JPH03218792A - 座席用シートクッション材及びその製造方法 - Google Patents

座席用シートクッション材及びその製造方法

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JPH03218792A
JPH03218792A JP1244990A JP1244990A JPH03218792A JP H03218792 A JPH03218792 A JP H03218792A JP 1244990 A JP1244990 A JP 1244990A JP 1244990 A JP1244990 A JP 1244990A JP H03218792 A JPH03218792 A JP H03218792A
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JP
Japan
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seat cushion
cushion material
resin film
film layer
watertight
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JP1244990A
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English (en)
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Kunio Sudo
須藤 國夫
Hideo Asano
秀夫 浅野
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Kokushin Sangyo KK
Original Assignee
Kokushin Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐候性や強度に優れたシートクッション材に関
し、更に詳し《はスキ一場のリフトの座席、屋外球場、
屋外劇場、公園のベンチ等における如《常時風雨にさら
されても優れた耐光性、耐水性、耐加水分解性等の耐候
性及び強度を有する発泡ポリウレタン製シートクッショ
ン材の提供を目的とする。
(従来の技術及びその問題点) 従来、スキー場のリフト等の座席には、座り心地を改良
する為に座席表面に発泡ポリウレタン樹脂製のシートク
ッション材が使用される様になった。
これらの発泡ポリウレタン樹脂製シートクッション材は
、所定の形状の型中にポリオール成分、ポリイソシアネ
ート成分、触媒及び発泡剤等を含む発泡ポリウレタン樹
脂を注入して反応及び発泡させて形成され、例えば、第
2図示の如く内部21が20〜30倍程度の発泡倍率で
、その表面が発泡倍率の低いスキン層22によって被覆
されている。尚、23は鉄板等のインサート材である。
この様なスキン層22を形成することによって形状保持
性、表面強度、耐水性等がシートクッション材に付与さ
れている。
しかしながら、上記シートクッション材は、例えば、リ
フトの座席等のシートクッション材として使用すると、
長期間の間には風雨、極端な温度差、強い直射日光等に
さらされて、内部に水が滲透し、又、冬と夏との温度差
が著しいことから、発泡ポリウレタン樹脂の劣化が激し
く、特に発泡ポリウレタン樹脂がポリエステル系ポリウ
レタンである場合には、加水分解が著し《進行し、容易
に劣化するという問題がある。又、耐加水分解性に優れ
たポリエーテル型ポリウレタン樹脂であっても耐光性が
不十分であり、同様な劣化が避けられない。この様に表
面が劣化すると劣化部分を起点にして亀裂や裂けが全面
に広がり、使用不能となる。
又、表面にスキン層を有すると云えども、このスキン層
も幾分かは発泡している為水分の吸収及び浸透が避けら
れず、濡れた状態で座るとお尻を濡らし、又、冬期には
著しい冷寒をお尻に与えるという問題がある。
従って本発明の目的は、耐候性、耐加水分解性及び強度
等の耐久性に優れ、且つ着席しても濡れたり、冷たい感
じを与えたりしない発泡ポリウレタン樹脂製シートクッ
ション材を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、発泡ポリウレタン樹脂から成形してな
るシートクッション材の表面に、繊維を含む水密性樹脂
フィルム層を形成したことを特徴とするシートクッショ
