JPS5858536B2 - セイギヤクテンゲンソクキコウ ノ カフカアンゼンソウチ - Google Patents

セイギヤクテンゲンソクキコウ ノ カフカアンゼンソウチ

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Publication number
JPS5858536B2
JPS5858536B2 JP4126374A JP4126374A JPS5858536B2 JP S5858536 B2 JPS5858536 B2 JP S5858536B2 JP 4126374 A JP4126374 A JP 4126374A JP 4126374 A JP4126374 A JP 4126374A JP S5858536 B2 JPS5858536 B2 JP S5858536B2
Authority
JP
Japan
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drum
gear
overload
reverse
cam
Prior art date
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Expired
Application number
JP4126374A
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English (en)
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JPS50133369A (ja
Inventor
俊 阿部
清治 土江
国雄 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
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Publication of JPS50133369A publication Critical patent/JPS50133369A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は正逆転減速機構の原動モータのいづれの回転方
向についても過負荷を検出し、リミットスイッチを作動
して電源を遮断するようにした過負荷安全装置に関する
従来過負荷をリミットスイッチで検出して電源を遮断す
る技術は種々知られているが、正逆転減速機構の場合は
その回転軸がいずれの方向に回転しても回転数が所定値
以上になったことを検知しなければならない。
例えば実公昭48−29030号公報に記載されている
ように、過大な回転力が生じて過負荷となった場合にば
ねに抗して爪車が移動してリミットスイッチを作動する
ものは知られている。
しかしながら従来技術では検出要素が回転と摺動とが行
なわれるので作動に安全を欠くことが多かった。
また正逆いずれの方向でもばねが同じ変形をせずに、そ
のために正逆回転の検出値が異ってしまう。
したがって本発明の目的は、検出要素が過負荷により安
全して変位し、正逆いずれの回転においても正確に電源
を遮断させることのできる正逆転減速機構の過負荷安全
装置を提供するにある。
本発明によれば、正逆転減速機構のモータの主軸に第1
歯車を設け、前記主軸に軸方向に可動に契止された摺動
ボスを設け、第1歯車むよび摺動ボスの間にはそれぞれ
三角形状の凸カムと凹カムとが設けられ、それらの凸カ
ムと凹カムとはバネによって互いに圧接されており、摺
動ボスにはドラムが回動のみ可能に支承され、そのドラ
ムを嵌入固定カバーには角度θの切欠きが設けられ、そ
の切欠きにはドラムの外周に設けた廻り止めピンが突出
しており、かつ前記角度θをへだてて正逆転用のリミッ
トスイッチのスイッチボタンを2個配置すると共に、そ
れらのスイッチボタンに対応して位置できる作動ピンが
ドラムに設けられている。
したがってトルクの伝達経路中に設けた凹凸のカムによ
り、過負荷を検出でき、正逆を問わず確実に過負荷にモ
ータを停止できる。
以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施した過負荷安全装置の一例として
いわゆるパワーシリンダ装置に適用したものを示してい
る。
第1図にトいてパワーシリンダ装置はモータ1と、その
モータ1と一体に設けられた歯車減速部2と、その減速
部2の出力軸側に取付けられる作動部3の三者により構
成されている。
モータ1の回転力は減速部2はその内部に突出するモー
タの主軸4と一体となって回転するブツシュ10を介し
て摺動ボス7に伝達され、そして摺動ボス7に形成した
凹カム9と凸カム8とを介して第1歯車5より第2歯車
21、第3歯車22、第4歯車23を経て作動部3に対
する出力軸24に減速伝動されるようになっている。
作動部3には前記出力軸24上の雄ネジ25にかみ合い
かつ軸方向にのみ摺動自在とした雌ネジ26が外嵌され
てトリ、この雌ネジ26と一体なる中空ロッド27の先
端には被動物体をとりつけるための金具28が螺着され
ている。
そして出力軸24の正逆転により金具28が矢印方向に
往復運動を行うことは在来公知の通りである。
さて本発明を実施した過負荷安全装置は前記主軸4に取
付けられるものである。
主軸4に滑りキー6を介じ軸方向に移動可能に取付けら
