JPS5861239A - 自溶性焼結鉱の製造法 - Google Patents
自溶性焼結鉱の製造法Info
- Publication number
- JPS5861239A JPS5861239A JP15984981A JP15984981A JPS5861239A JP S5861239 A JPS5861239 A JP S5861239A JP 15984981 A JP15984981 A JP 15984981A JP 15984981 A JP15984981 A JP 15984981A JP S5861239 A JPS5861239 A JP S5861239A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- limestone
- slurry
- sintered ore
- sintering
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、自溶性焼結鉱の製造法の改良に関し、微粒
石灰石粉をスラリー状にして焼結原料に添加することに
よって焼結原料の造粒性、分散性の向上をはかることを
目的とするものである。
石灰石粉をスラリー状にして焼結原料に添加することに
よって焼結原料の造粒性、分散性の向上をはかることを
目的とするものである。
自溶性焼結鉱は、鉄鉱石、石灰石、コークス等の原料を
配合し、これを焼成することによって石灰石の分解とス
ラグ化を行って焼結せしめて製造されるが、この自溶性
焼結鉱の焼結原料としての石灰石は、塊状の石灰石を洗
浄、破砕1粒して3〜1鱈にふるい分けたものが使用さ
れている。
配合し、これを焼成することによって石灰石の分解とス
ラグ化を行って焼結せしめて製造されるが、この自溶性
焼結鉱の焼結原料としての石灰石は、塊状の石灰石を洗
浄、破砕1粒して3〜1鱈にふるい分けたものが使用さ
れている。
ところが1石灰石を洗浄する際および破砕時には、if
f以下の石灰石粉が多−に発生しており。
f以下の石灰石粉が多−に発生しており。
これらはシックナー等に貯めた後で脱水し、一部が燃焼
排ガス中のNOx、 Box除去装置であるモレタナの
PH調整に使用されるだけで、はとんど廃却・されてい
る。すなわち、前記石灰石粉は、a微粒子でありかつ水
分を多臘に含んでいること1通気性悪化の要因が大きい
等の理由から焼結原料としては利用し雌いためである。
排ガス中のNOx、 Box除去装置であるモレタナの
PH調整に使用されるだけで、はとんど廃却・されてい
る。すなわち、前記石灰石粉は、a微粒子でありかつ水
分を多臘に含んでいること1通気性悪化の要因が大きい
等の理由から焼結原料としては利用し雌いためである。
なお、従来、石灰石の洗浄の際に発生した微粒石灰石粉
を脱水して1通常の石灰石粉または生石灰と混合使用す
る方法が知られている。しかし、微粒石灰石粉の装入は
1通常の焼結原料と同様石灰檀から切出され混合されて
いるため、分散性。
を脱水して1通常の石灰石粉または生石灰と混合使用す
る方法が知られている。しかし、微粒石灰石粉の装入は
1通常の焼結原料と同様石灰檀から切出され混合されて
いるため、分散性。
造粒性が悪く、焼結鉱の品質および成分のばらつきが生
じる欠点がめった◇ この発明は、多蓋に発生している前記徽粒イ1灰石粉を
焼結原料として有効利用をはかるためになされたもので
あって、その発明の要旨社、焼結原料の分散性、造粒性
を向上させるため、微粒石灰石粉を20〜40%濃度の
スラリー状に調整したのち、該石灰スラリーを石灰石と
の代替率1〜101&の範囲内で焼結原料に添加するこ
とを特徴とする自溶性焼結鉱の製造法である。
じる欠点がめった◇ この発明は、多蓋に発生している前記徽粒イ1灰石粉を
焼結原料として有効利用をはかるためになされたもので
あって、その発明の要旨社、焼結原料の分散性、造粒性
を向上させるため、微粒石灰石粉を20〜40%濃度の
スラリー状に調整したのち、該石灰スラリーを石灰石と
の代替率1〜101&の範囲内で焼結原料に添加するこ
とを特徴とする自溶性焼結鉱の製造法である。
以下、この発明法について詳細に説明する。
焼結原料中の微粉は、焼結機パレット上の通気性を著し
く阻害するため1次ミキサー、または3次ミキサーで添
加される水分によって疑似粒化し生産性の低下を補なう
。しかしながら、水分による造粒は疑似粒化率および疑
似粒子強度共に必ずしも満足できるものではない。一方
1石灰石粉は焼結鉱中Cm o、” S i OHの調
