JPS5860073A - ゴム補強用繊維材料の処理方法 - Google Patents

ゴム補強用繊維材料の処理方法

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JPS5860073A
JPS5860073A JP56157561A JP15756181A JPS5860073A JP S5860073 A JPS5860073 A JP S5860073A JP 56157561 A JP56157561 A JP 56157561A JP 15756181 A JP15756181 A JP 15756181A JP S5860073 A JPS5860073 A JP S5860073A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゴム補強用綾織材料の処理方法に関しその目的
とするところは接着剤処理を実施されたコード又は織物
の平滑性を向上させ、かつ高強力、高接着力を有するゴ
ム補強用線維材料を提供することにある。
ポリエステルJIIJII1.ナイpン縁繕、全芳香族
ボ替アミドIIM等の鑵艙材料は、寸法安定性。
耐熱性、耐疲労性などに優れ、ベルト、タイヤなどのゴ
ム補強材として使用される。一般にゴム補強材は、製糸
された1a維束(ヤーン)に下撚を總しだ後2本ないし
数本を集め上撚を施しコードとしたものをスダレ織物等
に織編成し、その後接着剤処理を施し、ゴムに壌め込み
、加硫処理を行うことkより、その補強効果を発揮する
。従ってゴム補強材としての効果を最大限に発揮するに
は、接着剤処理を施されたスダレ織物C以下処理スダレ
という)が高強力であるばかりでなく、ゴ^との接着力
が十分になければならない。
又、近年工種合理化を企図し、接着剤処理されたコード
な織編成しゴムKjjlめ込んで加硫熱処理しiゴム補
強材となす方法も汎用されつつある。しかしながら、か
かる方法は、処理フードが粘着性を有するため織編成し
難い、従って、前記特性に加え、生産性向上の面から、
処坤J−ドが平滑性を有し取り扱いやすいことが要求さ
れつつある。
処理コード、スダレの強力を向上させるにはヤーンの段
階で出来るだけ引き延ばし高強力にするだけでな(、。
これに続く撚糸、J1織、接着剤処理の工程での強力低
下を防止する必要がある。因みに、これらの段階での強
力低下の原因は、主としてヤーンを撚り合わせること及
び接着剤により、ヤーン間、単糸間が固定され、初期ヤ
ーンの全強力が発揮されないことKgiるものと考えら
れている。撚糸の際の撚数は、補強を必要とするゴム製
品の種類により、強力、耐疲労性などの観点から決定さ
れ、ゴム製品メーカーにより決定される。一方接着剤に
よる単糸間の固定化の条件は、接着剤を付着する段階で
接着剤がフード内部にどの橿度入るかという問題と、そ
の後のベーキング条件とで決定される。
これらの条件は、続いて行われる加硫工種でのゴムとの
接着及び加備中の寸法安定性を高めるのに好適なように
決められる。接着力向上、熱収縮車の減少のためには、
十分な熱が加えられなければならないが、このよ5な処
理により、m篠強力は低下する一方、処理コードの粘着
性も未だ改善されていない。
本発明者は既に処理コードの粘着性を改善する為Vcl
IA維材料をレゾルシン・ホルマリン−ラテックスを含
む接着剤で処理した後、分子量250〜1200の常温
液状の平滑剤を主体とする処理剤で処理することを特徴
とするゴム補強用繊維材料の処理方法を提案したC特願
昭56−41B347号)。しかしこの方法は二段階も
しくは三段階処理方法であり、平滑剤の塗布装置を新た
VcWkける必要があり、工程的に複雑になる。
そこで本発明者は高接着性、高強力で且つ平滑性のある
処理スダレあるいは処理コードの処理剤について鋭意研
究め結果、ジメチルポリシルキサンを添加、併用するこ
とにより従来前えられなかった効果をもたらすことを見
出し本発明に到達した。
即ち本発明は、#I維材料をジメチルポリシルキサン及
びレゾルシン−ホルマリン・ラテックスを含む処理剤で
処理することを特徴とするゴム補強用繊維材料の処理方
法である。
本発明において使用する線維材料はポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレートの如き芳香族又は
