JPS587376Y2 - フオ−カルプレ−ンシヤツタキコウニオケル シヤツタマキアゲソウチ - Google Patents
フオ−カルプレ−ンシヤツタキコウニオケル シヤツタマキアゲソウチInfo
- Publication number
- JPS587376Y2 JPS587376Y2 JP1974025283U JP2528374U JPS587376Y2 JP S587376 Y2 JPS587376 Y2 JP S587376Y2 JP 1974025283 U JP1974025283 U JP 1974025283U JP 2528374 U JP2528374 U JP 2528374U JP S587376 Y2 JPS587376 Y2 JP S587376Y2
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- JP
- Japan
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- curtain
- gear
- winding
- shutter
- leading
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- Shutters For Cameras (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカメラ用フォーカルプレーンシャッタ、特に先
幕および後幕の奏上軸を独立に設けた形式のフォーカル
プレーンシャッタのためのシャッタ付勢装置の改良に関
する。
幕および後幕の奏上軸を独立に設けた形式のフォーカル
プレーンシャッタのためのシャッタ付勢装置の改良に関
する。
フォーカルプレーンシャッタの性能を向上させるために
シャッタ機構の慣性を小さくすることが重要な課題とな
っている。
シャッタ機構の慣性を小さくすることが重要な課題とな
っている。
シャッタ機構の慣性を小さくすると、シャッタの加速が
容易になりシャッタの走行特性を向上させることができ
、また動作終了時の不必要な衝撃を減少させることがで
きる等の種々の利点が得られるからである。
容易になりシャッタの走行特性を向上させることができ
、また動作終了時の不必要な衝撃を減少させることがで
きる等の種々の利点が得られるからである。
そのためシャッタ機構、特に幕走行時における幕に関連
する機構を軽量化する試みが種々なされてきた。
する機構を軽量化する試みが種々なされてきた。
シャツタ幕を走行させるのに、基本的に必要な機械要素
は、シャツタ幕と、それを巻上げる巻上軸および幕を駆
動する駆動軸だけである。
は、シャツタ幕と、それを巻上げる巻上軸および幕を駆
動する駆動軸だけである。
しかし従来の2軸式、先幕機構ネーよび後幕機構にそれ
ぞれ独立した巻上軸を有する形式のフォーカルプレーン
シャッタでは、シャッタ動作時に上述した基本的に必要
な要素以外のかなりの要素をシャツタ幕機構とともに走
行させている。
ぞれ独立した巻上軸を有する形式のフォーカルプレーン
シャッタでは、シャッタ動作時に上述した基本的に必要
な要素以外のかなりの要素をシャツタ幕機構とともに走
行させている。
例えば巻上軸に噛み合って走行中1回転以内回転し、巻
上力伝達機構から巻上軸を切り離したり、調速作用を行
なったりする歯車等がそれである。
上力伝達機構から巻上軸を切り離したり、調速作用を行
なったりする歯車等がそれである。
本考案の目的はシャッタ動作中の運動部分の慣性をなる
べく少なくした2軸式フォーカルプレーンシャッタを得
るために巻上終了時に巻上機構を先幕および後幕機構と
完全に切り離し、巻上機構を所定の位置に保持し、後幕
走行終了時点に前記保持を解除して次の巻上に備えるよ
うにしたフォーカルプレーンシャッタ機構におけるシャ
ッタ巻上装置を提供することにある。
べく少なくした2軸式フォーカルプレーンシャッタを得
るために巻上終了時に巻上機構を先幕および後幕機構と
完全に切り離し、巻上機構を所定の位置に保持し、後幕
走行終了時点に前記保持を解除して次の巻上に備えるよ
うにしたフォーカルプレーンシャッタ機構におけるシャ
ッタ巻上装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本考案によるフォーカルプレ
ーンシャッタの巻上装置は、シャッタ先幕巻上管と動作
的に一体である先幕巻上歯車と、シャッタ後幕巻上管と
動作的に一体である後幕巻上歯車と、一定範囲の欠歯部
分を有し巻上時に前記先幕巻上歯車、後幕巻上歯車の順
に前記欠歯部に対応する時間間隔をもって順次前記先幕
訃よび後幕巻上歯車を結合駆動する欠歯歯車と、前記結
合駆動によりまず前記先幕巻上歯車が前記欠歯歯車の有
歯部を外れたときに前記先幕巻上管の走行習性に抗して
