JPS5869756A - セメント製品の製法 - Google Patents
セメント製品の製法Info
- Publication number
- JPS5869756A JPS5869756A JP16818281A JP16818281A JPS5869756A JP S5869756 A JPS5869756 A JP S5869756A JP 16818281 A JP16818281 A JP 16818281A JP 16818281 A JP16818281 A JP 16818281A JP S5869756 A JPS5869756 A JP S5869756A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- cement
- water
- mold
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、常温において、成型に必要な時間は硬化を司
さないが、加温することによって急硬する性質を有する
熱硬化性セメントを基材とし、これに耐アルカリ性の有
機又は無機の繊維、水溶性高分子物質、シリコーンオイ
ル及び水を必須原料とし、これに必要に応じて細骨材な
どを配合した混線物を成型すると共に加温硬化させる機
械成型効率にすぐれたセメント製品の製法に関する。
さないが、加温することによって急硬する性質を有する
熱硬化性セメントを基材とし、これに耐アルカリ性の有
機又は無機の繊維、水溶性高分子物質、シリコーンオイ
ル及び水を必須原料とし、これに必要に応じて細骨材な
どを配合した混線物を成型すると共に加温硬化させる機
械成型効率にすぐれたセメント製品の製法に関する。
従来から、セメントに耐アルカリ性を有する有機又は無
機の繊維を混和したセメント成型体は、繊維を混和しな
いものに比べて、曲げ強度が高く靭性が大きいため1例
えば、スレート板やC)RC&などの板状成型体として
種々の用途に利用されてきている。
機の繊維を混和したセメント成型体は、繊維を混和しな
いものに比べて、曲げ強度が高く靭性が大きいため1例
えば、スレート板やC)RC&などの板状成型体として
種々の用途に利用されてきている。
しかしながら、このような繊維を含む成型体を製造する
には、抄造法やハンドスプレー法など特殊な成型法によ
る他はなく、その成型効率が悪く、また平成状の成型体
以外の、複雑な形状のものを製造することは不可能であ
った。
には、抄造法やハンドスプレー法など特殊な成型法によ
る他はなく、その成型効率が悪く、また平成状の成型体
以外の、複雑な形状のものを製造することは不可能であ
った。
本発明者は、これら欠点を解決することを目的とし、更
に複雑な型状の成型体でも容易に能率よく製造する方法
について研究した結果、@硬化性セメント1水溶性高分
子物質、耐アルカリ性繊維及び水を混和した混練物を、
射出成型、押出成型、プレス成型などの機械成型子役に
より成型すると共に加温硬化させる方法が有効であると
いう知見を得た。
に複雑な型状の成型体でも容易に能率よく製造する方法
について研究した結果、@硬化性セメント1水溶性高分
子物質、耐アルカリ性繊維及び水を混和した混練物を、
射出成型、押出成型、プレス成型などの機械成型子役に
より成型すると共に加温硬化させる方法が有効であると
いう知見を得た。
しかしながら、この方法では、まだ下記の問題点があっ
た。
た。
(1) 混線時に機器との付着力が大きい。
(2)成型vJ天が大きい。
(3) 硬化体の型離れが悪い。
本発明者は、さらに検討を重ねた結果、この欠点を解決
するにはtシリコーンオイルの少量を混線物に存在させ
ればよいことを見い出し、本発明を完成しkものである
。
するにはtシリコーンオイルの少量を混線物に存在させ
ればよいことを見い出し、本発明を完成しkものである
。
すなわち、本発明は、熱硬化性セメント、水溶性高分子
物質、耐アルカリ性繊維及び水の混線物を成型すると共
に加温硬化させる成型物の製法において1混練物にシリ
コーンオイルを存在させることを特徴とするセメント製
品の製法である0本発明でいう熱硬化性セメントとは、
水と混合しても常温では成型に必要な時間は硬化しない
が、温度約50℃以上に加温すると急漱に硬化し始め強
度発現する性質を有−するセメントのことである0普−
i!ポルトランドセメントでも加温することにより硬化
