JPS5865698A - カ−ド状情報支持体の製法及びこの製法によつて作成された情報支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許請求の範囲給１項に記載の方法及びこの方
法に従って製造される、特許請求の範囲ｗｇ９項に記載
のカード状情報支持体に係わる。堝化ポリビニル（ｐｖ
ｃ　）から成る渋持層を光ＷＭＬ層または写真層で被覆
して成る身分証明カード及びその製法はフランス特許４
２４５５５５７号から公知である。この写真層自体も複
合層、即ち、第１ポリエステル肋と厚さが僅か数μ、従
ってη與イマルジ璽ンに相当する本来の光感層でおる前
記第１ポリエステル層に続く剥４層と、これに続く接着
層と、反び例えば公知の咋様で処理された獣から成る下
方保軸喘とを重ね合せたものである。

この公知方法の要点はイマルジｗＸ層が側光されておら
ず、極めて強い光源では側光さｔするが、曲常の周囲光
でははとんど影響されないように感ばか設定されている
１ことにおる。

製造に際しては、先ずＦ方の保護層を剥離し、残った層
（フィルムイマルジ曹ンと共に、あらかじめ接着層を塗
布してめるＰｖＣ支持層に互層する。次いで、本来のイ
マルジｌンと第１ポリエステル層との間の剥離用中間層
を介してＰＣｖ支持層ｔ−も容易に剥罐し、未露光の褌
のフィルムイマルジ璽ンを有するこの中加工カードをマ
ガジンから側光部へ移行させ、強い紫外線の作用下に露
光を行う。次いで複数の現像、ブラッシング、洗浄及び
乾燥工程が行われ、それぞれのカードが往復動キャリッ
ジによって個々の各位ひ処理部に４ばれる０最終処理部
に於いて、ｌｌＩの、しかし現像ずみのイマルジ曹ン層
を加熱圧着によりポリエステル保諸層で被覆する。しか
し、このような身分証明カードを使用すると早暁問題が
起きることは不可避である。なぜなら、公知のように加
熱圧着によってポリエステルに充分な接着力を発生させ
ることは不可能であシ、従って、最後に行われるポリエ
ステル層と残りのカード作成時との結合が充分でないか
らでるる。

イ１ルジ冒ンが未露光の状態にあり、従って光感性であ
る状−でイマルジ蓼ン層をなむ′ｋｉ與層から２つのｍ
ｅ剥噌すると共Ｋｐｃｖ支持層と結合させる中間１輸を
も行わねばならないカードの予備処理方式にも問題があ
る。また、最終的なポリエステル嘴被覆によって初めて
身分ＰＩＦ明カードが完成し、イマルジ１ン−が保護さ
れるから、カード作成時に必Ｗ！な露光及び現像コスト
だけでけ側光したばかりのイマルジ曹ン層に楕傷が発生
したヤ、イマルジ１ンーが個々の浴、ブラッシング部及
び乾燥部に焚いて全部または一部剥叫するおそれがめる
。従ってこのような身分証明カードの総製造コストは高
くなる。この公知の身分証明カードに焚いては紫外ｇＪ
露光によって得られる映像の構成は不可能でおるとの前
提に立っている。なぜならカラー現俸はこのような率後
裾光現像方式に於いてイマルジ璽ンの安定及び接着力に
かんがみてまずは妥当と考えられるよやけるかに多い浴
及び中間工程を必要とする。１＊、紫外線露光だけでは
健常な眼にな「じむようなカラー儂を提供できない。従
って、この公知の身分証明カードの場合、次のような製
ｉ過＃、ｔたどることになる。？ＶＣカード支持材の表
側及び襄−にすでにプリント、即ち、情報及び文字を有
する半加工カードが初発材料として使用され、前記裏側
はすてにプラスデック層、即ち、いわゆる可塑化層で被
覆されており１表−には情報のない空白域があり、この
空白域に上述したｌｌ襟で写真イｉルジ１ンが接着され
る。露光及び現像後、ポリエステル保論層を加熱圧着す
ることにより表側があらためて可塑化される。写真イマ
ルジ１ンとＰｖＣ支持材の接着がどのようＫして行われ
るかけこのフランス特許には１略されていない。写真イ
マルジ曹ン及び別設の接着剤層と＃に光感層を構成する
上下の保ｆｌＩ′ｔたに支持喘を剥離する作＊ｒ！明ら
かに手作業である。

この公知製法の他Ｏ欠点として、いかなる条件下におっ
ても記録内容の偽造を確実に防【ヒできるほど全く一様
な接着剤層管形成することは不可能であるから、写真イ
マルジ冒ンの事後露光、即ち、写真イマルジ曹ンをＰｖ
Ｃ支持材に接着してから１光処理する方式では品質の低
下をまぬがれない。