整に、tた品質の確保にも不可欠のものであり、その鋏
入方法は他の原料と一様石灰槽から切出され他の原料と
混合され焼結される。石灰石粉によって供給されるCa
Oは、特に焼結反応の促進、焼結鉱中スラグの流動性に
大きな影響を4h九らすため、極力分散させることが望
ましい。この発明はこれらを共に満足させるべく微粒石
灰石粉をスラリー状にして均一添加することにより、疑
似粒子化の促進とCaOの分散を−JlklC解決(7
たものである。
く阻害するため1次ミキサー、または3次ミキサーで添
加される水分によって疑似粒化し生産性の低下を補なう
。しかしながら、水分による造粒は疑似粒化率および疑
似粒子強度共に必ずしも満足できるものではない。一方
1石灰石粉は焼結鉱中Cm o、” S i OHの調
整に、tた品質の確保にも不可欠のものであり、その鋏
入方法は他の原料と一様石灰槽から切出され他の原料と
混合され焼結される。石灰石粉によって供給されるCa
Oは、特に焼結反応の促進、焼結鉱中スラグの流動性に
大きな影響を4h九らすため、極力分散させることが望
ましい。この発明はこれらを共に満足させるべく微粒石
灰石粉をスラリー状にして均一添加することにより、疑
似粒子化の促進とCaOの分散を−JlklC解決(7
たものである。
すなわち、石灰石の洗浄等によって発生した石灰石粉を
スラリー状にして均一添加すれば、焼結原料の疑似粒子
を構成する付着粉とな抄やすく、またその付着強度も増
し、その性状から原料への分散性もよくなる。しかしな
がら、スラリー濃度が20ts以Fでは薄くなって疑似
粒化の促進効果が侮られず、40%以上では均一添加が
困難となる上、添加装置の目詰り等が起こるため、スラ
リー濃度は20〜40%の範囲に調整する必要がある。
スラリー状にして均一添加すれば、焼結原料の疑似粒子
を構成する付着粉とな抄やすく、またその付着強度も増
し、その性状から原料への分散性もよくなる。しかしな
がら、スラリー濃度が20ts以Fでは薄くなって疑似
粒化の促進効果が侮られず、40%以上では均一添加が
困難となる上、添加装置の目詰り等が起こるため、スラ
リー濃度は20〜40%の範囲に調整する必要がある。
な2、使用する石灰石粉の粒度としては、特に限定する
ものではないが、スラリーの濃度均一化と。
ものではないが、スラリーの濃度均一化と。
焼結原料への均−添加時の添加装置の目詰り防止の点よ
り0.25m/m以下が好ましい。
り0.25m/m以下が好ましい。
次に、前記スラリー濃度に調整された石灰スラリーの添
加量としては、少なくするとこの発明の目的とする石灰
の代替、疑似粒化が生かされず、また多過ぎても焼結原
料としての水分量が多くなり疑似粒子の付着粉となり得
る量が限定されるために効果的でない。このような点を
踏まえ、この発明者らは1石灰スラリー添加量と造粒効
果の関係1石灰スラブー添加量と生産性の関係を調ぺ九
結果、j111図、嬉2図より明らかなごとく石灰スラ
リーの添加量(石灰石との代替率)としては。
加量としては、少なくするとこの発明の目的とする石灰
の代替、疑似粒化が生かされず、また多過ぎても焼結原
料としての水分量が多くなり疑似粒子の付着粉となり得
る量が限定されるために効果的でない。このような点を
踏まえ、この発明者らは1石灰スラリー添加量と造粒効
果の関係1石灰スラブー添加量と生産性の関係を調ぺ九
結果、j111図、嬉2図より明らかなごとく石灰スラ
リーの添加量(石灰石との代替率)としては。
1−10チが良好であることが判明した。
すなわち、第1図は石灰スラリー添加量と疑似粒化指数
1通気度との関係を調べた結果でめる・ここで、疑似粒
化指数とは下記の式で得られる値である。
1通気度との関係を調べた結果でめる・ここで、疑似粒
化指数とは下記の式で得られる値である。
第1図の結果より、石灰スラリー添加量が増加すると造
粒性は向上するが、添加量が多過ぎると通覧性の悪化を
も九らすため、石灰スラリー添加量di−10%が良好
である。
粒性は向上するが、添加量が多過ぎると通覧性の悪化を
も九らすため、石灰スラリー添加量di−10%が良好
である。
また、12図は石灰スラリー添加量と焼成時間の関係を
調べた結果であるが1石灰スラリー添加量1〜10チの
範囲が焼成時間の短縮にも効果があり、生産性の向上を
はかることができる。
調べた結果であるが1石灰スラリー添加量1〜10チの
範囲が焼成時間の短縮にも効果があり、生産性の向上を
はかることができる。
次に、この発明法を夾雑するための設備とじては、第3