が促進されその強度は徐々に発現するが1この程度のも
のでは本発明の目的の一つである成型能率の向上には役
立たない。
物質、耐アルカリ性繊維及び水の混線物を成型すると共
に加温硬化させる成型物の製法において1混練物にシリ
コーンオイルを存在させることを特徴とするセメント製
品の製法である0本発明でいう熱硬化性セメントとは、
水と混合しても常温では成型に必要な時間は硬化しない
が、温度約50℃以上に加温すると急漱に硬化し始め強
度発現する性質を有−するセメントのことである0普−
i!ポルトランドセメントでも加温することにより硬化
が促進されその強度は徐々に発現するが1この程度のも
のでは本発明の目的の一つである成型能率の向上には役
立たない。
本発明の熱硬化性セメントを製造するには、速硬性を有
するセメントにその速唖性j叶抑制するが、加温によっ
て失活する性質を有する硬化遅延剤を添加スることによ
って得られる。
するセメントにその速唖性j叶抑制するが、加温によっ
て失活する性質を有する硬化遅延剤を添加スることによ
って得られる。
本発明に用いる速硬性セメントは、カルシウムアルミネ
ットと石コウとからなる速硬成分をセメントに含有させ
たものであって、カルシウムアルミネートとしては、O
A 、 C□2A7. C11A7CaF2゜C3
A3Ca804. C3A3CaF2 、 Cskなど
があげられ、これらの鉱物の結晶物または無定形物が用
いられ特に速硬性の点で無定形物が好ましい。
ットと石コウとからなる速硬成分をセメントに含有させ
たものであって、カルシウムアルミネートとしては、O
A 、 C□2A7. C11A7CaF2゜C3
A3Ca804. C3A3CaF2 、 Cskなど
があげられ、これらの鉱物の結晶物または無定形物が用
いられ特に速硬性の点で無定形物が好ましい。
なお、カルシウムアルミネートの略号は、CはCaO,
AはAl2O3を表わす0石コウとしては、2水石コウ
、半水石コウ、無水石コウがあげられるが、これらの中
、無水石コウが好ましい。
AはAl2O3を表わす0石コウとしては、2水石コウ
、半水石コウ、無水石コウがあげられるが、これらの中
、無水石コウが好ましい。
カルシウムアルミネートと石コウとの割合は、カルシウ
ムアルミネートに対し、重量比で石コウ0.6〜3程度
である0また速効性をさらに向上させる必要がある場合
は、これらに第6成分としてCaO+Ca(OH)2な
どを添加すればよい。
ムアルミネートに対し、重量比で石コウ0.6〜3程度
である0また速効性をさらに向上させる必要がある場合
は、これらに第6成分としてCaO+Ca(OH)2な
どを添加すればよい。
これらの急硬成分はセメントに対して10〜40重1s
tl添加すると速硬性セメントが得られる0また小野田
セメント■などから商品名「ジェットセメント」として
市販されているC工IA7C!aF2と石コウとを急硬
性成分として含有するものも用いることができる。
tl添加すると速硬性セメントが得られる0また小野田
セメント■などから商品名「ジェットセメント」として
市販されているC工IA7C!aF2と石コウとを急硬
性成分として含有するものも用いることができる。
このような速硬性セメントは、そのま\では水と混練す
ると直ちに硬化を開始するので、その硬化を一定時間遅
延させると同時に加温したときには短時間で硬化遅延作
用が失活しその速硬性の回復作用を有する硬化遅延剤の
併用が必要である0このような遅延剤の具体例としては
、クエン酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸、コノ−り酸、
マレイン酸などのヒドロキシカルぜン酸、ジカルぜン酸
、不飽和脂肪酸などの有機酸やそれらの塩類、炭酸アル
カリ、リン酸類またはそれらの塩類、ホウ酸、ホウ酸ア
ルカリ、ケイフッ化物やそれらの混和物などがあげられ
る。
ると直ちに硬化を開始するので、その硬化を一定時間遅
延させると同時に加温したときには短時間で硬化遅延作
用が失活しその速硬性の回復作用を有する硬化遅延剤の
併用が必要である0このような遅延剤の具体例としては
、クエン酸、乳酸、酒石酸、グルコン酸、コノ−り酸、
マレイン酸などのヒドロキシカルぜン酸、ジカルぜン酸
、不飽和脂肪酸などの有機酸やそれらの塩類、炭酸アル
カリ、リン酸類またはそれらの塩類、ホウ酸、ホウ酸ア