ナフタレン環含有縁状ポリエステルのam、ナイロン6
、ナイロンa6の如き脂肪族ボリアミドの繊維、又はポ
リメタフェニレンイソフタラミド、ポリパラフェニレン
テレフタラミド等の全芳香族ポリアミドの一一からなる
ヤーン、:I−ド又は織布状のものな意味する。ここで
該#l維材料の形態は用途によって夫々異なることは勿
論であるが、本発明の処理は任意の形態の線維材料KM
すことができる。
例えば、コードの形態でも良いし、又スダレの状態でも
良い。
本発#4に使用するレゾルシン・ホルマリン・ラテック
ス(RFL)は、レゾルシンとホルムアルデヒドをアル
カリ又は酸性触媒下で反応させて得られる初期縮合物と
ゴムラテックスの混伊物であり、レゾルシンとホルムア
ルデヒドのモル比は1/ o、 t −1/ 8の範囲
が使用され、好ましくはl/a、s−1/sの範囲であ
る。更に好ましくは171〜S/aの範囲である。
ゴムラテックスとはブタジェン−スチレン−ビニルピリ
ジンラテックス(VPラテックスと称す)、ゾタジエン
ースチレンオテツクス(SPRラテックスと称す)、ゲ
タジエンビニル−リジンラテックス、7クリロニトリル
ラテツクス、アクリロニトリルーズタジエンラテックス
、天然ゴムラテックス等であり単独又は混合物が使用で
きる。特に■P−ラテックス単独又は■P−ラテックス
と他のラテックスの混合系で用いるのが望ましい。
レゾルシンーホル人アルデヒド初期縮合物とゴムラテッ
クスとの混合比は後述のwc2成分ノ添加率にもよるが
!/l〜1/11 (重量比)で、好ましくはl/3〜
l/12である。ゴムラテックスの比率b%少ないと処
理コードが硬くなるし多すぎると満足すべI!接着力が
得られず着しく粘着性が増すために好ましくない。
かかるRFLを主体とする接着剤は、固形分としてRF
Lを10〜211%含むように―贅される。
なお、本発明に通用される接着剤は、繭重の如<RFL
t−含む組成物よりなるが、該接着剤にはさらに必要に
応じホ6リエポキシド化合物。
エチレン尿素化置物、ブロックドポリイソシアネ〜ト及
び水浴性ポリウレタン情態よりなる評から選ばれた少く
とも1種の化合物を第2成分として含有せしめてもよい
かかる#I2成分は、上記RFLに対してα5〜30重
量処、好ましくはt、 o〜201量$添加される。第
2成分の添加量が少なすぎると良鰺な接着力、ゴム付着
率が得られない、一方添加量が多すぎると接着剤の粘度
が著しく上昇して繍鹸材料の処理操作が困難となり、そ
のうえ接着力、ゴム付着率は飽和に達して、第2成分の
添加量を多くしただけの効果が上らずコストが上昇する
だけであり、1!には処iM#雄材料が着しく硬(なり
強力も低下してくるという欠点が生ずる。
本発明の接着剤に@22成として含まれるポリエポキシ
ド化合物は1分子中に少くとも2個以上のエポキシ基な
該化合物1001!当りα21当量以上含有する化合物
であり、エチレングリコール、グリセロール、ソルビト
ール。ペンタエリスリトール、ポリエチレングリコール
等の多価アルコール類とエビフルルヒドリンの如きハロ
ゲン含有エポキシド類との反応生成物。
レゾルシン、ビス(4−ヒ)′ロキシフェニル)ジメチ
ルメタン、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾル
シン1ホルムアルデヒド樹脂尋の多価フェノール類と前
記ハロゲン含有エポキシド類との反応生成物、過酢酸又
は過酸化水嵩等で不飽和結合部を酸化して得られるポリ
エポキシド仕合物、即ち、亀4−エポキシシクロヘキセ
ンエボキシド、ミ4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシシクロヘキセンカルボキシレート、ビ
ス(&4−エポキシー6−メチルーシ〃ジヘキシルメチ
ル)アジペートなどを挙げることができる。これらの中
、特に多価アルコールとエビクールヒドリンとの反応生
成物、即ち多価アルコールのポリグリシジルエーテル化
合物が硬れた性能を発現するので好ましい、υ1かるポ
リエポキシド化合物は通常乳化液又は溶液とし°〔使用
に供するのがよい、乳化液又は溶液にするには、例えば
かかる+j?リエボキシド化合物をそのまま、或は必要
に応じて少に/)#媒に#解したものを、公知の乳化剤