図にその一例を示すごとく1石灰石の洗浄の際および破
砕時に発生した微粒石灰石粉をスラリー檀(1)に貯め
、沈降しないように攪拌機(2)により攪拌しながらポ
ンプ(3)によりスラリー輸送配管(4)を経てドラム
ミキサー(6)の投入口部に設けられた吐出ノズル(5
)から焼結原料に混合される。この石灰スラリーは20
〜40%のスラ゛り一濃度に調整されてドラムミキサー
(6)に供給されるため、吐出ノズル(5)が詰まるお
それは全くなく、シかも均一に添加される。このような
方法で微粒石灰石粉が焼結原料に添加されると1分散性
、造粒性が良好で、焼結鉱の品質および成分のばらつき
がなく、しかも生産−性が高くなるという効果を奏する
。
図にその一例を示すごとく1石灰石の洗浄の際および破
砕時に発生した微粒石灰石粉をスラリー檀(1)に貯め
、沈降しないように攪拌機(2)により攪拌しながらポ
ンプ(3)によりスラリー輸送配管(4)を経てドラム
ミキサー(6)の投入口部に設けられた吐出ノズル(5
)から焼結原料に混合される。この石灰スラリーは20
〜40%のスラ゛り一濃度に調整されてドラムミキサー
(6)に供給されるため、吐出ノズル(5)が詰まるお
それは全くなく、シかも均一に添加される。このような
方法で微粒石灰石粉が焼結原料に添加されると1分散性
、造粒性が良好で、焼結鉱の品質および成分のばらつき
がなく、しかも生産−性が高くなるという効果を奏する
。
以下、この発明の実施例について説明する。
第1表に示す通常の焼結原料を用−て自溶性焼結鉱を製
造し、そのと色の焼結性を第3表に示す。
造し、そのと色の焼結性を第3表に示す。
なお、使用した石灰スラリーと通常石灰石粉の粒度構成
は第2表に示した。
は第2表に示した。
第3表の結果より、この発明法では、疑似粒子化率の向
上並びに通気度のアップにより、生産性の向上がはから
れた。また1品質的にも通常の焼結鉱とほとんど差がな
く良好な強度が得られた。
上並びに通気度のアップにより、生産性の向上がはから
れた。また1品質的にも通常の焼結鉱とほとんど差がな
く良好な強度が得られた。
第1表 製造条件
第2表 石灰スラリーと通常石灰石粉の粒度分布(r;
)第3表 結 果 以上説明したごとく、この発明法によれば、これまで処
jllK苦慮されていた微粒石灰石粉を焼結原料として
有効r活用することができる上、焼結鉱の品質を維持し
ながら生産性を向上させることができ、コスト的にも大
きな効果を上げることがで自る。
)第3表 結 果 以上説明したごとく、この発明法によれば、これまで処
jllK苦慮されていた微粒石灰石粉を焼結原料として
有効r活用することができる上、焼結鉱の品質を維持し
ながら生産性を向上させることができ、コスト的にも大
きな効果を上げることがで自る。
第1図はこの発明に訃ける石灰スラリー添加量と疑似粒
化指数1通気度の関係を示す図表、第3図は同じく石灰
スラリーと焼成時間の関係を示す図表、#!3図はこの
発明法を!J施する丸めの設備の一例を示す説明図であ
る。 図中、1−・スラリ一槽、2−攪拌機、3−ポンプ、4
・−スラψ−輸送配管、5−・吐出ノズル、6−ドラム
ミキす−。 出願人 住友金属工業株式会社
化指数1通気度の関係を示す図表、第3図は同じく石灰
スラリーと焼成時間の関係を示す図表、#!3図はこの
発明法を!J施する丸めの設備の一例を示す説明図であ
る。 図中、1−・スラリ一槽、2−攪拌機、3−ポンプ、4
・−スラψ−輸送配管、5−・吐出ノズル、6−ドラム
ミキす−。 出願人 住友金属工業株式会社
Claims (1)
- 微粒石灰石粉を20〜・40−濃度のスラリー状に調整
したのち、該石灰スラリーを石灰石との代替率1−10
96の範囲内で焼結原料に添加することを特徴とする自
溶性焼結鉱の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15984981A JPS5861239A (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | 自溶性焼結鉱の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15984981A JPS5861239A (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | 自溶性焼結鉱の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861239A true JPS5861239A (ja) | 1983-04-12 |