ルカリ、ケイフッ化物やそれらの混和物などがあげられ
る。
本発明に用いる耐アルカリ性繊維としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリビニルアルコー
ルなどの有機繊維や石綿、耐アルカリ性ガラス繊維、カ
ーボン繊維などの無機繊維であって、セメントのアルカ
リによって劣化作用を受は難いものである0これらの耐
アルカリ性徴維の熱硬化性セメントに対する混和量は繊
維の種類、要求曲げ耐力、成型手段などの条件により、
適宜適切量が設定される0例えば、熱プレス成型する場
合は耐アルカリ性ガラス繊維の混和量は固型分に対し2
〜10チ、ま九押出成型する場合は石綿の混和は5〜1
5チが好ましい0 水溶性高分子物質は、成型時のプリージングを防止し、
繊維とモルタルとの付着を改善し繊維の分離を防ぐため
に必要な成分であり、一般に保水剤として知られている
ものである。その具体例をあげれば、メチルセルローズ
、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸又はその塩、
アルザン酸ナトリウム、ニカワ類などである0その使用
駿は一般のモルタルに使用される際の添加量よりも多い
量、すなわち熱硬化性セメントに対し、0.1〜1チ、
好ましくは、例えば、メチルセルローでを用いる場合、
一般のモルタルでの使用tはセメントに対し0.05
%程度であるが、本発明では熱硬化性セメントに対し肌
3−程度が最適量である。水溶性高分子物質を多量に混
和することにより、保水性が改善され、かつ成型体表面
に現われるプリージング水による汚点の発生が抑制され
るという効果を生ずる。
ン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリビニルアルコー
ルなどの有機繊維や石綿、耐アルカリ性ガラス繊維、カ
ーボン繊維などの無機繊維であって、セメントのアルカ
リによって劣化作用を受は難いものである0これらの耐
アルカリ性徴維の熱硬化性セメントに対する混和量は繊
維の種類、要求曲げ耐力、成型手段などの条件により、
適宜適切量が設定される0例えば、熱プレス成型する場
合は耐アルカリ性ガラス繊維の混和量は固型分に対し2
〜10チ、ま九押出成型する場合は石綿の混和は5〜1
5チが好ましい0 水溶性高分子物質は、成型時のプリージングを防止し、
繊維とモルタルとの付着を改善し繊維の分離を防ぐため
に必要な成分であり、一般に保水剤として知られている
ものである。その具体例をあげれば、メチルセルローズ
、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸又はその塩、
アルザン酸ナトリウム、ニカワ類などである0その使用
駿は一般のモルタルに使用される際の添加量よりも多い
量、すなわち熱硬化性セメントに対し、0.1〜1チ、
好ましくは、例えば、メチルセルローでを用いる場合、
一般のモルタルでの使用tはセメントに対し0.05
%程度であるが、本発明では熱硬化性セメントに対し肌
3−程度が最適量である。水溶性高分子物質を多量に混
和することにより、保水性が改善され、かつ成型体表面
に現われるプリージング水による汚点の発生が抑制され
るという効果を生ずる。
本発明の主たる特徴は、成型性改良剤として、サラニシ
リコーンオイルを使用することであり、それによって次
の効果を生じるものである。すなわち、シリコーンオイ
ルは熱硬化性セメントと適度な相溶性を有し、水と混練
すると表面に適度にプリーPする性質があるので、混練
物の滑りがよくなり1混練機及び成型機への付着が少な
く、混練し易くまた成型機内での流動性がよくなる。ま
た、硬化体の型離れがよくなるので能率があがり、しか
も1硬化体の強度発現を何ら損わせることもない。
リコーンオイルを使用することであり、それによって次
の効果を生じるものである。すなわち、シリコーンオイ
ルは熱硬化性セメントと適度な相溶性を有し、水と混練
すると表面に適度にプリーPする性質があるので、混練
物の滑りがよくなり1混練機及び成型機への付着が少な
く、混練し易くまた成型機内での流動性がよくなる。ま
た、硬化体の型離れがよくなるので能率があがり、しか
も1硬化体の強度発現を何ら損わせることもない。
シリコーンオイルは、セメントの水利に悪影響を与える
成分を含まないものであればどのようなものでも使用で