係止し、ついで前記後幕巻上歯車が前記欠歯歯車の有歯
部を外れたときに前記後幕巻上管の走行習性に抗して係
止する幕走行開始位置決定機構とから構成したフォーカ
ルプレーンシャッタにおいて、係止用係合部を備え前記
欠歯歯車と一体に回転する欠歯歯車位置規制板と、前記
位置規制板に結合する方向に付勢されて支点支持されて
おり、シャッタセット中ば前記欠歯歯車位置規制板の周
面上を滑り、シャッタセット終了位置においては一端部
で前記欠歯歯車位置規制板の係止用係合部に結合して欠
歯歯車位置を規定する伝達レバーと、後幕走行に連動回
転し後幕走行終了時に前記伝達レバーの他端部を押し回
し欠歯歯車位置規制板と伝達レバーの結合を解除する信
号伝達歯車とを設けて構成されている。
ーンシャッタの巻上装置は、シャッタ先幕巻上管と動作
的に一体である先幕巻上歯車と、シャッタ後幕巻上管と
動作的に一体である後幕巻上歯車と、一定範囲の欠歯部
分を有し巻上時に前記先幕巻上歯車、後幕巻上歯車の順
に前記欠歯部に対応する時間間隔をもって順次前記先幕
訃よび後幕巻上歯車を結合駆動する欠歯歯車と、前記結
合駆動によりまず前記先幕巻上歯車が前記欠歯歯車の有
歯部を外れたときに前記先幕巻上管の走行習性に抗して
係止し、ついで前記後幕巻上歯車が前記欠歯歯車の有歯
部を外れたときに前記後幕巻上管の走行習性に抗して係
止する幕走行開始位置決定機構とから構成したフォーカ
ルプレーンシャッタにおいて、係止用係合部を備え前記
欠歯歯車と一体に回転する欠歯歯車位置規制板と、前記
位置規制板に結合する方向に付勢されて支点支持されて
おり、シャッタセット中ば前記欠歯歯車位置規制板の周
面上を滑り、シャッタセット終了位置においては一端部
で前記欠歯歯車位置規制板の係止用係合部に結合して欠
歯歯車位置を規定する伝達レバーと、後幕走行に連動回
転し後幕走行終了時に前記伝達レバーの他端部を押し回
し欠歯歯車位置規制板と伝達レバーの結合を解除する信
号伝達歯車とを設けて構成されている。
以下図面を参照して、本考案によるフォーカルプレーン
シャッタ機構にふ・けるシャッタ巻上装置をさらに詳し
く説明する。
シャッタ機構にふ・けるシャッタ巻上装置をさらに詳し
く説明する。
第1図は本考案による巻上装置を用いたフォーカルプレ
ーンシャッタの実施例の斜視図である。
ーンシャッタの実施例の斜視図である。
図はフォーカルプレーンシャッタが巻上げられた状態で
示しである。
示しである。
また第2図は前記フォーカルプレーンシャッタが作動を
終了した状態を示す斜視図である。
終了した状態を示す斜視図である。
各図において11は先幕巻取管軸であって、カメラボデ
ィ内に固定的に設けられている。
ィ内に固定的に設けられている。
この先幕巻取管軸11には中空の先幕巻取管12が回転
可能に緩装されている。
可能に緩装されている。
先幕巻取管12は、内部に挿入されている先幕駆動のた
めのばね13により常に先幕を巻取る方向、図に卦いて
時計方向の回転力が付与されている。
めのばね13により常に先幕を巻取る方向、図に卦いて
時計方向の回転力が付与されている。
先幕巻取管12の上ふ・よび下には後幕のひもを案内す
るためのローラ24aおよび24bが設けられている。
るためのローラ24aおよび24bが設けられている。
後幕巻取管軸21はカメラ内に固定的に設けられている
。
。
この後幕巻取管軸21には中空の後幕巻取管22が回転
可能に緩装されている。
可能に緩装されている。
後幕巻取管22は内部に挿入されている後幕駆動のため
のばね23により常に後幕を巻取方向、つまり時計方向
の回動力が付与されている。
のばね23により常に後幕を巻取方向、つまり時計方向
の回動力が付与されている。
後幕巻取管22の下端部には後幕の位置を巻上機構に伝
達させるために用いられる信号伝達歯車25が後幕巻取
管22と一体的に設けられている。
達させるために用いられる信号伝達歯車25が後幕巻取
管22と一体的に設けられている。
この信号伝達歯車25は、ボディ内に枢支されている信
号伝達歯車26が噛み合わされている。
号伝達歯車26が噛み合わされている。
この信号伝達歯車26は後幕の全走行工程に釦いて、略
1回転するようになっている。
1回転するようになっている。
先幕巻上軸30はカメラ内に回転可能に支承されている
。
。
先幕奏上軸30の下端には先幕巻上歯車33が、先幕巻
上軸30の上端には先幕規制管34がそれぞれ先幕巻上
軸30と一体に固定されている。
上軸30の上端には先幕規制管34がそれぞれ先幕巻上
軸30と一体に固定されている。
この先幕規制管34の上部外周はカム部分34bが設け
られている。
られている。
後幕巻上管41の上下には先幕ガイドローラ32aおよ
び32bがそれぞれ緩装されている。
び32bがそれぞれ緩装されている。
後幕巻上軸40の下端には後幕巻上歯車43、上端には
後幕規制管44がそれぞれ後幕巻上管41と一体的に固