使用者を九は所持者の写Ｘを含む肴分証明カードの１１
造に際して、中間ホイル″！たけ中間＊ｋ。

押入すべき写真の岬の大きさに打ち抜襄、この打ち抜か
れ九筒処に写真をはめ込むことは公知である。次いで両
面に別の層及びホイルを配馨し、接着剤及び／ま★は圧
力及び熱作用でこれらのプラスチック層管結合する。そ
の場合、少なくともそれ自体も支持材及びイマルジｌン
の複合体から成るはめ込み写真の筒部ででは被覆プラス
チック層に対して余分の接着剤を塗布し、この筒部に充
分な結合が得られ、身分証明カードをＩ　Ｉｆや２度曲
げても、所持者の自虐及び／ま九はその他の情報及びデ
ータを含む写真が存在する簡処に＠喝現象や気泡が生じ
ないようにする。

従って、写真ま九は写真層を含むが、１九はデータを起
重しである免許証または身分証明カードに展いて、この
ような写真が免許証また性身分証明カードの材料と結合
できる材料をベースにしなければ得られないのは問題で
ある。通常Ｆｉ例えばポラロイド写真のような紙シート
写真が使用され、写真の妻面はこれを被覆するプラスチ
ック層と結合しなｉ０接着剤を塗布しても、紙シート写
真の写真イ！ルジ冒ンだけが接着剤と結合するから、偽
造の１１図に対して防止できないとであるが身分証明カ
ードを意図的に切開すれば剥がれてしまう。

ここに安全上精視できない問題がある。また、公知の手
段はこの種の身分証明カードが多様な材料から成るため
、その品質を低下させる結果となる。

このような舟外証明カードの代表的な製造例は例えば米
国時ｌＦＦ１Ｇ４１０１７０１号に記載されており、こ
こでも個★のプラスチック層をはめ込みポラロイド写真
と結合させるのに好適な接着剤が聞手されている。

公知技術にかんがみ、例えば所持者の一写真のような写
真を、カード中で異物として作用せず、偽造のきっかけ
とならず、特にこの写真が占めるカード部分を完全に、
即ち、辿光的に被覆しないようにカードに組込む方法が
課鯨となる。

実際にはカードの写真を組込まれ九簡処が写真の分だけ
厚くなることで手’ｕでも識別でる。カード中での写真
の異物性の作用で免許ｉｔｉは身分証明カードがとの簡
処、即ち、縁辺部で裂けるおそれがあり、はめ込まれて
いる写真が簡処に切抜かれ、別の写真と取換えられてカ
ードの偽造が行われる可能性がある。

身分証明カードは例えば特定の人物にだけ非公開ゾーン
への接近を許す個人的カードとして構成すゐか、または
所持者なら誰に対してもサービス″＊大Ｆｉ商品の取得
権を与オる非個人的カードとして構成することができる
。カードの実施態様屑び所持者の身分証明に利用される
手段は極めて多様であり、一般的には用達に応じて異な
ろ。デパート１またはクレジット機関の一渡可能な１客
カードは単一のプラスチック階から成シ、これに発行書
名が印刷され、所持書名及び個別の索引番号が刻印され
ている。これに対して個人カードは非コード化形式の可
視情報を記録でき、場合によってｔよすでに述べ友よう
に写真はめ込み用の窓を設けた層を含む１ラスガクク・
シートから成る。また、肉眼では見えず、判読できない
例えば赤外線で機械読取可能なコード化情報も、場合に
よっては別のシートに記録することができる。

カード上の情報が多いほどカード製造コストが高くなる
ことはいうまでもない。多くの場合、発行書名、カード
の有効ＩＩ！囲記号、１つまたは２つ以上の索引番号、
所持者０氏名及び場合によってに着名及びその写真を含
む非コード化可視情報を有する層の場合に時に＠造コス
トが情報量と共に増大する。この場合、多数のカードに
共通の情報、例えば発行書名または有効範囲は機械的に
書込めばよいが、所持者に関する情報はそれぞれ個別に
行われる多樟な手作業を必要とする。

従って本尭明の主目的は公知の製法よシもはるかに簡処
であり、特にカラー写真を含む！＆終製品の高品質を約
束し、最終製品、即ち、身分証明カードの偽造が確実に
防止されるように配慮した身分証明カードの製法を提供
することにちる。

この目的は特許請求の範囲第１墳に記載の構成要件を特
徴とし、公知の製法及び身分証明カードに比較して、所
持者の特にカラー写真及び／ｌたは指紋及び／壇えはそ
の他の判読可能な口Ｊ視情報を有する層壕九は層切片が
身分証明カード中で異物として作用せず、この部分に於
ける厚でに変化を与えない本来の構成部分を構成すると
いう長所を有する本発明０Ｉｌｌ法によって達成される
。写真、文字記号庚び／または指紋は基本的にＶｉ跨分
証明カード中に透明表示形成で含まれているから、機械
読取可能なコードを検知する適当な装置によって補完的
に身分証明カードの赤外線デエツクが行われる場合に、
写真やその他の情報が妨げとなゐこと社な―。換算すれ
ば、所持者のカーラーＶ＊または指紋壕九は判読可能な
可視情報の透明性がその下にかくされている情報のｔニ
ックに際して支障とはならない。使用される特に有機質
の染料は非遣光性である。

