-12
JPS587585Y2 true JPS587585Y2 (ja) 1983-02-09

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JP10901772U Expired JPS587585Y2 (ja) 1972-09-21 1972-09-21 マルガタケイコウトウソウチ

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