きる。その添加量は、熱硬化性セメントに対し0.5〜
5%が好ましい。0.5%よりも著し、少量では前記効
果は小さく、また、5チを著しくこえる多量では、プリ
ーげする瞳が多くなシすぎて成型に悪い影響がある。
成分を含まないものであればどのようなものでも使用で
きる。その添加量は、熱硬化性セメントに対し0.5〜
5%が好ましい。0.5%よりも著し、少量では前記効
果は小さく、また、5チを著しくこえる多量では、プリ
ーげする瞳が多くなシすぎて成型に悪い影響がある。
成型体の強度を高めるためには、セメント減水剤を使用
するのは有効な手段である。特に、メラミンホルムアル
デヒド縮金物のスルホン化物、ナフタレンスルホン酸ホ
ルムアルデヒP共縮合物、ナフタレンスルホン酸トリク
ニンスルボン酸ボルムアルデヒr共縮金物などの高性能
減水剤はその効果が大きく硬化特性を損うことがないの
で良好な侍果が得られる。
するのは有効な手段である。特に、メラミンホルムアル
デヒド縮金物のスルホン化物、ナフタレンスルホン酸ホ
ルムアルデヒP共縮合物、ナフタレンスルホン酸トリク
ニンスルボン酸ボルムアルデヒr共縮金物などの高性能
減水剤はその効果が大きく硬化特性を損うことがないの
で良好な侍果が得られる。
成型にあたっては−まず、所定の材料をモルタルミキサ
ーで混和し成型機に合った軟度(流動性)を有する混線
物をつくる。混和【あたってはます廿アルカリ性繊維以
外の材料を混練してモルタルをつくり、最後に繊維を全
体に分散する方法が好ましい。このようにして得られる
混練物はペースト状又はモルタル状などの可塑性材料と
するのが普通であるが、成型手段によっては粉末状とじ
水分−〇調節によってつくり出すことも可能である。
ーで混和し成型機に合った軟度(流動性)を有する混線
物をつくる。混和【あたってはます廿アルカリ性繊維以
外の材料を混練してモルタルをつくり、最後に繊維を全
体に分散する方法が好ましい。このようにして得られる
混練物はペースト状又はモルタル状などの可塑性材料と
するのが普通であるが、成型手段によっては粉末状とじ
水分−〇調節によってつくり出すことも可能である。
その混線機としては、モルタルミキサーの他に1−f5
スチツク原料の混線に使用されるニーグー型のミキサー
などでもよく、混練手段に制約を受けるものではない。
スチツク原料の混線に使用されるニーグー型のミキサー
などでもよく、混練手段に制約を受けるものではない。
混練物は調節された硬化遅延剤の作用により通常10〜
60分の間硬化することがなく、成型に供しうる状態を
保持することができる。本発明においては、このような
混線物を前記した未硬化状態において成型すると共に加
温硬化させるようにするが、その成型すると共に加温硬
化させるとは、(1)加温した金型を用いて成型する。
60分の間硬化することがなく、成型に供しうる状態を
保持することができる。本発明においては、このような
混線物を前記した未硬化状態において成型すると共に加
温硬化させるようにするが、その成型すると共に加温硬
化させるとは、(1)加温した金型を用いて成型する。
(2)成型後加温する。13)混練物を差支ない程度に
加温して成型するなどの何れかの方法によって成型する
ことである0 混線物が成型される以前に硬化するのを防止する補助的
手段としては、混練物を一定温度以下、場合によっては
、温度0℃以下の凍結状態に保持してもよいが、一般に
は、温度20℃以下に保持−することによって、硬化遅
延剤の作用により、必要時間硬化を防ぐことが可能であ
る。
加温して成型するなどの何れかの方法によって成型する
ことである0 混線物が成型される以前に硬化するのを防止する補助的
手段としては、混練物を一定温度以下、場合によっては
、温度0℃以下の凍結状態に保持してもよいが、一般に
は、温度20℃以下に保持−することによって、硬化遅
延剤の作用により、必要時間硬化を防ぐことが可能であ
る。
混練物を成型するには、射出成型機、押出成型機及びプ
レスなどの成型機を用い成型すればよいが、この場合加
温成型することが好ましい。すなわち射出成型やプレス
成型では加温された金型を用い混線物を射出、プレスす
ると成型と加温が同時に行なわれる。また、押出成型の
場合は、混線物を押出金型の先端附近を加温するか、押
出直後の成型体を加熱・−一ン、を通すようにして成型
すればよい。
レスなどの成型機を用い成型すればよいが、この場合加