ｉかなる場合にも写真または情報部分は、可真層のイマ
ルジｗ％を身分ｌ明カード内に記音するだけで影鴫され
ているかのように、明確な境界または縁端を形成しない
。即ち、前記部分は身分証明カード内に全く分離できな
い形で含まれ、カードの共通部分を構成する。

身分証明カードを塩化ポリビニール（ＰＶＣ）層をペー
スとして製造できることも極めて有利でが得られ、写真
、指紋及び／またはその他の情報を含めて完全に分離不
能な、その隔りに於いて一体的な全体構造が形成される
。なぜなら、他の材料、例えばポリエテレン層を避ける
ことによシ、熱及び圧力の作用だけで分子レベルでの確
実な結合が可能となるからである。

その他Ｏ利点は特許請求の範囲第２項以下に記載し九。

本発明の方法で汀、所持者の（カラー）写真及び場合に
よりては指紋、及びその他の惰取噴報をも含むすべての
可規：＊＊をそのための層に１込むのに年−の作業工程
しか必要としない。これによって製造の率純化され、コ
ストが軽減され、各種情報を組込む際０過娯が少なくな
る。このような可視情報（写真、指紋、テーク）を含む
層が身分証明カード全域に広がっている場合でもカード
はほかに、肉眼でＦｉ兇えないが赤外−で読取可能な、
従って機械読取可能な情報をも含むことができ、これも
ｔ九身分証明カードの全面に配−′することができるか
ら、各種情報を収納するのに利用できる面積が身分証明
書−ド自体の面積のほぼ２惰となる。ζＯこと紘すでに
述ぺたように、イマルジ習ンだけから成る丸め可視情報
を含む層が透明であることによる。

以下添付図［ｆＫ示す実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。

本発明の基本思想は補助支持層と厚さが数μ、例えば１
５μの写真イマルジーンとＯ複合層から、完全に露光、
現像、固定及び乾燥＠理され九イマルジ１ン、即ち、好
重し一実施例のようにヒのイマルジ嘗ンだけを剥離し、
・補助支持層なしで先ず完成時身分証明☆−ドの構成部
分である支持層に移すことにあシ、イｉルジ冒ンとこの
支持層との結合は有効な管理剤層を介して行う。

本発明の理解を助けるため、身分証明カードＯ公知の層
構ａｔ−示す第５図の断面図から説明する。

１１１５図に於いて１１Ｉｉ身分証明カードであり、栴
１被一層１−１裏面層または裏面ホイル１ｈ、その上側
に重なっているコード層１Ｃ及び可視映像管含むと共に
例えばプリントによるその他ＯＷｉ視惰鴫をも含むこと
Ｏで１１為前記被覆層１＠０下の層１ｄから成る。Ｗ来
、この１りンシ及び峡像層１ｄはこＯ彎に打抜き部分２
を設け、ヒζに例えばボッロイド紙質写真ＳＯようなＶ
真をはめ込むようＫｊｌｆ成され、こＯ写真青層蝶被覆
層１εと結合するように被覆層１１′に対して少なくと
も１つ０１１１１剤層４を有し、これがな叶れは剥離現
象、気泡発生、そＯ他の支障が不可避となる。そＯ限シ
では第５ＩｉｌＯ例は先に述ぺ九公知技術と同機である
。

本発明では間■Ｏ層１４０代〉に、第５図の有情に示す
ように連続的な好ｔＬ＜ＦｉＰＶｃｔ−材料とする支持
層５とこれに接着され＊純正な、但し完全Ｋｌｌ像を終
え、すべての情報をすでに含んでいるフィルムイマルジ
冒ン６から成る層１１を採用する。尚、図−でＦｉ＠ｅ
易く図示するため個青の層の相対厚さを実際の比率で示
さず、特にイマルジ冒ン層６及び接着層５０厚さは着し
く拡大して示し喪。実際に社イマルジ冒ン層層び接着層
は身分証明書−ドの全体構造を示す＃１５図に於ける層
またはホイルｉａ、１ｋ・・・の厚さよシもはる−・Ｋ
薄い。

上記改曽を応用し九のが第４図に示す本発明の好まし一
身分証明カード製造方法である。こＯＷ法では特定の態
様で一方の面に予備処ｍ１（４５）を施した補助支持材
４０から始める。前記予備処理は特定の表面構造または
コーティング７を与える処理でＴｏシ、種々の態様が考
えられる。いずれにしてもあとで補助支持材４０に重ね
られる写真イマルジ■ンま九は写真層が、補助支持材４
０と写真イマルジ璽ン６との結合が品質低下や俸械的分
鱗を伴なうことなく露光、現像、一定及び乾燥処理に耐
え得るＩ！変の強Ｉｆを得るように行われねばならない
。従って、コーティング７は微崎な接着力を九祉引張強
さを有する接着層であればよい。

