JPS5873369A - プラスチック製静脈注入溶液袋の入口部材を再密封する方法及びたわみ性プラスチック多層カバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殺菌した静脈注入薬剤容器を密封する製品及
び方法、ことに薬剤容器を再密封し交換密封部片を取除
いたときに容器に証拠の印を残す殺菌たわみ性プラスチ
ック密封体に関する。

静脈注入液（１ｖ）添加及び注射用単位投薬プログラム
は、処方処理のために患者に薬品を導入する１方法とし
て多くの病院で役立っている。ＩＶ添加又は筋肉内薬品
単位投与処理プログラムの処方に当たっては医師は若干
の薬剤又はビタミンの１種を筋肉注射し又は殺菌ＩＶ容
器内の溶液に加へ患者に静脈注入することを指令する。

又医師は薬剤又はビタミンの量を処方し各患者の所要量
に応じ静脈注入溶液への薬剤投与量を調節する。薬剤及
びビタミンをＩＶ添加プログラムのためにＩＶ容器に加
える方法のほかに、若干のＩＶ添加プログラムでは、薬
剤の組合わせを必要とする若干の特定の処理のために背
負い（ピギーバック）配置の容器内でｒｖ添加液を組合
わせる。

病院のＩＶ添加プログラムでは処方薬品は、ＩＶびんの
頂部を閉じる隔膜又はプラスチック材料袋の入口を覆う
隔膜の標的区域に針を挿入することにより、殺菌した条
件のもとでＩＶびん又はプラスチック製ＩＶ袋に加える
。ＩＶびんは、このびんへの薬品の添加時に先だって隔
膜区域を覆う殺菌密封体を設ける。ｒｖ、Ｗ器は殺菌し
た条件のもとで再密封しシュードモナス・エルヤノーデ
（ＰｓｅｕｄＯｍｏｎａｓ　Ａｅｒｕｇｉｎｏｅａ　）
のような空気中に含まれるバクテリアが１ｖ容器被覆の
露出面に蓄積しないようにしなければならない。容器の
殺菌面の保持（容器被覆の殺菌）のほかに、容器の再貿
封により病院の職員はもとの内容物が薬局により変更さ
れることを警戒する。病院の看護職員はその同僚の１人
が内容物を混合しなければＩＶ液を投与しないように一
１１練されている。或は内容物が薬局で調合されている
からこれ等の内容物が変更されていないことを看護職員
に警戒させる若干の手段がある。プラスチック製ＩＶ袋
の場合には密封カバーは入口の栓を移送中にはずれない
ように保護する。そしてこのカバーは又薬局に、内容物
１が変えられてなくて容器及びその内容物の変えられる
ことを警戒させる。

従来はＩＶ容器を再密封するのにプラスチックキャップ
を利用している。びん容器用のプラスチックキャップは
ゴム製隔膜を囲む金属製リムの頂部にはめ溶液びんの頂
部を完全に覆って密封する。

従来は又プラスチックキャップ又は熱収縮性プラスチッ
クカバーを使いプラスチック製ＩＶ袋の入口を再密封す
る。この場合、薬剤を患者に投与するのに別個の出口を
使うから、ＩＶ袋から密封体を除くようにはしてない。

費用のかかる在庫空間の配分を減らす際に病院の費用を
抑制するために、従来多くの病院ではＩＶびんには１種
類の寸法のプラスチックキャップを又ＩＶ袋には別の寸
法のキャップを在庫に保持するだけにしである。ＩＶ液
容器及び背負い容器は互に異る製法により作られるから
、頂部は一様な直径ではない。シラスナックキャップは
、容器頂部を機械的に緊密に閉鎖しないとＩＶを再密封
するのに所要の殺菌密封作用を生じない。びんのプラス
チックキャップ及び金属密封体間に必要とする締まりば
めによって、看護職員は金属リムからプラスチックキャ
ップを分離しようとする際に問題に直面することが多い
。看護職員は、プラスチック密封キャップをこじあける
のに損傷するおそれのある高価な医学用器具又は鋏を使
わなければならない。ＩＶｇ器からプラスチックキャッ
プをはずしにくいことによって若干の病院ではキャップ
をはずすのに看護職員にベンチを与えている。

プラスチックキャップをはずし又は静脈注入液容器を再
密封することにより、容器のふたをはずそうとする際に
登録看護婦のような熟練者の作業も十分には役立たない
ようになる。とくに工ｖびんを智封する従来・のふた及
び方法の多くは、密封カバーのない容器を検査する看護
婦がこの容器をどこではずしたか又はこの容器を前回に
再密封したかどうかを知ることができない。このような
場合には、このような容器の頂部に蓄積した有害なバク
テリアから患者が切実な感染を受けるおそれよりもむし
ろ、看護婦が容器をひんばんに捨てなければならなくて
薬品がむだになると共に薬局から付加的な薬品を再注文
する間に患者への薬品の投与が遅くなる。

