JPS586879Y2 - クレ−ン機能を備えた高所作業車の安全装置 - Google Patents
クレ−ン機能を備えた高所作業車の安全装置Info
- Publication number
- JPS586879Y2 JPS586879Y2 JP9352678U JP9352678U JPS586879Y2 JP S586879 Y2 JPS586879 Y2 JP S586879Y2 JP 9352678 U JP9352678 U JP 9352678U JP 9352678 U JP9352678 U JP 9352678U JP S586879 Y2 JPS586879 Y2 JP S586879Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensing device
- aerial work
- winch
- crane
- boom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はウィンチを備え、クレーン作業を行なうことも
可能な多用途の高所作業車の安全装置に関するものであ
る。
可能な多用途の高所作業車の安全装置に関するものであ
る。
ブームをクレーンのブームとしても使用する高所作業車
においては、作業台に作業者が搭乗した状態でクレーン
作業を行なうことは、転倒あるいはブームが破損する危
険があるため禁止されている。
においては、作業台に作業者が搭乗した状態でクレーン
作業を行なうことは、転倒あるいはブームが破損する危
険があるため禁止されている。
しかし背進上、作業台に作業員が搭乗した状態でクレー
ン作業を行なうことは可能なため、事故が発生すること
があった。
ン作業を行なうことは可能なため、事故が発生すること
があった。
本考案はこのような事情にかんがみてなされたものであ
り、ウィンチを備えた高所作業車の作業台に作業者の搭
乗を感知する第１の感知装置を備えるとともにウィンチ
による荷の吊り上げを感知する第２の感知装置を備えて
、作業者が作業台に搭乗した状態でのウィンチによる荷
の吊り上げを防止する事により、高所作業車の転倒ある
いはブームの破損等の事故の発生を防止することを目的
とするものである。
り、ウィンチを備えた高所作業車の作業台に作業者の搭
乗を感知する第１の感知装置を備えるとともにウィンチ
による荷の吊り上げを感知する第２の感知装置を備えて
、作業者が作業台に搭乗した状態でのウィンチによる荷
の吊り上げを防止する事により、高所作業車の転倒ある
いはブームの破損等の事故の発生を防止することを目的
とするものである。
以下図面により本考案の実施例について説明する。
第１図はクレーン機能を備えた高所作業車を示し、車体
２上のポスト３にターンテーブル４が設けられ、このタ
ーンテーブル４にはロワーブーム５及びアッパーブーム
６が順次枢支連結８．１０され、アッパープーム６の先
端には作業台７が平衡支持されている。
２上のポスト３にターンテーブル４が設けられ、このタ
ーンテーブル４にはロワーブーム５及びアッパーブーム
６が順次枢支連結８．１０され、アッパープーム６の先
端には作業台７が平衡支持されている。
ロワーブーム５は起伏シリンダ９の伸縮によって起伏し
、アッパープーム６は屈伸シリンダ１３の伸縮によって
屈伸する。
、アッパープーム６は屈伸シリンダ１３の伸縮によって
屈伸する。
ロワーブーム５の下面には油圧モータ１９によって駆動
されるウィンチ１８が取付けられ、このウィンチ１８に
よるワイヤーロープ１７０巻取す、繰出しによって、ロ
ワーブーム５の先端から吊下した吊フック１１の上昇、
下降を行なう。
されるウィンチ１８が取付けられ、このウィンチ１８に
よるワイヤーロープ１７０巻取す、繰出しによって、ロ
ワーブーム５の先端から吊下した吊フック１１の上昇、
下降を行なう。
１５は操作装置であり、１６は車体２の前後の左右に計
４本設けられた車体支持用のジヤツキシリンダである。
４本設けられた車体支持用のジヤツキシリンダである。
第２図は第１図の高所作業車のクレーン作業状態を示し
、ロワーブーム５をクレーンブームとして使用し、吊フ
ック１１に掛けた荷２０をウィンチ１８によって吊り上
げるものであり、この作業を、作業者が作業台７に搭乗
した状態で行なうことは禁止されているのである。
、ロワーブーム５をクレーンブームとして使用し、吊フ
ック１１に掛けた荷２０をウィンチ１８によって吊り上
げるものであり、この作業を、作業者が作業台７に搭乗
した状態で行なうことは禁止されているのである。
第３図及び第４図は第１図及び第２図に示した高所作業
