JPS5864165A - 座席等のクツシヨンパツドの製造方法 - Google Patents
座席等のクツシヨンパツドの製造方法Info
- Publication number
- JPS5864165A JPS5864165A JP16089281A JP16089281A JPS5864165A JP S5864165 A JPS5864165 A JP S5864165A JP 16089281 A JP16089281 A JP 16089281A JP 16089281 A JP16089281 A JP 16089281A JP S5864165 A JPS5864165 A JP S5864165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- synthetic resin
- adhesive
- thin layer
- thermoplastic synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
パッドの製造方法に関し、更に詳細に説明すると、座席
のシートクッション，シートバック及ヒヘッドレスト等
に用いられ、シートバットの表面に短繊維等からなる植
毛材が植毛されたクッションバッドの製造方法に関する
。
のシートクッション，シートバック及ヒヘッドレスト等
に用いられ、シートバットの表面に短繊維等からなる植
毛材が植毛されたクッションバッドの製造方法に関する
。
従来のクッションパッドは合成樹脂材より成形されたシ
ートパッドに布製或いは合成皮革または合成樹脂等から
なる表皮を被覆して形成されていた。また近時、座席の
座感の向ト及び表面感触の向上等の要望より、シートパ
ッドに直接短繊維等からなる植毛材を植毛し、クッショ
ンパッドを製造する方法が提案されているが、シートパ
ッドの表面にピンホール及びスキン荒れ等が発生してい
る場合には、これらの表面の凹凸が植毛材の植毛に影響
を与える欠点を有し、また植毛材の植毛はシートパッド
にダイレクト植毛するため耐摩耗性が劣り、接着強度も
弱く、損傷し易い欠点を有し、更にクッションパッドを
車両用の座席に使用する場合にはシートパッドが紫外線
の影響を直接受は易く、シートパッドの物性劣化を生じ
させる虞れを有していた。
ートパッドに布製或いは合成皮革または合成樹脂等から
なる表皮を被覆して形成されていた。また近時、座席の
座感の向ト及び表面感触の向上等の要望より、シートパ
ッドに直接短繊維等からなる植毛材を植毛し、クッショ
ンパッドを製造する方法が提案されているが、シートパ
ッドの表面にピンホール及びスキン荒れ等が発生してい
る場合には、これらの表面の凹凸が植毛材の植毛に影響
を与える欠点を有し、また植毛材の植毛はシートパッド
にダイレクト植毛するため耐摩耗性が劣り、接着強度も
弱く、損傷し易い欠点を有し、更にクッションパッドを
車両用の座席に使用する場合にはシートパッドが紫外線
の影響を直接受は易く、シートパッドの物性劣化を生じ
させる虞れを有していた。
本発明の目的はシートパッドの表面にピンホール及びス
キン荒れ等に基づく凹凸が存在する場合にも植毛材の植
毛に何等影響を与える事がなく、接着強度が強く耐摩耗
性に優れ、外力を受けても損傷し難く、更に耐候性に優
れた座席等のクッションパッドの製造方法を提供するも
ので、以下図面を参照して詳述する′所より明らかとな
るであろう。
キン荒れ等に基づく凹凸が存在する場合にも植毛材の植
毛に何等影響を与える事がなく、接着強度が強く耐摩耗
性に優れ、外力を受けても損傷し難く、更に耐候性に優
れた座席等のクッションパッドの製造方法を提供するも
ので、以下図面を参照して詳述する′所より明らかとな
るであろう。
第１図乃至第５図には本発明に係る座席等のクッション
パッドの製造方法を車両用の座席のシートクッションに
適用した場合の一実施例の概略が夫々示されており、第
１図には発泡ポリウレタン等から成形したシートパッド
１が示されており、このシートパッド１の外周面１ａを
下側にして、第２図に示す如く、塩化ビニル等の熱可塑
性合成樹脂２を加熱溶融させた槽３内に浸漬し、シート
パッド１の外周面１ａに熱可塑性合成樹脂２の溶液を付
着させ、第３図に示す如く槽３より引き出し、薄層５を
形成する。
パッドの製造方法を車両用の座席のシートクッションに
適用した場合の一実施例の概略が夫々示されており、第
１図には発泡ポリウレタン等から成形したシートパッド
１が示されており、このシートパッド１の外周面１ａを
下側にして、第２図に示す如く、塩化ビニル等の熱可塑