温成型することが好ましい。すなわち射出成型やプレス
成型では加温された金型を用い混線物を射出、プレスす
ると成型と加温が同時に行なわれる。また、押出成型の
場合は、混線物を押出金型の先端附近を加温するか、押
出直後の成型体を加熱・−一ン、を通すようにして成型
すればよい。
混線物の加温は温度50〜100℃、特に60〜80℃
に金型と接触することにより急激に昇温させることか好
ましい。このためには、金型を所定の温度に保っておく
方法が簡便である。また。
に金型と接触することにより急激に昇温させることか好
ましい。このためには、金型を所定の温度に保っておく
方法が簡便である。また。
混線物を押出成型後加熱ゾーンを通して加温させる場合
は温度100℃以上の雰囲気とする必要がある。50〜
100℃に昇温した未硬化吠型体は急激に硬化を始め、
通常、10分以内で脱枠に必要な強度に達する。その脱
枠強度は成型体の大きさや型状によって異るので、必要
な強度発現のためには、使用原料配合、速硬成分量、硬
化遅延剤tなどによって調節する。
は温度100℃以上の雰囲気とする必要がある。50〜
100℃に昇温した未硬化吠型体は急激に硬化を始め、
通常、10分以内で脱枠に必要な強度に達する。その脱
枠強度は成型体の大きさや型状によって異るので、必要
な強度発現のためには、使用原料配合、速硬成分量、硬
化遅延剤tなどによって調節する。
脱枠された成型体は金型の表面性状を写し、従来のセメ
ント製品のつくり方では製造不可能であった精密で複雑
な型状のものが製造可能となる。
ント製品のつくり方では製造不可能であった精密で複雑
な型状のものが製造可能となる。
ま九、混線物は脱気された状態で型に供給され、しかも
、圧密された状態で硬化するため、気孔率が小さく強度
の高い成型体を製造することができるO 成型体の後養生は通常のセメント製品と同様に、気乾、
蒸気または水中養生すればよい。ただし、気乾養生の鳩
舎は急激な乾燥は避は保湿することにより好、LfN果
が得られる。
、圧密された状態で硬化するため、気孔率が小さく強度
の高い成型体を製造することができるO 成型体の後養生は通常のセメント製品と同様に、気乾、
蒸気または水中養生すればよい。ただし、気乾養生の鳩
舎は急激な乾燥は避は保湿することにより好、LfN果
が得られる。
以下1実施例をあげてさらに本発明の詳細な説明する。
なお本明細書記載の部及びチはいずれも重電基部で示し
た。
た。
実施例
表に示す原料配合を用い、51のモルタルミキサーに、
先ず耐アルカリガラス繊維以外の材料を投入してモルタ
ルをつくり、次いで繊維を投入して、耐アルカリガラス
繊維を含む混練物を製造した。核混練物の物性測定結果
を表に示す。各物性の測定法と評価は次の通りである0 (1) 付着力 混線物金製令する際のモルタルミキサー壁と混練物との
付着強さを肉眼で観察する。
先ず耐アルカリガラス繊維以外の材料を投入してモルタ
ルをつくり、次いで繊維を投入して、耐アルカリガラス
繊維を含む混練物を製造した。核混練物の物性測定結果
を表に示す。各物性の測定法と評価は次の通りである0 (1) 付着力 混線物金製令する際のモルタルミキサー壁と混練物との
付着強さを肉眼で観察する。
0:混線物が付着しにくく混線が非常に良好である0
0:混練が良好である。
Δ:混練物の付着が大きく混練しにくい。
(2)成型性
耐アルカリガラス11雑を除いたマトリックス部分ヲメ
ルトインヂクサーにかけて流動性を観察する0 0:マ) IJラック部分の流れが良好で連続ストラン
rとなる。
ルトインヂクサーにかけて流動性を観察する0 0:マ) IJラック部分の流れが良好で連続ストラン
rとなる。
Δ:ニスムーブストランドとならない。
(3) 可使時間
常温:混練物(線上り温度26〜25−’O)を20℃
の雰囲気中で保持したときの混練開始時点から硬化し始
めるまでの時間0 加温ニア0±1℃に加温し九200x250x10朋金
型に混練物を詰めs 30 Tonの力で型を加温しな
がら圧縮し、型詰めから脱枠に必要々硬化を起こすまで
の時間O脱枠には曲げ強度で少くとも60テ/crII
2程度は必要である。
の雰囲気中で保持したときの混練開始時点から硬化し始
めるまでの時間0 加温ニア0±1℃に加温し九200x250x10朋金
型に混練物を詰めs 30 Tonの力で型を加温しな
がら圧縮し、型詰めから脱枠に必要々硬化を起こすまで
