JPS5863419A - 補強部材つきブロ−成形部品とその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、補強部材つきプロー成形部品とその製造方
法に関する。

熱可塑性プラスチックコンパウンドよりなるパリソンを
、流体圧を用いて金型の内面に向けて膨張させ、中空製
品に成形したプロー成形部品には種々あるが、第１図に
示すような車輌のボデー内装部品として用いるドア用ア
ームレストなどもその１例である。

一般にこのようなプリー成形品は、取付面がその形状上
薄閃となり強度的に劣ることになり易いため、これを被
取付物に取り付けるには、大型の合成樹脂製補強部材を
介して行う必要がある。

例えばアームレスト本体１を、その取付ｓ２に挿入した
締付ビスによってドア３内側のドアトリム向４に取り付
ける場合’ｏｗｔａとしては、第２図（イ）、（ロ）に
示すようなものがある。

第２図（イ）の例では、アームレスト本体１の取付面１
ａに取付孔２ａを設けた取付部２の取付けと補強を兼ね
た大型の心材５を設けて、給付ビス６によりドアトリム
４を介してインナーパネル７に締め付けるようになって
おり、第２図（ロ）の例では、別に設けた比較的大型の
ブラケットを取付具８として先ずインナーパネル７にス
ポット溶接で固着させてから、アームレスト本体１をこ
の取付部２に挿入した締付はビス６で締めつけるように
なっている。

しかしながら、このような従来のブロー成形部品の取付
部Ｉ／Ｍ造にあっては、補強部材として大聖でかつ被維
な形状をした芯材や、別体の取付具などを用いていたた
め、（１）コスト高となる、（２）取り付けが面倒で生
に性に問題がある、（３）取り付は後の細め付はトルク
が芯材や取付具等の撓み、壺み等により減少する場合が
あり、安定した取り付けが必ずしも保証されないという
問題点があった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、被取付物に補強部材を介して取り付けるよう
にした補強部材つきブロー成形部品において、前記補装
部材は合成棚脂鯛にてブロー成形部品のビス取付孔鳩縁
の凹ＰＩｕ’（状り形成しブロー成形時にブロー成形部
品と補強部材とを一体に成形することにより、上記問題
点を解決することを目的としている。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。第３図ない
し第７図は、この発明の一実施例を示す図である◎なお
、従来と同一部分は同一符号で示し説明を省略する。ま
ず構成を説明すると、アームレスト本体１１の単室側斜
面１２から取付部１２ａに向って、斜面１２とほぼ直交
する方向に深く陥没して形成した取付部１３を適数設け
、その底部１４にビス６用の取付孔１５を穿設すると共
に、前記取付孔１５の取付側周縁に形成された四部１６
には、凹部の形状に形成したビス孔１７１Ｌを有するア
ームレスト本体１１と一体に成形した合成樹脂製の補強
部材１７が嵌入固着しである。

図の補強部材１７の形状は側断面クサビ形のリング状と
しであるが、これに限らず例えば円形に代えて角形であ
ってもよく、又例えば取付ビスが被取付面に直交してネ
ジ込まれるような場合には、ｂ断面は短細形でよい。い
づれにしても取付孔鞠縁に形成した四部に合った形状と
し取付角度等に応じて適宜の形状を遺定できる。

ここで、上記構成の成形方法について第６図により説明
すると、アーム、レスト本体１１成形用の割金型２０の
一方２１のキャビティ２１＆には所定位置にビス孔１５
を形成するための突起２２が設けてあり、他方２３のキ
ャビティ２３１Ｌには前記突起２２に対応して探く陥没
した取付部１３を形成するための突出スライド２４が設
けである。

そして前記突起２２には予めビス取付孔−縁の凹部の形
状に形成した補強部材１７を、そのビス孔１７１Ｌを利
用してはめ込んでおく。次いでパリソン２５をキャビテ
ィ２１＆、２Ｉｂ内にセットして両金型２１．２３を締
め付け、スライド２４を矢符号Ｅ方向に矢き出し、パリ
ソン２５内に流体圧（加圧空気等）を加えてパリソン２
５を金型のキャビテイ面に向は膨張させる。すると＊’
ｌに示すように補強部材１７とパリソン２５の接合面２
６で衝脂が熱浴融して、空気圧及びスライド２４の押圧
力により密着一定する。その後、金型２０を開いて取り
出せば、第４図、第５図に示したよりな袖Ｉｉ！１ｉ部
材つきブロー成形部品が得られる。