ン材及びその製造方法である。
(作  用) シートクッション材の表面に繊維を含む水密性樹脂フィ
ルム層を形成することにより水の滲透がな《なり、劣化
が防止され、更に繊維の存在により表面の引き裂き強度
が向上し、亀裂や裂けの問題が容易に解決される。
更に好ましい実施態様では発泡ポリウレタン樹脂とその
表面の繊維を含む水密性樹脂フィルム層との間に、独立
気泡性発泡樹脂層を介在させることによって、表面の繊
維を含む水密性樹脂フィルム層に破損が生じた場合であ
っても水の滲透を防止出来るので、更に耐候性と耐加水
分解性とが向上し、且つ冬期着座した場合においても冷
たい感じがな《お尻を冷すこともない。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳し《説明
する。
本発明の耐候性シートクッション材は、第1図示の如く
発泡ポリウレタン樹脂からなるシートクッション材1の
スキン層2の表面に繊維3を含む水密性樹脂フィルム層
4を形成したものであり、又、本発明の好ましい実施態
様では図示の如くスキン層2と繊維3を含む水密性樹脂
フィルム層4との間に独立気泡性発泡樹脂層5を介在さ
せた。
尚、6はシートクッション材に形状保持性やこれを座席
に留める為のジョイント部を有する鉄製等のインサート
材であり、このインサート材6は本発明においては必須
ではない。
本発明において使用する発泡ポリウレタン樹脂それ自体
は周知であり、分子量1,.000〜1o,ooo、好
ましくは3,000〜6,000の2〜4官能のポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール,ポリカー
ボネートポリオール、ボリマーポリオールブレンド物等
のボリ才一ル成分、TDI.TDI/MDI.MDI等
のボリイソシアネート成分、アミン系/錫系等の触媒、
高活性シリコン、低活性シリコン等の整泡剤及び水やフ
ロン−11等の発泡剤からなり、更に添加剤として顔料
や難燃剤等を含んでいてもよい発泡性ポリウレタン樹脂
組成物から得られる。
以上の如き周知の発泡性ポリウレタン樹脂の発泡成形は
、ホットキュアタイプ、コールドキュアタイブ、インテ
グラルスキンフォームクイブ等に分けられるが、本発明
においてはコールドキュアタイブ及び/又はインテグラ
ルスキンフォームタイプが好ましい。
以上の如き発泡性ポリウレタン樹脂により所望の形状の
シートクッション材を発泡成形するには、例えば、コー
ルドキュアタイブの例について説明すると、先ず、所定
の配合処方に従って原料を発泡機で混合して、所望の内
面形状を有する型に注入し、閉型し、硬化用保温トンネ
ルを通した後開型及び脱型して目的物が得られる。特に
インテグラルスキンフォームタイプの場合には、発泡剤
として温度に敏感なフロン系発泡剤を用い、ブロセス面
では熱伝導率の高い材料で作った型を用い、成形品の表
面にエラストマー状のスキン層を成形と同時に形成する
以上の如き発泡成形方法自体はいずれも周知であり、本
発明ではこれらの周知の材料及び成形方法がそのまま使
用出来る。
本発明の主たる特徴は、上記の如く成形されたシ一トク
ッシジン材の表面に繊維3を含む水密性樹脂フィルム層
4(及び独立気泡性発泡樹脂層5)を設けることである
繊維3を含む樹脂フィルム層4とは、図示の様に繊維3
とフィルム4とが別の層を形成している場合と、繊維が
樹脂フィルム中に包含されている場合(不図示)の2態
様を包含する。
上記繊維は、織布、不織布、ネット、バラの繊維等であ
り、又、樹脂をこれらの織布等に含浸させたり、樹脂中
にバラの繊維を分散させたりして繊維と樹脂フィルムと
を一体化させたものでもよい。
繊維としては従来公知のいずれの天然又は合成の繊維で
もよいが、成形性の点からして収縮性や延伸性に優れた
ナイロン、ポリエステル、ボリブロピレン、ビニロン等
の合成繊維が好ましい。
水密性樹脂フィルム層とは、無発泡の樹脂フィルム層で
あり、例えば、ポリエチレン、ボリブロビレン、ポリエ
ステル、ボリアミド、アクリル、ポリウレタン樹脂等の
熱可塑性樹脂からなるフィルム層であり、透明でも不透
明でも或いは未着色でも着色されたものでもよく特に限
定されない。
特に好ましい樹脂フィルム層は、シートクッション材と
の接着性を考慮するとポリウレタン樹脂フィルム層であ
り、特にポリイソシアネートとして、例えば、水添化M
DI.水添化XDI、リジンジイソシアネート、リジン
エステルジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、インホロンジイソシアネート等の脂肪族ポリイ
ソシアネートを使用し、一方、ポリオールとしてポリエ
ーテルポリオール又はポリカーボネートポリオール等を
用いたポリウレタン樹脂は耐変色性や耐劣化性に優れて
いるので好ましい。
又、シートクッション材により優れた耐候性を付与する
為には、これらの水密性樹脂フィルム層が十分な撥水性
を有するのが好ましく、例えば、大日精化工業側から人
手出来るシリコーン変性ポリウレタン樹脂が好ましく使
用出来る。このシリコーン変性ポリウレタン樹脂は水酸
基やアミノ基を有するシリコーンをポリオールの少な《
とも部としてポリウレタン樹脂の鎖中に包含させたもの
である。以上の如き水密性樹脂フィルム層は、例えば、
1〜100μmの厚みである。
これらの繊維を含む水密性樹脂フィルム層をシートクッ
ション材の表面に形成する好ましい方法は、塗布方法と
フィルム方法に分けられる。
塗布方法は、前記フィルム層を形成する樹脂を有機溶剤
に溶解し、必要に応じてこの中に繊維を分散させた塗料
を作成し、この塗料を同形分で1〜loog/rrfの
割合で、成形に先だってスブレ一方法等によって離型処
理を施した型の表面に塗布及び乾燥して所望の被膜を形
成し、その後前記の発泡ポリウレタン樹脂の発泡成形を
行うことにより行われる。又、塗料が繊維を含まない場
合には、塗膜を形成した面に織布を配置し、以下同様に
発泡成形を行う。
又、フィルム方法は、繊維を含んでいてもよいフィルム
を所望の形状に裁断して、これを型の内面に載置するか
、或はフィルムと繊維とを重ねて載置して同様に発泡成
形する方法である。いずれの方法においても樹脂として
シリコーン変性ポリウレタン樹脂樹脂を使用する場合に
は、この樹脂自体が十分な離型性を有しているので型内
面の離型処理を省略することが可能である。以上の如《
して表面に繊維を含む水密性樹脂フィルム層を有する本
発明のシートクッション材が得られる。
又、本発明の好ましい実施態様では、上記の方法を行う
に際して、シートクッション材と、繊維を含む水密性樹
脂フィルム層との間に独立気泡性発泡樹脂層を形成する
。この独立気泡性発泡樹脂層は、例えば、発泡ポリエチ
レンシート、発泡ポリプロピレンシ一ト、独立気泡性ポ
リウレタン樹脂シート等であり、これらの発泡シートは
いずれも市販のものがそのまま使用出来る。好ましい厚
みは0.1〜5.Ornm程度の厚みのものである。
これらの独立気泡性発泡樹脂層をスキン層と繊維を含む
水密性樹脂フィルム層との間に介在させる方法としては
、スキン層の表面に独立気泡性発泡樹脂シート及び繊維
を含む水密性樹脂フィルムを順次又は同時にラミネート
する方法でも可能であるが、例えば、前記の塗布方法を
用いる場合には独立気泡性発泡樹脂シートの一方の表面
に予め塗布方法やラミネート方法により所望の厚みの繊
維を含む水密性樹脂フィルム層を形成しておいて、これ
を所望の形状に裁断し、成形に先立って型の内面に載置
しておく方法、型の内面に予め所望の形状の繊維を含む
水密性樹脂フィルムと独立気泡性発泡樹脂シートとを重
ねて載置しておく方法等が利用出来る。
以上の方法においてスキン層と独立気泡性発泡樹脂層と
の間及び繊維を含む水密性樹脂フィルム層と独立気泡性
発泡樹脂層との間の接着性を改良する為に適当な接着剤
を用いてもよいのは当然である。
又、シートクッション材の成形に際しては、成形体に良
好な形状保持性を付与する為に鉄板等のインサート材6
を入れることが出来、又、成形用型の内面に絞模様を形
成して、成形体に皮革状の表面形状を与えることも出来
る。
又、本発明において使用するシートクッション材は、例
えば、スキーのリフトの座席、劇場や球場の座席、椅子
、ソファー、自動車のシート等、いずれのシートクッシ
ョン材でもよく、特に限定されないが、特に本発明の効
果が顕著に奏されるのは風雨に常時さらされるスキー場
のリフトの座席用や屋根のない所の座席用である。又、
これらのシートクッション材表面に形成する繊維を含む
水密性樹脂フィルム層(及び独立気泡性発泡樹脂層)は
シートクッション材の全表面に設けてもよいし、上面の
みに設けてもよい。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りの無い
限り重量基準である。
実施例1 2〜3官能ポリオール(OH価56)100部、F−8
0 (ポリイソシアネート)51部、フロン−113.
