JPS586377A - 吸収冷凍機用吸収器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフロンやアンモニアのごとく蒸発圧力が比較的
高い冷媒を用いた吸収式冷凍機において、冷媒成分の少
ない溶媒に、蒸発器でガス化（〜だ冷媒ガスを効率よく
吸収させる吸収式冷凍機用吸収器に関するものである。

従来の吸１１ｙ器は水平二重管を用いた例が多く内管（
捷たは夕（管）に冷却液を流し、間管（捷たは内管）に
溶媒お」：び冷媒ガスを流［２、熱交換させることによ
って冷媒ガスを溶媒に吸収させている。

この種の吸収作用は、次の２つの作用によって生Ｊ゛る
と考えらＪ′ｌる。■　溶媒が冷却されることにより、
冷媒との平衡温度以下に過冷却される。

■　過冷却溶媒が、冷媒ガスと接触することにより吸収
さえ１１その際吸収熱を発生し温度が」−昇する。■に
ついては溶媒と冷却面との接触面積の確保が重要となり
、■については溶媒と冷媒ガスとの接触面積の確保が重
要となる。

ところで、従来の吸収器では溶媒と冷媒ガスとの密度差
および表面張力によって、溶媒と冷媒ガスとが分離（７
、溶媒は水Ｘｉｚ円管内の下部壁面近傍に集中する。そ
の結床、前記■については比較的確保されるが、■につ
いでは十分な接触面積が確保されない。と同時に溶媒−
冷媒ガスの粘性等の差異からガスのみが高速で流れ、未
吸収の状態で３　− 吸収器より流出してし捷う。

本発明は、従来の吸収器における冷媒ガスと過冷却溶媒
との接触面積の不足をなく（−１熱伝達の向上を割るこ
とにより、吸収器のコンパクト化を可能にするものであ
る。

以下、本発明の詳細について実施例とともに説明する。

第１図は本発明の実施例を示すものであり、内管１．外
管２をほぼ同心固状に設置し、前記内管１の外面に梁陳
部を有する円板（以下邪魔板という）３を固定１〜でい
る。■）ＩＩ記邪魔板３は流れ方向にほぼ直角の角度で
、隣り合う邪魔板の夛欠持、部が同一方向を向かない」
：うに設置される。

第２図イ８口、ノ・は、前記邪魔板３０例であり、外径
が前記外管２の内面径にほぼ等しく、内径が前記内管１
の夕１面径にほぼ′９しいものである。たとえば扇形の
ものを例にとると中心角βは、大きければ攪拌効果は犬
となるが、絞りによる圧力損失が増加することから、あ
１り大きくとることはでき々い。実験的にはβ−９００
程度でも効果は生じ、β−２０００を超すと、圧力損失
が急激に増特開昭５３−６３７７（２） 大する。したがって、使用範囲は１２００−２０００が
適当である。

第３図は、溶媒および冷媒ガスの流動様式を示すもので
あり、説明上、吸収器の鉛直断面を示すものである。流
れは図の左から右へ流れており胴線部が溶媒を示す。冷
媒ガスは−Ｊ二部邪魔板にあたると下方向の万全うけ、
溶媒内に流入する。また、溶媒は下部邪魔仮にあたると
上方向の力をうけ、冷媒ガス内へ散乱する。したがって
双方の邪魔板により、溶媒と冷媒ガスの接触面積を増大
し、過冷却溶媒に冷媒ガスが吸収される。捷た、この際
溶媒と冷却面との接触面積も増大する実際には、か々り
流速を大きくとることから、この図のように完全に分離
した状態では々く複雑な混合形態をとるものと思われ前
記円板３の間隔はかなり大きくとっても効果は十分大き
い。

冷媒ガスとしてＲ−２２、溶媒と］〜で、テトラエチレ
ングリコールジメチルエーテルを用いており、平滑２重
管に比較して、熱伝達率は６ｏ％〜１００％の増加を示
した。

次に本発明の異々る実Ｍ１１例についてＭ（２明する。

第４図において、内管４、外管５をほぼ同心固状に設置
し、前記内管４の外面に、切欠き分有する円板６を固定
する。前記円板６は、流れ方向に対して、Ｖ欠咋部分が
下流をむ＜」：うに角度をつけて固定（７、かつ、隣り
合う円板のｌ欠緯部が多重管の円周において同じ方向を
むかない」：うに設置されている。捷だ、前記円板６の
外径全前記外管６の内面にほぼ内接させるために、円板
角度が大きく々ると、楕円形状になる。切欠き面積は冷
媒ガス量と溶媒隈の比、物ｌＩｌ雪によって決定される
ものであり、その増減によって形状を変化させる。

１だ、同一形状のものを設置する必要性もなく、冷媒ガ
スへの影響が大きい円板と、溶媒への影響が大きい円板
とに分離し、複数の種類の円板を設置することも考えら
れる。。

第６図は溶媒および冷媒ガスの流動様式を示すものであ
り、説明−１−１吸収器の鉛直断面を示している。溶媒
および冷媒ガスは図の左から右へ流れており、斜線部が
溶媒を示す。角度ａを小さくとることにより、溶媒およ
び冷媒ガスの円板前面での流れは、比較的滑らかに」−
下方向の流れ成分を持つ流れに変換される。また、円板
後部における渦の生成もおさえられ、流れ方向の運動エ
ネルギーの減少をおさえることが可能となる。一方、攪
拌効果については、このよう々吸収器は比較的流速を大
きくとることから、ａを小さくしても十分管断面方向の
速度は大きく攪拌効果の減少はみられない。

冷媒ガスとしてＲ２２，溶媒として、テトラエチレング
リコールジメチルエーテルを用いており、ａ　＝　９０
０　の結果に対して、ａ−４６°およびａ−６ｏ０　の
結果は、熱伝達率はほぼ同等に対しとが流れる空間に梁
焼部を有する邪魔板を配することを特徴とする吸収器で
あり、これによって過冷却溶媒と冷媒ガスとの接触面積
を増大させることにより冷媒ガスの吸収を促進し、小形
であっても十分機能する吸収器を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の吸収冷凍機用吸収器の要部
余１祝断面図、第２図イ２口、ノ・は第１図における邪
魔板の詳細図、第３図は第１図に示す吸収器に溶媒ど冷
媒ガスを流した状態を示す断面図、第４図は本発明の異
なる実施例の要部斜視断面図、第５図は第４図に示す吸
収器に溶媒と冷媒ガスを流した状態を示す断面図である
。 １．４・・・・・・内管、２，６・・・・・・外管、３
，６・・・・・・邪魔板１、 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 （４）　　　　　　　　　　　（ｕｌ　　　　　　　　
　　（〕＼〕第３図 寿〃ｔ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸収器の楊成要素である多重管の溶（ｉｉｌと冷
   媒ガスを流１゛空間において、前記空間右列ニ成する内
   管外面と夕１管内面間に−ｑｒ−魔板を前記多〕Ｆ管軸
   力向に複数個配し、前記耶本板にに［欠除部を設け、前
   記欠除部の位置は前記多重管の円周方向において、同一
   で々く異々つだ位置にあることを！１ｈ徴とする吸収冷
   凍機用吸収器。 （２、特許請求の範囲第１項に４．・いて、前ＭＬ　’
   ＥＰ康板と多重管軸との角度は、前記溶媒と冷１．１１
   １、ガスの流れて来る側において鋭角をなすことを・特
   徴とする吸収Ａ練機用吸収器。