JPS5870740A - ビロ−ド状立毛織編物 - Google Patents
ビロ−ド状立毛織編物Info
- Publication number
- JPS5870740A JPS5870740A JP56164201A JP16420181A JPS5870740A JP S5870740 A JPS5870740 A JP S5870740A JP 56164201 A JP56164201 A JP 56164201A JP 16420181 A JP16420181 A JP 16420181A JP S5870740 A JPS5870740 A JP S5870740A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- napped
- knitted fabric
- woven
- fabric
- velvety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ビロード状立毛織編物に関する。
更に詳しくは、本発明は、織編物の立毛部分と非立毛部
分（例えば内層部）でポリマーの結束・分繊状態及び繊
度を異にする立毛織編物に関するものである。中空多層
貼合せ原の複合繊維で少なくとも一表面を形成した布帛
に、機械的立毛処理、例えば、起毛、パフィングなどＯ
操作をはどこすことによって、立毛布帛を得ることが出
来る。しかし、従来、中空多層貼合せ贋の複合繊維、例
えば、ポリエチレンテレフタレートとナイロン−６よシ
なる中空多層貼合せ１１０複合繊維を用いた場合には、
上記起毛等の工場を通すととによ）層が剥離１分繊され
た細繊−からなる立毛を有するビロード状の布帛を得る
ことが出来るが、布帛の内層部においても複合繊維の剥
離２分繊が部分的に生じ、時としてとれが布帛に筋状に
発生するため、得られた布帛は品位の低いものしか得ら
れないか又社歩留シか悪く成るという欠点があった。
分（例えば内層部）でポリマーの結束・分繊状態及び繊
度を異にする立毛織編物に関するものである。中空多層
貼合せ原の複合繊維で少なくとも一表面を形成した布帛
に、機械的立毛処理、例えば、起毛、パフィングなどＯ
操作をはどこすことによって、立毛布帛を得ることが出
来る。しかし、従来、中空多層貼合せ贋の複合繊維、例
えば、ポリエチレンテレフタレートとナイロン−６よシ
なる中空多層貼合せ１１０複合繊維を用いた場合には、
上記起毛等の工場を通すととによ）層が剥離１分繊され
た細繊−からなる立毛を有するビロード状の布帛を得る
ことが出来るが、布帛の内層部においても複合繊維の剥
離２分繊が部分的に生じ、時としてとれが布帛に筋状に
発生するため、得られた布帛は品位の低いものしか得ら
れないか又社歩留シか悪く成るという欠点があった。
一方、ナイロン６と５−ナトリウムスルホイソフタレー
ト（イソフタル酸ソジウムスルホネート）を多量に共重
合したポリエチレンテレフタレート、例えば、２５〜１
０モルチ共重合し九ポリエチレンテレフタレートとから
なる中空多層貼合せ型の複合繊維を使用した布帛では、
ナイロンとポリエステル間の親和力が強すぎるため、単
なる起毛機による起毛では層間が剥離されず、目的とす
る立毛布帛が得られなかった。
ト（イソフタル酸ソジウムスルホネート）を多量に共重
合したポリエチレンテレフタレート、例えば、２５〜１
０モルチ共重合し九ポリエチレンテレフタレートとから
なる中空多層貼合せ型の複合繊維を使用した布帛では、
ナイロンとポリエステル間の親和力が強すぎるため、単
なる起毛機による起毛では層間が剥離されず、目的とす
る立毛布帛が得られなかった。
本発明者らは、かかる従来技術の欠点を解消すべく種々
検討し、複合繊維のポリマーの層間における接着力ある
い社付着力が適当でないために前記欠点が発生するもの
であることを知見し、ポリマー間の親和力を調節する方
策を種々検討し、本発明に到達し九。
検討し、複合繊維のポリマーの層間における接着力ある
い社付着力が適当でないために前記欠点が発生するもの
であることを知見し、ポリマー間の親和力を調節する方
策を種々検討し、本発明に到達し九。