次に作用を説明する＠ 第８図に示すように、成形時に比較的大きな張力によっ
て取付孔１５の）翻縁に薄肉部２７が形成されても、補
強す材１１が内層しであるから、紬め付はネジ６を細め
つけたとき、矢符号Ｆ方向に併んで一線のように菱形し
てしまうことはない。

便って締付トルクが減少しガタを生ずることがなく、安
定した取り付けができる。

第９図ないし第１３図は、この発明の他の実施例を示す
。なお、第４図と四一部分には同一符号を付し、説明は
４ｗ１する。

第９図の実施例は、補強部材２８の側面にアンダーカッ
ト２８１Ｌを設けである。これにより補強部材２８の脱
落を確実に防止できる。

第１０１の実施例は、補強部材２９のパリソン当接翻平
向會１１凸粗面とした喰い付き部２９ａを設けである。

第１１図の５＊施例は、補強部材３０のパリソン当接側
平面に球状突起の喰い付き部３０＆を設けである。

第１２図の実施例は、補強部材３１のパリソン当接側平
面に凹状の映い付き部３１亀を設けである。

第１３図の実施例は、補強部材３２のパリソン当接側平
面と側面をそれぞれ凹凸粗面とした喰い付き部３２亀、
３２ｂを設けである。

上述の第１ＯＮ〜第１３図の実施例は、喰い付き部を設
けることにより補強材の表面の浴融が促進されると共に
パリソンへの喰い込みが強くなり密着がより強固になる
。

以上説明してきたように、この発明によれば、被取付物
に補強部材を介して取付けるようにした補強部材つきブ
四−成影部品において、削記紬伽部材は必要最小限の大
きさでそのプロー成形部品に設けた取付孔ｌ＃Ｉ鰍に一
体に成形するようにしたため、取付’１ｍ度も従来とか
わらず無駄な大型の補強部材が省は極めて簡単なコンパ
クトな補強部材の構成１でコストも低く、また他に取付
用部材ｔ−特に必要としないから作業性が向上し、更に
締め付けによる変形等がなく安定した取り付けができる
という効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のプロー成形部品の取付態様の一例を示
す廁視丙、第２１（イ１は同じ〈従来の取付線＋４歯の
一例を示す水平断面図、（ロ）幌１しｊじ〈従来の取付
物造の他の例を示す矯直Ｉ！ｒ曲図、第３図はこの発明
に係る一笑施例を示す斜視図、第４図はＨ３ｆＷノ１Ｖ
−ＩＶ＃Ｉｉ’ｔＭ面し、第５図は第３図のＶ−Ｖ　Ｈ
１９ｒ　Ｉｉ旧ス％第６園、第７図はこの発明に係る成
形方法のｄ−リＪ図、第８図はこの発明の作用Ｈ５ｉ明
図、第９凶（イ）、（口１はこの発明の他の実施例を示
す要部断面図、第１０−ないし第１３−はこの発明の更
に他の実施例をそれぞれ示す輪成部品の断面図である。 １１・・・・・・−・・プロー成形部品である「アーム
レスト本体」 １２＆・・・・・・取付飽 １５・・・・・・・・・取付孔

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被取付物に補強部材を介して取りつけるようにし
   た補強部材つきプロー成形部品において、前記プロー成
   形部品の取付面に設けた取付孔の周縁のみを四部に形成
   するとともに、該凹部に合成樹脂製の補強部材が嵌合さ
   れ且つ熱融着されていることを特徴とする補強部材つき
   プロー成形部品。
2. （２）割金型の一方の金型キャビティ内に設けた突起に
   厚みのある合成樹脂製補強部材のビス孔を挿通すること
   により前記補強部材の金型へのインサートを行い、両割
   金型間にパリソンを導入後、取付部を形成するための突
   出スライドの押圧作動とパリソン内への空気吹込によっ
   て前記補強部材の金型面以外の面に前記パリソンを圧接
   熱融着させることを特徴とする補強部側つきブ四−成形
   品の製造方法。