JPS5872580A - 新規ジオキソランアミン誘導体、その製造法ならびに脈管拡張剤 - Google Patents

新規ジオキソランアミン誘導体、その製造法ならびに脈管拡張剤

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JPS5872580A
JPS5872580A JP57173128A JP17312882A JPS5872580A JP S5872580 A JPS5872580 A JP S5872580A JP 57173128 A JP57173128 A JP 57173128A JP 17312882 A JP17312882 A JP 17312882A JP S5872580 A JPS5872580 A JP S5872580A
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dioxolane
benzofuranyl
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chlorophenyl
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JP57173128A
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English (en)
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ホセ・ミゲ−ル・ビ−・リバルタ
レオニダ・ブルセギニ
シルバノ・カサデイオ
ジヨ−ジ・ピイ・イニエスタ
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Investigacion Tecnica y Aplicada SA
Original Assignee
Investigacion Tecnica y Aplicada SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薬理学的活性を有する新規なるジオキソランア
ミン化合物(以下ITA362と一称する)ならびにそ
の製薬的に許容しうる塩に関するものである。この新規
化合物は下記式(I)で表わされる 2−(2’−ベンゾフラニル)−4−n−ブチルアミノ
メチル−2−P−クロロフェニル−1,3−ジオキソラ
ンである。
本発明目的はまたITA362化合物の製薬的に許容し
うる塩例えばマレイン酸塩、クエン酸塩。
オロチン酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、P−トルエン
スルホン酸塩その他を提供するにある0本発明はまたI
TA362の製法にかかり、まなその化合物は強力な脈
管拡張、抗アンギーナ、ならびに抗不整脈作用を有し且
つ低毒性であるため医薬としての利用も本発明目的であ
る。
後段に詳述する如<ITA362合成には下記式() で示されるブロモメチルジオキソラン誘導体を出発物質
として用いる。この化合物、すなわち2−(2′−ベン
ゾフラニル)−4−ブロモメチル−2−p−クロロフェ
ニル−1,3−ジオキソランはITA362m1法の研
究中本発明者らにより始めて合成された化合物であり、
従って本発明はITA362製造の中間体として有用な
この式(II)の化合物ならびに製法をも発明目的とし
包含する。
本発明化合物ITA362は次の2段法により合成せら
れる。すなわち (a)第1段 中f[体2− (2’−ベンゾフラニル)−4−ブロモ
メチル−2−p−クロロフェニル−1,3−ジオキソラ
ンの製造 (b)第2段 式(I I)の中間体から出発しITA362の製造 以下詳細に製法を説明する。
i上皮 式(III)のケトン ルジオキソラン誘導体、すなわち2− (2’−ベンゾ
フラニル)−4−ブロモメチル−2−p−クロロフェニ
ル−1,3−ジオキソランを得る方法。
式(III)のケトンを塩素化溶媒例えばメチレンクロ
ライド、クロロホルム、四塩化炭素にとかした溶液に低
温(好ましくは約0〜5℃)でケトン(III)に対し
1〜3倍モル量のエビブロムヒドリンを加える。次に混
合物を低温に保ちつつエビブロムヒドリンに対し171
0モル量のルイス酸触媒(好ましくは四塩化スズ、三弗
化ホウ素、無水アルミニウムトリクロライド)を徐々に
