JPS5868114A - プログラム制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 この発明は、マイクロプロセッサのような中央処理装置
を用いたプログラム制御装置に関するものである。

（２）従来技術 航空機部品の焼入れ温度制御装置のように高品質の熱処
理を必要とする場合にプログラム制御装置が用いられる
。これは例えば、第１図で示すように、プログラム信号
発生器Ｐで所定のプログラム信号パターンを発生し、調
節計Ｃは炉等の制御対象Ｆの温度等をセンサＳで検出し
、この検出信号とプログラム信号を設定値として比較し
、制御信号を発生し、ＳＣ几等の操作端Ａを介して制御
対象ＦのヒータＨに供給される電源ＡＣの電力を制御し
、制御対象Ｆの温度が所定の値となるよう制御を行って
いる。

ところで、第２図で示すようにプログラム信号パターン
Ａに対して、実際のプログラム制御結果Ｂはずれて遅れ
てしまう場合が多く、この遅れが犬きくなり平坦部の保
時間ｔ１が正しくないと、正しい熱処理をすることがで
きず、製品の品質が低下したり２歩留りが悪くなる欠点
があった。

（３）発明の目的 この発明の目的は２以上の点に鑑み、容易に正しいプロ
グラム制御を可能としたプログラム制御装置を提供する
ことである。

（４）発明の実施例 第３図は、この発明の一実施例を示す構成説明図、第４
図は正面説明図である。

図においてＰＣはプログラム制御装置で、１は電気炉Ｆ
等の制御対象の温度等をセンサＳによって検出して得ら
れる測定入力信号Ｔが供給される入力端子、２け入力信
号Ｔが複数の場合、切換選択して取υ出す入力切換器、
３は入力切換器２の出力をデジタル信号に変換するＡ−
Ｄ変換器、４は表示器５を参照して複数ステップのプロ
グラム信号パターン並びに所定の第ｎステップの目標値
Ｔｎに対する許容値△Ｔおよびこの許容値△ＴＫ達する
までの待機時間△ｔをメモリ６に設定・記憶させるスイ
ッチ等よシなる設定部、７はマイクロプロセッサ等より
なり、メモリ６に記憶されたプログラム信号を発生させ
るとともに、第ｎ　−１ステップ終了後、待機時間△を
内に許容値△Ｔ内に達したときは第ｎステップの目標値
Ｔｎの定値制御のためのプログラム信号を発生し、待機
時間へｔ内に許容値△Ｔ内に達しないときは警報信号を
発生ずる中央処理装置、８は中央処理装置７の発生する
プログラム信号、あるいはこのプログラム信号を設定値
とし、入力信号Ｔを比較してＰＩＤ演算等が中央処理装
置７によって施こされた制御信号を保持・出力する出力
回路、９は出力回路８の出力を出力し、この出力信号は
ＳＣＲ等の操作端Ａを介して制御対象ＦのヒータＨ等に
供給される電力の制御を行うために使用される。なお、
第４図の例では、許容値（ｂＡ）が２．０℃待機時間（
ｄＨ）が０時間１０分に設定されている。

つ筐り、第５図で示すように、第ｎステップが目標値Ｔ
ｎ、保持時間ｔｎ、許容値ΔＴ、待機時間Δｔとされた
とし、Ａがプログラム信号パターン、Ｂが実際のプログ
ラム進行状況を示す入力信号Ｔとする。

第ｎ　−１ステツプが終了し、プログラム出力はその最
終値Ｔｎとなっているが、実際の入力信号Ｔの値は、許
容値△Ｔ以下なので２次の第ｎステップに進まない。そ
して、△ｔ′時間経過し、待機時間△を内に入力信号Ｔ
が許容値△Ｔ内に入ると。

はじめて第ｎステップのプログラム信号がｉｎ時間発生
し、定値制御に入る。この場合、第ｎ−１ステ、プの時
間が△ｔ′だけ延長されたことになる。

又、この待機時間△を内に入力信号Ｔが許容値Δ′１゛
内に達しないと、υ軸信号を発生し、オペレータの指示
を待つ。第４図で示す設定部４のＡＤＶスイ、チを押す
と強制的に第ｎステップに入り。

その時から定値制御のためのプログラム信号Ｔｎをｔｎ
時間発生し、又、几ＵＮスイッチを押すと警報は解除さ
れ、待機時間△ｔと無関係に入力信号Ｔが許容値へＴ内
に入ったときに第ｎステップに進むようになっている。

なお、プログラム信号パターンの設定は、複数ステップ
について、保持時間ｔｎ、目標値Ｔｎを定めることによ
シ、傾斜、平坦部等がデジタル的につくり出せるように
なっている。又、プログラム制御装置ＰＣ内に複数個の
調節機能を中央処理装置７によりもたせ２例えば、制御
対象Ｆを３ゾーンに分割し、各ゾーン毎の入力信号とプ
ログラム信号とを比較し、３ゾーン制御に用いることが
でき（５） る。つまり一方の装置で複数台の調節計とプログラム信
号発生器の機能をもたせるようにしてもよい。

（５）発明の要約 以上述べたように、この発明は、所定の第ｎステップの
目標値に対する許容値および待機時間を定め、この待機
時間内に許容値に達したとき、この第ｎステップのプロ
グラム信号を発生し、待機時間内に許容値に達しないと
きけ警報信号を発生するようにした中央処理装置を用い
たデジタル式のプログラム制御装置である。

（６）発明の効果 従って、定値制御等の目標値の保持時間を所定の間保て
ることができ、きわめて正確なプログラム信号を小型、
安価にて得ることができ、高精度な制御を必要とする装
置に好適である。又、待機時間によシ時間管理を加えて
いるので、制御対象の異常をより早く認識でき、制御対
象異常による無駄時間を少なくシ、効率的な生産が可能
となり。

省エネルギー面でも効果がある。特に、高精度をｌＡ％ 必要とする熱処理炉等に適用して、製品の大幅な品質の
向上１歩留りの向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来例金示す制御装置、第２図はその動作説
明図、第３図は、この発明の一実施例を示す構成説明図
、第４図は正面説明図、第５図は動作説明図である。 ＰＣ・・・プログラム制御装置、４・・・設定部、５・
・・表示器、６・・・メモリ、７・・・中央処理装置特
許出願人　株式会社　千野製作所

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　複数ステップのプログラム信号パターン並びに所
   定の第ｎステップの目標値に対する許容値およびこの許
   容値に達するまでの待機時間をメモリに記憶させる設定
   部と、メモリに記憶された内容に従ってプログラム信号
   を発生させるとともに。 第ｎ−１ステップ終了後、前記待機時間内に許容値に達
   したときから第ｎステップのプログラム信号を発生し、
   待機時間内に許容値に達しないときは警報信号を発生さ
   せる中央処理装置とを備えたことを特徴とするプログラ
   ム制御装置。