しかし、場合に！りてはコロナ放電を利用して補助支持
材に一定の表面粗さを与えるなどの方決でこの補助支持
材を構造化するだ吋でもよい。

参照番号４６で示すように、補助支持材４０とイマルジ
曹ン６からこＯように構成した１フイルム”を露光処理
する。この露光工程に於いて、必１１１ｅすべでの情報
があとで身分証明カードに現われる通りに、例オーば肉
瞑で視μできる形で、ま九Ｆｉ機械読取によって解読さ
れるようにイマルジ冒ンに組込まれる。従って郷しくは
イマルジ璽ンに所持者０１１１１写真、好ましくけカラ
ー写真を組込むことができ、このことは本発明の原理に
基づいて容Ｊｊ＃＋に＊成できることであシ、本発明は
このすぐれ九構成についても公知技術と根本的に１４な
る。

ま九、−助支持材４ｏ及びイマルジ冒ン６がら成るフィ
ルムｔｍ光処理することにょシ、を格のあるカード所持
−Ｉｔｏ単数ｔたは複数の指紋を可視形ｔで、壇えは互
換性０１に一指紋の機械読取情報が身分証明カードから
必要に応じて読取られるように朝込むことができる。こ
れに代わる構成として、ここまでの説明では特に可視情
報の丸めの情報支持材であるイマルジ冒ンに他のすべて
の必賛データを組込むことも可能である。

露光工４！！４６に続いて、図中鴬照査号４７て一括し
て示すように、′フィルム”を現像、固定及び乾燥処理
する・その結果、補助支持材４０上に通常のフィルムよ
りも高い品１１てカード滅持者ｑ）写真が特にカラーポ
ジで表示されると某に他のすべての必讐テータが組込ま
れる。

ｆ＃１像、１１走及び乾燥工程４７に続くのが打抜きま
たは裁断工程である。この工程は第４図には図示しな埴
が、情報支持材のフィルム材料＋１ｒＦｌｒ望のサイズ
に打抜く工程である。

次いで＠４図に参照ｍ＠５０で示すように、好壕Ｌ＜ａ
”フィルム”の綽のイマルジ璽ン６Ｋ［ｉする側を適当
な接着剤でコーティングした支持層ま九は支持ホイル４
１をイマルジ璽ンに近づけ、例えば参照番号５０で示す
ように重ね、補助支持材５０及びイｉルジｌン６から成
るフィルムと結合する。これは例えば圧力及び／または
熱の作用で達成できる。

この段階ではすべての層が所◆のカード・サイズよりも
大きい。あとに行われる打抜きｔたけ裁断処理で複合体
が所堕のサイズとなる。従って、加熱圧着の際に縁辺部
が完全に結合しないことがありても打抜きの際に切除さ
れる。

接１層は最初から支持層に塗布して′１？叶ばよいが、
本発明の他の実ｈｓ様として、詳しくは後述するように
現像及び固定工程に綺いて最終浴として１フイルム”を
、イマルジ曹ンが接着剤を含浸した状態で浴から取出さ
れるように常時適当な接論剤を含有して％Ａゐ濤液ＫＳ
涜する。この場合には１フイルム“のｌ１ＩＯイマルジ
ｗンに（ｐｖｃ）支持層だけを重ねて結合寧せればよ２
．埴。同様の１即ち、特に＊＊剤なしなしで１１ｍ呪さ
れるイマルジ１ンの結合は補助支持材を剥喘した後に裸
となっ九イマルジ嘗ン裏側ＫＩＩｉ２プラスチック層を
重ねた時にも起こる。なぜなら、イマルジ璽ンが浸漬浴
中ですでにスポンジのように接着剤を含浸してい石から
である。重ね会わせけ画然のことながら位置ぎめ￥ｊ！
置を利用して行われ、支持１４１とイマルジ璽ン６Ｖｒ
結合させる接着剤には２つの慣能がある。即ち、例えば
熱及び圧力の作用により支持層の１ラスナツク（ｐｖｃ
）と強く結合させるｍｓと、これに続いて、第４図に＃
照誉号５１で示すように、支持１１１４１に接着され、
完全に現像を終え、すべてのデータを含んでいるイー’
ｆＪ−ジ薗ンー６から補助支持材を剥噛できるようにこ
れら２つの層４１．６を惨く接着すゐ機能である。従っ
て、補助支持材４０の主要特性はイマルジ曹ン６に必要
データを与え、コンティシＷ：Ｌングした後、仁のイマ
ルジ冒ン６に整合させる際にイＴルジ璽ンを損傷せずに
安全に剥がれるという特性でめ夛、これに必要な手段は
技術的には容易に得られる。従りて、本発明の製法では
渋持聯４１とイマルジ璽ン６の間の接着１−の引張強さ
がイマルジ１ン６と補助支持材４０の間の接着または結
合層の引張強さよりも好ましくは何倍も大きくな吋れば
ならな−。補助支持材４０の引張強さはまた、イマルジ
璽ンＯ引張強さよりもはるかに小さくなければならない
。１以上に述べた方法を実施し、所与の性質を有する身
分証明カードを製造するのＩｃ必要な材料を多様な市販
材料から選択することは肖業者にとって公知でめるから
、基本的には適当な材％Ｏ名称を亦ける必要はないが、
身分証明カードを構成する層としては、特に好ましい特
性を有し、ポリエステル自体がフ゛ラスチックとの強゛
い結合に’ｌｉＦ与できないと埴う点でもこのポリエス
テルよりもすぐれている堝化ポリビニールのホイルを使
用することが好ましい。原則としてポリエステルは分離
を許すから、個々の層が剥がれることは避け―い。それ
でもなお、本発明の製法にポリエステルを使用できるこ
とはいう壕でもない。