、−えばアルキルペノゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチ
ルスルホサクシネー) Na塩、ノニルフェノールエチ
レンオキサイF付加物等を用いて乳化又は溶解し、接着
剤に添加する。
本発明でfJc2e、分として用いる前記エチレン尿素
化合物は次に示す一般式で表わされるもの( で、鳥は芳香亨又は脂肪族の炭化水素残基であり、n−
まOないし2の1M数である。
代表的な化合物としては、オクタデシルイソシアネート
、ヘキサメチレンジ・インシアネート。
インホpンジイソシアネート、トリレンジインシアネー
ト、メタキシリレンジイソシアネート。
ジフェニルメタンジイソシアネート、す7千しンジイソ
シアm−)、)リフェニルメタントリインシアネート等
の芳香族、脂肪族インシアネートとエチレンイミンとの
反応生成物があげられ、特にジフェニルメタンジエチレ
ン尿素等の芳香族エチレン尿素化合物が良好な結果を与
える。
本発明において壷着剤に第2成分として含まれる前記エ
チレン尿素化合物は、加111によってエチレンイミン
環が開環して反応し、接着性を高めるのである。かかる
エチレン尿素化合物を接着剤に添加して処理すると、接
着性、柔軟性共に優れたゴム補強用#I維材料が得られ
、史にブロックトインシアネート化合物の場合のように
、加熱時にブロック成分が遊離して環境な汚染するよう
なこともない。
また接着剤に併゛用するブロックトポリインシ7ネート
化合物はポリインシアネート化合物とブロック化剤との
付加化合物であり、加熱によりブロック成分が遊離して
活用なポリイソシアネート化合物な生ぜしめるものであ
る。ポリイソシアネート化合物としては、例えばトリレ
ンジイソシアネート、メタフェニレンジインシアネート
、ジフェニルメタンジイソシアネート。
ヘキサメチレンジインシアネート、ポリメチレンポリフ
ェニルインシアネート、トリフェニルメタントリインシ
アネート等のポリイソシアネート、或はこれらのポリイ
ソシアネートと、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール等の活性水素原子を2個以上有する化合物と
を。
NGO/ OH> 1となるモル比で反応させて得られ
る末端NCO基含有のポリアルキレングリコールアダク
トポリ身ソシ7ネートが挙げられる。
特にトリレンジインシアネート、メタキシレンジイソシ
アネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメ
チレンポリフェニルインシアネートの如き芳香族ポリイ
ンシアネートが優れた性能を発現するので好ましい。
ブロック化剤としては、例えばフェノール。
チオフェノール、クレゾール、レゾルシノール等ノフェ
ノール類、t−ブタノール、t−ペンタノール等の第3
級アルコール類、ジフェニルア4ン、キシリジン等の芳
香族第2M7#ン類。
フタル酸イミド等のイミド類、カプロラクタム。
バレルラクタム等のラクタム類、アセトキシム。
メチルエチルケトンオキシム、シクロヘキサンオキシム
等のオキシム類、及び酸性亜硫酸ソーかかるブロックト
ポリイソシ7ネート化合物は特に一般式 %式% で表わされるブロックドボリイソシ7ネート化合物を用
いるのが好ましい。
かかる場合、接着剤を調整するにはRFL液にブロック
トポリイソシ7ネート化合物を株加した後熟成して使用
することもできるし、又RFL液を熟成した後、#I維
材料の処理直曲にプロツークドポリインシアネート化合
物をね加して使用することもできる。RFL液の熟成は
通常、15〜25℃で15時間以上行なわれる。
ブロックトポリイソシ7ネート化合物及びRFLを含む
接着剤は、通常、固形分を10〜25重量%含有するよ
5に調整される。
このようKRFLおよびブロックトポリイソシアネート
化合物を含む接着剤では該化合物が加熱されてブロック
成分が遊離し活性なインシアネート基が再成されて、レ
ゾルシン・ホルマリンと反応しRFLの襞集カを著しく
高めると共に、接着剤付与による処理で11II維材料
に付着した接着成分とも反応し、更に加硫時にゴムとも
反応して#雄材料の硬化をともなわず総合的に接着力を
高める結果となる。
さらに本発明では接着剤としてRFLの他に必要に応じ
・下記一般式で示される水溶性ポリウレタン樹脂を第2
