JPS5858816B2 - 縦型接合形電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

縦型接合形電界効果トランジスタの製造方法

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JPS5858816B2
JPS5858816B2 JP51125672A JP12567276A JPS5858816B2 JP S5858816 B2 JPS5858816 B2 JP S5858816B2 JP 51125672 A JP51125672 A JP 51125672A JP 12567276 A JP12567276 A JP 12567276A JP S5858816 B2 JPS5858816 B2 JP S5858816B2
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JP
Japan
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gate
region
etching
semiconductor layer
gate region
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JP51125672A
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JPS5350684A (en
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義人 生和
宏 西海
幸司 野村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は縦型接合形電界効果トランジスタ(以下V−F
ETと称す)の製造方法の改良に関するものである。
従来のV−FETの1つに第1図に示すように、ドレイ
ンとなる第1の高比抵抗半導体層2と、ソースとなる第
2の高比抵抗半導体層5の中に埋め込まれたゲート領域
3へのゲー)!極取り出しを、第2の高比抵抗半導体層
5表面より埋め込みゲート領域3に達するゲート領域3
と同一の導電型を有する不純物を拡散したゲートコンタ
クト領域7を形成することにより行なう構造のものがあ
る。
なお図において、1は低比抵抗半導体基板、6はソース
コンタクト領域、11は酸化膜である。
しかしながら、かかる構造のV−FETにおいては、ゲ
ートコンタクト領域7形成の際の拡散中に、ゲート領域
3の不純物も拡散されるため、ゲート幅、ゲート拡散深
さが非常に大きくなる。
その結果、素子面積当りのドレイン電流を取り出すのに
寄与するチャンネル領域40面積の割合は減少し、同時
にチャンネル長も大きくなり、ドレイン電流が流れにく
くなるため、大電力を取り出すことは難かしい。
そこでゲート領域3が小さくでき、大電力が取り出せる
ようにするため第2図に示すように、ソースとなる第2
の高比抵抗半導体層5の所定の位置を必要な深さエツチ
ング後、エツチング向の所・定の位置に、ゲート領域3
と同一導電型を有する不純物を拡散してゲートコンタク
ト領域7を形成し、ゲート電極を取り出す構造のV−F
ETも発表されている。
ところが半導体のエツチング深さは、同一条件で行なっ
てもウェハごとに差があるうえ、同一ウエバ内でも大き
くばらつくのが普通である。
このためゲートコンタクト領域7が、埋め込まれている
ゲート領域3に確実に到達するためには、平均のエツチ
ング量を目的のエツチング量より大きくせねばならない
ところでエツチングマスク11をマスクして化学エツチ
ングした場合の半導体のエツチング断面は、第8図に示
すように端部14が深くなる欠点があり、この端部14
のエツチング深さが中央のエツチング深さの2倍に達す
ることもしばしばある。
このためゲートコンタクト領域7が、埋め込まれている
ゲート領域3に確実に到達し得るように半導体をエツチ
ングした場合、前述のエツチング箇所の端部14で ド
レインとなる第1の高比抵抗半導体2が深くエツチング
される素子が増加することは避けられず、かかる素子の
ゲート・ドレイン間耐圧はパンチスルーで決定される可
能性が犬きく、ゲート・ドレイン間圧が低下する不都合
がある。
このような不都合を防ぐには、ドレインとなる第1の高
比抵抗半導体層2を厚くすれば良いが、そうするとドレ
イン抵抗が増大し、大電力を取り出すことができない。
本発明はかかる従来の欠点を解消し、小素子面積で大電
力が得られ、同時に埋め込まれたゲート領域のコンタク
トが確実にとれ、且ゲート・ドレイン間耐圧の優れた縦
型接合形電界効果トランジスタを得ることができる製造
方法を提供するものである。
以下、第4図に従って本発明の一実施例を説明する。
図において、1は0.010−□□□程度の比抵抗を有
する低比抵抗のn生型半導体基板、2は気相成長により
形成されたn形の第1の高比抵抗層、3は前記第1の高
比抵抗層2内に形成されたP十形のゲート領域、4はド
レイン電流に寄与するチャンネル領域、5は前記ゲート