従来病院では通常工Ｖ袋の入口に当てかった熱収縮性プ
ラスチック覆いのプラスチックキャップをはずす。ＩＶ
びんとは異って思考の静脈に容器を連結するのに別個の
出口を設けである。しかし従来の再密封法で入口に再び
入れることができないと、薬品の投与量を変えることが
望ましいか又は単位を使わなくて薬局にもどす場合に容
器及びその内容物の全体がむだになる。容器内の薬品が
極めて高いことがあるからこの場合病院の実質的な損失
になる。

本発明者による１９８１年５月１２日付米国特許第４，
２６６，６８７号明細書の静脈注入液容器を再密封する
密封カバー及び密封法は、成形プラスチックキャップに
よるＩＶびんを再密封する従来の方法の改良であった。

本発明はこのような容器に一層たわみ性のカバーを施す
際の改良と、はずすときにカバーの分離を促進し容器の
リムに証拠の印を残すようにする配向プラスチックフィ
ルムと、たわみ性プラスチック材料から成り丁字形スリ
ットを持ちカバーの分離を促進しプラスチック材料の表
示条片を形成する頂部層とを含む別の改良が得られる。

たわみ性プラスチックカバーは透明なプラスチック材料
から作られ容器に当てかったときに一層きれいな一層商
業的な外観が得られる。カバーのたわみ性により１種類
のカバーで標準寸法の容器頂部の製造業者による変化に
適応できる。さらに本発明によるカバーはプラスチック
製ＩＶ袋を再密封する際の改良になる。

本発明による方法及び装置は、　ＩＶ容器を密封する前
記した従来の方法及び装置の改良である。

ＩＶ容器の内容物が薬局で変えられることを病院職員に
警戒させる。本発明では有効な密封体を、多重層プラス
チック材料で構成し１実施例ではたわみ性プラスチック
材から成る単一層で構成しである。カバーは、種種の寸
法及び形状の容器頂部の輪郭に合致するようにたわみ性
を持つ商業的外観の密封カバーである。プラスチック密
封材料及び接合系の積層構造により、とぐに被覆した支
持ライナに包まれ本発明にょるＩＶ添加容器にふたを貯
蔵するのに病院に必要な在庫空間を実質的に減らすたわ
み性密封体が得られる。

本発明の１実施例では工Ｖ液用の容器とくにびんを再密
封するのに使う新規な密封カバーの積層構造は、ポリプ
ロぎレン又はポリスチレンのようなバクテリアよけ又は
水分よげの上層と、一方向だけにおける材料の引裂き及
び分離を促進する特定配向のプラスチックフィルムの層
と、接着材層とから成っている。金属リムに接触する接
着剤被覆面の区域には、容器頂部のゴム隔膜から接着剤
を分離する手段としてインク、ラッカー又はその他の化
学材料の円板又はコーティングを設けである。接着材料
から成る通常環状の区域は支持ライすからカバーをはず
すと露出し容器頂部の標的区域の頂部に乗せ手のひらで
加えるわずかな圧力によりまわりの金属リムに接触させ
る。大体円形の容器ふたには引張り舌状片を接合し、特
定の被覆した支持ライナからふたをはずし、このふたを
その中心が容器頂部の標的区域の上方になるように整合
させ、ふたを容器からはずしやすくして、薬局で密封体
を施したことの確証のために金属リムにきれいな外観を
持つ印付きのプラスチック条片を残すようにする。カバ
ーにはスリットを形成しはずすときにカバーの引裂きを
さらに促進し容器に材料条片を残す。干渉よげの特性に
よりはがし特に密封体を破壊し使用済みの非殺菌密封体
をその、容器に再び当てかったり別の容器の頂部に再使
用したりしないようにすると共に容器を第三者が不時に
再密封してこの容器がなお殺菌した状態にあるように見
える機会を減らす。

前記した利点のほかに本発明による新規なたわみ性のプ
ラスチック密封体は又その上部プラスチック面にこのふ
たを若干の符号たとえば冷凍の要求で識別すると共に開
いた工Ｖ容器に残る透明なプラスチック製印付き条片の
検出を容易にするように印刷しである。

本発明の別の実施例ではプラスチック１７袋を再密封す
る際に、使う新規な密封カバーの積層構造は、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン又は別のプラスチック材或は水分
及びバクテリアに対し不透過性の他の種類の材料のよう
なバクテリア及び水分よげの上部層と、特定の配向した
プラスチックフィルムから成り一方向だけにおける材料
の引裂き及び分離を促進する層と、接着材料から成る層
とを備えている。入口に接着する接着剤被覆面の区域は
、インク、ラッカー又はその他の材料から成る１枚又は
複数枚の円板又はコーティングを備え接着剤を入口を閉
じるゴム栓から隔離する。大体長方形の接着材料区域を
、入口の頚部のまわりにカバーを巻付ける支持ライナか
らカバーをはずすときに露出する。ゴム栓を越えて延び
るカバーの縁部は入口を密封するように挾み付けること
により自体で閉じる。引張り舌状片はカバーの取付は取
りはすしを容易にするように設けである。さらに取りは
ずし時に容器に材料条片が残ることを促進するようにカ
バーにスリットを形成しである。