成分として含有させることができる。
前記水溶性7ドリウレタン樹脂は、前記一般式で示され
るように親水性基としてポリオキシエチレン基+CI、
C)ψ)を10〜50重量%含むインシアネート基含有
のウレタンプレポリマーの遊離インシアネート基をブロ
ック化剤によってブロック化したブロックトインシアネ
ート(R1;y、Co NH4並びにイソシアネート基
と反応性の水素原子を少なくとも1ケ及びアニオン形成
性基を少なくとも1ケ含有する化合物とを反応させたも
の(YCONH+より構成される。
ヂに評言するならポリオキシエチレンl4−CH,CH
,O+おは、得られるポリウレタンamが安定な水溶性
な得るために必須の成分でありそのn数は5〜30.ポ
リエチレングリコールの分子量に換算して約200〜l
、 s o oである。
また有機ポリインシアネート残基Aは、官能数3〜7の
有機ポリイソシアネートを対象とし、例えば、トリフェ
ニルメタントリイソシアネート、ホリメチレンポリフェ
ニルイソシアネート並びにヘキサメチレンジインシアネ
ート、キシリレンジイソシアネート、インホロンジイン
シアネート、トリレンジインシアネート、ジフェニルメ
タンジインシアネート等とトリメチロールプロパン等低
分子量ポリオールとを予め反応させて得らねたポリイン
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートの3量体
化物等があげられる。
またブロックトインシアネート■^C0NH+7は前記
インシアネート基とブロック化剤との付加化合物であり
、加熱−によりブロック成分が遊離して活性なポリイソ
シアネート化合物な生ぜしめるものである。ブロック化
剤としては、例えばフェノ−、ルウチオフェノール、ク
レゾール。
レゾルシノール等のフェノール類、l−ズタノール、t
−ペンタノール等の第3級アルコール類、ジフェニルア
ミン、キシリジン等の芳香族第2級アミン類、フタル酸
イミド等のイミ ド類。
カプロラクタム、バレロラクタム婢のラクタム類、アセ
トキシム、メチルエチルクトンオキシム、シクーヘキサ
ンオキシASのオキシAl!III及び酸性亜硫酸ソー
ダ等が挙げられるが、特にフェノール−クレゾール、ノ
ニルフェノールの如きアルキルフェノールが好ましい、
即ちプpツクドイソシアネー) +晒C(mT+lとし
ては、好ましくはCR′÷oco■+/ (R’は炭素
数1〜9のアルキル基または水素原子)を挙げることが
できる。
さらに前記の如くインシアネート基と反応性の水素原子
を少なくとも1ケ及びアニオン形成性基を少なくとも1
ケ含有する化合物としては訳減数2〜6の7ミノスルホ
ン縦、例えばヌクリン。N−メチルタウリン、もしくは
N−ブチルタウリン等、または脚素数1〜6の7ミノカ
ルボン酸、例えばグリシン、もしくはアラニン等を挙げ
ることができる。
この際!+喝は育種ポリイソシアネートの官能数3〜7
より1を減じた価であるから2〜6となり、勇は得られ
るポリウレタン樹脂の水溶性を確保するため少な(とも
1は必要であり。
従ってlは5以下、1.m、はそれぞれ1〜5である。
このように水溶性ポリウレタン樹脂を含む接着剤の場合
は、viポリウレタン樹脂が水溶性であるためRFLと
均一に混合しており、該接着剤溶液の経時安定性、工程
安定性がよ(、タイヤコートとゴムとの接着性が優れて
いる。そして後工程における熱処311KよってRF樹
脂さらKはゴムラテックスと強力に反志し、より強い相
互作用が働(のである。更には熱処理によって、かかる
ポリウレタンプレ樹脂より解離したインシアネート化合
物が自己重合し接着剤層の凝集力を著しく高め且つゴム
成分との間にも相互作用が働き接着力、ゴム付M率が飛
躍的に向上する。
上記RFLK添加されるジメチルポリシーキサンは、R
FLK対してal〜1(10重量%である、好ましくは
αs −& 0重量%である。添加量が著しく少ないと
平滑性改善の効果が発現しにくいし、又一方添加貴をや
たらに多(しても平滑性は改善されるが、逆に接着力、
ゴム付が低下して好ましくない。
本発明に用いられるジメチルポリシロキサンは次に示す
一般式が表わされる0通常ジメチルポリシロキサンは粘
度で示され本発明で使用されるものは100〜2×10
・C8のものである。
j Q OC8より粘度が低いと平滑性が得られないし