車における本考案の実施例を示す油圧回路図及び電気回
路図であり、第３図において、ジヤツキシリンダ１６の
方向切換弁２５と他の方向切換弁２７．２Ｂ、２９．３
０とを連結する回路３２の途中に４ポート２ポジシヨン
の電磁切換弁２２が設けられ、この電磁切換弁２２はソ
レノイド２２′ に通電することによってａ位置を保持
しポンプ２４からの圧油は方向切換弁２７ 、２Ｂ 。
車における本考案の実施例を示す油圧回路図及び電気回
路図であり、第３図において、ジヤツキシリンダ１６の
方向切換弁２５と他の方向切換弁２７．２Ｂ、２９．３
０とを連結する回路３２の途中に４ポート２ポジシヨン
の電磁切換弁２２が設けられ、この電磁切換弁２２はソ
レノイド２２′ に通電することによってａ位置を保持
しポンプ２４からの圧油は方向切換弁２７ 、２Ｂ 。
２９．３０に送られ、ターンテーブルの旋回モータ２１
、ウィンチモータ１９、起伏シリンダ９及び屈伸シリン
ダ１３は駆動可能である。
、ウィンチモータ１９、起伏シリンダ９及び屈伸シリン
ダ１３は駆動可能である。
ソレノイド２２′への通電が遮断されると電磁切換弁２
２はｂ位置に切換わり、圧油は方向切換弁２７．２８．
２９．３０には送られないで、直接リザーバ２３への戻
り回路３１に送られ、旋回モータ２１、ウィンチモータ
１９、起伏シリンダ９及び屈伸シリンダ１３は停止する
。
２はｂ位置に切換わり、圧油は方向切換弁２７．２８．
２９．３０には送られないで、直接リザーバ２３への戻
り回路３１に送られ、旋回モータ２１、ウィンチモータ
１９、起伏シリンダ９及び屈伸シリンダ１３は停止する
。
第４図はこの電磁切換弁２２のソレノイド２２′の電気
回路図であり、バッテリ３４とソレノイド２２′の間に
、作業台Ｉへの作業者の搭乗を感知する第１の感知装置
３５によって開閉するスイッチ３５′と、ウィンチ１８
による荷の吊上げを感知する第２の感知装置３６によっ
て開閉するスイッチ３６′ が並列に設けられ、この両
スイッチ３５’、３６’は常時閉であり、作業台７への
作業者の搭乗による作業台７底面への圧力及びウィンチ
１８の操作レバー１５の巻取り側への切換えを第１の感
知装置３５及び第２の感知装置３６が感知することによ
って両スイッチ３５’、３６’はそれぞれ開となるので
ある。
回路図であり、バッテリ３４とソレノイド２２′の間に
、作業台Ｉへの作業者の搭乗を感知する第１の感知装置
３５によって開閉するスイッチ３５′と、ウィンチ１８
による荷の吊上げを感知する第２の感知装置３６によっ
て開閉するスイッチ３６′ が並列に設けられ、この両
スイッチ３５’、３６’は常時閉であり、作業台７への
作業者の搭乗による作業台７底面への圧力及びウィンチ
１８の操作レバー１５の巻取り側への切換えを第１の感
知装置３５及び第２の感知装置３６が感知することによ
って両スイッチ３５’、３６’はそれぞれ開となるので
ある。
すなわち作業台７に作業者が搭乗した状態で、ウィンチ
１８の巻取りを行なうときだけソレノイド２２への通電
は遮断され、電磁切換弁２２はｂ位置に切換わり、ジヤ
ツキシリンダ１６以外の操作は停止するのである。
１８の巻取りを行なうときだけソレノイド２２への通電
は遮断され、電磁切換弁２２はｂ位置に切換わり、ジヤ
ツキシリンダ１６以外の操作は停止するのである。
きた上記の外、第１の感知装置としては光電管を作業台
内に設けて作業者による光の遮断を利用するもの、第２
の感知装置としてはワイヤーロープに作用する張力を利
用するもの等も使用することができる。
内に設けて作業者による光の遮断を利用するもの、第２
の感知装置としてはワイヤーロープに作用する張力を利
用するもの等も使用することができる。
以上の様に、本考案によれば作業台に作業者が搭乗した
状態でのクレーン作業が完全に防止され、作業の安全性
の向上に多大な効果がある。
状態でのクレーン作業が完全に防止され、作業の安全性
の向上に多大な効果がある。
第１図及び第２図はクレーン機能を備えた高所作業者の
走行状態及び作業状態を示す側面図、第３図は本考案に
よる安全装置の油圧回路図、第４図は同電気回路図。 Ｉ・・・・・・作業台、１８・・・・・・ウィンチ、２
２・・・・・・電磁切換弁、２２′ ソレノイド、３
５・・・・・・第１の感知装置、３６・・・・・・第２
の感知装置。
走行状態及び作業状態を示す側面図、第３図は本考案に
よる安全装置の油圧回路図、第４図は同電気回路図。 Ｉ・・・・・・作業台、１８・・・・・・ウィンチ、２
２・・・・・・電磁切換弁、２２′ ソレノイド、３
５・・・・・・第１の感知装置、３６・・・・・・第２
の感知装置。
Claims (1)