本発明のなお他の実施例ではＩＶ容器を再密封するのに
使う新規な密封カバーは、プラスチックフィルムの単一
層と接着材料の層とから成っている。プラスチック材料
は、この材料の一方向だけにおける引裂き及び分離を促
進するようにポリスチレン、ポリスチレン又はその他の
プラスチックフィルムでよい。単一層密封カバーは前記
したようにＩＶびん又はプラスチック袋を閉じるのに使
うように形成しである。さらにプラスチック材料は、添
加剤の種類を識別し又゛は容器に対する特定の取扱いた
とえば冷凍の要求を指示するように色彩符号を付は又は
透明にして印刷しである。

以下本発明による方法及びカバーの実施例を添付図面に
ついて詳細に説明する。

第１図は本発明による密封カバー１０を示す。

密封カバー１０は、ＩＶ容器１２の頂部に合致するよう
に取付けて示しである。密封カバー１０は、カバー１０
を取付は又取りはずすように引張り舌状片１６に接合し
た大体円形のカバー区域１４を備えている。カバー区域
１４は又、カバー区域１４の互に対向する縁部から延び
容器１２へのカバー１０の確実な取付けを促進する突起
１８を備えている。密封カバー１０は又たとえば第８図
に示すように突起１８を加えないで容器に固着してもよ
いのはもちろんである。カバー１０は、カバー区域１４
の互に対向する側部に分離スリット２０を形成し容器１
２からのカバー１０の引きはがし時にカバー１０の分離
を促進し容器頂部の各側部に沿い印付きのプラスチック
材料条片を残すようにしである。引張り舌状片１６をカ
バー１０の引きはがしのために引張る方向は矢印２２に
より指示しである。

第２図は第１図のＩＶＶ器１２及び密封カバー１０をカ
バー１０の引きはずし後の状態で示しである。第２図は
又、容器頂部２８の標的区域２６の次のカバー１０の側
部の接着性環状部２５内の非接着性領域２４を示す。証
拠条片３’０．３２は容器頂部２８に残し殺菌密封の破
れたことを指示する。密封カバー１０をはずすと、ＩＶ
液容器１２は病院の看護職員の１員がゴム隔膜標的区域
２６を経て針を挿入し容器１２内のＩＶ添加液を患者に
投与し始める用意ができる。

第６図は指示ライナ３４の帯状体にパックした２個の密
封カバニ１ｏの平面図である。ライナ３４は特定の材料
で被覆され接着性環状部２５をライナ３４に包装のため
に接着ししかも接着環状部２５をカバー１０は分離しな
いでライナ３４がら分離することができるようにしであ
る。密封カバー１０は支持ライナの連続帯状体にパック
され個個の殺菌した密封カバー１０を分与するように扁
平な板低容器内に使用のためにつる巻環状に巻く。本発
明による新規な密封カバー１０は支持ライナ３４にばら
状に包装し、従来の成形したプラスチック再密封キャッ
プに従来必要な貯蔵空間のわずかに約１０係だけしか必
要としない。

第４図及び第５図は密封カバー１０の好適とする実施例
の積層構造を示す。バクテリア及び水分の不透過性のカ
バー１０の上部層４ｏはポリゾロぎレン、ポリスチレン
又はその他のプラスチック材から形成できる。上部層４
ｏは、ＩＶ添加液に関する情報を与えると共にカバー１
０の構造の分離時に容器頂部２Ｂに残る透明な、プラス
チック証拠条片３０．３２が見えやすくするメツセージ
４２を印刷しである。接着材料の層４４は、特定の配向
のプラスチックフィルム層４６に組合わせようとする上
部層４ｏの一方の表面に当てかう。

配向したプラスチックフィルム層４６は上部層４０に組
合いフィルム層４６の一層高い引張強さがカバー１０を
はがす際の引張り舌状片１６の方向〔第１図の矢印２２
］に直交する方向になり直線の引裂きを促進する。特定
の配向したポリエチレンフィルム層４６はたわみ性の殺
菌密封体を形成するのに所望の特性を持つ。しかもフィ
ルム層４６は、容器１２からはがす際に一方向に引張る
ときはカバー１０の分離を促進する。上部層４゜及び配
向層４６に生ずるたわみ性により一層標準寸法に近い密
封カバー１０に、大きい又小さい各容器頂部２８の形状
に合致するのに十分なたわみ性をなお残す拡大したカバ
ー区域１４を形成することができる。