9部、シリコン整泡剤1.0部、3級アミン触媒0.1
部及びオクチル酸錫0.25部及び黒色顔料ペースト3
部を発泡機で混合し、スキー場のリフト座席用シートク
ッション材の内面形状を有する型であって、その下型の
内面(クッション材の上面に対応する)に5μmの厚み
のイソホロンジイソシアネートーポリエーテルポリオー
ル型ポリウレタン樹脂フィルムを予め密着させて型中に
入れ、且つその上に薄いナイロン性編布を重ね、インテ
グラルスイキンフォーム法に従って発泡成形及び開型及
び脱型して本発明の耐候性シートクッション材を得た。
このクッション材の内部の発泡倍率は約30倍であり、
スキン層は約1.5mm厚で発泡倍率は約1.5倍であ
った。
実施例2 実施例lにおけるポリウレタン樹脂フィルムの代わりに
、同一のポリウレタン樹脂と樹脂の15重量%のポリエ
ステル短繊維を含む塗料(固形分30%)を型の内面に
スプレーで塗布及び乾燥して繊維を含むポリウレタン樹
脂フィルム層(厚み30μm)を形成し、他は実施例l
と同様に本発明の耐候性シートクッション材を得た。
このクッション材の内部の発泡倍率は約30倍であり、
スキン層は約1.5mm厚で発泡倍率は約1.5倍であ
った。
実施例3 実施例2におけるポリウレタン樹脂塗料の代わりに、シ
リコーン変性ポリウレタン樹脂塗料(固形分30%)を
型の内面にスプレーで塗布及び乾燥してポリウレタン樹
脂フィルム層(厚み20μm)を形成し、更にその上に
薄いボリブロピレン製不織布を重ね、他は実施例1と同
様に本発明の耐候性シートクッション材を得た。
このクッション材の内部の発泡倍率は約30倍であり、
スキン層は約1.5mm厚で発泡倍率は約1.5倍であ
った。
実施例4 実施例2におけるポリウレタン樹脂塗料の代わりに、リ
ジンジイソシアネートーポリカーボネートポリオール型
のポリウレタン樹脂塗料(固形分30%)を型の内面に
スプレーで塗布し、乾燥前にその表面のナイロンの短繊
維を均一に散布後乾燥し、繊維を含むポリウレタン樹脂
フィルム層(厚みIOμm)を形成し、他は実施例lと
同様に本発明の耐候性シートクッション材を得た。
このクッション材の内部の発泡倍率は約30倍であり、
スキン層は約1.5mm厚で発泡倍率は約1.8倍であ
った。
実施例5 実施例1におけるポリウレタン樹脂フィルムの代わりに
、ポリエステル短繊維を含む同一のポリウレタン樹脂を
含む塗料(固形分30%)を発泡倍率5倍の発泡ポリエ
チレンシ一ト(厚み0. 3mm)の表面にスプレーで
塗布及び乾燥して、繊維を含むポリウレタン樹脂フィル
ム層(厚み20μm)を形成した複合シートを用い、他
は実施例lと同様にして本発明の耐候性シートクッショ
ン材を得た。
このクッション材の内部の発泡倍率は約30倍であり、
スキン層は約1.0mm厚で発泡倍率は約2倍であった
比較例1 実施例lにおいて樹脂フィルム層を形成しなかったこと
を除いて、他は実施例lと同様にして比較例のクッショ
ン材を得た。
比較試験 実施例及び比較例のシートクッション材の夫々を10X
IOX3cmのサイズに裁断し、表面以外の裁断面は完
全に防水処理し、これを80℃の熱水をスプレーしてい
る槽中に3週間放置後、実施例のサンプルは表面の樹脂