Family
ID=15702572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15984981A Pending JPS5861239A (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | 自溶性焼結鉱の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861239A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990011554A (ko) * | 1997-07-24 | 1999-02-18 | 김종진 | 석회소성 집진슬러리를 사용한 소결광 제조방법 |
KR100322036B1 (ko) * | 1997-11-26 | 2002-05-13 | 이구택 | 제강슬러지를사용한소결광제조방법 |
-
1981
- 1981-10-06 JP JP15984981A patent/JPS5861239A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990011554A (ko) * | 1997-07-24 | 1999-02-18 | 김종진 | 석회소성 집진슬러리를 사용한 소결광 제조방법 |
KR100322036B1 (ko) * | 1997-11-26 | 2002-05-13 | 이구택 | 제강슬러지를사용한소결광제조방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU736200B2 (en) | Process for producing sintered ore and the sintered ore | |
JP3185921B2 (ja) | 改質酸化カルシウム組成物及びその製造方法 | |
JP2007113088A (ja) | 焼結原料の造粒用バインダー及び造粒方法 | |
CN110803881A (zh) | 超细灰及其制备方法和应用、水泥、混凝土 | |
JPH0525556A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JPS5861239A (ja) | 自溶性焼結鉱の製造法 | |
KR100787359B1 (ko) | 소결광의 제조방법 | |
JPH0822781B2 (ja) | タンディッシュおよび溶鋼取鍋用表面被覆材 | |
JP2003096521A (ja) | 高アルミナ鉄鉱石配合の焼結鉱及びその製造方法 | |
KR102033028B1 (ko) | 소결광 제조방법 | |
JPS627253B2 (ja) | ||
JP3888981B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JPS5817813B2 (ja) | 微粉鉄鉱石を使う焼結鉱の生産においてその生産性を向上させる方法 | |
JPH0645829B2 (ja) | 焼結原料及び焼結鉱の製造方法 | |
JPS6369926A (ja) | 焼結原料の事前処理方法 | |
KR870002186B1 (ko) | 소결광의 환원분화성 개선방법 | |
JPH05311254A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JPH07166248A (ja) | 焼成塊成鉱の製造方法 | |
JPH03111521A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JPH1121634A (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JPS6313475B2 (ja) | ||
KR100301983B1 (ko) | 석회소성집진수를이용한소결광의제조방법 | |
JPS597770B2 (ja) | クロム鉱石の焼結法 | |
KR100232299B1 (ko) | 고강도 소결광 제조 방법 | |
EP0015085A1 (en) | An improved raw materials mix and process for producing self-fluxing, sintered ores |