JPS5867644A - 塩基性乳酸アルミニウムの安定化方法 - Google Patents

塩基性乳酸アルミニウムの安定化方法

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JPS5867644A
JPS5867644A JP16515181A JP16515181A JPS5867644A JP S5867644 A JPS5867644 A JP S5867644A JP 16515181 A JP16515181 A JP 16515181A JP 16515181 A JP16515181 A JP 16515181A JP S5867644 A JPS5867644 A JP S5867644A
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JP
Japan
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acid
solution
inorganic acid
aluminum lactate
titled substance
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JP16515181A
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JPS5940381B2 (ja
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Shigeo Nagahama
長浜 繁夫
Hiroshi Nishikura
西倉 宏
Eiji Osada
長田 英次
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Taki Chemical Co Ltd
Original Assignee
Taki Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩基性乳酸アルミニウム溶液の安定化方法に関
する。
塩基性乳酸アルミニウムは各種結合剤、コーティング剤
あるいは汗止等の化粧品原料、触媒、塗料用ビヒクル等
多くの使用分野が期待されている。
この塩基性乳酸アルミニウムは水可溶性アルミニウム塩
例えば塩化アルミニウム、塩基性硝酸アルミニウム水溶
液とアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、アン
モニウムの水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩を反応させ、沈
澱生成するアルミナ水和物を適量の乳酸に溶解すること
により、またはアルミン酸アルカリ水溶液に炭酸ガスを
吹込み、沈澱生成するアルミナ水和物を適量の乳酸に溶
解することにより、あるいは、硫酸アルミニウムと乳酸
または乳酸アルミニウムの混合水溶液にカルシウム化合
物、バリウム化合物等の水不溶性硫酸塩を生成する化合
物を添加し、沈澱物を除去することにより、製造するこ
とができるが、本発明者らは塩基性乳酸アルミニウム水
溶液は濃度、製法にも依存するが、Al*Ch/乳酸(
モル比)0.2〜0.55の範囲に極めて不安定領域が
あることを確認した。この様な不安定領域の塩基性乳酸
アルミニウム溶液を製造したときは、貯蔵、保管中に白
濁あるいは沈澱物を生成し、商品価値が低下するばかり
でなく、その機能を喪失するに至る。
そこで、本発明者らはかかる問題点を解決すべく研究を
重ねた結果、少量の無機酸または無機酸の酸性塩を存在
せしめると貯蔵安定性が著しく改善されることを発見し
、本発明を完成したものである。本発明に使用する無機
酸あるいは無機酸の酸性塩としては、りん酸、ホウ酸、
硝酸、硫酸、塩酸等あるいは、これらの酸性ナトリウム
塩、酸性カリウム塩、酸性アンモニウム塩等である。
塩基性乳酸アルミニウム溶液に無機酸あるいは無機酸の
酸性塩を存在させる方法としては塩基性乳酸アルミニウ
ム溶液を製造した後に、これらを添加してもよく、例え
ば前記の如き方法即ち、l&酸アルミニウ’A酸または
乳酸アルミニウムの混合水溶液にカルシウム化合物例え
ば水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、酸化カルシウム
等を加え、51酸イオンを水溶性EIt酸塩として除去
する際に、硫酸イオンに対し等量以下のカルシウム化合
物を反応させ、塩基性乳酸アルミニウム溶液中に所望す
る硫酸イオンを存在せしめる方法であってもよい。その
他如何なる方法を採用してもよい。
而して、無機酸または無機酸の酸性塩を存在せしめる割
合は、塩基性乳酸アルミニウム溶液の塩基度、濃度、使
用する無機酸、無機酸の酸即ち、All04根(モル比
)が25を1廻ると溶液安定効果が充分でなく、1.5
を下履ると塩生起し、その特性が失なわれる。而し1′
、本発明の対象とする塩基性乳酸アルミニウムはAlt
os/乳酸 (モル比)0.2〜2.0である。
本発明による他の効果は、適量の無機酸あるいは酸性無
機酸塩を存在せしめた塩基性乳酸アリ乾燥し、これを再
溶解する場合、再溶解性が向上することである。
一般に、溶液安定性が悪い塩基性乳酸アルミニウム溶液
は乾燥粉末化が困難であり、また溶液安定性が優れたも