設されている。
後幕規制管44がそれぞれ後幕巻上管41と一体的に固
設されている。
この後幕規制管44の上部には後幕走行終了位置を規制
するための螺旋溝44aが、下部には後幕の走行開始位
置を規制するためのカム部44bが設けられている。
するための螺旋溝44aが、下部には後幕の走行開始位
置を規制するためのカム部44bが設けられている。
10は先幕であってその一端は先幕巻取管12に貼りつ
けられている。
けられている。
他端は金属板10cに貼りつけられており、この金属板
の上下端にはひも10a、10bが取りつけられている
。
の上下端にはひも10a、10bが取りつけられている
。
このひも10a、10bは先幕ガイドローラ32a、3
2bを経て先幕巻上管31に巻上げられるように取り付
けられている。
2bを経て先幕巻上管31に巻上げられるように取り付
けられている。
20は後幕であって一端は後幕巻上管41に貼つつけら
れている。
れている。
第1図では幕の大部分は後幕巻上管41に巻上げられて
いる状態を示している。
いる状態を示している。
後幕20の他端は金属板20cに取り付けられてかり、
この金属板20cの上下端にはひも20a1釦よの20
bが取り付けられている。
この金属板20cの上下端にはひも20a1釦よの20
bが取り付けられている。
後幕20はこのひも20a 、20bによりローラ24
a。
a。
24bを経て後幕巻取管22に巻取られるようになって
いる。
いる。
巻上げレバー1はカメラ機外の適当な部分に外部から操
作可能に設けられている。
作可能に設けられている。
この巻上げレバー1に与えられた回動力は伝達歯車2,
3,4゜5を介して軸83を支軸とする最終連結段の欠
歯歯車6に伝達される。
3,4゜5を介して軸83を支軸とする最終連結段の欠
歯歯車6に伝達される。
欠歯歯車6上には、この歯車6と一体に回転し、欠歯歯
車の位置を規制する欠歯歯車位置規制板7(以下ノツチ
板7という)が設けられている。
車の位置を規制する欠歯歯車位置規制板7(以下ノツチ
板7という)が設けられている。
この欠歯歯車6には先幕巻上歯車33卦よび後幕巻上歯
車43に噛み合う有歯部分と、歯車33釦よび43と噛
み合わない部分6aとが設けられている。
車43に噛み合う有歯部分と、歯車33釦よび43と噛
み合わない部分6aとが設けられている。
この関係を第3図をもって示す。この第3図は本考案装
置の要旨とするところの上記両巻上歯車33および43
と欠歯歯車6との関係を示す拡大平面図である。
置の要旨とするところの上記両巻上歯車33および43
と欠歯歯車6との関係を示す拡大平面図である。
そして、この欠歯歯車6の有歯部分は欠歯歯車6が1回
転したときに巻上歯車33,43に順次歯合係合し、先
幕10および後幕20をシャッタ動作準備完了の付勢位
置にもたらすのに十分な歯が与えられている。
転したときに巻上歯車33,43に順次歯合係合し、先
幕10および後幕20をシャッタ動作準備完了の付勢位
置にもたらすのに十分な歯が与えられている。
なお、欠歯歯車6をその半周回動によってシャッタ巻上
げを完了するようにした場合には、欠歯歯車6の欠歯部
分を半周域の二つの部分に少ない巾の欠歯部分を二ケ所
設け、これ等欠歯部分に対応するように前記巻上歯車3
3釦よび43を配置しても良い。
げを完了するようにした場合には、欠歯歯車6の欠歯部
分を半周域の二つの部分に少ない巾の欠歯部分を二ケ所
設け、これ等欠歯部分に対応するように前記巻上歯車3
3釦よび43を配置しても良い。
レバー27はカメラボディ内に軸80をもって回動自在
に枢支されている伝達レバーである。
に枢支されている伝達レバーである。
この伝達レバー27は一端を折曲片84に他端を不動の
ピン81に夫々係止したばね28により各図上、反時計
方向の回動力が付与されている。
ピン81に夫々係止したばね28により各図上、反時計
方向の回動力が付与されている。
先端の爪27bが前記ノツチ板7の7a部で拘束されず
、他端が信号伝達歯車26に植立されているピン26a
で拘束されていないときは先端の爪部はノツチ板7の外
周に軽く圧接するように構成されている。
、他端が信号伝達歯車26に植立されているピン26a
で拘束されていないときは先端の爪部はノツチ板7の外
周に軽く圧接するように構成されている。
54は電磁石であって、図示されていない電気回路から
コイル54aに電流が供給され、シャッタ速度に対応す
る時間だけ吸引力が与えられるように構成されている。
コイル54aに電流が供給され、シャッタ速度に対応す
る時間だけ吸引力が与えられるように構成されている。
レバー53と60は同軸に枢止されている。
レバー60はばねにより反時計方向の回動力が付与され
ている。
ている。
レバー53はレバー60の曲げ起こし部分60cで反時
計方向に押されている。
計方向に押されている。