即ち、本発明は、少なくとも一表面が主として中空多層
貼合せ型の複合繊維で構成され先立毛織編物であって、
該複合繊維の一成分、はポリアミド系ポリマーからなり
、他成分はアニオン成分をα１〜２０モルチ共重合した
ポリエステル系ポリマーからなっており、皺立毛織編物
Ｏ立毛部分においては、該複合繊維の層の一部又社全部
が単繊維デニールａ２〜ｔ５の細繊維に剥離分繊されて
おシ、該立毛織編物の非立毛部分では、該複合繊維の層
は実質的に剥離分繊されておらず原形を保持しているこ
とを特徴とする、ビロード状立毛織編物であ゛る。
貼合せ型の複合繊維で構成され先立毛織編物であって、
該複合繊維の一成分、はポリアミド系ポリマーからなり
、他成分はアニオン成分をα１〜２０モルチ共重合した
ポリエステル系ポリマーからなっており、皺立毛織編物
Ｏ立毛部分においては、該複合繊維の層の一部又社全部
が単繊維デニールａ２〜ｔ５の細繊維に剥離分繊されて
おシ、該立毛織編物の非立毛部分では、該複合繊維の層
は実質的に剥離分繊されておらず原形を保持しているこ
とを特徴とする、ビロード状立毛織編物であ゛る。
本発明における複合繊維は、第一図にその横断面を例示
した如く、ポリアミド系ポリマーからなる成分とアニオ
ン成分をａｌ−！Ｏモルチ共重合したポリエステル系ポ
リマーからなる成分が、交互に隣接して環状に配置され
、かつ繊維の長手方向に伸び全体として管状体を構成し
ている中空多層貼合せ型の複合繊維である。ボリア２ド
系ポリマーとじては、ナイロン６又はナイロン６６が好
ましく、ポリエステル系ボリマートシては、ポリエチレ
ンテレフタレートが好ましい。共重合成分であるアニオ
ン成分としては金属塩スルホネート基を有する化合物が
好ましく、特に、５−ナトリウムス、ルホイソフタレー
トが好ましい。アニオン成分の共重合量は、（１１〜１
０モルチ、好ましくは、α２〜α７モルチである（七に
％とは、例えば、ポリマー重合時のジメチルテレフタレ
ートに対するジメチル５−ナトリウムスルホイソ７タレ
ートのモルチを意味する）。
した如く、ポリアミド系ポリマーからなる成分とアニオ
ン成分をａｌ−！Ｏモルチ共重合したポリエステル系ポ
リマーからなる成分が、交互に隣接して環状に配置され
、かつ繊維の長手方向に伸び全体として管状体を構成し
ている中空多層貼合せ型の複合繊維である。ボリア２ド
系ポリマーとじては、ナイロン６又はナイロン６６が好
ましく、ポリエステル系ボリマートシては、ポリエチレ
ンテレフタレートが好ましい。共重合成分であるアニオ
ン成分としては金属塩スルホネート基を有する化合物が
好ましく、特に、５−ナトリウムス、ルホイソフタレー
トが好ましい。アニオン成分の共重合量は、（１１〜１
０モルチ、好ましくは、α２〜α７モルチである（七に
％とは、例えば、ポリマー重合時のジメチルテレフタレ
ートに対するジメチル５−ナトリウムスルホイソ７タレ
ートのモルチを意味する）。
本発明においては、前記の如き中空多層貼合せ臘の複合
繊維の紡績糸、フィラメント糸、仮撚加工糸等を用い、
あるいはこれと他の天然又は合成繊維を組合せて、織編
物を作成する。この場合に、織編物の少なくとも一表面
には、主として前記複合繊維が現われる様な織編物組織
とする必要がある。本発明の複合線維は、製織製編工楊
では層間の分割剥離がほとんど生じず、製織製編後の起
毛又はノ（ツフイ／グによる立毛化工程で生じた立毛部
分で社、複合繊維の層の一部又は全部が剥離分繊されて
おシ、非立毛部分では実質的に剥離分繊されていない。
繊維の紡績糸、フィラメント糸、仮撚加工糸等を用い、
あるいはこれと他の天然又は合成繊維を組合せて、織編
物を作成する。この場合に、織編物の少なくとも一表面
には、主として前記複合繊維が現われる様な織編物組織
とする必要がある。本発明の複合線維は、製織製編工楊
では層間の分割剥離がほとんど生じず、製織製編後の起
毛又はノ（ツフイ／グによる立毛化工程で生じた立毛部
分で社、複合繊維の層の一部又は全部が剥離分繊されて
おシ、非立毛部分では実質的に剥離分繊されていない。
立毛化工程の条件等は、立毛部分の剥離分繊され先細繊
維のデニールがα２〜Ｌ５、かつ、非立毛部分では約９