のであっても溶解速度が遅いという性質があるが、本発
明によると溶解性ならびに溶解速度を向上せしめること
ができる。
以下に本発明の実施例を挙げて更に説明する。
尚、以下に於いて、%は特に断らない限り、全て重量%
を示す。
実施例1゜ 炭酸アンモニウム水溶液(NH+4.7%3100重量
部に塩化アルミニウム水溶液(C110,296)56
部を攪拌しながら徐々に添加し、アルミナ水和物を製造
した。尚、この時の反応温度は約30’Cであった。こ
の生成したアルミナ水和物を遠心分離機を用いて濾過し
、更に注水洗浄してAlgos 11.496= NH
s Q、Q6y;、 cl−0,01%ノアルミナ水和
物を得た。
せ、A4,0. a、a%、Aloom/乳酸 (モル
比>  0.37の塩基性乳酸アルミニウム水溶液を製
造した。
この塩基性乳酸アルミニウム溶液100部に塩酸(′5
5%)1.0重量部を混合し、30’Cで6ケ月間保存
したが溶液状態に変化はみられなかった。
一方、塩酸を添加しない塩基性乳酸アルミニウム溶液は
2ケ月で沈澱物を生成した。
実施例2゜ amアルミニウム溶液(Az、0.2.6 % 、 S
o、/Al!、O賢モル比ン ろ、05)500部に、
アルミン酸ナトリウム溶液CAlx01!1,096 
Nago7Az*o* (−T−ル比)1.45)50
0部を添加して高速攪拌を行った後、遠心分離機を用い
て濾過した。更にリバルグ洗滲をくり返し、hp、0.
11.’5 ’96 、 sOs 1.8%Na、oQ
、13%安%ノアルミナ水和物造した。
次いでこのアルミナ水和物100部と乳酸(75%)5
6部とを60〜65″Cで反応させ、A1.”s 7.
4%kltos/乳酸(モル比) 0.24 、  h
p*os7som (%ル比)5.0の塩基性乳酸アル
ミニウム水溶液を製造しへ。この溶液を206Cで6ケ
月間保存したが、変化はみられなかった。
実施例6゜ バイヤー法で得た水酸化アルミニウム(A4mO+60
.2%)1.3−1硫酸(95%)2.57re、乳酸
(40%)5.18即を反応容器に入れ、90〜95°
Cで加熱反応させた後、80°Cに冷却保持し、これに
炭酸カルシウム粉末2.41[fと水1.28即の混合
物を徐々に投入し、投入終了後室温まで冷却し、濾過し
てA4雪Os 10.496 、A/*Os/fL酸(
モル比)0.34の塩基性乳酸アルミニウム溶液を製造
した。この塩基性乳酸アルミニウム溶液100部にりん
酸(85%> 6.5 、4.0 、1.7.0.6部
をそれぞれ添加し、室内で密閉保存したところいずれも
4ケ月以上安定であった。
この4ケ月保存後の塩基性乳酸アルミニウム溶液を10
0〜110’cに設定した乾燥器中で静置乾燥して得た
粉末を水に溶解したところいずれも極めてよく溶解した
尚、りん酸無添加の塩基性乳酸アルミニウム溶液は5日
後に白濁し、15日後にはゲル状に固化した。また、こ
のゲル状固化物を100〜110 ”Cで乾燥して得た
粉末は水に溶解しなかった。
実施例4 硫酸アルミニウム粉末(Aム0.16%、Sos/Al
+Os (モル比)3.28)100部と乳酸(409
6)18部、水12部を加えてよく攪拌した後濾過し、
A/、0.10;9%、 AI!’101/乳酸(モル
比)0.52の塩基性乳酸アルミニウム溶液を製造した
。この溶液100部にりん酸二水素ナトリウムニ水和物
1.4部を添加したもの及び硫酸水素アンモニウム1.
4部を添加したものはいずれも、250Cで3ケ月以上
安定であった。
実施例5゜ アルミン酸ナトリウム溶液(Na、0 1.Q%。
klFL寓07’lL1mOs (モル比) 1.23
)に炭酸ガスを溶液PHが7.4になるまで吹き込み、
沈澱生成したアルミナ水和物を濾過、水洗して、Al+
Os 12.4%、 Ha、OO,0296のアルミナ
水利物を得た。
次いで、このアルミナ水和物100部と乳酸(75%)
52部とを常温下で反応させ、Aへ〇。
8.596. A1.O,/乳酸(モル比)0.28の
塩基性乳酸アルミニウム溶液を得た。 更にこの溶液1
00部にホウ酸1.3部を添加したもの及び硝酸(61
%)0.4部を添加したものはいずれも30°Cで6ケ
月以上沈澱、ゲル化等をみない安定なものであった。
特許出願人  多木化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩基性乳酸アルミニウムに対し、A1.O1/無機酸(
    モル比)1.5〜晶の範囲内で無機酸または無機酸の酸
    性塩を存在せしめることからなる塩基性乳酸アルミニウ
    ムの安定化方法。
JP16515181A 1981-10-15 1981-10-15 塩基性乳酸アルミニウムの安定化方法 Expired JPS5940381B2 (ja)

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JPS5867644A true JPS5867644A (ja) 1983-04-22
JPS5940381B2 JPS5940381B2 (ja) 1984-09-29

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ID=15806842

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