レバー53の一端には電磁石54に吸引されている磁性
鉄片52が枢止されている。
鉄片52が枢止されている。
これ等のレバー53および60の各先端部は後幕が巻上
げられた位置にあるとき規制管44の時計方向の回動を
阻止するようにカム部44bに係合するようになってい
る。
げられた位置にあるとき規制管44の時計方向の回動を
阻止するようにカム部44bに係合するようになってい
る。
レバー50はボディ内に枢止されていて、ばね61によ
り常に反時計方向の回動力が付与されている先幕緊定レ
バーである。
り常に反時計方向の回動力が付与されている先幕緊定レ
バーである。
その一方の先端部で先幕規制管の34bと係合して先幕
軸30の時計方向の回動を阻止する働きをする。
軸30の時計方向の回動を阻止する働きをする。
35および45はそれぞれ先幕10$−よび後幕20の
動作終了位置を規制するための規制レバーである。
動作終了位置を規制するための規制レバーである。
軸36の一端はボディ内の固定位置に設けられているレ
バー66に設けられている軸受部でそれぞれ支承されて
いる。
バー66に設けられている軸受部でそれぞれ支承されて
いる。
さらに詳しく先幕規制管34と規制レバー35、後幕規
制管44と規制レバー45との関係を説明すれば、各規
制レバー35釦よび45は、それ等の先端部に設けられ
ている爪の部分35a>よび45aが規制管34.44
の外周上部に設けられている螺旋溝34a、44aに緩
く挿入され、規制管の回転にしたがって爪の部分35a
および45aが上下するような位置に軸36で支承され
ている。
制管44と規制レバー45との関係を説明すれば、各規
制レバー35釦よび45は、それ等の先端部に設けられ
ている爪の部分35a>よび45aが規制管34.44
の外周上部に設けられている螺旋溝34a、44aに緩
く挿入され、規制管の回転にしたがって爪の部分35a
および45aが上下するような位置に軸36で支承され
ている。
規制管34.44がそれぞれの対応する幕の走行にした
がって回転し、規制レバーの爪部が次第に下げられ、幕
が動作終了位置に達すると、爪部は螺旋溝の終端部と対
応して、規制管のそれ以上の回転を阻止するようになっ
ている。
がって回転し、規制レバーの爪部が次第に下げられ、幕
が動作終了位置に達すると、爪部は螺旋溝の終端部と対
応して、規制管のそれ以上の回転を阻止するようになっ
ている。
第2図は先幕、後幕ともに走行を終了し、先幕規制管3
4の螺旋溝34aの端部と、先幕規制レバー35の先端
部分とがつきあたり、後幕規制管44の螺旋溝44a端
部とがつきあたり、それぞれの規制管の時計方向の回動
を阻止している状態を示している。
4の螺旋溝34aの端部と、先幕規制レバー35の先端
部分とがつきあたり、後幕規制管44の螺旋溝44a端
部とがつきあたり、それぞれの規制管の時計方向の回動
を阻止している状態を示している。
螺旋溝端と規制レバーがつきあたったときに軸36は前
記規制管34釦よび44の回動付勢力でもって第2図中
左下方向の力を受けることになる。
記規制管34釦よび44の回動付勢力でもって第2図中
左下方向の力を受けることになる。
その結果、軸36の一端を受けているレバー66には、
そのような力に対応し、若干揺動するような処理がなさ
れているのであるが本考案における重要な部分ではない
ので、レバー66は一応固定的であるとして説明する。
そのような力に対応し、若干揺動するような処理がなさ
れているのであるが本考案における重要な部分ではない
ので、レバー66は一応固定的であるとして説明する。
70カメラのシンクロ接点である。
55は緊定レバーを押し回して規制管を釈放するための
レリーズバーである。
レリーズバーである。
ばね56によりレリーズバー55を押し回すための回動
力が与えられているがシャツタ釦(図示せず)が押し下
げられる以前はレバー71と係合して第1図に示した位
置に保持されている。
力が与えられているがシャツタ釦(図示せず)が押し下
げられる以前はレバー71と係合して第1図に示した位
置に保持されている。
シャツタ釦(図示せず)が押されるとレバー71が矢印
の方向に押されて71と55の係合が解かれるように構
成されている。
の方向に押されて71と55の係合が解かれるように構
成されている。
次に上記構成に係る実施例装置の動作を説明する。
まず巻上げが完了した状態(第1図)からシャッタが動
作する過程を説明する。
作する過程を説明する。
すなわち、シャッタ附勢装置部としては欠歯歯車6の第
1図および第3図上矢印方向の回動駆動の結果、両巻上
歯車33および43が欠歯歯車6の欠歯部分6aにあっ
て、これ等の連繋が断たれ状態にあると共に、この欠歯
歯車6自体はそのノツチ部Ia部と伝達レバー27の爪
27bとの係合によってこのシャッタ附勢位置に保持さ
れている。