接着材料から成る第２の層４８は層４６の一方の表面に
当てかい容器頂部２Ｂに連関させる。接着材料層４８が
容器頂部２Ｂの隔膜２６の標的区域に接触しないように
、接着材料層４８に円板５０を接合しである。円板５０
には釈放材を一層しその支持ライナ３４からの分離を促
進する。同様に円板５２を引張り舌状片領域１６で接着
材料層４８に接合し接着材料層４８を覆われた状態に保
つ。各円板５０，５２はポリスチレン又はその他の材料
から作り、そして円板５０は材料たとえばポリスチレン
から作り、　　ＩＶ容器の内容物をこの容器が薬局に残
っているから変更されているかどうかを指示するように
証拠の破損マークを残す。

密封カバー１０の別の実施例ではインク又はラッカーの
ような化学的密封剤を接着材料層４８の中央領域に施し
接着材料層４Ｂをゴム隔膜２６に接触しないように密封
する。

第６図は上部プラスチック層４０に２つの１字形分離ス
リット２０を持ち容器頂部２８からのカバーはぎ取り時
に各材料の分離をさらに促進し証拠条片３０，３２を残
すようにした密封カバー１０の平面図を示す。第７図に
カバー１０の拡大し部分的に切欠いた平面図で示すよう
に分離スリット２０は、カバー１０の縁部まではスリッ
ト２０の縁部が延びないようなカバー領域１４に形成し
である。スリット２０はカバー１０の縁部から後退させ
密封カバー１０を支持ライナ３４がら取出すときにカバ
ー１０の裂けるおそれを減らすようにしである。

使用にあたり密封カバー１０は清浄な条件のもとで作り
化学的に処理した支持ライナ３４に取付は使用前の貯蔵
中にカバー１０の殺菌状態を保持する。支持ライナ３４
の条片は巻いて分与箱（図示してない）に入れる。これ
等の箱はプラスチック製の袋内に包装する。パックした
密封カバー１０を入れる袋は、酸化エチレンガスを使つ
コトにより殺菌し米国薬局方の現用の殺菌標準（ｕ。

ｓ、ｐ、第１９号）に適合するようにしである。密封カ
バー１０を取付けた支持ライナ３４の帯状体は密封カバ
ー１０を分与するのに容易なように所望の任意適当な形
状に包装する。そしてこの帯状体は米国薬局方の現用の
殺菌標準に適合する任意の手段により殺菌する。

正常な病院の工Ｖ添加プログラムでは製造者が取付けた
ＩＶ容器１２、（又は筋肉注射薬びん）用のもとの密封
カバーは、殺菌条件を保つように処方手順のもとで看護
婦又はその他の病院関係者が引きはがす。処方した薬品
は次で殺菌作業環境を保つように殺菌覆い又は類似の病
院条件のもとで容器１２内のＩＶ液に加える。薬品はび
んに又は背負、いびんに加える。或は粉末薬剤を解かす
ようにびんに希釈剤を加える。

薬品は、制御した蛍の処方薬品を入れた注射器、又は他
の薬品移送装置のＩＶ移送針又はＩＶ添加びんのような
移送系で、ゴム隔膜２６を破ることにより容器１２に導
入する。溶液中への薬品の釈放時に注射器を抜き出す。

次で殺菌密封カバー１０をその分与装置から抜取り引張
り帯状片１６により特定の支持ライナ３４から取出す。

標的区域ゴム隔膜２６に整合するカバー１０のポリスチ
レン円板５０又はその他の区域は、支持ライナ３４から
取出すまでは殺菌状態のままになっている。円板５０を
イム隔膜２６上に位置させ、接着材料層４８の環状部２
５を手のひらからのわずかな圧力により容器頂部２８に
連関させる。確実に取付けるにゆ突起４８を金属容器頂
部２８に押付ける。

引張り舌状片１６は又下方に押付けて、舌状片１６に隣
接する環状部２５内の接着材料層４８を容器頂部２８に
確実に連関させる。密封カバー１０の頂部には識別用の
印刷符号たとえばｘｖｉに加える薬剤の識別又は使用者
に望ましい任意の他の情報のような識別を設けである。

再密封したＩＶ容器１２の殺菌密封は、看護職員がＩＶ
液を患者に投与する準備ができるまで破られない。密封
カバー１０は、プラスチック製再密封キャップをはずす
のに必要なことの多いペンチ又は鋏のような器具を使わ
ないで手によりはずす。

密封カバー１０の引張り帯状片１６は、容器１２からカ
バーを適正にはずすように第１図の矢印２２により示す
方向に上向きに引張る。配向したプラスチックフィルム
層４６は矢印２２に直交する方向では一層強く矢印２２
に平行な方向で一層弱くカバー１０の分離を促進する。