５チ以上の複合繊維が剥離分繊されず原形を保持する様
な範囲に設定する必要がある。
維のデニールがα２〜Ｌ５、かつ、非立毛部分では約９
５チ以上の複合繊維が剥離分繊されず原形を保持する様
な範囲に設定する必要がある。
本発明によって得られる立毛織編物は、非常に柔軟な風
合を有すると共に適度の腰もあシ、かつ、染色し九場合
には節理がほとんど発生しないという特徴を有している
。また、本発明の立毛織編物には、ポリウレタン等の弾
性ポリマーあるいはメラミン樹脂等を含浸又はコーティ
ングすることも可能であシ、その他公知の制電。
合を有すると共に適度の腰もあシ、かつ、染色し九場合
には節理がほとんど発生しないという特徴を有している
。また、本発明の立毛織編物には、ポリウレタン等の弾
性ポリマーあるいはメラミン樹脂等を含浸又はコーティ
ングすることも可能であシ、その他公知の制電。
防汚、防炎、撥水加工等を行なってもよい。
以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例１
特公昭５３−１０１７０に開示された方法に従って嬉・
−図に示した如き中空多層貼合せ蓋の複合繊維を製造し
た。即ち、５−ナトリウムスルホイノフタレートをａ４
％共重合したポリエチレンテレフタレートとナイロン６
との比率がｓｏ ： ｓ。
−図に示した如き中空多層貼合せ蓋の複合繊維を製造し
た。即ち、５−ナトリウムスルホイノフタレートをａ４
％共重合したポリエチレンテレフタレートとナイロン６
との比率がｓｏ ： ｓ。
でＴｏシ、共重合ポリエチレンテレフタレートが８層、
ナイロン６が８層の合計１６層よシ成る、単、＠ｉｓデ
ニール、２０フイラメントの中空多層貼合せＯ複合フィ
ラメントを紡糸速［２５００％／−で紡糸し丸。これを
８５℃の熱ロー２−で加熱し４００ｓ＊／−でＬ８倍に
延伸しつつ１６０℃の熱板で熱セットをはどこし、７５
デニール／２０フイラメント糸を得た。このフィラメン
ト糸の単糸はナイロン−６７８１合ポリエチレンテレフ
タレートか各々８層の合計１６層よシ成〕、１８デニー
ルであり九。このフィラメント糸を４本合糸して慾糸機
にか１ａｏｏＴ／Ｍの撚をかけた後、この糸を緯糸とし
、ポリエチレンテレフタレートの２ｏｏデニールのクー
リー糸（１００デニール／２４フイラメントの双糸）を
経糸として製織した（密度： １１０Ｘ７０）。次に得
られた織物を起毛機にかけ２０回起毛を行なった。得ら
れた立毛織物は表面が非常にソフトであるにもか＼ゎら
ず、染色後も節理が認識されない、優れ九立毛状態の本
のであった。この立毛織物の断面は第二図に示した如き
状態であった。
ナイロン６が８層の合計１６層よシ成る、単、＠ｉｓデ
ニール、２０フイラメントの中空多層貼合せＯ複合フィ
ラメントを紡糸速［２５００％／−で紡糸し丸。これを
８５℃の熱ロー２−で加熱し４００ｓ＊／−でＬ８倍に
延伸しつつ１６０℃の熱板で熱セットをはどこし、７５
デニール／２０フイラメント糸を得た。このフィラメン
ト糸の単糸はナイロン−６７８１合ポリエチレンテレフ
タレートか各々８層の合計１６層よシ成〕、１８デニー
ルであり九。このフィラメント糸を４本合糸して慾糸機
にか１ａｏｏＴ／Ｍの撚をかけた後、この糸を緯糸とし
、ポリエチレンテレフタレートの２ｏｏデニールのクー
リー糸（１００デニール／２４フイラメントの双糸）を
経糸として製織した（密度： １１０Ｘ７０）。次に得
られた織物を起毛機にかけ２０回起毛を行なった。得ら
れた立毛織物は表面が非常にソフトであるにもか＼ゎら
ず、染色後も節理が認識されない、優れ九立毛状態の本
のであった。この立毛織物の断面は第二図に示した如き
状態であった。
実施例２
ポリエチレンテレフタレートと共重合させる５−ナトリ
ウムスルホイソ７タレートの量ｔｓｔ種変頁変更、実施
例１と同様に複合繊維をつくり、製織、起毛、染色を行
なった。得られた立毛−織物の特性を第１表に示した。
ウムスルホイソ７タレートの量ｔｓｔ種変頁変更、実施
例１と同様に複合繊維をつくり、製織、起毛、染色を行
なった。得られた立毛−織物の特性を第１表に示した。
第 １ 表
（※） ： １１！ＷＩ’Ｄ柔軟性は高い値はど優れて