領域3を含む第1の高比抵抗層2上に気相成長により形
成された比較的高い比抵抗を有するn形の第2の高比抵
抗層、15は同段状溝であり、1回目の半導体エツチン
グで形成された第1の溝16と、2回目の半導体エツチ
ングで上記第1の溝16より狭小に形成された第2の溝
17とからなっている。
7は階段状溝15の底部に選択された不純物を導入し、
第2の溝17より少なくとも巾広でかつゲート領域3ニ
達するように形成されたP十形のゲートコンタクト領域
、6はn十形のソースコンタクト領域である。
すなわちこの実施例においては、第1の高比抵抗層2、
ゲート領域3および第2の高比抵抗層5を含む半導体基
体に2回のエツチングを施してゲートコンタクト用の階
段状溝15を形成し、この階段状溝15の底部にゲート
コンタクト領域7を形成するものである。
なお、第1の高比抵抗層2内に形成された前記ゲート領
域3は、第2の高比抵抗層6形成以後の工程で、第4図
に示すように第2の高比抵抗層5中にも広がる。
このような製造方法によれば次のような利点がある。
(1) 半導体エツチング向よりゲート電極取り出し
のためのゲートコンタクト領域7を設けているので、埋
め込まれているゲート領域3が小さくでき、大電力を取
り出せる。
(2)半導体エツチングを2回に分けて行なう構造であ
るため、エツチング面端部の深くほれる箇所のエツチン
グ量とエツチング面中央のエツチング量の差は、1回で
エツチングする場合の約半分となる。
このためゲートコンタクトが確実に取れる程エツチング
しても、ドレインとなる第1の高比抵抗層2が深くエツ
チングされることはなくなる。
その結果、ゲート・ドレイン間耐圧がパンチスルーで決
まる割合は減少するため、ゲート・ドレイン間耐圧が低
下することがない。
(3)エツチングの一番深い場所でゲート領域3へのコ
ンタクトが取力れば良いので、1回目と2回目のエツチ
ング量の合計は少なくできる。
その結果ドレインとなる第1の高比抵抗層2がエツチン
グされることは少なくなり、前項で述べたと同じ理由で
ゲート・ドレイン間耐圧が低下する・ことがない。
(4)階段状溝15上部にゲートコンタクト領域7の境
界が来るよウニした場合、P+N接合のP+領域の実質
的な拡散深さは階段状溝15の長さに対応するので、平
崩にゲートコンタクト領域7の境界を設けた場合のP+
N接合のP+領域の拡散深さより非常に大きくなる。
従って階段状溝15上部にゲートコンタクト領域7の境
界が来る構造にすれば、ソース・ゲート間耐圧を大きく
することができる。
上記実施例は、ゲートコンタクト部分の半導体エツチン
グが2段の階段状であるNチャンネル縦型接合形電界効
果トランジスタについて説明したが、ゲートコンタクト
部分の半導体エツチングが3段以上の階段状であっても
何らさしつかえない。
またPチャンネル縦型接合形電界効果トランジスタの製
造にも適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は夫々従来の縦型接合形電界効果ト
ランジスタを示す断面図、第3図は説明図、第4図はこ
の発明の一実施例を示す断面図である。 図において、2は第1の高比抵抗層、3はゲート領域、
5は第2の高比抵抗層、7はゲートコンタクト領域、1
5は階段状溝である。 なお、図中同一符号は夫々同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドレインとなる第1導電型の第1の半導体層と、こ
    の第1の半導体層の一生面上に選択的に形成され、互い
    に連結せる第2導電型のゲート領域と、上記第1の半導
    体層の一生面上に上記ゲート領域が埋没される如く形成
    されてソースとなる第1導電型の第2の半導体層とから
    成る半導体基体を準備する工程、上記ゲート領域の少な
    くとも一部の上方にある上記第2の半導体層を、少なく
    とも2回のエツチングにより上記ゲート領域が露出せぬ
    範囲で段階的に除去して、上記ゲート領域に向って狭小
    となる少なくとも2段の階段状溝を形成する工程、上記
    階段状溝の底部に、この底部より少なくとも巾広でかつ
    上記ゲート領域に達するように第2導電型のゲートコン
    タクト領域を形成する工程を備えた縦型接合形電界効果
    トランジスタの製造方法。
JP51125672A 1976-10-19 1976-10-19 縦型接合形電界効果トランジスタの製造方法 Expired JPS5858816B2 (ja)

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JPS5350684A JPS5350684A (en) 1978-05-09
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JPH0722203B2 (ja) * 1984-05-07 1995-03-08 富士通株式会社 接合型電界トランジスタ及びその製造方法
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