の時間O脱枠には曲げ強度で少くとも60テ/crII
2程度は必要である。
(4)離型性
硬化体の型枠からの剥離性
◎:金型とほとんど付着しない0
0:付着しない。
Δ:衝撃を加えないと離型しない0
f5)28日曲げ強度
加温成型後説枠した硬化体を温度20゛Cの室内で保湿
しながら7日間養生し以降28日まで気乾養生した後、
試験片を切り出して曲げ強度を測定した0 特許出願人 電気化学工業株式会社
しながら7日間養生し以降28日まで気乾養生した後、
試験片を切り出して曲げ強度を測定した0 特許出願人 電気化学工業株式会社
Claims (1)
- 熱硬化性セメント、水溶性高分子物質、耐アルカリ性繊
維及び水の混線物を成型すると共に加温硬化させる成型
物の製法において、混線物にシリコーンオイルを存在さ
せることを特徴とするセメント製品の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16818281A JPS5869756A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | セメント製品の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16818281A JPS5869756A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | セメント製品の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869756A true JPS5869756A (ja) | 1983-04-26 |
JPH0158144B2 JPH0158144B2 (ja) | 1989-12-08 |
Family
ID=15863301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16818281A Granted JPS5869756A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | セメント製品の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5869756A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59162154A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-13 | 株式会社イナックス | 無機成形原料組成物 |
JPS61236646A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-21 | 大成建設株式会社 | 水硬性配合組成物 |
JPS62231704A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-10-12 | 積水化学工業株式会社 | 繊維強化セメント成形体の製造方法 |
JPS63222803A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-16 | 積水化学工業株式会社 | 繊維強化セメント成形体の製造方法 |
JPS63312805A (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 繊維強化セメント成形体の製造方法 |
JPH02275742A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-09 | Toray Dow Corning Silicone Co Ltd | セメント組成物 |
JP5710503B2 (ja) * | 2010-01-18 | 2015-04-30 | 日本ジッコウ株式会社 | シリコーンレジン組成物およびシリコーンレジン組成物を用いた保護被覆工法 |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16818281A patent/JPS5869756A/ja active Granted
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