JPS5863288A - 電気音響変換器の支承体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有利には変換器の両方の端部範囲に設けられ
ており、リング、スパイダ、ダイアスラム或いはそれら
に類似の、変換器とケーシングの間に設けられている２
つの弾性的な保持体による、回転体として形成されてい
るケーシングの中の電気音響変換器の支承体に関する０
ケーシングの中の電気音響変換器のためのこのような弾
性的な支承体は公知である。この支承体はマイクロホン
を取扱う際、マイクロホンのケーシングに現われる振動
、摩擦雑音、接続ケーブルの振動に起因する雑音等を、
それら全電気妨害電圧に変換してしまう変換器に生じな
いようにする。公知の弾性的な支承体はさらにそれぞれ
の目的を充足している。しかしこ扛らの公知の支承体は
、一定のケーシング内に生ずる機械的妨害を除去するこ
とができない。この際電気音響変換器の出力側がりツッ
線から成る線ヲ介してマイクロホンケーシングに固定す
しているケーブルに接続されなけれはならない。

振動が生ずるとたとえそれがわずかな場合でも変換器と
ケーシングの間の相対的位置が変わるので、ケーシング
が振動するとりソツ線は強制的に振動を伝える。その結
果リッツ線の振動により変換器とケーシングの間にある
容量も変化し、変換器が容量性の変換器の場合低周波数
の妨害電圧が変換器信号に付加的に現われ、この妨害電
圧は線の震動に基づくものである。前述の妨害を回避す
るために線をできるだけ短くすることが試みられた。こ
の結果、不確かな成果は別として、振動の強い場合その
除虫じる引張応力に細いリッツ線は堪えられず断線して
しまう。さらに変換器とケーシングの間に線を取り付け
るには端部の入念なはんだ付が必要である０それはそう
しないとはんだがリッツ線内の隙間の毛管作用のため−
にリッツ線に吸収され、それによってリッツ線は硬化さ
れるからである。これから生じる一欠点は明゛らかであ
り詳しく説明する必要はない。

本発明の課題は前述の公知のケーシング内の電気音響変
換器のための弾性的な支承体を改良してマイクロホンケ
ーシングの内部にある妨害源を除去するように構成する
ことである。

本発明によるとこの目的は始めに述べたケーシング内の
電気音響変換器のための支承体において次のようにして
達せられる。即ち、弾性的な保持体が導電材から成り、
変換器接続端子がこのような導電棟持体を介して外部へ
即ちケーシングに設けられたケーブル端子に導かれてい
る。本発明による、・変換器接続端子を導出する方法に
おいて、線またはりツツ線により導出する場合には不可
避である各はんだ作業が省かれる。これによって構造は
著しく簡単になり安価になる。１本発明による装置にお
いては線がもはや用いられないために、リッツ線の配線
の際に°“線の震動音″と呼ばれた妨害電圧は全く取除
かれる０ 本発明の他の実施において導電性の弾性的な材料として
、約０．５０．傭の固有、電気抵抗を有するシリコンゴ
ムが提案される０この材料は本発明のために特に有利で
ある。というのは保持体の弾性的な部分の相応する成形
において、変換器接続端子とケーシング接触部との間の
全体の抵抗は変換器の′内部抵抗との関係で実質的に重
要でなくまたそれによりおこる抵抗損失も無視されうる
ぐらいに低く保持されることが許容できるからである０ 本発明のためにさらにブチルゴムまたは臭素ブチルゴム
を保持体の弾性的な素子として挿入することが有利であ
ることがわかる。この材料は周波数に依存し周波数が高
くなると減少する内部摩擦を有する０この摩擦は例えば
２０〜２００　Ｈ２Ｏ間で比較的大きく周波数の増加に
つれて著しく減少する。このような周波数に依存する摩
擦により、弾性的な支承体と電気音響変換器の材料とか
ら構成される振動する構造体が故意に低い周波数の範囲
におかれている共振の範囲において、非常に減衰されて
、変換器とケーシングの間で音響減衰が生じ、ケーシン
グから変換器への機械的振動の伝達をさらに回避するた
めに、高い周波数範囲において摩擦が十分であるように
する。

