JPS586920Y2 - スクリユウオ−ガ式溝掘機 - Google Patents
スクリユウオ−ガ式溝掘機Info
- Publication number
- JPS586920Y2 JPS586920Y2 JP937578U JP937578U JPS586920Y2 JP S586920 Y2 JPS586920 Y2 JP S586920Y2 JP 937578 U JP937578 U JP 937578U JP 937578 U JP937578 U JP 937578U JP S586920 Y2 JPS586920 Y2 JP S586920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auger
- screw auger
- trench excavator
- screw
- sliding piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、トラクタ後部などに装備されるスクリュウ
オーガ式溝掘機に関する。
オーガ式溝掘機に関する。
周知のように例えば農用トラクタでは該機体の後部に昇
降リンク機構を装備し該リンク機構の後端に備えたギア
ボックスへと動力伝達すると共に同ボックスからは下向
きにスクリュウオーガを垂設し、これによって溝掘りを
なすべく構成するのであり、この場合スクリュウオーガ
の下端には、同オーガの背周囲を取囲むオーガケースの
下端を介して軸支部が突出してこれにて受止められるよ
うにしであるがこの軸支部及びその関連部臼らは溝掘り
機能をもたないためどうしてもここに抵抗が生じこの抵
抗を受ける個所がオーガの最も下端であることによって
大きな抵抗モーメントを得ることとなり、従ってオーガ
全体が未溝掘部分に喰込まず絶えず前後に振動して不安
定な作業状態となっていたものである。
降リンク機構を装備し該リンク機構の後端に備えたギア
ボックスへと動力伝達すると共に同ボックスからは下向
きにスクリュウオーガを垂設し、これによって溝掘りを
なすべく構成するのであり、この場合スクリュウオーガ
の下端には、同オーガの背周囲を取囲むオーガケースの
下端を介して軸支部が突出してこれにて受止められるよ
うにしであるがこの軸支部及びその関連部臼らは溝掘り
機能をもたないためどうしてもここに抵抗が生じこの抵
抗を受ける個所がオーガの最も下端であることによって
大きな抵抗モーメントを得ることとなり、従ってオーガ
全体が未溝掘部分に喰込まず絶えず前後に振動して不安
定な作業状態となっていたものである。
この考案は上記問題が解決するために工夫されたもので
あり、その目的とする処は、オーガの抵抗を積極的な喰
込みによってなくし能率的に溝掘り作業ができるように
したスクリュウオーガ式溝掘機を提供するにあり、従っ
てその特徴とする処は、スクリュウオーガの下端部に、
オーガ軸にて進退自在に振動する噴込摺動片を前向きに
突出する状態として備えた点にある。
あり、その目的とする処は、オーガの抵抗を積極的な喰
込みによってなくし能率的に溝掘り作業ができるように
したスクリュウオーガ式溝掘機を提供するにあり、従っ
てその特徴とする処は、スクリュウオーガの下端部に、
オーガ軸にて進退自在に振動する噴込摺動片を前向きに
突出する状態として備えた点にある。
以下、図示する具体例について説明する。
第１図から第３図に示すものは農用トラクタの後部にス
クリュウオーガ式溝掘機Ａを牽引装備した一例であり、
１はトラクタの機体で、該機体１の後側下部に左右一対
のロアリンク２，２を張出し、又同機体１の上部に垂設
した油圧装置３を介して左右１対のリフトアーム４を張
出すことによってリフトロッド５と共にロアリンク２が
昇降し、且つ機体１後部に突設した取付台６からトップ
リンク７を張出し後端のギアボックス８上に立設のトッ
プマスト９にこれを枢結することによって昇降リンク機
構１０を構威しである。
クリュウオーガ式溝掘機Ａを牽引装備した一例であり、
１はトラクタの機体で、該機体１の後側下部に左右一対
のロアリンク２，２を張出し、又同機体１の上部に垂設
した油圧装置３を介して左右１対のリフトアーム４を張
出すことによってリフトロッド５と共にロアリンク２が
昇降し、且つ機体１後部に突設した取付台６からトップ
リンク７を張出し後端のギアボックス８上に立設のトッ
プマスト９にこれを枢結することによって昇降リンク機
構１０を構威しである。
前記ギアボックス８には、ユニバーサルジヨイント１１
を介してトラクタの動力が伝達され、このジヨイント１
１を介して垂設したスクリュウオーガ１２が回動される
。
を介してトラクタの動力が伝達され、このジヨイント１
１を介して垂設したスクリュウオーガ１２が回動される
。
このオーガ１２はオーガ軸１３とこれに沿って垂設した
半円筒状のオーガケース１４とを備え、オーガケース１
４の下端から前向きへと固定ガイド板１５が突設されて
いる。
半円筒状のオーガケース１４とを備え、オーガケース１
４の下端から前向きへと固定ガイド板１５が突設されて
いる。
同ガイド板１５の底部には、ベアリング１６つきの軸受
ケース１７が取着され、これに前記オーガ軸１３の下端
が可回動に受止められている。
ケース１７が取着され、これに前記オーガ軸１３の下端
が可回動に受止められている。
ここに於いて前記固定ガイド板１５の上部には、同じく