１１１１４図０７０−ダイヤグラムに横開番号５１で示
す支持層４１及びイマルジ１ン６から成る複合体は他の
点ではｌｌ！５図に示した中間階５と同じである。この
複合体は最初から仕上がった状態での身分証可食−ド〇
一部であり、第４図に参照番号５５で示すように、次の
工程では補助支持材４０をイｉルジ冒ンから剥嶋し要談
、イマルジｌンの他ＯＩＩに、別に用意されたプラスチ
ック層４２が富ねられる。鴫４１．’４２が被覆層かベ
ース層かに応じて透明を九は不透明に構成すればよい。

用途、及びデータが機械で読取られるか肉眼で視認され
るかの条件によっては両層共に４明を九は不透明に構成
することも可能でらる。両層の間に介在するイマルジ曹
ン６と結合するため、第４図から明らかなように層４１
．４２に例えば感熱接着剤から成る接着層を施すととに
よｐ１加熱圧着作用下に有効な結合を達成し、感湿現象
が起こらないように上下層４１．４２０間にイｉルジ■
ンを封入する。

接着層を設ける場合、イてルジ璽ンによって占められる
範囲だけを占めることが好ましい。即ち、イｉルジ璽ン
は他のプラスチック層よシも侠いから、縁辺部ではプラ
スチックとプラスチック、即ち、ｐｖｃとｐｖｃが向き
合い、互いＫＩＪ＜溶着することができる。

第４図Ｏフローダイヤグラムに１＃照書号５６で示す構
成はさらに層を重ねることで完成するのでおるが、これ
にりいては詳しい説明を省く＠イマルジＩＩ／支持層に
使用する材料の種類によっては上記１ラスデック溶着の
代シに熱接着性を採用してもよく、アクロナル５００Ｄ
Ｃ）商品名で市販されている接着剤を使用することＫよ
シ極めて好運な接着層が得られる。このアクロナルはア
クリル拳エステル、酢陵ビニール及び塩化ビニールから
成る三元ポリ！−の、可塑剤を含まない水性分散液であ
る。

以上に述べ六方法を実施するのに使用される補助支持材
の材料は多様でＴｏシ、写真フィルムの支持材として広
く使用されているポリエステルまたはもつと藺隼なもの
として環化ボ９ビニールの有効性かすでに立証されてい
る。支持層及び被１１１１ｉｌｔに使用されるプラスチ
ックという概念にはすべての重合熱可曜剤が含まれるが
、身分証明カードの製造に広（１１Ｉｎられる塩化ポリ
ビニールを使用するのが好ましい。情況によりては複合
体に残るように補助多持材に％毅けゐ接着層として、そ
の接＊温闇が重合熱可曜材のＶ着渇度よシも低く、支持
層及び被覆層の接着温度よシも低い感熱接着剤が好まし
埴。片［ｉＫ接着層を有する支持層及び被覆層に好適Ｏ
材料も市販されている。

以上に述べ六方法を実施する際には、めらがしめ１枚ず
つ裁断されていゐものではなく、補助支持材も支持層及
び被覆層も長い帯状の４０を使用するのが好ましい。ま
え、写真層と結合した支持層及び被覆層を重ねる際に、
もし第１図及び第２図に関連して後述するような多層式
の身分証明カードを製造するのが目的ならば、支持層に
別の層を重ねることも可能でめる。この製造工程も当業
者には公知でＴｏシ、従りて詳しい説明は省く・尚、製
造工程５０．５５はその順序を逆にしてもよく、その場
合、先ず４明な＊ｍ層を、次いで不透明な支持層をイマ
ルジ冒ンと結合する。尚、イ真屡の情報は左右方向に読
取られるように配列しなければならない。

一般的な身分証明カードの寸法はＤＩＮ９７８１に規定
されている。ζこではカラー写真層Ｏ厚さが約２０１１
ｍ、支持層及び被験層に塗布された接着層の厚さがそれ
ぞれ約２ないし５声ｍであることを指摘するにとどめゐ
。縁辺部を直接連着し九カードの場合（第２図）、上記
寸法は総厚が２４ないし３０μ惰の多層封入式カードの
場合に該当する。ヒの封入式カードＯ犀さは縁辺部ｖＩ
１着に際して流出する支持層及び被ＩＩ！１１の材料に
よってその一部が補償され、いずれＫしても上記規格が
定める厚さ許容誤差±８０　ｐｍの＠囲におさまる。