いることを示す。３級以上は良好である。
いることを示す。３級以上は良好である。
第１表よシ、アニオン成分をａ１〜２０モルチ共重合し
九場合には、本発明の目的とするビロード状の立毛織物
が得られることがわかる。
九場合には、本発明の目的とするビロード状の立毛織物
が得られることがわかる。
嬉−図は、本発明において用いられる中空多層貼合せ型
の複合繊維の断面図である。第二図は、実施例１におい
て得られた本発明のビロード状立毛織物の断面図である
。 特許出願人 帝人株式会社 オー図 才＝Ｉ児 ｙ、＋＋フエ＋Ｌ〉デレフ９トト
の複合繊維の断面図である。第二図は、実施例１におい
て得られた本発明のビロード状立毛織物の断面図である
。 特許出願人 帝人株式会社 オー図 才＝Ｉ児 ｙ、＋＋フエ＋Ｌ〉デレフ９トト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｌ 少なくとも一表面が主として中空多層貼合せ瀧の複
合繊維で構成された立毛織編物であって、該複合繊維の
一成分社ポリアミド系ポリマーからなり、他成分はアニ
オン成分をＩＬＬｌ〜ｚＯモルチ共重合したポリエステ
ル系ポリマーからなっており、該立毛織編物の立毛部分
においては、該複合繊維の層の一部又は全部が単繊−デ
ニールα２〜Ｌ５の細繊維に剥離分繊されてシシ、該立
毛織編物の非立毛部分では、腋複合繊維の層は実質的に
剥離分繊されておらず原形を保持していることを特徴と
する、ビロード状立毛織編物。 １７ニオン成分が５−ナトリウムスルホイソフタレート
である、特許請求の範囲１１１１項記載のビロード状立
毛織編物。 ユ ポリアミド系ポリマーがナイロン６又紘ナイＵン６
６である、特許請求の範囲第１項記載のビロード状立毛
織編物。 本 ポリエステル系ポリマーがポリエチレンテレフタレ
ートである、特許請求の範１１ｊｌｌｌｌｌ［記載のビ
ロード状立毛織編物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56164201A JPS5870740A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ビロ−ド状立毛織編物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56164201A JPS5870740A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ビロ−ド状立毛織編物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5870740A true JPS5870740A (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=15788588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56164201A Pending JPS5870740A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | ビロ−ド状立毛織編物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5870740A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170366A (ja) * | 1974-12-12 | 1976-06-17 | Teijin Ltd |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP56164201A patent/JPS5870740A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170366A (ja) * | 1974-12-12 | 1976-06-17 | Teijin Ltd |
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