加える。
反応を大気温度乃至は反応混合物の沸点の間の温度で適
当時間(2〜24時間)続は完結させる。
反応終了後水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウム溶
液を急速に加えて塩基性pnとなし、有機層を傾斜し、
水洗、乾燥後、溶媒を除去する。残渣を減圧蒸留する。
目的物の2− (2’−ベンゾフラニル)−4−ブロモ
メチル−2−p−クロロフェニル−1,3−ジオキソラ
ンはジオキソラン環により分子が固定されるため2つの
異性体をもつ。これら異性体はフランプロトンのNMR
シグナルが互いにことなる。この種の異性体は類似化合
物に関してではあるがP、Ca1inaud、J、Ge
1as(Bull、Soc、CheII。
Fr、5−6,1228−1236.1237−124
2(1975)に詳細に述べられている。本発明化合物
においてジオキソラン環の2位における主要置換基とし
てベンゾフラニル残基を考えればこれらは式(mと(V
)とで表わされる。
得られた生成物はそのまま次の段階に使用せられる。
150! ITA362は式(II)の2− (2’−ベンゾフラ
ニル)−4−ブロモメチル−2−p−クロロフェニルレ
−1゜3−ジオキソランから下記反応式に従い製造せら
れる。
すなわち2− (2’−ベンゾフラニル)−4−ブロモ
メチル−2−P−クロロフェニル−1,3−ジオキソラ
ンをn−ブチルアミンと不活性無水溶媒例え&fベンゼ
ン、トルエン、キシレン中混合物の沸点で酸受容体の存
在下反応完結に必要な時間(5〜50時間)反応させる
。酸受容体として同じn−ブチルアミンを用いることも
できその場合番±ブロモメチル誘導体1モル当りこのア
ミンを少なくとも2モル使用する。酸受容体として第三
アミン例えばトリエチルアミンあるいはピリジンを用−
することも、あるいはまた無水炭酸ナトリウム、無水炭
酸カリウムの如き無機塩基を用いることもできる。
反応完結後、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム溶液を
急速に加え、有機相を傾斜し、水洗、乾燥し、溶媒を除
去して帯赤黄色油状物を得る。これは減圧蒸留で一製す
ることができる。本発明のジオキソラン化合物を適当な
有機溶媒例えばアセトン、メタノール、エタノール、イ
ソプロパツール、クロロホルム、エチルアセテート、ベ
ンゼンその他生酸物を溶解する任意の溶媒中で酸好まし
くは弱有機酸例えばマレイン酸、クエン酸、オ旧チン酸
、フマール酸塩、マロン酸塩、酢酸、p−トルエンスル
ホン酸その他の酸で処理すると取扱いならびに使用に好
都合な固体の塩誘導体が得られる。
マレイン酸とフマール酸の如く同時に幾可学的あるいは
光学的異性を有する酸を用いる場合、対応塩を作った時
分別結晶で2つのジアステレオマーを分離することがで
この様にして異性体の分別ができる。
実施例 1 2− (2’−ベンゾフラニル)−4−ブロモメチル−
2−p−クロロフェニル−1,3−ジオキソランの製造 13.6g″(0,53モル)のp−クロロベンゾイル
−2−ベンゾフランを2000ccの無水クロロホルム
にとかした0〜5℃の溶液に109g(0゜80モル)
のエピブロムヒドリンを加えた。
次に四塩化スズ9.4cc(0,08モル)を無水クロ
ロホルム35ccにとかした液を徐々に(45分)加え
た。滴下後室湿温度とし15時間撹拌した。TLC(ベ
ンゼン/ヘキサン4:1)で反応の進行を制御し得た。
32gのNaOHを水100ccにとかした液を急速主
知え、poを塩基性とし30分撹拌した。傾斜し、有機
相を洗液が中性OpHとなるまで水洗し、クロロホルム
溶液をNa2SO4で乾燥し、溶媒を減圧で留去して2
24gの黄色油状物を得た。
145℃/ 10−2mmHgで分子蒸留し143g 
(収率69%)の淡黄色油状物を得た。残渣を同条件で
さらに蒸留し41g得た。(全収率88%)元素分析 ハロゲン(Schoeninger)理論値29.30
実測値28.84 IR(フィルム) : 1595,1490,1450
,825,750cm−’に特徴的バンド N M R(DCI 3 C) :δ=7.75〜6.
85(i、 8 r芳香族); 6.65および6.5
5にシスおよびトランス異性体のフランプロトンに相当
する2つのシングレット;4.80〜3.20(m、 
5.脂肪族)脂肪族/芳香族の実験比(理論比: 0.