- ブームの先端に作業台を備え、このブームをクレーンブ
ームとして共用するクレーン機能を備えた高所作業車に
おいて、作業台への作業者゛の搭乗を感知する第１の感
知装置と、ウィンチによる荷の吊り上げを感知する第２
の感知装置とを備え、第１の感知装置と第２の感知装置
が共に作動したときに作業車の操作を停止し、もって作
業者が作業台に搭乗した状態ＶＣ釦いてのウィンチによ
る荷の吊り上げを防止するべく構成したことを特徴とす
るクレーン機能を備えた高所作業車の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9352678U JPS586879Y2 (ja) | 1978-07-06 | 1978-07-06 | クレ−ン機能を備えた高所作業車の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9352678U JPS586879Y2 (ja) | 1978-07-06 | 1978-07-06 | クレ−ン機能を備えた高所作業車の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5511947U JPS5511947U (ja) | 1980-01-25 |
| JPS586879Y2 true JPS586879Y2 (ja) | 1983-02-05 |
Family
ID=29024732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9352678U Expired JPS586879Y2 (ja) | 1978-07-06 | 1978-07-06 | クレ−ン機能を備えた高所作業車の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586879Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH023506Y2 (ja) * | 1984-10-01 | 1990-01-26 |
-
1978
- 1978-07-06 JP JP9352678U patent/JPS586879Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5511947U (ja) | 1980-01-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4427121A (en) | Hydraulic valve control for aerial book devices | |
| JPS586879Y2 (ja) | クレ−ン機能を備えた高所作業車の安全装置 | |
| JP2007297151A (ja) | 高所作業車 | |
| JPH0628554Y2 (ja) | 高所作業車における吊上装置の安全装置 | |
| JPH0754227Y2 (ja) | クレーン車 | |
| JP2576369Y2 (ja) | 車載クレーンのフツク格納装置 | |
| JP2585680Y2 (ja) | 自走式クレーンのフック格納装置 | |
| JP3724980B2 (ja) | リーダ式杭打機 | |
| JP2555425Y2 (ja) | 自走式クレーンのフック格納装置 | |
| JPS63277194A (ja) | カウンタ−バランスクレ−ンのバランスウエイト作動装置 | |
| JPH0754232Y2 (ja) | 作業車の安全装置 | |
| JPS5925961Y2 (ja) | ジブブ−ム付杭打リ−ダ | |
| JPH03107500U (ja) | ||
| JPH0741760Y2 (ja) | 高所作業車のブーム格納装置 | |
| JPS6134394Y2 (ja) | ||
| JPH10250989A (ja) | クレーンブームの作動規制装置 | |
| JPH01118998U (ja) | ||
| JPH09110383A (ja) | アウトリガ装置を備えたクロ−ラクレ−ン | |
| JPH0328075Y2 (ja) | ||
| JPH0325489U (ja) | ||
| JPS6210320Y2 (ja) | ||
| JPS6011918Y2 (ja) | 車輛形クレ−ン | |
| JPH051797U (ja) | ブーム作業車の操作案内装置 | |
| JPH0647297U (ja) | 高所作業車のブーム作動規制装置 | |
| JPH06144788A (ja) | クレーンのブーム制御装置 |