性合成樹脂２を加熱溶融させた槽３内に浸漬し、シート
パッド１の外周面１ａに熱可塑性合成樹脂２の溶液を付
着させ、第３図に示す如く槽３より引き出し、薄層５を
形成する。
シートパッド１の外周面１ａに付着させる熱可塑性合成
樹脂２の熱溶融時のペースト・配合による粘度は付着さ
せる熱可塑性合成樹脂２の薄層５の厚みに応じて適宜調
整する。例えば薄物の場合はポイズ程度が好ましい。尚
、熱可塑性合成樹脂２の溶液には必要に応じて顔料等を
添加するのが好ましい。
樹脂２の熱溶融時のペースト・配合による粘度は付着さ
せる熱可塑性合成樹脂２の薄層５の厚みに応じて適宜調
整する。例えば薄物の場合はポイズ程度が好ましい。尚
、熱可塑性合成樹脂２の溶液には必要に応じて顔料等を
添加するのが好ましい。
次にシートパッド１の外周面１ａに付着させた熱可塑性
合成樹脂２の薄層５を１５０℃〜２２０℃の加熱炉で半
ゲル状態にキュアさせ、この薄層５が半ゲル状態を保持
している間に、薄層５の表面に接着剤を塗布して第４図
に示す如く、接着層７を形成する。この接着層７の表面
に所望とする短繊維等からなる植毛材８を静電植毛法に
より植毛し、第５図に示すクッションパッド９を形成す
る。
合成樹脂２の薄層５を１５０℃〜２２０℃の加熱炉で半
ゲル状態にキュアさせ、この薄層５が半ゲル状態を保持
している間に、薄層５の表面に接着剤を塗布して第４図
に示す如く、接着層７を形成する。この接着層７の表面
に所望とする短繊維等からなる植毛材８を静電植毛法に
より植毛し、第５図に示すクッションパッド９を形成す
る。
次にクッションパッド９のシートパッド１の内周面１ｂ
に合成樹脂等からなるシートフレーム１１を挿入し、固
着アッセンブリする事により第６図に示す如き座席のシ
ートクッション１２が形成される。
に合成樹脂等からなるシートフレーム１１を挿入し、固
着アッセンブリする事により第６図に示す如き座席のシ
ートクッション１２が形成される。
尚、上述せる実施例においてはシートクッション１２と
してのクッションパッド９の製造方法を示したが、同様
にシートバック及びヘッドレスト等のクッションパッド
にも適用し得るものである。
してのクッションパッド９の製造方法を示したが、同様
にシートバック及びヘッドレスト等のクッションパッド
にも適用し得るものである。
以上が本発明に係る座席等のクッションパッドの製造方
法の一実施例の概略であるが、斯る方法に依れば、シー
トパッドの表面にピンホール及びスキン荒れ等に基づく
凹凸が発生している場合にも、熱可塑性合成樹脂の薄層
がこれらの凹凸を被覆し、植毛を均一に行なう事が出来
、また植毛材の植毛はシートパッドの外周面に付着させ
た熱可塑性合成樹脂の薄層が半ゲル状態で行なわれ、植
毛のための接着層を薄層に強固に接着させる事が出来、
植毛材の耐摩耗性を向上させる事が出来、更にシートパ
ッドが薄層で被覆されるので７−トパツドの物性劣化を
阻止する事が出来るクッションパッドの製造方法を得る
事が出来る。
法の一実施例の概略であるが、斯る方法に依れば、シー
トパッドの表面にピンホール及びスキン荒れ等に基づく
凹凸が発生している場合にも、熱可塑性合成樹脂の薄層
がこれらの凹凸を被覆し、植毛を均一に行なう事が出来
、また植毛材の植毛はシートパッドの外周面に付着させ
た熱可塑性合成樹脂の薄層が半ゲル状態で行なわれ、植
毛のための接着層を薄層に強固に接着させる事が出来、
植毛材の耐摩耗性を向上させる事が出来、更にシートパ
ッドが薄層で被覆されるので７−トパツドの物性劣化を
阻止する事が出来るクッションパッドの製造方法を得る
事が出来る。
第１図乃至第５図は本発明に係る座席等のクッションパ
ッドの製造方法の各工程の一実施例の概略を夫々示すも
ので、第１図はシートパッドの断面図、第２図はシート
パッドを熱可塑性合成樹脂の溶液中に浸漬している状態
を示す断面図、第３図はシートパッドの外周面に熱可塑
性合成樹脂の薄層を形成した状態を示す断面図、第４図
は薄層が半ゲル状態にある場合に薄層の表面に接着層を
形成した状態を示す断面図、第５図は植毛材を植毛した
クッションパッドを示す断面図、第６図はクッションパ
ッドを座席のシートクッションに形成した状態を示す断
面図である。 図中、１・・・シートパッド、２・・・熱可塑性合成樹
脂、５・・・熱可塑性合成樹脂の薄層、７・・・接着層
、８・・・植毛材、９・・・クッションパッド。 第１図 第２図 第３図 り １ＱＩ 第４図 第５図 １゜ 第６図 １１ １ｂ
ッドの製造方法の各工程の一実施例の概略を夫々示すも
ので、第１図はシートパッドの断面図、第２図はシート
パッドを熱可塑性合成樹脂の溶液中に浸漬している状態