以下第１図、第２図及び第５図を参照して身分証明カー
ドの好ましい実施例を説明する。＃！１図Ｋ１１１分断
面図で示す本発明カードの実施例はベース層１０、支持
層１１及び被覆層１２から成る。

ベース層及び支持層は可視光線を通さず、赤外線ｔ−通
し、被覆層は可視光線を通す。支持層及び被一層は互い
に向き合う園に接着層１５．１４をそれぞれ有し、支持
層と被覆層の間に写真イマルジ冒ン１６が介在している
。イマルジ■ンは支持層及びＷ！１涜層よシもはるかに
薄いから、支持層及び！！一層は周縁部１７に於いてそ
れぞれの接着層が重なり合ってイｉルジｌンを封入する
。イマルジ■ンは通常梧で作成され、１明な接着層を通
して攬關で参る情報を構成する部分１８，１９．２０を
含む。すでに述べたようにいずれも赤外線を通すベース
層と支持層の間には、礪械読取可能なコード化情報を構
成し、赤外線を迩さな−マーキング２２．２５が配列さ
れている。

第２図に部分断面図で示す他や実施例は８１図の実施例
と＃１とんど同じであや、従って輌々の層については重
複して説明しない。２つの実施例の相違点は接着層１す
、１４′がイマルジ曹ン１６′の縁辺部に達しておらず
、従って支持層１１′　及び被覆層１２′　　が周縁部
１７’に兼いて互いＫｔｋ接結合されていることにある
。

第３図はさらに他の実施例を略示する部分断面頷である
。この爽施例扛可視光線を通さない支持層２６及び可視
光轢會通さない被覆層２７を含み、支持層及び被ｆ！１
１ｇ１の互いに向き合う面にそれぞれ接着層２８．２９
があり、両接着曙の間にイマルジ１ンＳ１が介在してい
る。イマルジ璽ンはカードＯ縁辺部ＫＩ＃ｌ縁部３２を
有し、イｉルジ１ンは適当な事後処ｙ！！１により水を
弾くか、あるｉは少なくとも水分でふくらむことはない
。

以上５通勤の実施例のいずれＫ１５％いても、イ１ルジ
冒ンは接着ｗＩＩＫより隣接の支持層及び被一層と恒久
的に結合されている。第１図及び第２図の実施例に見ら
れるようにカードの縁辺部よりも内側に写真層を封入す
るか、あるいＦｉ第Ｓ図の実−例Ｋｌられるように写真
層に事後処理を旋すことによ〉、写真層のイマルジＷ／
が従来と同様に親水性であるにもかかわらず水ｔたは湿
気の作用を挾時間受社でもカードがふくれ九）左−喝し
た抄しない◎ 本発明Ｏ製法は透明でしかも絶対に偽造できない杉で身
分証明カードにカラー写真を組込むのに特に’ｌＦ適ｆ
ある。

可視光ＩＩｔ−適さない２つ０１１０間に挿入する機械
読取情報は必らずしも赤外線で検知できる”ｆ　−キン
グである必要はなく、電気的１九は磁気的に読取可能な
マーキングを採用してもよい。

本発明Ｏさらに他の好會しい実施ｍ襟として、−助支持
材を採用することの利点と基不原理はその會オ活用しな
がら製造工＠Ａ４４をいわば２つの補助支持材を組込ん
だ１フイルム”に基づいて進行させゐことも可能である
。２つの補助支持材とＦ１感照番号４０を付し九ことで
も明らかなように通常の補助支持と、好オしくけイマル
ジ冒ン６と同程貫の極めて薄いホイルまたは層であって
補助支持材４０とイマルジ璽ン０関に介在させるか、ま
たは１４図に参照番号４４αで示すようにイマルジ冒ン
の褌の面に配−゛させることのできる副−助支持材と呼
称すべき別設の補助支持材である。

尚、この副補助支持材を上記のどちらの位置に配置する
かはさして１１１要な問題ではない。この場合、細部の
好ましい実施例として、例えば補助支持材４Ｇとして通
常のポリエステルｅホイルを使用し、これに極めて薄い
別のポリエステルのホイルｋ・、先に補助支持材４０と
イマルジ曹ン６との間の接着または結合にｇ４４して述
べたような接着力で接着する。次いでこの極めて薄い中
間ホイルまたは副補助支持材上に本来のイマルジ請ンを
流し込んで、公知のように極めて強い接着力でこれに接
着する。この作Ｖ！は接着剤を利用して公知の態様で行
うことができるが、沖めて薄い副補助支持材が適当な凹
凸を具え、イマルジ冒ンかも絶対に剥離しないペースを
形成するようにして行うことが好ましい。