スリット２０はカバー１０の分離の開始を容易にし容器
頂部２８になお取付けた２つの証拠部分３０．３２を残
す。金属リムに残った証拠材料により病院職員に殺菌密
封の除かれたことを警戒させる。ＩＶ液の保全状態に干
渉しない第２の検査では破れきすに対しポリスチレン円
板５０を検査し容器を薬局に残した後薬剤の加えられた
ことを検査する。密封カバー１０をはずすと、看護婦は
ゴム隔膜２６を経て針を挿入しプラスチック管を経て患
者の静脈に挿入する静脈カテーテルへの連結を終える。

第８図は本発明の他の実施例を示す。この実施例では密
封カバー６０はプラスチックフィルム６２の単一層から
作っである。密封カバー６０は引張り舌状片６３に接合
した大体円形のカバー区域６１を備えている。プラスチ
ックフィルム６２の単一層はポリゾロピレン又はポリス
チレン材料のシートから形成しである。プラスチックフ
ィルム６２は、たとえばＩＶ液内の添加剤の種類又は特
定の取扱い上の要求たとえばＩＶ液容器を冷凍する必要
があるかないかを定るようなＩＶ液容器の取扱いの際に
病院で使う色彩塗布プラスチックフィルムから作る。さ
らにプラスチックフィルム６２は、前記した特定配向の
プラスチックフィルム４６のような特定配向プラスチッ
クフィルムの層から形成してもよい。大体７字形の１対
のスリット６４．６４はカバー６０の密封区域の縁部の
付近に形成し前記したスリット２０と同様にカバー６０
の引裂き及び分離を促進する。

第９図は第８図に示した密封カバー６０の下面図である
。密封カバー６０の下面は、ＩＶ容器に密封状態で連関
する接着面６８を備えている。密封カバー６０の底部の
接着剤なし区域７０は、接着面６８から融離した状態に
保たなければならないゾ２スチツク袋の工Ｖびんの頂部
に対し保持しである。接着剤なし区域７０は、密封カバ
ー６０の下面にこの下面を第４図及び第５図に例示した
前記の円板５０のようなプラスチック円板で覆うことよ
多形成する。接着剤なし区域７０は又他の手段によシ、
たとえばインク又はラッカーのような化学的密封剤の層
を描てがい接着面６８をＸＶ容器を覆うゴム隔膜に接触
しないように密封することにより形−成してもよいのは
もちろんである。

密封カバ−６０引張シ舌状片領域６３は又、一層側性の
高い引張シ舌状片を形成しこの舌状片の引張り舌状片領
域に施す接着材料を密封するプラスチック材製円板７２
を備えている。接着剤なし領域７０について述べたよう
に引張シ舌状片領域６３の下面には、接着面６８を引張
シ舌状片領域６３に接触しないように密封するために化
学的密封剤を塗布しである。

第１０図は本発明のなお別の実施例としてプラスチン２
１フ袋１０４の入口１０２のまわシを包囲した密封カバ
ー１００を示す。入口１０２は第１３Ａ図に示すような
ゴム栓１０６を備えている。

ゴム栓１０６を経て１７袋１０４内の容液にＩＶ添加剤
を導入する。この溶液を患者に投与する放出口１０８は
殺菌カバー１１０により閉じである。

密封カバー１００は複数の機能を持つ。すなわち（１）
カバー１００は薬局でｎ〒薬品を注入するとＸＶ袋１０
４を２重の投与が行われないようにする。（１１）カバ
ー１００は移換時に栓１０６がはずれな９ようにし又バ
クテリアが破れた栓１０６に入らなＡようにする。（ｉ
ｉｉ）カバー１００によシ、ＩＶ袋１０４をもどした場
合に薬局が高価な薬剤をむだにしないようにすることが
できる。

第１１図はプラスチック製１７袋１０４用の密封カバー
１００’を特定の被覆を行った支持紙１１２の区間にパ
ックした状態で示す。密封カバー１００は密封区域１１
４及び引張シ舌状片区域１１６を備えて−る。密封区域
１１４は透明なプラスチックフィルムを貫いて示した入
口栓保護舌状片１１８と引張り舌状片区域１１６の引張
り舌状片円板１２０とを備えている。栓１０６を保護し
入口−１０２へのカバー１００の取付けを容易にするよ
うに複数個の舌状片１１８を使ってもよい。密封区域１
１４の縁部に沿い大体丁字形のスリット１２２を形成し
である。スリット１２２は、前記した密封カバー１０の
スリット２０と密封カバー６０のスリット６４と同様に
密封カバー１００の引裂き及び分離を促進する作用をす
る。密封区域１１４の中央区域には付加的な丁字形スリ
ット１２４を形成し、密封カバー１００を入口１０２か
らはずすときにカバー１００の破壊をさらに促進しその
再使用を防ぐようにしである。密封カバー１００には識
別情報１２６を印刷し病院の職員に情報を与えるように
しである。