、又2X106C8より高いと平滑性は着しく良好にな
るが、逆に接着力、ゴム付を低下せしめて好ましくない
上記ジメチルポリン1キサンは通常水分散液の形で使用
される。
線維材料に付着せしめる方法としては、ローラーとの接
着もしくはノズルからの噴霧による塗布又は液浴への浸
漬等任意の方法を採用することが出来る。
線維材料に対する固形分付着量は、Q、s〜15重量%
、好ましくは1〜10重量%である。
該#線材料に対する固形分付着量を制御する為に圧接ロ
ーラによる絞り、スクレーバー等によるかきおとし、空
気吹き付けによる吹とばし。
吸引、吸収ビータ−による叩打等の手段を用いてもよい
、又ジメチルポリシロキサン、レゾルシン°ホルマリン
・ラテックスを含む処理剤で処理する前に予じ覧め繊維
材料をポリエポキシド化合物、ブロックトポリインシア
ネート化合物を単独あるいは併用して含む処理剤で処理
しておいても良い。
このようKして処理された線維材料はゴム補強用として
優れた抗張力0寸法安定性等の一般的諸性能を有し、特
に平滑性が大で、成形加工性が良好で耐疲労性に優れ、
又配合ゴムIC埋没加硫した後の!#維材料のゴム付着
率が高く極めて高い接着力を示す。
本発明により平滑で高接着の得られる理由は明らかでな
いが、通常離形、撥水あるいは柔軟化剤として用いられ
るジメチaポリシpキサ/が接着剤層の表面に移動し、
接着剤層を被覆する為得られる処理コード、スダレ等の
ゴム補強用−線材料の平滑性が著しく大となり、wL層
体のゴムと加硫する際にはジメチルポリシロキサンの粘
度が低((即ち、低分子量の為)ゴム中へ拡散してしま
う為に、接着を阻害しないで高接着を維持するものと推
定される。
以下本発明を実施例により更に詳細に説明する。実施例
中〜は重量基準で示す。
尚、実施例においてプライ関剥離力とは#I#11材料
とゴムとの接着力を示すもので2 plyの処理コード
を901の角度を成す様にしてクロスプライCフード密
度z 7endo/21sGI)として自動車タイヤ用
カーカス配合ゴ人中に埋め込み160℃で20分間プレ
スに゛より加硫した後、両ブライをzoom/分の引張
り速度で剥離させるに:iする力をゆ/1傷で表わした
ものである。
又、ゴム付着率も線維材料に対するゴムの接着性を示す
尺度で上記のプライ間剥離力測定の際にゴムから剥離さ
れたコードを肉眼で観察し、コード表面の中ゴムが付着
している部分を百分率であられしたものである。
コードの曲げ硬さはガーレ一式で測定したもので創定値
が大きいはどぴいことを示す、更に強力保持率は耐疲労
度をあられす尺屓でグツドリッチ式疲労試験機によりコ
ードに回転ディスク盤間で設定、伸度6鶴、圧縮18%
の繰返し疲労を350万回与えた後強力がいくら残存し
ているかを百分率で表わしたものである。
平滑性は処理コードを直径60真/mφ、粗度3Sの梨
地加工ビンに180°の接触角で接触しながら2’m/
mで巻取る時ビンへの入側張力(T、)とし、出iI彊
力(T、)を測定し、摩擦力(F)をF −T、 −T
、として算出し、ドが小さいほど平滑性が良好と判断さ
れる。
実施例1 】0%苛性ソーダ水溶液10 gr、 28%アンモニ
ア水溶液30 grを水260grに加えよく攪拌しこ
の水溶液の中に予じめ酸性触媒で縮合せしめたレゾルシ
ン−ホルムアルデヒド使期縮合物C了セトン40重量%
溶液160 grを添加して十分に分散せしめる。
次に二ボール25tNFS(日本ゼオン■製40重量%
分散液vpラテックス1240gr。
二ボールLX−112(日本ゼオン■製4o[i量%分
散液 SBRラテックス)1001greジフェニルメ
タンジエチレン尿素水分散液(25重量%分散液) 8
0 grをH,0zoo gr K添加し充分にかきま
ぜ乍ら加えていき、更にホルムアルデヒド(37jil
1%) 20 gr、次いで各種粘度ノ異なるジメチル
ポリシロキサン水分散液(20重量%分散液)5 gr
を添加し、IJ!に十分にかきまぜ水性接着液を得た。
次いで予じめエチレン−グリコールジグリシジルエーテ
ル及び該エチレングリコールジグリシジルエーテルに対
して5oxx%のラウリルアミンエチレンオキサイド1
0モル付加物を混合分散せしめ、溶融紡糸されたポリエ
チレンテレフタレー)11Mにエチレングリコールジグ