555)は得られた生成物の品質をしらべるための極め
て優れた分析法である。
EM:臭素原子および塩素原子に適当する同位体比でm
 / e 392と394に分子ピーク得られた生成物
はそのまま第2段での2− (2’ −ベンゾフラニル
)−4−n−ブチルアミノメチル−2−p−クロロフェ
ニル−1,3−ジオキソランの製造に用いられる。反応
が完結していない場合、未反応物はシクロヘキサンでの
沈澱により除去しうる。
また所望により130℃/ 10−2mmHgで蒸留し
、揮発性成分を除去することができる。
実施例2 2− (2’−ベンゾフラニル)−4−n−ブチルアミ
ノメチル−2−p−クロロフェニル−1,3−ジオキソ
ラン(ITA362)の製造 266g (0,676モル)の2− (2’−ベンゾ
フラニル)−4−ブロモメチル−2−p−クロロフェニ
ル−1,3−ジオキソランと400cc(40,6モル
)のn−ブチルアミンを1000ccの無水トルエンに
とかした溶液を30時間煮沸した。TLC(ムc01E
t)で反応の進行は制御できる。放冷し、2 N Na
OH330ccを急速に加え30分撹拌した。
傾斜し、有機相を充分水洗して過剰のn−ブチルアミン
を除き、減圧で溶媒を除き、255g (収率98%)
の極めて粘稠な帯赤色油状物を得た。
この生成物は塩の製造に好適である。しかしながら所望
により175℃/3〜4X10−2■■Hgで分子蒸留
することができ、この場合221g(収率85%)の極
めて粘稠な黄色油状物が得られた。
塩基性基の電位差測定:103% I R(フイ/L/A)  : 1600,1450,
1250,1090,830,755c「1に特徴的バ
ンド NMR(DC13C):δ=7.80〜6.85(m、
 8.芳香族);6.70と6.55にシスおよびトラ
ンス異性体のフランプロトンに相当する2つのシングレ
ット; 4.80〜3.80(m、 3.−0−CH2
C,H−0−) ; 3.00〜2.45(m。
4、  CH2−NH−CH2);  1.80〜0.
70  (m、  7. −丑cuX9i3) アミンプロトンはδ=約2.2〜2.5にシングレット
として現われるがあるいはこの区域の他のシグナル内に
広いシグナルの形で包含される。
EM : m/ e 〜385に分子ピークITA36
2ベースは油状なので適当な酸で処理し固体の塩に変え
ることが取扱いならびに使用上好都合である。ジオキソ
ラン化合物は酸水溶液中テ不安定なので、適当な有機溶
媒例えばアセトン。
メタノール、エタノール、イソプロパツール、クロロホ
ルム、エチルアセテート、ベンゼンその他生酸物を適度
に溶解する任意の溶媒中、弱酸例えばマレイン酸、クエ
ン酸、オロチン酸、酢酸、フマール酸、シュウ酸、マロ
ン酸塩、p−トルエンスルホン酸等で塩にするのが好ま
しい。対応塩の生成に幾可学的あるいは光学的異性を同
時に有する酸を用いると生成せる2つのジアステレオマ
ーの一方は結晶化により好ましく分離される。例えばマ
レイン酸の場合がこれに相当するが、以下例示目的で実
施例として述べる。尚他の塩についても物理化学的デー
タを示す。
実施例3 ITA362のマレイン酸塩の製造 166g (0,43モル)のITA362を400c
cのアセトンにとかした40〜50℃の溶液に、50g
 (0,434モル)のマレイン酸をアセトンにとかし
た同温度の溶液を加えた。混合液を撹拌すると直ちに白
色固体が析出し始めるが、コンパクトな塊になるまで撹
拌した。これを放冷し、ろ過し、アセトンで洗い、Ca
Cl2上で減圧乾燥して1’34g(収率62%)の白
色結晶を得た。融点163〜164℃ 酸基の電位差測定:100.0% 塩基性基の電位差測定:101.0% I R(KBr)  : 1580,1480〜145
0,1360,1090,1020〜970.760c
m−’に特徴的バンドNMR(d s−DM S O)
 : I T A 362ペースのスペクトルに極めて