本発明のその他の詳細は以下図を用いて説明する。

実施例の説明 弾性的に懸吊された変換器を有する公知のマイクロホン
の図が第１図に示されており、変換器が１で示されてい
る。変換器１の端部範囲に設けられている弾性保持体３
は環状に形成され、一方で変換器１を囲み他方で通常シ
リンダ状に成形されているケーシング４の内壁において
支えられている。変換器接続端子５．６は公知の装置で
はリッツ線２により、或いは固定接触体によりケーシン
グ４に接続されているＯ本発明における構造は第１図に
示されているのと同じようになっている。本質的な相異
は、変換器１１（第２図及び第６図）の電気接続端子が
リッツ線またはそれに類似するものを介して導出される
のではなく、導電材から成る保持体１３を介して導出さ
れるということである。

この保持体は輻またはウェブを有する車輪の形をしてお
り、この車輪の山内部は変換器ケーシングに当接し、そ
の外側の周囲は変換器ケーシング１４の内側において支
えられている。車輪状の保持体１３の輻は音響通過を妨
害しないので、変換器１１の音響特性に影響を与えない
。

このような保持体１３の電気抵抗も次の計算が示すよう
に無視できる＝５咽の長さＬと４調２の面積とを有する
輻またはウェブは電気音響変換器を支えるのに十分であ
る０弾力性のある材料の固有抵抗がρ−０，５Ω、ｃｒ
ｎであればの全抵抗が生じ、ここでＡはウェブの全断面
を表わす。

このような低い抵抗はマイクロホンの回路において問題
にならない。

図には導電保持体と、ケーシングに設けられている、マ
イクロホンケーブルの図示されていない接続点との接続
がどのように行なわれるか図示されていない。この問題
の適切な解決を見つけることは専門家にとって困難なこ
とではない。例えば、ケーシングが金属から成る場合は
これ自身が導体として用いられ、その際両方の保持体の
うち１つはケーシング内に絶縁されて設けられなければ
ならない。ケーシングが絶縁材、例えばプラスチックか
ら成る場合、とのケーシングを製造する際に既に相応す
る導体路が設°けられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は公知の方法で弾性的に支承された電気音響変換
器を含むケーシングの内部の斜視図、第２図は電気音響
変換器が本発明により弾性的に支承されているケーシン
グの軸方向の断面図、第６図は変換器が本発明に従って
ケーシング内（′こ支承さ扛ているマイクロホンの正面
図を示す。 １．１１・・・変換器、２・・・リッツ線、３，１３・
・・保持体、４，１４・・・ケーシング、５，６・・・
変換器接続端子。 ＝４： ＦＩＧ、Ｉ ＦＩＧ、　２ ＦＩＧ、３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　変換器の両方の端部範囲に設けられており、リン
   グ、スパイダ、ダイアスラム或いはそれらに類似の、変
   換器とケーシングの間に設けられている２つの弾性な保
   持体による、ケーシングの中の電気音響変換器の支承体
   において、弾性的な保持体（１３）が導電材から成り、
   変換器液′続端子がこのような導電保持体（１３）ｅ介
   して外部へ、即ちケーシング（１４）に設けられたケー
   ブル端子に導かれている（第２図、第６図）ことを特徴
   とする電気音響変換器の支承体。 ２　保持体（３、１３）の弾性的な材料がシリコンゴム
   であり、または主としてシリコンゴムを含み、０．５Ω
   、Ｃｒｎの固有抵抗を有する特許請求の範囲第１項記載
   の電気音響変換器の支承体。 ろ、保持体（３，１３）の弾性的な材料がブチルイムま
   たは臭素ブチルゴムであり、或いは主として１つまなは
   ２つの接続体を有し、０．５Ω、ｃｒｎの固有電気抵抗
   を有し、周波数に依存し、周波数が高くなると減少する
   内部摩擦を有する特許請求の範囲第１項記載の電気音響
   変換器の支承体０