第１２図は第１１図に示した好適とする実施例のプラス
チック層及び接合系から成る積層体の拡大側面図である
。密封カバー１００は又、第８図及び第９図について前
記した密封カバー６０のように単一のプラスチックフィ
ルム層から構成してもよい。カバー１００のバクｆ　Ｉ
Ｊア及び水分よけの上部層１３０はポリゾロぎレン又は
ポリスチレンから形成する。上部層１３０には、工ｖ添
加剤溶液に関する情報を与えると共に人口１０２の頚部
に残る透明なプラスチック材証拠条片が見えるようにす
るメツセージ情報１２６を印刷しである。

接着材料層１３２は、特定配向のプラスチックフィルム
層１３４に組合わせようとする上部層１３０の一方の表
面に当てかう。配向プラスチックフィルム層１３４は上
部層１３０に組合わせて、フィルム層１３４の強度の高
い方向がカバー１０（１はすす際に引張り舌状片１１６
を引張る方向に平行な方向になり直線の引裂きを促進す
るようにする。特定配向のポリエチレンフィルム層１３
４はたわみ性の殺菌密封ができるように所望の特性を持
つ。しかもフィルム層１３４はプラスチン２１フ袋１０
４からはずすときに一方向に引張るとカバー１００の分
離を促進する。接着材料の第２の層１３６をプラスチッ
クフィルム層１３４の表面に当てがいＩＶ袋１０４の人
口１０２の頚部に連関させるようにする。接着材料層１
３６が♂ム栓１０６の標的区域に接触するのを防ぐよう
に標的区域円板１１８を接着材料層１３６に接合しであ
る。円板１１８はポリスチレン、ポリゾロぎレン又はそ
の他のプラスチック材料から作られ釈放材料を被覆し支
持ライナ１１２からの分離を促進するようにしである。

同様に引張り舌状片領域１１６で接着材料層１３６に円
板１２０を接合し接着材料層１３６を覆った状態に保つ
。密封カバー１００の別の実施例ではインク又はラッカ
ーのような化学的密封剤を接着材料層１３６に施し標的
区域円板１１８及び引張り舌状片１２０を形成するよう
にする。

第１３Ａ図、第１３Ｂ図、第１３Ｃ’図及び第１３Ｄ図
はプラスチック材製ＩＶ製１０４の入口１０２のまわり
の密封カバー１００の取付けを示す。第１３Ａ図は、支
持ライナ１１２から取出し人口１０２のゴム栓１０６に
隣接して標的区域円板１１８に整合させた密封カバー１
００を示す。

第１３Ｂ図に示すように引張り舌状片区域１１６から遠
い方の密封区域１１４０縁部は、矢印１４０により示し
た方向で人口１０２の柄部分のまわりに緊密に包囲しで
ある。第１３Ｃ’図に示すように引張り舌状片区域１１
６は矢印１４２により示す方向で入口１０２の柄部分の
ま、わりに緊密に包囲され、密封カバー１００をこれ自
体のまわりに包囲し人口１０２の頚部を囲む。第１３Ｄ
図に示すように人口１０２を密封する際の最終工程では
、ゴム栓１０６の端部を越えて延びる密封区域１１４を
締付けることにより密封カバー１００をこれ自体に閉じ
る。

第１４Ａ図及び第１４Ｂ図は密封カバー１００を人口１
０２からはずす際の工程を示す。引張り舌状片１１６は
矢印１４６により示す方向に引張シ密封区域１１４の引
裂きを始める。この引裂きは特定配向のプラスチックフ
ィルム層１３４とスリット１２２とにより促進する。第
１４Ｂ図に示すように密封カバー１００をはずすときは
プラスチックス材料から成る狭い帯状片が人口１０２の
頚部のまわりに残り病院の薬局で当てかった密封カバー
のはがされていることを指示する。

密封カバー１０は殺菌再閉鎖密封体としての用途のほか
に又容器頂部に安全密封体としても使うことができる。

密封カバー１０が容器の殺菌状態を保つ作用をしてもし
なくても、カバー１０は又これをはずしたときに証拠条
片３０，３２の便用により容器密封の破れていることを
指示する部片として作用する。