1図および第3図上矢印方向の回動駆動の結果、両巻上
歯車33および43が欠歯歯車6の欠歯部分6aにあっ
て、これ等の連繋が断たれ状態にあると共に、この欠歯
歯車6自体はそのノツチ部Ia部と伝達レバー27の爪
27bとの係合によってこのシャッタ附勢位置に保持さ
れている。
この状態で、図示されていないシャツタ釦の押し下げに
関連しけレバー71が第1図に示した矢印の方向に押さ
れると、レバー71とレリーズレバ−55との係合が解
かれる。
関連しけレバー71が第1図に示した矢印の方向に押さ
れると、レバー71とレリーズレバ−55との係合が解
かれる。
レリーズレバ−55は先幕緊定レバー50を時計方向に
押し回す。
押し回す。
その結果先幕緊定レバー50と先幕規制管のカム部分3
4bとの係合が解かれ先幕巻上軸30は時計方向への回
動が許容され、先幕10は先幕巻取管12により巻取ら
れ開き方向に移動する。
4bとの係合が解かれ先幕巻上軸30は時計方向への回
動が許容され、先幕10は先幕巻取管12により巻取ら
れ開き方向に移動する。
一方後幕緊定レバー60は、先幕緊定レバー50の自由
端部で押されて時計方向に回動させられる。
端部で押されて時計方向に回動させられる。
その結果後幕緊定レバー60の端部と後幕規制管のカム
部44bとの係合が解かれる。
部44bとの係合が解かれる。
この後幕緊定レバー60の時計方向の回転により電磁石
緊定レバー53は後幕緊定レバー60の爪部から解放さ
れ、自由に回転できる状態にされる。
緊定レバー53は後幕緊定レバー60の爪部から解放さ
れ、自由に回転できる状態にされる。
しかしシャッタがレリーズされた時は、図示しない電気
回路から電磁石54に電流が供給され、電磁緊定レバー
53に枢止されている鉄片52が電磁石54に吸着され
ているから、レバー60により押されなくなっても第1
図に示した位置を保ち続ける。
回路から電磁石54に電流が供給され、電磁緊定レバー
53に枢止されている鉄片52が電磁石54に吸着され
ているから、レバー60により押されなくなっても第1
図に示した位置を保ち続ける。
したがって後幕規制管44は後幕緊定レバー60の移動
後は電磁緊定レバー53の先端と44bの係合により時
計方向の回動が阻止され続ける。
後は電磁緊定レバー53の先端と44bの係合により時
計方向の回動が阻止され続ける。
先幕の走行にしたがって先幕巻上軸30が回転させられ
先幕規制管34が時計方向に回転すると規制管34の溝
34aに緩く摺接している規制レバーの爪部35aは下
方に移動させられ、先幕10が規定の位置(全走行過程
終了位置)まで達すると溝34aの端部と規制レバーの
爪部35aとが当接して先幕巻上軸30の回動が阻止さ
れる。
先幕規制管34が時計方向に回転すると規制管34の溝
34aに緩く摺接している規制レバーの爪部35aは下
方に移動させられ、先幕10が規定の位置(全走行過程
終了位置)まで達すると溝34aの端部と規制レバーの
爪部35aとが当接して先幕巻上軸30の回動が阻止さ
れる。
第2図は規制レバーの爪部35aと螺旋溝34aの端部
がつきあたった先幕10の運動が阻止された状態を示し
ている。
がつきあたった先幕10の運動が阻止された状態を示し
ている。
先幕走行終了後あるいはそれ以前に、図示されていない
回路から電磁石のコイル54aへの電流の供給が断たれ
ると電磁石54aが吸引力を失う。
回路から電磁石のコイル54aへの電流の供給が断たれ
ると電磁石54aが吸引力を失う。
その結果電磁緊定レバー53は、カム部44bから加え
られる力で押し出され、もはや後幕規制管44を、第1
図に示す位置に保持できなくなり後幕規制管44の回動
にしたがって後幕規制レバーの爪部45aが下方に移動
させられ、走行終了時に螺旋溝44a端部と係合して後
幕巻上軸40の回動を阻止する。
られる力で押し出され、もはや後幕規制管44を、第1
図に示す位置に保持できなくなり後幕規制管44の回動
にしたがって後幕規制レバーの爪部45aが下方に移動
させられ、走行終了時に螺旋溝44a端部と係合して後
幕巻上軸40の回動を阻止する。
後幕走行と関連して信号歯車25は時計方向、それに噛
み合う信号伝達歯車26は反時計方向に回転し、走行終
了位置で伝達レバー27を第1図に示した反対の方向か
ら27a部を押して27b部をノツチ板7の7a部から
抜く。
み合う信号伝達歯車26は反時計方向に回転し、走行終
了位置で伝達レバー27を第1図に示した反対の方向か
ら27a部を押して27b部をノツチ板7の7a部から
抜く。
この状態を第2図および第4図をもって示す。次に巻上
げについて説明する。
げについて説明する。
前述したように後幕走行終了時にノツチ板7a部と伝達
レバ−27b部との係合が解かれた状態にあるから、欠
歯歯車6は回転可能な状態になっている。
レバ−27b部との係合が解かれた状態にあるから、欠