次いですでに述べたような処理を施す。即ち、゛露光、
境嫌、固定及び転像処理が終Ｔした後、補助支持材４４
を副補助支持材４４−から剥離する。

従ってこ０副補助支持材４４ｇはイマルジ璽ンと一体Ｏ
壕壕残シ、また、この副補助支持材は極めて薄いから、
純粋なイマルジーン層の場合のように仕上げの艷に身分
証明カードの厚さを増大させることははとんどない・ 好壕しくは極めて薄いボリエｔレン・ホイルの形でこの
副補助支持材を構成すると、例えば補完的にまたは単独
に指紋写真を身分証明カードに組込む場合製造が容易に
なる。即ち、連続製造の場合、上述のように補助支持材
、副補助支持材及びイマルジ冒ンから成るフィルム−ロ
ールに篭光によって＠々の指紋写真を転写し、現像し、
固定し、乾懺さぜればよい。次いで第４図の製造工程４
７にキク、場合によりて所持者の写真、その他のデータ
、情報などと共に多数の指紋を含む展開状膨のフィルム
が得られる。以後の処理としては、高さを極めて正確に
鳴った裁断でロールから連続的に繰り出されるコマごと
に上方からイｉルジ盲ン及び副補助支持材を通シ、少な
くとも本来の補助支持材に壕で達する、好ｔＬ＜けその
内部にまで達する切込みを入れ、次いでイマルジ曹ンに
すでに述べたように上方から支持層４１を接着し、切込
みを利用して補助支持材４０を剥離する。

補助支持材４０は入手し易いという理由から適当な紙で
形成してもよい。極めて薄い副補助支持材としてはすで
に述べたボリエｔレン書ホイルを使用するのが好ましく
、このボリエｔレン・ホイルは身分証明カード完戊の状
部でイマルジ璽ンと結合し九ままとなる。