以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本発
明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明たわみ性密封カバーの１実施例により角
密封したＩＶ液容器の斜視図、第２図は密封カバーを引
きはがしだときに金属リムの両側に接着する透明なプラ
スチック材料の条片を示す第１図のＩＶ液容器の斜視図
である。第６図は特定被覆の支持ライナの帯状体にパッ
クした本発明による２個の密封カバーの平面図、第４図
は本発明密封カバーの好適とする実施例のプラスチック
材層及び接合系の積層体を示す側面図、第５図は第４図
を展開して示す縮小斜視図、第６図は第５図の平面図、
第７図は第６図の要部の拡大平面図である。第８図は本
発明の別の実施例による単層プラスチック密封カバーの
斜視図、第９図は第８図の下面図である。第１０図は本
発明の他の実施例による密封カバーで閉じたプラスチッ
クＩＶ液容器の斜視図、第１１図は第９図の密封カバー
を支持ライナの帯状体に位置させた平面図、第１２図は
第１１図の密封カバーの拡大側面図である。 第１５Ａ図、第１３Ｂ図、第１３Ｃ’図及び第１３Ｄ図
はプラスチック製ＩＶ容器の人口を角密封する工程を示
す側面図、第１４Ａ図及び第１４Ｂ図はプラスチック製
１■容器の人口から本発明密封カバーを引きはがす工程
を示す側面図である。 １０・・・密封カバー、１２・・・ＩＶ容器、１６・・
・引張り舌状片、４０・・・上部層、４４・・・接着材
料層、４６・・・プラスチックフィルム層、４８・・・
接着材料層、５０．５２・・・円板 １面の浄書（内容に変更なし） 手゛　続　補　正　書（方式） 昭和５７年１２月１０日 特許庁　　長　　　官　　　殿 ０．事件（７）表示　　　　　昭和５７年特許願第１４
２７３６号３、補正をする者　事件との関係　　　特許
出願人ニー、ニス、クリニカル、プラダクツ、インツー
バレイティド ４　代　理　人　　東京都港区赤坂１丁目１番１４号・
溜池東急ビル〔電話　（５８４）０７８２〕 ６、補正によシ増加する発明の数