歯歯車6は回転可能な状態になっている。
そこで、巻上レバー1に反時計方向の回動力を与えると
その力は歯車2,3,4.5を介して欠歯歯車6に伝達
される。
その力は歯車2,3,4.5を介して欠歯歯車6に伝達
される。
欠歯歯車6の時計方向(第4図に矢印で示す方向)の回
動によりまず欠歯歯車6先幕巻上歯車とが噛み合い回転
させられ先幕巻上管31が先幕10を巻上げる。
動によりまず欠歯歯車6先幕巻上歯車とが噛み合い回転
させられ先幕巻上管31が先幕10を巻上げる。
このとき後幕20は走行終了位置にある。
続いて欠歯歯車6と後幕巻上歯車43が噛み合い後幕2
0の巻上げが開始される。
0の巻上げが開始される。
後幕20の巻上げが開始されると後幕巻取管22が回転
し、信号伝達歯車26が時計方向に回動し始め、信号伝
達歯車26上のピン26aはもはや第1図に示した位置
とは反対側から伝達レバー27を押さなくなるため、伝
達レバー27の反時計方向の移動が許容され、伝達レバ
ーの爪部27bはノツチ板の円周部分に緩く接するよう
になる。
し、信号伝達歯車26が時計方向に回動し始め、信号伝
達歯車26上のピン26aはもはや第1図に示した位置
とは反対側から伝達レバー27を押さなくなるため、伝
達レバー27の反時計方向の移動が許容され、伝達レバ
ーの爪部27bはノツチ板の円周部分に緩く接するよう
になる。
欠歯歯車6がさらに回転をつづけ先幕10を第1図に示
す位置よりも若干巻上げ側にもたらすと先幕巻上歯車3
3は欠歯歯車6の欠歯部分に対応することになり、先幕
巻取管12の時計方向の回動習性のため巻取り側(幕の
走行方向)に戻り、先幕規制管34bが先幕緊定レバー
50の先端部につきあたり第1図に示した位置に係止さ
れる。
す位置よりも若干巻上げ側にもたらすと先幕巻上歯車3
3は欠歯歯車6の欠歯部分に対応することになり、先幕
巻取管12の時計方向の回動習性のため巻取り側(幕の
走行方向)に戻り、先幕規制管34bが先幕緊定レバー
50の先端部につきあたり第1図に示した位置に係止さ
れる。
このとき後幕はまだ奏上過程にあた引き続き欠歯歯車6
により巻上げが続行される。
により巻上げが続行される。
後幕20が第1図に示した位置より若干巻上げ側にもた
らされたときに後幕巻上歯車43は欠歯歯車6の欠歯6
aに対応することになる。
らされたときに後幕巻上歯車43は欠歯歯車6の欠歯6
aに対応することになる。
その結果欠歯歯車6との拘束がなくなり巻取方向(幕走
行方向)に移動可能となるが若干戻った位置で後幕規制
管の44b部と後幕緊定レバーの端部が係合し第1図の
状態に阻止される。
行方向)に移動可能となるが若干戻った位置で後幕規制
管の44b部と後幕緊定レバーの端部が係合し第1図の
状態に阻止される。
さらに欠歯歯車6が幾分回転して所定の回転動作を終了
した位置(第1図示の位置)に達するとノツチ板の外周
にこれまで接していた伝達レバー27の爪27b部はば
ね28による付勢力でノツチ板の7a部に落ち込み犬歯
歯車6のそれ以上の回転を阻止すると共に逆方向への回
転をも阻止して前記両巻上歯車33および43の位置に
その欠歯部分6aが位置する状態に保持される。
した位置(第1図示の位置)に達するとノツチ板の外周
にこれまで接していた伝達レバー27の爪27b部はば
ね28による付勢力でノツチ板の7a部に落ち込み犬歯
歯車6のそれ以上の回転を阻止すると共に逆方向への回
転をも阻止して前記両巻上歯車33および43の位置に
その欠歯部分6aが位置する状態に保持される。
一方規制レバー35および45の爪部35 ahよび4
5aは巻上げの過程に釦いて次第に上昇せしめられ奏上
終了時には第1図に示した位置まで上昇せしめられ、こ
の結果量ての機構部が前記初期の状態に復帰することに
なって、以下前述のシャッタ動作ならびに巻上動作の反
復により順次撮影を行うことができる。
5aは巻上げの過程に釦いて次第に上昇せしめられ奏上
終了時には第1図に示した位置まで上昇せしめられ、こ
の結果量ての機構部が前記初期の状態に復帰することに
なって、以下前述のシャッタ動作ならびに巻上動作の反
復により順次撮影を行うことができる。
なお、上記本考案装置の実施例によれば、欠歯歯車6に
対する係止保持部材として後幕巻取管22と一体の信号
歯車25でもって駆動せしめられる伝達レバー27を挙
げた。
対する係止保持部材として後幕巻取管22と一体の信号
歯車25でもって駆動せしめられる伝達レバー27を挙
げた。
しかし本考案装置の要旨とするところからして、との係
止保持部材はシャッタ巻上げ時とシャッタ動作終了時と
で状態を変える作動部材の動きをもって兼ねることがで
きるから、本考案装置の図示以外の実施例として、との
係止保持部材を一眼レフレックスカメラにかげるクイッ
クリターンミラー機構のミラー動作のための付勢レバー
に関連した部材をもって構成することも可能である。