類似しており、マレイン酸のオレフィンプロトンに対応
する6、3ppmでの新らしいシグナルおよびフリーベ
ースで6.70と6.55pP■に2つのシングレット
として現われたフランプロトンのシグナルの点で幾分変
わっている。ベースの場合どちらのシグナルも同じ強度
で、シールドされていない方が幾分強度大(10〜20
%)であるのに対し、塩ではこのシグナルの方が他方よ
り3=1の割合で主となっている。
殆んど乾固するまで母液を濃縮しエチルアセテートで結
晶化させると融点143〜143.5℃の白色結晶同体
38g(収率18%)が得られた。
酸基の電位差測定  :100.8% 塩基性基の電位差測定:99.1% I R(KBr) :第1フラクシヨンとごくわずかな
変化、すなわちバンドの形および強さの変化はあるが極
めて類似 N M R(d 6−DNSO) :第1フラクシヨン
と実質的に同じ、但フランプロトンに対応するシグナル
のみことなる。この場合6.55pP−のシグナルが4
=1の割合で主であった。
実施例4 ITA362のオロチン酸塩の製造 ITA362ペースとオロチン酸の化学量論的混合物を
エタノール中で加熱還流すると始め完全にはとけていな
かった酸の変換と比例して白色結晶固体が析出してきた
融点235〜6℃(分解) T R(KBr) : 1710,1630,1410
,1100,775cm’に特徴的バンド 上記実施例と同様方法でITA362のクエン酸塩、シ
ュウ酸塩、マロン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩が得
られた。これら塩の特性値を下記実施例に示す。
実施例5 ITA362のクエン酸塩 黄色の吸湿性の大なる生成物 融点52℃で弊化しはじめ、90℃で分解塩基性基の電
位差測定:103.4% 実施例6 ITAのシュウ酸塩 融点178〜180℃ IR(にBr) : 1720〜1700,1475,
1455,1255,1165゜1090c■−1に特
徴的バンド 実施例7 ITA362のマロン酸塩 融点111−114℃ I R(KBr) : 1720〜1600,1490
,1455,1090,830゜760 cm−に特徴
的バンド 実施例8 ITA362のp−トルエンスルホン酸塩融点99〜1
03℃ I R(KBr) : 3390,1490,1455
,1190,1040,1020゜820.760,6
90cwl−’  に特徴的パントム豊皇i アミオダロナ(メルクインデックス、9版。
メルク カンパニー、498頁、1976)を対照に用
いマウス及びラッテで経口および腹腔内投与によりIT
A362の急性毒性をしらべた。
Litchfield  およびIl!1lcoxon
(Jl、Pharmacol、Exptl。
聾、99.1949)の方法でそれぞれLDsoを計算
した。得られた値を第1表、第2表に示した。
第1表 ラッテ、マウスに対しての経口投与による急性毒性 ム        LD  −八 ITA 362v Ltx、 −ト5 ッf     
>4000ITA 362vしz−トvつX     
> 4000アミオダロナ   マウス   > 40
00第2表 ラッチ、マウスに対しての腹腔内投与による急性性  
                (ITA 362v
 L/ x−ト 9ツf    105 (83−13
3)アミオダロナ   ラッテ  885 (776−
1010)ITムas2vt、’z−ト?つX    
106 (102−110)アミオダロナ   マウス
  940 (813−1086)、 アンギーナ、な
らびに  整 第3表には高カリ液を用いラッテでん部での潅注試験(
F、N、Fastier、F、M、S+5irk +J
1.Pharmaco1.Expt1.Tharapy
 89,256.1947)におけるITA362の脈
管拡張作用の試験結果を示しである。対照としてニトロ