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）引張り舌状片領域及びカバー領域を持つ接着剤被
   覆したたわみ性密封カバーを支持ライナから取出し、前
   記密封カバーのカバー領域の接着剤被覆側をプラスチッ
   ク材製静脈注入液袋の入口に整合させ前記カバーの引張
   り舌状片領域及びカバー領域を経て走る縦方向軸線が前
   記入口の縦方向軸線に大体直交するように位置し又前記
   カバー領域が前記入口の各側部な越えて延びるようにし
   、前記密封カバーのカバー領域の前記引張り舌状片領域
   から遠い方の第１の端部な前記入口のまわりに折曲げ、
   前記密封カバーのカバー領域の前記引張り舌状片領域に
   近い方の反対側端部な前記入口のまわりに折曲げこの入
   口のまわりに折曲げた前記カバーの第１の端部にずらし
   て重ね、前記入口の端部な越えて延びる前記密封カバー
   のカバー領域の互に対向する接着剤面を押付けて前記密
   封カバーが前記の静脈注入液袋の入口を再密封するよう
   にすることから成る、プラスチック材製静脈注入液袋の
   入口を再密封する方法。 （２）密封カバーを引張り舌状片領域で引きはがすこと
   により静脈注入液袋の入口から前記密封カバーをはずし
   、この密封カバーをそのカバー領域の所定の線に沿い引
   裂き密封を破り前記入口の柄部分のまわりに密封帯状片
   を残すようにする前記特許請求の範囲第（１）項記載の
   プラスチック材製静脈注入液袋の入口を再密封する方法
   。 １３）　　水分及びバクテリアに対し実質的に不透過性
   の材料から形成されカバー上面を形成するたわみ性プラ
   スチック材料の第１の層と、容器からのカバーはすしの
   際のカバー引張り方向に直交する方向における引張り強
   さがはずし方向に平行な引張り強さよ□り強い配向した
   プラスチックフィルムを持ち前記の第１プラスチック材
   料層に接合したたわみ性プラスチック材料の第２の層と
   、この第２層の表面に接合されＮＩＶ液容器の頂部に接
   着する接着材料区域と、前記第２層のうちでカバー密、
   ・　−封の容器の口に整合する接着剤なし領域とを備え
   て、ＩＶ液容器の被覆した部分の殺菌状態を密封しよう
   とする容器頂部への密封カバー取付けＫより保持しそし
   て前記第２接着材料層によりカバーはずし時にカバー分
   離を促進し殺菌ふたの破られたという証拠の印を残すよ
   うにした、静脈注入液容器を再密封するたわみ性プラス
   チック多重層カバー。 （４）接着材層に取付けられ接着剤なし領域を形成し前
   記接着材層を容器頂部の被覆面から分離するようにした
   プラスチック円板を備えた特許請求の範囲第（３）項記
   載のたわみ性プラスチック多重層カバ、−０ （５）密封カバー自体に形成した複数のスリットを備え
   カバー分離を促進し殺菌密封状態の破れたことを指示す
   る証拠材料条片を形成するようにした特許請求の範囲第
   （３）項記載のたわみ性プラスチック多重層カバー。 ｆ６１　　各スリットを大体丁字形にした特許請求の範
   囲第（３）項記載のたわみ性プラスチック多重層カバー
   　〇 （７）　　接着材料の表面の中央区域に施した化学的接
   着密封剤を備え接着剤なし領域を形成して接着剤が容器
   頂部に接触しないようにした特許請求の範囲第（３）項
   記載のたわみ性プラスチック多重層カバー　〇 （８）化学的接着密封剤としてインク溶液を使った特許
   請求の範囲第（３）項記載のたわみ性プラスチック多重
   層カバー。 （９）上部層としてポリスチレンを使った特許請求の範
   囲第（３）項記載のたわみ性プラスチック多重層カバー
   。 ａａ　　上部層としてポリプロピレンを使った％許！求
   の範囲第（３）項記載のたわみ性プラスチック多重層カ
   バー。 ■　上部層としてポリエチレンを使った特許請求の範囲
   第（３）項記載のたわみ性プラスチック多重層カバー。 （１３Ｔ字形スリットをカバー縁部から後退させた特許
   請求の範囲第（６）項記載のたわみ性プラスチック多重
   層カバー。 圓　支持材料から成る帯状体にカバ一本体を包装する部
   片を備え、前記支持材料に接着材料によりカバ一本体を
   ゆるく接着す惹と共にこのカバ一本体を分離しないでカ
   バー取出しができるようにした特許請求の範囲第（３）
   項記載のたわみ性プラスチック多重層カバー。 Ｃ１４）　　たわみ性プラスチック材から成る第１及び
   第２の層、を実質的に透明にした特許請求の範囲第（３
   ）項記載のたわみ性プラスチック多重層カバー。 （１ω　カバ一本体に目視で認められる印を生ずる部片
   を設けこの印により静脈液容器の内容物に関する情報を
   与えるようにした特許請求の範囲第α４項記載のたわみ
   性プラスチック１多重層カバー。 ＋ｔｅ）　　カバ一本体に目視できる印を付ける部片を
   、たわみ性プラスチック材料の第２の層に加えた印刷メ
   ツセージにより構成した特許請求の範囲第０９項記載の
   たわみ性プラスチック多重層カバー。 Ｑ７）　　カバ一本体に目視できる印を付ける部片をた
   わみ性プラスチック材料の第２の層を符号付けする色彩
   により構成して、静脈液容器の内容物に関する情報を与
   えるようにした特許請求の範囲第（１５１項記載のたわ
   み性プラスチック多重層カバー。 ａａ　　接着材料層に円板を取付け、この円板をこれを
   破る針から証拠の孔を残す材料から形成して、前記円板
   により静脈液容器の内容物がこの容器の再密封後に変え
   られたかどうかを指示するようにした特許請求の範囲第
   （３）項記載のたわみ性プラスチック多重層カバー。 ａａ　　接着材層に取付けた複数のプラスチック円板を
   備え、これ等の円板をカバ一本体に位置させ前記接着材
   層を容器の口から分離しこの容器口のまわりのカバー取
   付けが容易になるようにした特許請求の範囲第（３）項
   記載のたわみ性プラスチック多重層カバー。 ■　水分及びバクテリアに対し実質的に不透過性の層を
   形成するたわみ性プラスチック材料と、このたわみ性プ
   ラスチック材料の層の表面に接着され静脈注入液容器の
   口に接着する接着材料区域と、前記たわみ性プラスチッ
   ク材料の層のうちで前記接着材料区域内に形成され再密
   封しようとする静脈注入液容器に接合する接着剤なし領
   域と、前記静脈注入液容器に前記たわみ性プラスチック
   材料層の証拠条片を密封カバー引きはがし時に形成する
   部分とを備えて、カバー破壊によりその再使用を防ぎ容
   器をその殺菌密封状態が破れたものとして識別できるよ
   うにした、静脈注入液容器用たわみ性プラスチックカバ
   ー。 圓　たわみ性プラスチック材料の第１の層の証拠条片を
   容器に残す部分を、前記プラスチック材料層内に形成さ
   れ前記容器からの引きはがし時に引裂き及び分離を促進
   するようにしたスリットにより構成した特許請求の範囲
   第■項記載のたわみ性プラスチックカバー。 （２２１証拠の印を残す部分を、容器からのカバー引き
   はがし時にカバー引張り方向に直交する方向の引張強さ
   を引きはがし方向に平行な方向における引張強さより強
   くした配向プラスチックフィルムからプラスチック材料
   を形成することにより設けた特許請求の範囲第の項記載
   のたわみ性プラスチックカバー。 （ハ）接着剤なし領域を接着材料層にプラスチック製円
   板を取付けることにより形成した特許請求の範囲第■項
   記載のたわみ性プラスチックカバー。