JPS586300A - 汚泥の調質方法 - Google Patents
汚泥の調質方法Info
- Publication number
- JPS586300A JPS586300A JP56103661A JP10366181A JPS586300A JP S586300 A JPS586300 A JP S586300A JP 56103661 A JP56103661 A JP 56103661A JP 10366181 A JP10366181 A JP 10366181A JP S586300 A JPS586300 A JP S586300A
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- JP
- Japan
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- sludge
- mixing
- ferric chloride
- org
- added
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- Pending
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、穐々の汚泥を二次脱水に適した性質となる
ように調質する方法に関する。
ように調質する方法に関する。
汚泥の脱水のために適用されている最も一般的な方法は
、ベルトプレスおよび遠心脱水である。
、ベルトプレスおよび遠心脱水である。
この脱水処理に先立って、カチオン系有機高分子凝集剤
を添加してフロックを形成させることが行われ、これに
よって余剰汚泥の場合には含水率を約97%から約80
%に、また消化汚泥の場合には約95g1から約755
gまで低下させることが可能になる。しかしながら脱水
ケーキを埋立て、運搬、乾燥、焼却、コンイストなどの
処理のためにさらに脱水(2次脱水)するためにたとえ
ば加圧ろ過脱水すると、フロックの強度が不充分である
ために、高圧(2kg/cm−上)が加えられたときに
、汚泥粒子がろ布面に強く充填され、脱水ケーキの剥離
が困難になることから、実用的な処理は不可能である。
を添加してフロックを形成させることが行われ、これに
よって余剰汚泥の場合には含水率を約97%から約80
%に、また消化汚泥の場合には約95g1から約755
gまで低下させることが可能になる。しかしながら脱水
ケーキを埋立て、運搬、乾燥、焼却、コンイストなどの
処理のためにさらに脱水(2次脱水)するためにたとえ
ば加圧ろ過脱水すると、フロックの強度が不充分である
ために、高圧(2kg/cm−上)が加えられたときに
、汚泥粒子がろ布面に強く充填され、脱水ケーキの剥離
が困難になることから、実用的な処理は不可能である。
また汚泥に石灰や塩化wc2鉄のような無機凝集剤を添
加してフロックを形成させたのち、フィルタープレスな
どの加圧脱水を適用することも行われているが、この場
合には汚泥固形物に対して約20−の石灰と、約5−の
塩化@2鉄とが添加されるなめ、その分だけケーキ量が
増すことになり。
加してフロックを形成させたのち、フィルタープレスな
どの加圧脱水を適用することも行われているが、この場
合には汚泥固形物に対して約20−の石灰と、約5−の
塩化@2鉄とが添加されるなめ、その分だけケーキ量が
増すことになり。
不経済である。
この発明は、少量の凝集剤を添加するだけで。
強度のきわめて大きい70ツクを形成させるように汚泥
を調質する方法を提供することを目的としている。
を調質する方法を提供することを目的としている。
この発明方法においては、−質すべき汚泥に対して、ま
ず塩化第2鉄が添加きれ、充分な混合がなされたのち、
さらにアニオン系有機高分子凝集剤が添加、混合される
。塩化第2鉄の添加後、およびアニオン系有機高分子凝
集剤の添加後にそれぞれ行われる混合は、添加直後にお
ける短時間(たとえば約30秒間)の急速攪拌と、これ
に続く緩速攪拌(たとえば約3分間)によって行うのが
好ましい。この処理により、汚泥粒子は凝集して強度の
大きいフロックを形成する。
ず塩化第2鉄が添加きれ、充分な混合がなされたのち、
さらにアニオン系有機高分子凝集剤が添加、混合される
。塩化第2鉄の添加後、およびアニオン系有機高分子凝
集剤の添加後にそれぞれ行われる混合は、添加直後にお
ける短時間(たとえば約30秒間)の急速攪拌と、これ
に続く緩速攪拌(たとえば約3分間)によって行うのが
好ましい。この処理により、汚泥粒子は凝集して強度の
大きいフロックを形成する。
塩化第2鉄およびアニオン系有機高分子凝集剤の添加量
によくに制限はなく、添加量が多くなるほど汚泥の回収
率は向上するが、塩化第2鉄の添加量があまり多くなる
と、F遇すべき固形物の量も多くなるので経済的に不利
になる。笑験の結果によれば、固形分2sの汚泥に対し
て約5〜15−の塩化第2鉄と、約0.1〜0.5優の
アニオン系有機高分子凝集剤を添加することによって充
分な効果が得られることが判明した。なおアニオン系有
機高分子凝集剤としては、商品名「アコ70ツクA−1
30Jなどの市販のものを使用することができる。
によくに制限はなく、添加量が多くなるほど汚泥の回収
率は向上するが、塩化第2鉄の添加量があまり多くなる
と、F遇すべき固形物の量も多くなるので経済的に不利
になる。笑験の結果によれば、固形分2sの汚泥に対し
て約5〜15−の塩化第2鉄と、約0.1〜0.5優の
アニオン系有機高分子凝集剤を添加することによって充
分な効果が得られることが判明した。なおアニオン系有
機高分子凝集剤としては、商品名「アコ70ツクA−1
30Jなどの市販のものを使用することができる。
この発明にしたがって調質された汚泥は、前述のように
強度の大きいフロックを形成しているので、ベルトプレ
ス機あるいは高圧加圧脱水機で脱水処理することにより
、従来のものに比べて含水率が著しく低い脱水ケーキを
得ることができ、ろ材からの剥離性も良好である。また
石灰および塩化第2鉄を使用した場合と比較すれば、添
加される凝集剤の量が著るしく少ないので、それだけ脱
水機の負荷が軽減され、経済性がよくなる。
強度の大きいフロックを形成しているので、ベルトプレ
ス機あるいは高圧加圧脱水機で脱水処理することにより
、従来のものに比べて含水率が著しく低い脱水ケーキを
得ることができ、ろ材からの剥離性も良好である。また
石灰および塩化第2鉄を使用した場合と比較すれば、添
加される凝集剤の量が著るしく少ないので、それだけ脱
水機の負荷が軽減され、経済性がよくなる。
実施例1
芝浦下水処・理場で発生した消化汚泥(含水率98%