グリセリンを用いたが効果は同等で明らかにこの化合物
の脈管拡張作用を示している。
第3表 第4表 抗アンギーナ作用、知覚犬でのワゾブレツション第5表
及び第6表は雄NMRIマウスを用いクロロホルムによ
るフイブリレーション試験(V、V。
Lawson、J、Pharsacol、Exp、Th
er、160,22,1968 : B。
Var(aftig、J、L、Coignet、Eur
、J、Pharmacol、、  6,49゜1969
)でITA362を経口および腹腔内投与した場合の抗
不整脈効果を示す、この試験では対照にアミオダロナを
用い、ITA362の各種塩の効果と対比し、た。実施
例3に述べた2つのマレイン酸塩異性体の効果をしらべ
、表には同実施例で得た第1フラクシヨンに対応するも
のを異性体A、第2フラクシヨンのものをBとして示し
である。
ED5.は両者間等で実質的に差はなくまたクエン酸塩
とも差異がなかった。第6表はこのものの効果が7ミオ
ダロナの効果と同等であることを示している。
第5表 抗不整脈作用、雄NMRIマウスでのクロロホルムに(
第5表続き) 孝・・計算不能 第6表 抗不整脈作用、雄NMRIマウスでのクロロホルムによ
るブイプリレーション、腹腔内投与 (第6表続き) 本発明化合物の一日投与量は用途、剤型により5〜10
00mgの広範囲にわたる。
崖皇 ITA362は通常の各種剤型例えば錠剤、糖衣丸、カ
プセル、あるいは経口または静脈用の懸濁液で用いられ
る。生薬以外に他の製薬的に許容しうるベヒクルならび
に非毒性助剤例えば分散剤、圧縮助剤、乳化剤、防腐剤
、湿潤剤その他各種目的に応じた助剤が用いられる。以
下代表的な製剤例を示す。
実施例9 カプセル(主成分20(leg含有)2− 
(2’−ベンゾフラニル)−4−n−ブチルアミノメチ
ル−2−p−クロロ フェニル−1,3−ジオキソラン マレイン酸塩             200■gラ
クトースUSP            45■gステ
アリン酸マグネシウム    −m−」胚−50mg 実施例10 錠剤(主成分25■g含有)2− (2’
−ベンゾフラニル)−4−n−ブチルアミノメチル−2
−P−クロロ フェニル−1,3−ジオキソラン マレイン酸塩 澱粉   U S P            2.5
mgタルク   U S P            
2mgステアリン酸マグネシウム    −一一準壜1
0 mg 本拗明化合物は狭心症、急性内臓痛の処置、努力症候群
、ストレス、夜間狭心症の予防、心筋梗塞の回復期にお
ける処置、左側うつ血の心室不全。
肺浮腫、心臓手術、麻酔、心室上ならびに心室不整脈あ
るいは従来の処置できかない不整脈側頻拍ならびに発作
性頻拍、心耳ならびに心臓細動、結節ならびに心室頻拍
、心室ならびに心耳期外収縮ならびにウオルフーパーキ
ンソンーホワイト症候群の処置に有効である。
第1頁の続き 優先権主張 01981年10月2日■スペイン(E 
S)■505979 0発 明 者 レオニダ・ブルセギニ スペイン国バルセロナ・カレ・ カポナタ5 0発 明 者 シルバノ・カサデイオ イタリー国ミラノ・ビア・タン タルジニ11 0発 明 者 ジョージ・ビイ・イニエスタスペイン国
バルセロナ・カレ・ レイバ39

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式(I) で表わされる2−(2’−ベンゾフラニル)−4−n−
    ブチルアミノメチル−2−p−クロロフェニル−1゜3
    −ジオキソランならびにその製薬的に許容しうる塩。
  2. (2)塩がマレイン酸塩、クエン酸塩、オロチン酸塩、
    シュウ酸塩、マロン酸塩、P−トルエンスルホン酸塩で
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物塩。