を示す断面図、第３図はシートパッドの外周面に熱可塑
性合成樹脂の薄層を形成した状態を示す断面図、第４図
は薄層が半ゲル状態にある場合に薄層の表面に接着層を
形成した状態を示す断面図、第５図は植毛材を植毛した
クッションパッドを示す断面図、第６図はクッションパ
ッドを座席のシートクッションに形成した状態を示す断
面図である。 図中、１・・・シートパッド、２・・・熱可塑性合成樹
脂、５・・・熱可塑性合成樹脂の薄層、７・・・接着層
、８・・・植毛材、９・・・クッションパッド。 第１図 第２図 第３図 り １ＱＩ 第４図 第５図 １゜ 第６図 １１ １ｂ
Claims (1)
- 所定形状のシートパッドを形成し、該シートパッドの外
周面を熱可塑性合成樹脂を加熱溶融させた溶液中に浸漬
して前記シートパッドの外周面に熱可塑性合成樹脂の溶
液を付着させて薄層を形成し、前記熱可塑性合成樹脂の
薄層な半ゲル状態にキュアさせた後、該半ゲル状態の熱
可塑性合成樹脂の薄層の表面に接着剤を塗布し、該接着
剤を介して植毛材を静電植毛してクッションパラトラ形
成する事を特徴とする座席等のクッションパッドの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16089281A JPS5864165A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 座席等のクツシヨンパツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16089281A JPS5864165A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 座席等のクツシヨンパツドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5864165A true JPS5864165A (ja) | 1983-04-16 |
| JPS6117552B2 JPS6117552B2 (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=15724614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16089281A Granted JPS5864165A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 座席等のクツシヨンパツドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5864165A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5964090A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-04-11 | カイパ−・レカロ・フエアヴアルツングスゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | クツシヨン材料、この材料から製造したクツシヨン体およびその製法 |
| JPS6050900U (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-10 | 株式会社ブリヂストン | クッション体 |
-
1981
- 1981-10-12 JP JP16089281A patent/JPS5864165A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5964090A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-04-11 | カイパ−・レカロ・フエアヴアルツングスゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | クツシヨン材料、この材料から製造したクツシヨン体およびその製法 |
| JPS6050900U (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-10 | 株式会社ブリヂストン | クッション体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6117552B2 (ja) | 1986-05-08 |
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