【図面の簡単な説明】

第１．２及び３図は内部に写真イマルジ璽ンを封入した
本発明ｄ製法で得られた身分証明カードの実施例を示す
部分断面図、第４図は身分証明カード製法の好ましい実
施例を示すフローダイヤグラム、第５図は本発明の定義
と［１換えることで本発明の基本思想の理解が容易にな
る中間層を含む身分証明カードの基本構造を示す断面図
である。 ６、１６・・・写真イマルジ箇ン、７・・・予偕処理層
、１０・・・ペース層、１１・・・支持層、１２・・・
被覆層、１５．１４・・・接着層、４０・・・補助支持
材、４１゜４２・・・１ラスチッタ層。 特許用−人 インテルロック　ジヒエルハイトスシステメアクｔエン
ゲゼルシャフト 特許出城代理人 弁理士　青　木　　　朗 弁理士西舘和之 弁理士樋口外泊 弁理士山口昭之 図面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書（方式） ％式％（ １、事件の表示 昭和５７年　特許願　第１２５２１７号２、発明の名称 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 アクチェンケゼルシャフト （外　３　名） ５、補正命令の日付 昭和５７年ｌθ月２６日（発単１日） ６、補正の対象 （１）明細書 （２）図面 ７、補正の内容 （１）　　明細書の浄書（内容に変梃なし）（２）図面
の浄書（内容に変更なし） ８、添付書類の目録 （１）浄書明細書　　　　　　１通 （２）浄書図面　　　　　１ｉ！Ａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｔ　一体的に虹−合され九複数のプラスチック層から成
   シ、そＯ少なくとも１つが所持者の肖像、及び／壇たは
   少なくと４１つの指紋及び／ｌたはその他の記入された
   または機械により読取可能な情報を有する写真層である
   例えば身分証明カード、免許証などのようなカード状情
   報支持体の製法であって、先ず補助支持材咽の表＠を予
   備処理することによシ、引き続きこれに塗布される写真
   イマルジ璽ン（６）か極めて微弱ではあるがフィルム複
   合体の露光、現像、固定及び乾燥処理の遂行を可能にす
   る接着性を４えるようＫＬ、次いで補助支持材及び写真
   イマルジ曹ンから成るフィルム複合体を、＠遺すべきカ
   ードのための情報、即ち、所持者の肖像及び／ま九は所
   持者の指紋及び／またはその他の可視的なｔ九＃′ｉ機
   械で読取ることのできる情報で露光処理してから現像、
   固定及び乾燥処理し、次いで補助支持材及びイマルジ璽
   ンから成るフィルム複合体のイマルシ嘗ンの自由面を大
   きい接着力を有する化合物により第１プラスチック支持
   ｍＫ１１ｌ定し、次いで補助支持材を鴫１支持層に残る
   イマルジ璽ンから＃ｌ囃し、続いて少なくと４１つの第
   ２プラスチック層を萌紀剥噛によって生じ九ＷＶＭイマ
   ルジ冒ンの自由側に塗布してすべての層を一体的に結合
   することを特徴とするカード状情報支持体の製法。 ２、引＋４＠さが写真イｉルジ冒ンとあとでこれと結合
   される第１プラスデック支持層との接着力よりも小さく
   、イｉルジ１ン自体の引張強さよシも小さい接着層で補
   助支持材を被覆することによシ＊面処理を行うことを特
   徴とする特許請求の範ｔｌｌ＋＄１項に記＃Ｏ製法。 ３、　補助支持材と写真イｉルジ■ンとの間の接層力を
   得るためのＶａＷＩ処理として補助多持材を、例えばコ
   ロナ放電による粗面化のような方法で構機化することを
   特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載の
   製法。 ４．身分証明カードを構成するすべての、場合によって
   は補助支持材を除く層が塩化ポリビニール（ｐｖｃ）か
   ら成ることを特徴とする特許−求の笥囲＃４１項から第
   ５項までのいずれか１項に記載の製法。 ５、　イマルジ曹ンを、身分証明カード複合体に弦いて
   このイマルジ璽ンに隣接するプラスチック層の少なくと
   も１つと結合するため、アクリル噛エステル、酢酸ビニ
   ール及び塩化ビニール鱒−ラ代る三元ポリマーの、可塑
   剤を含まない水性分散液をベースとするプラスデック接
   着剤ｔ−使用することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第４項までのいずれか１項に記載の染法。 ６　身分証明カード複合体を＊ＦｉＪするプラスデック
   層を熱及び圧７カの作用下に接合することを特徴とする
   特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項に
   記載の判決。 Ｚ　補助支持材とイマルジ盲ンの関に極袷て薄い副補助
   支持材を介在させ、補助支持材をイマルジ冒ンと一紗に
   剥蝿すると副補助支持材が第１プラスチツク支持啼上に
   碑って身分ト明カード複合体のｗＩ成部分となるように
   副補助支持材と補助支持材との間の接着力を小さく　Ｗ
   ）定すること全特徴とする特許請求の範囲第１項から第
   ６項までのいずれか１項に１厳の製法。 ８　イマルジ璽ンが擢助慢持材及び綴金によっては副補
   助支持材が浸＊―れる仕ヒげ浴またはその１つが、少な
   くとも第１支持層との結合が、好ましくは第２被債層と
   の結合も特に接着材を塗布しなくても達成されるような
   接涜力を有する（接層）材料を含有することを特徴とす
   る特許請求の＠＠＊１項から第７項までのいずれか１項
   に記載の製法。 ９一体的に結合された複数のグラスチック層から成り、
   その少なくとも１つがハ「持者の自省、及び／オたは少
   なくとも１つの指紋及び／ｌたはその他の記入されたｔ
   たは機械によシ読取可能な１−＃報を有する写真−でお
   る、例えば身分証明カード、免許証などのようなカード
   状情報支持体でありて、写真層が曙光、現像、固定及び
   乾燥処理してその両ＩｆＩｔ接着剤により隣接のプラス
   チック層と結合した比較的薄いイマルジ曹ンだけで形成
   されていることを特徴とするカード状情報支持体。 １α接着剤がアクリル１エステル酢酸ビニール及び塩化
   ビニールから成る三元ポリ１−の可塑剤を含まない水性
   分散液であることを特徴とする特許請求の範囲第９項に
   記載の情報支持体。 １１、すべての可視情報、所持者の画像及び／ｌたはそ
   の指紋を有するフイルムイマルジ■ンとこれと隣接する
   プラスチック層との間にプラスチックから成る極めて薄
   い副補助支持材を介在させたことを特徴とする特許請求
   の範囲第９項ｔたは第１０項に記載の情報支持体。 １２、写真イマルジ冒ンｃ１１）が少なくともｍｓ域０
   擾に焚いて耐水性であること全特徴とする特許請求の範
   囲第９項から第１１項までのいずれか１項に記載の情報
   支持体。 １３、写真イマルジ曹ン（１６’）がその全１に巨って
   プラスチック層（１１’、１２つ　よりも内側に６退し
   ており、写真層よシも側方に張出しているグラスチック
   層の縁辺ｊｌｊ（１７’）が互いに接合されていること
   ｔ−Ｗ◆とする特許請求の範囲第９項から第１２項壕で
   のいずれか１項に記載の情報支持体。 １４　　両プラスチック層のうちの可視光不６過性のプ
   ラスナック層ｔｏ）ｔ−同じく可視光不透過プラスチッ
   ク層ＯＩと帖合し、この友方の用視光不４過フラスデッ
   ク轡の間に機械により読取１■能な記号（２２，２３）
   　　を封入し九ことを特徴とする特許請求の範囲第９項
   から第１２項までのいずれか１頓に記載の情報憬持体。 １５、写真イマルジ冒ン（１４０がカラー表示作成１に
   好適でりることを特徴とする特＊１１１求の範囲第９項
   から嬶１４項管でのいずれか１項に記載の情報支持体。 １６　　イマルジ曹ン層の外を域がグラスチック層の１
   Ｍ囲まで案内されていることを特徴とする特許請求の＠
   ｌｐＨ第９頃から第１５項までのいずれか１項に記載の
   情報支持体。