止保持部材はシャッタ巻上げ時とシャッタ動作終了時と
で状態を変える作動部材の動きをもって兼ねることがで
きるから、本考案装置の図示以外の実施例として、との
係止保持部材を一眼レフレックスカメラにかげるクイッ
クリターンミラー機構のミラー動作のための付勢レバー
に関連した部材をもって構成することも可能である。
本考案に係る装置は以上のように構成され、所期の目的
に応じた適切な作動を行なうものである。
に応じた適切な作動を行なうものである。
殊に以下に述べるような顕著な効果を発揮する。
まず、本考案装置によれば先幕および後幕機構がそれ等
の巻上げ終了時に巻上げのための駆動連結噛合系から完
全に切り離されているから、幕走行開始時から幕作動機
構の慣性が小さい。
の巻上げ終了時に巻上げのための駆動連結噛合系から完
全に切り離されているから、幕走行開始時から幕作動機
構の慣性が小さい。
したがって幕の速い走行速度を期待できる。
走行速度のむらを極力小さくすることができる等々の好
ましいシャッタ特性を得ることができる。
ましいシャッタ特性を得ることができる。
次に駆動連結噛合系の奏上軸連結最終段を一枚の歯車に
所定の欠歯部分を持たせて構成することによって巻上駆
動機構を著しく簡単な装置構成で作ることができる。
所定の欠歯部分を持たせて構成することによって巻上駆
動機構を著しく簡単な装置構成で作ることができる。
また、本考案装置によればシャッタ巻上げ時に前記駆動
連結噛合系の欠歯部分に臨む先幕および後幕巻上軸をこ
れ等両軸の欠歯部分に対する向の後端に近い位置に先幕
巻上軸を配置し、その前端付近に後幕巻上軸を配置する
ことによって、この歯車によるシャッタ巻上げに際して
、先幕を先に巻上げ、続いて後幕を巻上げることができ
るので、巻上げ中の漏光のノー記が皆無となって極めて
実用的である。
連結噛合系の欠歯部分に臨む先幕および後幕巻上軸をこ
れ等両軸の欠歯部分に対する向の後端に近い位置に先幕
巻上軸を配置し、その前端付近に後幕巻上軸を配置する
ことによって、この歯車によるシャッタ巻上げに際して
、先幕を先に巻上げ、続いて後幕を巻上げることができ
るので、巻上げ中の漏光のノー記が皆無となって極めて
実用的である。
一枚の欠歯歯車で先幕および後幕を巻上げると通常の場
合、先幕軸および後幕軸とも等角度巻上げられることと
なるが、巻上管軸の径(ひもまたは幕を巻上げる部分)
を異ならしめるコトにより幕の巻上量を変化させること
ができる。
合、先幕軸および後幕軸とも等角度巻上げられることと
なるが、巻上管軸の径(ひもまたは幕を巻上げる部分)
を異ならしめるコトにより幕の巻上量を変化させること
ができる。
この欠歯歯車はシャッタ巻上終了時には、シャッタ機構
と完全に切り離され、シャッタ奏上終了時ノツチ板と伝
達レバーが結合し所定の位置に保持される。
と完全に切り離され、シャッタ奏上終了時ノツチ板と伝
達レバーが結合し所定の位置に保持される。
したがってその後シャッタ走行中を含めて、欠歯歯車が
シャッタ走行系に結合する心配はナイ。
シャッタ走行系に結合する心配はナイ。
シャツタ幕の走行が終了すると、伝達レバーを回動させ
、欠歯歯車の拘束状態を解除することにより、欠歯歯車
をフリーにして、次のシャツタセットを許容する。
、欠歯歯車の拘束状態を解除することにより、欠歯歯車
をフリーにして、次のシャツタセットを許容する。
すなわち欠歯歯車はシャッタ動作中は不動であって次の
セット開始の位置に正確に待機させられているのである
。
セット開始の位置に正確に待機させられているのである
。
第1図は本考案装置を用いたフォーカルプレーンシャッ
タ機構のシャッタ巻上完了時の状態を示す実施例の斜面
図、第2図は第1図に示した実施例にかけるシャッタ動
作終了時の状態を示す斜面図、第3図は本考案装置の前
記第1図に示した実施例を拡大して示す平面図、第4図
は同じく第2図に示した状態を示す平面図である。 1・・・巻上レバー 2,3,4,5・・・伝達歯車、
6・・・欠歯歯車、7・・・ノツチ板、10・・・先幕
、20・・・後幕、10at10b=先幕ひも、20a
。 20b・・・後幕ひも、11・・・先幕巻取管軸、21
・・・後幕巻取管軸、12・・・先幕巻取管、22・・
・後幕巻取管、13・・・先幕ばね1.23・・・後幕
ばね、24a。 b 、32 a t b・・・ローラ、25・・・信号
歯車、26・・・信号伝達歯車、27・・・伝達レバー
、28・・・ばね、30・・・先幕奏上軸、40・・・
後幕巻上軸、31・・・先幕巻上管、41・・・後幕奏
上管、33・・・先幕奏上歯車、43・・・後幕巻上歯
車、34・・・先幕規制管、44・・・後幕規制管、3
4a・・・螺旋溝、44a・・・螺旋溝、34b・・・
カム、44b・・・カム、35・・・規制レバー、45
・・・規制レバー、3B・・・規制レバー軸、50・・
・先幕緊定レバー、60・・・後幕緊定レバー、51.