)K、ソノ固形分KN[、テ]0.47 %(1!化$
1!2鉄を添加し、通常の攪拌機を用いて30秒間急速
攪拌し、ついで3分間緩速攪拌した。つぎにこの攪拌機
内に、同じく汚泥の固形分に対して0.2211のアニ
オン系有機高分子凝集剤(商品名アコフロックA−13
0)を0.11水溶液として添加し、再び同様に急速攪
拌および緩速攪拌して汚泥の調質を行った。
)K、ソノ固形分KN[、テ]0.47 %(1!化$
1!2鉄を添加し、通常の攪拌機を用いて30秒間急速
攪拌し、ついで3分間緩速攪拌した。つぎにこの攪拌機
内に、同じく汚泥の固形分に対して0.2211のアニ
オン系有機高分子凝集剤(商品名アコフロックA−13
0)を0.11水溶液として添加し、再び同様に急速攪
拌および緩速攪拌して汚泥の調質を行った。
このようにして調質された汚泥に対して、通常のベルト
プレス機を用いて、ベルトプレス圧力的0.5 kg/
Cm”で1次脱水を行い、含水率70%の脱水ケーキを
回収率994s以上で得た。
プレス機を用いて、ベルトプレス圧力的0.5 kg/
Cm”で1次脱水を行い、含水率70%の脱水ケーキを
回収率994s以上で得た。
サラにこの1次脱水ケーキに対して、ベルトプレス形の
高圧加圧脱水機を用いて高圧(ベルトプレス圧力6.1
kg/am”)で2次脱水を行い、含水率を70−か
ら60チまで低下させることができた。
高圧加圧脱水機を用いて高圧(ベルトプレス圧力6.1
kg/am”)で2次脱水を行い、含水率を70−か
ら60チまで低下させることができた。
この2次脱水において、汚泥】を当り55gの脱水ケー
キが得られ、回収率は約98%であった。
キが得られ、回収率は約98%であった。
比較例1
実施例1で用いたのと同じ消化汚泥に、固形分に対して
0.67%のカチオン系有機高分子凝集剤を添加し、実
施例″1と同様に攪拌して調質を行った。
0.67%のカチオン系有機高分子凝集剤を添加し、実
施例″1と同様に攪拌して調質を行った。
この調質汚泥について、実施例1と同じ条件で1次脱水
を行い、含水率sonの脱水ケーキを99−の回収率で
得た。
を行い、含水率sonの脱水ケーキを99−の回収率で
得た。
さらにこの1次脱水ケーキに対して、実施例1と同じ条
件で2次脱水を行ったところ、含水率75チ程度の2次
脱水ケーキが回収率60−で得られたが、ろ材への付着
が著るしく、工業的には適用が困難である。
件で2次脱水を行ったところ、含水率75チ程度の2次
脱水ケーキが回収率60−で得られたが、ろ材への付着
が著るしく、工業的には適用が困難である。
比較例2
実施例1で用いたのと同じ消化汚泥に、固形分に対して
10−の塩化第2鉄および251&の石灰を添加混合し
、フィルタプレス機を用いて1次脱水全行い、含水率7
3−の1次脱水ケーキが95−の回収率で得られた。
10−の塩化第2鉄および251&の石灰を添加混合し
、フィルタプレス機を用いて1次脱水全行い、含水率7
3−の1次脱水ケーキが95−の回収率で得られた。
また1次脱水ケーキを高圧加圧脱水機で2次脱水するこ
とにより、含水率68sの2次脱水ケーキが得られた。
とにより、含水率68sの2次脱水ケーキが得られた。
この2次脱水ケーキの取得量は、汚泥lt1982gで
あった。この値は、実施例1における55gの約1.5
倍に相当する大きなものである。
あった。この値は、実施例1における55gの約1.5
倍に相当する大きなものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 0) 有機性汚泥に塩化第2鉄を添加混合し、ついでア
ニオン系有機高分子凝集剤を添加混合することによって
強度の大きいブロックを形成させることを特徴とする汚
泥の調質方法。 υ) 上記塩化第2鉄およびアニオン系有機高分子凝集
剤の添加後に行われる混合は、それぞれ添加直後の急速
攪拌と、これに続く緩速攪拌によって行われる特許請求
の範囲第1項記載の汚泥の調質方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56103661A JPS586300A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | 汚泥の調質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56103661A JPS586300A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | 汚泥の調質方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS586300A true JPS586300A (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=14359965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56103661A Pending JPS586300A (ja) | 1981-07-02 | 1981-07-02 | 汚泥の調質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586300A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5071566A (en) * | 1988-08-27 | 1991-12-10 | Innoterv Ipari Fovallalkozo Kisszovetkezet | Process for the separation of solid phase from liquid substance, particularly for waste water purification |
-
1981
- 1981-07-02 JP JP56103661A patent/JPS586300A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5071566A (en) * | 1988-08-27 | 1991-12-10 | Innoterv Ipari Fovallalkozo Kisszovetkezet | Process for the separation of solid phase from liquid substance, particularly for waste water purification |
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