JPS6127939A - 乳酸アルミニウム溶液の安定化方法 - Google Patents
乳酸アルミニウム溶液の安定化方法Info
- Publication number
- JPS6127939A JPS6127939A JP15109584A JP15109584A JPS6127939A JP S6127939 A JPS6127939 A JP S6127939A JP 15109584 A JP15109584 A JP 15109584A JP 15109584 A JP15109584 A JP 15109584A JP S6127939 A JPS6127939 A JP S6127939A
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- Japan
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- alkali metal
- aluminum lactate
- organic acid
- organic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
する。
乳酸アルミニウムは各種結合剤、コーティング剤、化粧
品原料、医薬、セラミック原料、塗料ビヒクル、各種増
粘剤、触媒等として多くの用途を有するが、乳酸アルミ
ニウムの溶液のＰＨは塩基度によっても異なるが大略６
０〜５４であり、これを例えば塗料ビヒクル、化粧品原
料、医薬、増粘剤等に使用するときは他の成分との反応
によりあるいはＰＨ変動により安定性を喪失し、ゲル化
あるいは沈澱物を生ずる場合がある。 その傾向はある
範囲の塩基度に従って増大する。 かかる場合に於ては
乳酸イオンあるいはアルミニウムイオン本来の機能を喪
失し、使用価値は著じるしく低下する。 そこで本発明
者らは、乳酸アルミニウムを安定化させる方法について
種々検討を重ねた結果有機酸が極めて有効なることを発
見し、本発明を完成したものである。
品原料、医薬、セラミック原料、塗料ビヒクル、各種増
粘剤、触媒等として多くの用途を有するが、乳酸アルミ
ニウムの溶液のＰＨは塩基度によっても異なるが大略６
０〜５４であり、これを例えば塗料ビヒクル、化粧品原
料、医薬、増粘剤等に使用するときは他の成分との反応
によりあるいはＰＨ変動により安定性を喪失し、ゲル化
あるいは沈澱物を生ずる場合がある。 その傾向はある
範囲の塩基度に従って増大する。 かかる場合に於ては
乳酸イオンあるいはアルミニウムイオン本来の機能を喪
失し、使用価値は著じるしく低下する。 そこで本発明
者らは、乳酸アルミニウムを安定化させる方法について
種々検討を重ねた結果有機酸が極めて有効なることを発
見し、本発明を完成したものである。
即ち、本発明は乳酸アルミニウムに有機酸ノアルカリ金
属塩（但し、乳酸のアルカリ金属塩を除く。） または
、有機酸（但し、乳酸を除く。）とアルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩、重炭酸塩から選ばれたアルカリ金属化合
物を使用することからなる乳酸アルミニウムの安定化方
法に関する。
属塩（但し、乳酸のアルカリ金属塩を除く。） または
、有機酸（但し、乳酸を除く。）とアルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩、重炭酸塩から選ばれたアルカリ金属化合
物を使用することからなる乳酸アルミニウムの安定化方
法に関する。
乳酸アルミニウムは金属アルミニウム、水酸化アルミニ
ウムあるいは水可溶性のアルミニウム塩、例えハ、塩化
アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩基性塩化アルミニ
ウム、塩基性硝酸アルミニウム等とアルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩、重炭酸塩、アンモニウムの水酸化物、炭
酸塩、重炭酸塩とを反応させ、沈澱生成するアルミナ水
和物を適量の乳酸に溶解することにより、正塩あるいは
所望する塩基度の乳酸アルミニウム塩を製造することが
できる。
ウムあるいは水可溶性のアルミニウム塩、例えハ、塩化
アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩基性塩化アルミニ
ウム、塩基性硝酸アルミニウム等とアルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩、重炭酸塩、アンモニウムの水酸化物、炭
酸塩、重炭酸塩とを反応させ、沈澱生成するアルミナ水
和物を適量の乳酸に溶解することにより、正塩あるいは
所望する塩基度の乳酸アルミニウム塩を製造することが