  3. (3)式(II) で示される2−(2’−ベンゾフラニル)−4−ブロモ
    メチル−2−p−クロロフェニル−1,3−ジオキソラ
    ンをn−ブチルアミンで、不活性無水溶媒中酸受容体の
    存在下混合物の沸点で5〜50時間反応させ、所望によ
    り生成物を酸で処理して固体の塩に導くことを特徴とす
    る式(1) で表わされる2−(2’−ベンゾフラニル)−4−n−
    ブチルアミノメチル−2−p−クロロフェニル−1゜3
    −ジオキソランならびにその製薬的に許容しうる塩の製
    造法。
  4. (4)酸受容体がn−ブチルアミンであり、ブロモメチ
    ルジオキソラン誘導体(II)に対して該アミンが少な
    くとも2モル使用せられる特許請求の範囲第3項記載の
    方法。
  5. (5)酸受容体がトリエチルアミン、ピリジンの如き第
    3アミンである特許請求の範囲第3項記載の方法。
  6. (6)酸受容体が無水炭酸ナトリウム、無水炭酸カリの
    如き無機塩基である特許請求の範囲第3項記載の方法。
  7. (7)塩基を適当な有機溶媒例えばアセトン、メタノー
    ル、エタノール、イソプロパツール、クロロホルム、エ
    チルアセテート、ベンゼンある。いはジオキソラン化合
    物を充分溶解しうる任意の有機溶媒中、酸好ましくは弱
    有機酸例えばマレイン酸。 クエン酸、オロチン酸、シュウ酸、マロン酸、p−トル
    エンスルホン酸で処理し対応する塩に変え、これをろ過
    し取扱いならびに使用に好都合な塩を分離することによ
    り生成物を精製する特許請求の範囲第3項〜第6項のい
    づれかに記載の方法。
  8. (8) 幾可学的ならびに光学的異性を同時に有する酸を用い対
    応する塩を作り2つのジアステレオマーを分別結晶で分
    別する特許請求の範囲第7項記載の方法。
  9. (9)式(II) で表わされる2−(2’−ベンゾフラニル)−4−ブロ
    モメチル−2−P−クロロフェニル−1,3−ジオキソ
    ラン。
  10. (10)式(III)  で示されるケトンυ を塩素化溶媒にとかし低温(好ましくは0〜5℃)で該
    ケトン1モル当り1〜3倍モル量のエピブロムヒドリン
    とルイス酸触媒の存在下に反応させ、大気温度乃至は反
    応混合物の沸点の間の温度で2〜24時間加熱して反応
    を完結させ生成物を分離する式(II) で表わされる2−(2’−ベンゾフラニル)−4−ブロ
    モメチル−2−p−クロロフェニル−1,3−ジオキソ
    ランの製造法。
  11. (11)ルイス酸触媒が四塩化スズで、エピブロムヒド
    リンに対し1710モル量使用せられる特許請求の範囲
    第10項記載の方法。
  12. (12)ルイス酸触媒が三弗化ホウ素でエピブロムヒド
    リンに対し1/lOモル量使用せられる特許請求の範囲
    第10項記載の方法。
  13. (13)ルイス酸触媒が無水アルミニウムトリクロライ
    ドでエピブロムヒドリンに対しl/10モノに量使用せ
    られる特許請求の範囲第10項記載の方法。
  14. (14)前記化合物(II)が分子内でジオキソラン環
    による固定で下記式により表わされる2つの幾可学的異
    性体 がありそれらの割合ばフランプロトンのNMRシグナル
    により示される特許請求の範囲第10〜!3項のいづれ
    かに記載の方法。
  15. (15)式(I) で示される2−(2’−ベンゾフラニル)−4−n−ブ
    チルアミノメチル−2−p−クロロフェニル−1゜3−
    ジオキソランあるいはその製薬的に許容しうる塩を主成
    分として含む脈管拡張、抗アンギーナ、ならびに抗不整
    脈治療剤、
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