リシジルエーテルの付着本がa5重量%となる様に付着
させ、延伸後200℃で熱処理し、1000d・/2 
’a Ofilの延伸糸を得た。
得られたエポキシ処理ポリエチレンテレフタレート延伸
糸を3本撚り合わせてコード(1m数40 X 40 
T / 10 cxi )とし、フンビュートリーター
■処理機(CAリツツラ−社製タイヤコード処理機]を
用いて、6[1配水性接着液を浸漬通過させ、次いで1
00℃で120秒乾燥させた後230℃で120秒間熱
処喝した。
結果を第1表にまとめて示す。
第1表から明きらかなように粘度100〜200万C8
のジメチルポリシーキサンを倫加して処理したコードは
接着力、ゴム付を低下させないで著しくマサツカが改良
されていることがわかる。
第1表 ※水分散する前の原体の粘度 実施例2 1O重量%苛性ソーダ水溶液4 grを水63 grに
加えかきまぜ、次いでレゾルシン115 grを加え溶
解し、更にホルマリン(37重量%)を加え25℃で3
時間熟成する。
熟成後予じめ44λ5grK苛性ソーダ水溶液10gr
、二ポール2518FS(日本ゼオン社製40重量%)
 293 gr ニポールLX−112(日本ゼオン(
社)製40ii盪%) 126 gr  を加え調製し
た液に、熟成したレゾルシンホルムアルデヒド初期縮合
物の水fijmをゆっくり加えていき、25℃で16時
間熟成し水性接着液を得た。
ナイロン6タイヤコード(lzso/z。
38 X 38 T / 10 cm )を81r記接
着剤に浸漬し実−施例1と同様KIOo℃で2分間乾燥
し、次いで200℃で2分間硬化させた。
結果を第2表に示す、ポリエステルと同様にポリアミド
線維も接着カゴ人付を低下させないで平滑性が著しく改
良されることがわかる。
Is2表 実施例3 ブナコール■EX−611(長瀬産業社製品。
ソルビトールポリグリシジルエーテル)6IIに界面活
性剤としてネオコールosw−so(岨1工業製薬社製
品、ジオ7チルスル7オサクシネー) Na塩の30重
量5水溶液)4#を如え、均−Kll解する。これを水
80 S gr K激しく攪拌しつつ加え、ブナコール
EX(F?)−611を水に均一に溶解する0次いでノ
・イレン(fDMP(デュポン社11品、4.4’−ジ
フェニルメタン、ジイソシアネートのフェノールブロッ
ク体) 14 gr。
ネオコール”SW −304gr及び水42grをボー
ルミル中で24時時間分して得られた分散物並びlr 
ニラポール■2518Fg(日本ゼコン社製品、ビニル
ピリジン・ス枡しンOブタジェンターボ11マーの40
重量%) 125 grを加え、均一に混合する。得ら
れた配合液をT−処理浴とする。
一方、実施例1で調整した水性接着液を第二処理浴とし
た。
1500 do/2ply 、撚数43X43T/10
1のポリパラフェニレンテレフタラミド−維から広るコ
ードを実m例1と同様に第−処理浴中和浸漬後、150
℃で2分間乾燥後、240℃1分間熱処理し、次いで第
2処理浴に浸漬後、150℃で2分間乾燥後、240℃
で1分間熱処理した。
結果を第3表に示す、芳番族ポリアミドj#−の場合、
ポリエステル、脂肪族ポリアミド#鹸の場合と同様に接
着力、ゴム付を低下させないで平滑性が著しく向上して
いることがわかる。
第3表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1  Mm材料をジメチルポリシロキサン及びレゾルシ
    ン・ホルマリン・ラテックスを含む接着剤で処理するこ
    とを特徴とするゴム補強用Is#Il材料の処理方法。 1  mM材料が、ポリエステルl!I維、奔棲脂肪族
    ボリアξド又は全芳香族ボリア1ドl11繍よりなる特
    許請求の範11i111項記載のゴム補強用#l細材料
    の処理方法。 1 ジメチルポリシロキサンが下記一般式で示される特
    許請求の範囲第1項又は菖2JJ記鎮゛のゴム補強用l
    am材料の処理方法。 CI(、CIl、    X      C1l。
JP56157561A 1981-10-05 1981-10-05 ゴム補強用繊維材料の処理方法 Granted JPS5860073A (ja)

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