できる。
正塩及び塩基性塩の乳酸アルミニウム溶液を安定化する
ためのアルカリ金属の有機酸塩としては、クエン酸、酒
石酸、リンゴ酸、グリコール酸、シュウ酸、コハク酸、
フマル酸のナトリウム塩、カリウム塩が好ましく、また
、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、グリコ−μ酸、シュウ
酸、コハク酸、フマル酸等の有機酸とアルカリ金属の水
酸化物、炭酸塩、重炭酸塩を併用することもできる。
ためのアルカリ金属の有機酸塩としては、クエン酸、酒
石酸、リンゴ酸、グリコール酸、シュウ酸、コハク酸、
フマル酸のナトリウム塩、カリウム塩が好ましく、また
、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、グリコ−μ酸、シュウ
酸、コハク酸、フマル酸等の有機酸とアルカリ金属の水
酸化物、炭酸塩、重炭酸塩を併用することもできる。
本発明の安定化剤の使用態様について云えば、市販ある
いは自製の乳酸アルミニウム溶液に安定化剤を添加混合
し、使用するのが最も一般的であるが、用途によっては
、乳酸アルミニウム粉末と安定化剤とを混合し、使用時
に混合物を溶解してもよいし、乳酸アルミニウムあるい
は安定化剤のいずれか一方を使用目的とする他の成分と
混合し、その後に残りを混合してもよい。
いは自製の乳酸アルミニウム溶液に安定化剤を添加混合
し、使用するのが最も一般的であるが、用途によっては
、乳酸アルミニウム粉末と安定化剤とを混合し、使用時
に混合物を溶解してもよいし、乳酸アルミニウムあるい
は安定化剤のいずれか一方を使用目的とする他の成分と
混合し、その後に残りを混合してもよい。
更にまた、乳酸アルミニウムと安定化剤と他の成分とを
同時混合してもよい。
同時混合してもよい。
殊に、安定化剤として有機酸とアルカリ金属化合物を使
用するときは、両者いずれを先に添加しても効果に変わ
りはなく、これらと他の成分を混合した後、これを乳酸
アルミニウムに添加してもよい。
用するときは、両者いずれを先に添加しても効果に変わ
りはなく、これらと他の成分を混合した後、これを乳酸
アルミニウムに添加してもよい。
本発明に於て、かかる多様な使用方法が可能なる所以は
、乳酸アルミニウムが他の成分との混合により、不安定
化するまでにかなりの誘導期間があることに起因する。
、乳酸アルミニウムが他の成分との混合により、不安定
化するまでにかなりの誘導期間があることに起因する。
安定化剤の使用割合について云えば、乳酸アルミニウム
の形態、即ち、正塩であるか、塩基性塩であるか、ある
いは塩基性の度合、安定化剤の種類、所望する安定化度
により異なるが、一般的には、有機酸のアルカリ金属塩
にあっては乳酸アルミニウムのＡ４０．に対し、１ｏ〜
２００重量％が、また、有機酸とアルカリ金属化合物を
使用する場合にあっては、乳酸アルミニウムのＡｔ１Ｃ
ｈに対して有機酸を７〜１８０重量％、アルカリ金属化
合物を３〜１９０重量％の範囲で使用し、両者の使用割
合は、大略、溶液ＰＨが約５〜８となるようにするのが
良い。 この範囲を逸脱しアルカリ性になると良好な安
定性を維持することが困難となる。
の形態、即ち、正塩であるか、塩基性塩であるか、ある
いは塩基性の度合、安定化剤の種類、所望する安定化度
により異なるが、一般的には、有機酸のアルカリ金属塩
にあっては乳酸アルミニウムのＡ４０．に対し、１ｏ〜
２００重量％が、また、有機酸とアルカリ金属化合物を
使用する場合にあっては、乳酸アルミニウムのＡｔ１Ｃ
ｈに対して有機酸を７〜１８０重量％、アルカリ金属化
合物を３〜１９０重量％の範囲で使用し、両者の使用割
合は、大略、溶液ＰＨが約５〜８となるようにするのが
良い。 この範囲を逸脱しアルカリ性になると良好な安
定性を維持することが困難となる。
本発明の乳酸アルミニウムは前記の通り、殊にＡＪオＯ
Ｉ １％以上の溶液はかなり安定であるが、他の成分が
介在すると不安定性が増大する。
Ｉ １％以上の溶液はかなり安定であるが、他の成分が
介在すると不安定性が増大する。
本発明方法の効果が最も期待される分野は化粧品、医薬
、食料品、塗料分野である。
、食料品、塗料分野である。
以下に、本発明の実施例を掲げて更に説明する。
実施例１
塩基性乳酸アルミニウム溶液（組成： Ａ４０゜１０％
、乳酸／ Ａ４０１ （−ｅ：／ｌ／比）１．６ ）５
０Ｆに第１表の有機酸のナトリウム塩を添加し、よく攪
拌した。 この溶液に水を加えて全量１００ｙとし、そ
の溶液安定性を３ｏ”ｃ恒温室で調べた。
、乳酸／ Ａ４０１ （−ｅ：／ｌ／比）１．６ ）５
０Ｆに第１表の有機酸のナトリウム塩を添加し、よく攪
拌した。 この溶液に水を加えて全量１００ｙとし、そ
の溶液安定性を３ｏ”ｃ恒温室で調べた。
その結果は第１表の通りである。