61・・・ばね、66・・・ダンパーレバー、53・・
・電磁緊定レバー、6T・・・スイッチピン、54・・
・電磁石、68・・・ダンパー 55・・・レリーズレ
バ−170・・接点、56・・・ばね、80,82,8
3・・・軸、81・・・ピン。
タ機構のシャッタ巻上完了時の状態を示す実施例の斜面
図、第2図は第1図に示した実施例にかけるシャッタ動
作終了時の状態を示す斜面図、第3図は本考案装置の前
記第1図に示した実施例を拡大して示す平面図、第4図
は同じく第2図に示した状態を示す平面図である。 1・・・巻上レバー 2,3,4,5・・・伝達歯車、
6・・・欠歯歯車、7・・・ノツチ板、10・・・先幕
、20・・・後幕、10at10b=先幕ひも、20a
。 20b・・・後幕ひも、11・・・先幕巻取管軸、21
・・・後幕巻取管軸、12・・・先幕巻取管、22・・
・後幕巻取管、13・・・先幕ばね1.23・・・後幕
ばね、24a。 b 、32 a t b・・・ローラ、25・・・信号
歯車、26・・・信号伝達歯車、27・・・伝達レバー
、28・・・ばね、30・・・先幕奏上軸、40・・・
後幕巻上軸、31・・・先幕巻上管、41・・・後幕奏
上管、33・・・先幕奏上歯車、43・・・後幕巻上歯
車、34・・・先幕規制管、44・・・後幕規制管、3
4a・・・螺旋溝、44a・・・螺旋溝、34b・・・
カム、44b・・・カム、35・・・規制レバー、45
・・・規制レバー、3B・・・規制レバー軸、50・・
・先幕緊定レバー、60・・・後幕緊定レバー、51.
61・・・ばね、66・・・ダンパーレバー、53・・
・電磁緊定レバー、6T・・・スイッチピン、54・・
・電磁石、68・・・ダンパー 55・・・レリーズレ
バ−170・・接点、56・・・ばね、80,82,8
3・・・軸、81・・・ピン。
Claims (1)
- シャッタ先幕巻上管と動作的に一体である先幕巻上歯車
と、シャッタ後幕巻上管と動作的に一体である後幕巻上
歯車と、一定範囲の欠歯部分を有し巻上時に前記先幕巻
上歯車、後幕巻上歯車の順に前記欠歯部に対応する時間
間隔をもって順次前記先幕および後幕巻上歯車を連合駆
動する欠歯歯車と、前記結合駆動によりまず前記先幕巻
上歯車が前記欠歯歯車の有歯部を外れたときに前記先幕
巻上管の走行習性に抗して係止し、ついで前記後幕巻上
歯車が前記欠歯歯車の有歯部を外れたときに前記後幕巻
上管の走行習性に抗して係止する幕走行開始位置決定機
構とから構成したフォーカルプレーンシャッタにおいて
、係止用係合部な備え前記欠歯歯車と一体に回転する欠
歯歯車位置規制板と、前記位置規制板に結合する方向に
付勢されて支点支持されており、シャッタセット中は前
記欠歯歯車位置規制板の周面上を滑り、シャッタセット
終了位置においては一端部で前記欠歯歯車位置規制板の
係止用係合部に結合して欠歯歯車位置を規定する伝達レ
バーと、後幕走行に連動回転し後幕走行終了時に前記伝
達レバーの他端部を押し回し欠歯歯車位置規制板と伝達
レバーの結合を解除する信号伝達歯車とを設けて構成し
たことを特徴とするフォーカルプレーンシャッタ機構に
おけるシャッタ巻上装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974025283U JPS587376Y2 (ja) | 1974-03-05 | 1974-03-05 | フオ−カルプレ−ンシヤツタキコウニオケル シヤツタマキアゲソウチ |
US490745A US3913117A (en) | 1973-11-13 | 1974-07-22 | Focal plane shutter for photographic camera |
DE2439019A DE2439019C3 (de) | 1973-11-13 | 1974-08-14 | Schlitzverschluß für eine photographische Kamera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974025283U JPS587376Y2 (ja) | 1974-03-05 | 1974-03-05 | フオ−カルプレ−ンシヤツタキコウニオケル シヤツタマキアゲソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50116432U JPS50116432U (ja) | 1975-09-22 |
JPS587376Y2 true JPS587376Y2 (ja) | 1983-02-09 |
Family
ID=28123529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1974025283U Expired JPS587376Y2 (ja) | 1973-11-13 | 1974-03-05 | フオ−カルプレ−ンシヤツタキコウニオケル シヤツタマキアゲソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587376Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940297A (ja) * | 1972-08-24 | 1974-04-15 |
-
1974
- 1974-03-05 JP JP1974025283U patent/JPS587376Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940297A (ja) * | 1972-08-24 | 1974-04-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50116432U (ja) | 1975-09-22 |
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