下向きに屈曲して臨むべくくの字板状とした噴込摺動片
１８が前後に進退摺動ずべく備えられており、この摺動
のため同摺動片１８の両脇に対応すべく固定ガイド板１
５を上向きコ型に曲成してこれをガイド部１５ ａとな
し、しかも同摺動片１８中央に長円状の受カム孔１９を
貫通して開孔１９内にオーガ軸１３下端近くに突設した
偏心カム２０が対応すべく構成され、これによってオー
ガ軸１３が回動すると前記偏心カム２０が同行回動して
受カム孔１９を介して噴込摺動片１８が最も先端として
進退するのである。
下向きに屈曲して臨むべくくの字板状とした噴込摺動片
１８が前後に進退摺動ずべく備えられており、この摺動
のため同摺動片１８の両脇に対応すべく固定ガイド板１
５を上向きコ型に曲成してこれをガイド部１５ ａとな
し、しかも同摺動片１８中央に長円状の受カム孔１９を
貫通して開孔１９内にオーガ軸１３下端近くに突設した
偏心カム２０が対応すべく構成され、これによってオー
ガ軸１３が回動すると前記偏心カム２０が同行回動して
受カム孔１９を介して噴込摺動片１８が最も先端として
進退するのである。
従って第１図に示すように噴込摺動片１８が進退すると
未処理部の最も底部が部分的に掘進められ、これによっ
てオーガ下端での抵抗が少なくなるのでオーガ全体が後
向きに浮揚らず、この結果スクリュウオーガ１２自体は
未処理部に効果的にかつ安定して喰込むことができる。
未処理部の最も底部が部分的に掘進められ、これによっ
てオーガ下端での抵抗が少なくなるのでオーガ全体が後
向きに浮揚らず、この結果スクリュウオーガ１２自体は
未処理部に効果的にかつ安定して喰込むことができる。
特に噴込摺動片１８は振動によって細分的に掘進むので
この細分された抵抗値自体は極めて小さくなり、一時的
に大きな抵抗を生じる余裕がないものである。
この細分された抵抗値自体は極めて小さくなり、一時的
に大きな抵抗を生じる余裕がないものである。
この考案は以上の如くであり、従ってスクリュウオーガ
は浮き揚らず安定した噴込状態を得るのであり、これに
よって能率的かつ正確に溝掘りができることは勿論、昇
降リンク機構とかオーガを支持伝達する機構に無理がか
からず、又トラクタの安定性も向上する。
は浮き揚らず安定した噴込状態を得るのであり、これに
よって能率的かつ正確に溝掘りができることは勿論、昇
降リンク機構とかオーガを支持伝達する機構に無理がか
からず、又トラクタの安定性も向上する。
第１図はこの考案の一例を示すオーガつきトラクタの側
面図、第２図はオーガ下部の要部縦断側面図、第３図は
第２図ＩＩＩ−ＩＩ線断面図である。 １・・・・・・機体、１０・・・・・・昇降リンク機構
、１２・・・・・・スクリュウオーガ、１３・・・・・
・オーガ軸、１８・・・・・・噴込摺動片、Ａ・・・・
・・スクリュウオーガ式溝掘機。
面図、第２図はオーガ下部の要部縦断側面図、第３図は
第２図ＩＩＩ−ＩＩ線断面図である。 １・・・・・・機体、１０・・・・・・昇降リンク機構
、１２・・・・・・スクリュウオーガ、１３・・・・・
・オーガ軸、１８・・・・・・噴込摺動片、Ａ・・・・
・・スクリュウオーガ式溝掘機。
Claims (1)
- スクリュウオーガの下端部に、オーガ軸にて進退自在に
振動する噴込摺動片を前向きに突出する状態として備え
たことを特徴とするスクリュウオーガ式溝掘機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP937578U JPS586920Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | スクリユウオ−ガ式溝掘機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP937578U JPS586920Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | スクリユウオ−ガ式溝掘機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54112304U JPS54112304U (ja) | 1979-08-07 |
| JPS586920Y2 true JPS586920Y2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=28820025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP937578U Expired JPS586920Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 | スクリユウオ−ガ式溝掘機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586920Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP937578U patent/JPS586920Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54112304U (ja) | 1979-08-07 |
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