第１表
註） ○： 液は透明である
△・ コロイダルに少し濁っている
Ｘ： 下方に沈澱物が生成した
実施例２
乳酸アルミニウム溶液（組成゛Ａ／’よ０，２０％、乳
酸／Ａｚｒｏｒ （モル比） ６ ） ５０ｆに有機酸
と水酸化カリウムを次表の如く加え、よく混合した後、
防錆顔料（トリポリりん酸アルシミニウム）４ｙを加え
、更１こ水を加えて全量を１００ｙとし、これを９０℃
に加温した湯煎器に入れ、溶液安定性を調べた。
酸／Ａｚｒｏｒ （モル比） ６ ） ５０ｆに有機酸
と水酸化カリウムを次表の如く加え、よく混合した後、
防錆顔料（トリポリりん酸アルシミニウム）４ｙを加え
、更１こ水を加えて全量を１００ｙとし、これを９０℃
に加温した湯煎器に入れ、溶液安定性を調べた。
その結果を第２表に示す。
第２表
註）−゛ 流動性変化なし
＋： 増粘
Claims (2)
- （１）乳酸アルミニウムに有機酸のアルカリ金属塩（但
し、乳酸のアルカリ金属塩を除く。）または、有機酸（
但し、乳酸を除く。）とアルカリ金属の水酸化物、炭酸
塩、重炭酸塩から選ばれたアルカリ金属化合物を使用す
ることからなる乳酸アルミニウムの安定化方法。 - （２）有機酸がクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、グリコー
ル酸、シュウ酸、コハク酸またはフマル酸から選ばれた
ものである特許請求の範囲第１項記載の安定化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15109584A JPS6127939A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 乳酸アルミニウム溶液の安定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15109584A JPS6127939A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 乳酸アルミニウム溶液の安定化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6127939A true JPS6127939A (ja) | 1986-02-07 |
| JPS6229421B2 JPS6229421B2 (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=15511223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15109584A Granted JPS6127939A (ja) | 1984-07-18 | 1984-07-18 | 乳酸アルミニウム溶液の安定化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6127939A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012131744A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Taki Chem Co Ltd | 塩基性乳酸アルミニウム水溶液及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2958582B1 (fr) | 2010-04-08 | 2014-03-14 | Renault Sa | Procede de commande du fonctionnement d'un moyen de couplage mecanique des premier et deuxieme essieux d'un vehicule automobile |
-
1984
- 1984-07-18 JP JP15109584A patent/JPS6127939A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| SCIENCE TECNOLOGY=1982 * |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012131744A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Taki Chem Co Ltd | 塩基性乳酸アルミニウム水溶液及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6229421B2 (ja) | 1987-06-25 |
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