フィルム層(及び発泡ポリエチレン層)を剥離し、強度
保持率及び深度保持率を測定して下記の結果を得た。
1 尚、実施例6はテスト前に表面の樹脂フィルム層のみに
ナイフで長さ5cmの切り込みを設けておいた実施例5
の例である。
又、実施例5のシートクッション材を−20℃の冷凍庫
に1時間保管した後、その上に着座した場合に、比較例
1の物に比べて冷感が著しく改良されていた。
(効  果) 以上の如き本発明によれば、発泡ポリウレタン樹脂製の
シートクッション材を、例えば、インテグラルスキンフ
ォームとして形成した場合においても、そのスキン層は
幾分かは発泡しているため、スキー場のリフトのシート
クッション材として使用すると、内部に迄水分が滲透し
、この水分と昼夜の激しい温度差、直射日光等の厳しい
環境条件によって発泡ポリウレタン樹脂が著しく劣化さ
れ、比較的短期間で使用不能となるが、本発明によれば
、シートクッション材の表面に繊維を含む水密性樹脂フ
ィルム層を形成することにより水の滲透がなくなり、劣
化が防止され、更に繊維の存在により表面の引き裂き強
度が向上し、亀裂や裂けの問題が容易に解決される。
更に好ましい実施態様では発泡ポリウレタン樹脂とその
表面の繊維を含む水密性樹脂フィルム層との間に、独立
気泡性発泡樹脂層を介在させることによって、表面の繊
維を含む水密性樹脂フィルム層に破損が生じた場合であ
っても水の滲透を防止出来るので、更に耐候性と耐加水
分解性とが向上し、且つ冬期着座した場合においても冷
たい感じがなくお尻を冷すこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシートクッション材の断面を、 第2図は従来のシートクッション材の断面を図解的に示
す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発泡ポリウレタン樹脂から成形してなるシートク
    ッション材の表面に、繊維を含む水密性樹脂フィルム層
    を形成したことを特徴とするシートクッション材。
  2. (2)発泡ポリウレタン樹脂と繊維を含む水密性樹脂フ
    ィルム層との間には独立気泡性発泡樹脂層が積層されて
    いる請求項1に記載のシートクッション材。
  3. (3)水密性樹脂フィルム層がポリイソシアネートとし
    て脂肪族ポリイソシアネートから形成したポリウレタン
    樹脂フィルム層である請求項1に記載のシートクッショ
    ン材。
  4. (4)スキー場のリフト用である請求項1に記載のシー
    トクッション材。
  5. (5)ポリオール成分とポリイソシアネート成分とを含
    む発泡性ポリウレタン組成物を型内で反応及び発泡させ
    て所望の形状のシートクッション材を成形する方法にお
    いて、型の表面に繊維を含む水密性樹脂フィルム層又は
    繊維を含む水密性樹脂フィルム層と独立気泡性発泡樹脂
    層とを配置させ、その後に発泡性ポリウレタン組成物を
    注入及び発泡させることを特徴とするシートクッション
    材の製造方法。
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