れた摺動ボス7と、第1歯車5との間に凸カム8および
凹カム9を設け、作動部3に過負荷がかかるとき、正逆
回転いずれの場合にも、摺動ボス7に外嵌したドラム1
2が同じく軸方向に移動して、それに付した作動ピン1
8がリミットスイッチ20を確実に発動するようになっ
ている。
第2図ないし第4図には本発明の主要部分が示されてい
る。
すなわち第1歯車5にはそれと一体に回転する摺動ボス
Iに対する側に三角形状の凸カム8が形成され、またそ
の凸カム8に対してボス7には三角形の凹カム9が形成
されている。
ボス7はブツシュ10に嵌装され、そして滑りキー6に
よって主軸4と軸方向に摺動自在に回転結合され、かつ
その外周にはドラム12が軸受11により軸方向には不
動に支承されている。
このドラム12は主軸4の前端のフランジ13との間に
押しバネ14を挾持するとともに、ピン15が減速室に
設けた固定カバー16の周辺に形成した切欠17に嵌入
して、第4図に示す如く、角度θの範囲は回動できるよ
うになっている。
固定カバー16の外側にはモータ1の電源を遮断する正
逆転用のリミットスイッチ20.20がとりつけられ、
そのスイッチボタンi9.19は前記角度θをへだてて
配置するとともに、ドラム12に付した作動ピン18が
角度θ間を移動することによりボタン19のいずれかに
対面するように位置させている。
作動に際し、正転時に過負荷運転ではない場合に各要素
は第3図に示す状態にある。
すなわち通常凹凸カム9,8は押しバネ14に押されて
互いに密着係合し第1歯車50回転に伴い、第2歯車2
1以降の伝動装置は通常の態様で支障なく作動する。
したがって第4図にかいて矢印方向(正転方向)に主軸
4が回転し、ドラム12は僅かながら軸受11の摩擦に
よって同方向の回転力を受け、廻り止めピン15のため
切欠17の左端の位置に停止する。
この第3図に示す状態で正転している際に、作動部3の
外端に設けた金具28が過負荷を受けたものとする。
すると、第1歯車5に過大なトルクが発生すると、トル
クの伝達経路中に設けた凹カム9と第1歯車5と一体に
回転する凸カム8とは位相差を生じ、第5図に示すよう
に噛合いがずれた状態となる。
したがって摺動ボス7はドラム12とともにバネ14を
抑えて矢印方向(図面で左方)に転位し、ドラム12に
設けた作動ピン18が正転用スイッチボタン19に接触
し、そのリミットスイッチ20を作動して正転している
モータを停止する。
さてモータ1が逆転した場合、過負荷が生じていないと
きは、第6図に示す状態となる。
すなわちドラム12の廻り止めピン15は角度θだけ第
4図にむいて時計方向に固定カバー16に対して回動し
、切欠17の右側で係止する。
したがってドラム12のこの回動によって作動ピン18
は逆転用のスイッチボタン19と対向した位置にくる。
この状態で過負荷が生ずると、正転の場合と同様に凹凸
のカム9,8は第7図に示すように噛合いがずれ、その
結果やはりドラム12は第7図に釦いて左方に距離Aだ
け移動し、作動ピン18は逆転用のスイッチボタン19
を押圧する。
したがってモータ1の逆転作動は停止する。
以上の如く、本発明によればモータ1が正逆いずれの方
向に回転しても過負荷が生じたときは凸カム8と凹カム
9との相対的な移動が生じ、その結果両カム8,9の位
置がずれて、作動ピン18が突出して正転用又は逆転用
のリミットスイッチを作動するので、正転、逆転いずれ
の場合でも過負荷は凹凸のカム9,8による作動ピンの
変位によって検出できる。
この過負荷の値はバネ14の押圧力によって調整できる
したがって、モータの主軸に付した減速機構の第1歯車
においてモータ回転方向の正逆いずれの場合にも正確に
過負荷を検出し、・直ちに電源を遮断することができ、
在来の如く特に何らかの外部検出装置を設ける必要がな
く、これを歯車箱の主軸部側の空間を有効に利用して小
容積に格納できる。
特にいわゆるパワーシリンダの如く正逆転をこもごも反
復する如き用途に対する場合、被動体に対する金具の往
復行程の途中や作動終端で過負荷を受けると、ただちに
作動して危険を防止する。
その場合には被移動物体をそのまま固定体に押付けるこ
とになる。
それ故に本発明の過負荷安全装置は正確安全であり、信
頼度がきわめて高く、そのもたらす工業的利益は大であ
る。
またこの装置はリミットスイッチを2個設けたので、正
逆回転を繰返し継続して行うためにそのリミットスイッ
チをモータの正逆切換スイッチとして利用することがで
きる。
また凸カムと凹カムとの取付は位置を逆にすることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる正逆転減速機構の過負荷安全装
置の一部切断側面図、第2図はその端面図、第3図は正
転回転で過負荷が生じていない場合を示す平面図、第4
図は第3図の作動ピンの角度的位置を示す断面図、第5
図は正転回転で過負荷が生じている場合を示す第3図と
同様な平面図、第6図は逆転回転で過負荷が生じていな
い場合を示す平面図、第7図は逆転回転で過負荷が生じ
ている場合を示す平面図である。 1・・・モータ、4・・・主軸、5・・・第1歯車、7
・・・摺動ボス、8・・・凸カム、9・・・凹カム、1
2・・・ドラム、14・・・バネ、17・・・切欠、1
8・・作動ピン、19・・・リミットスイッチボタン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 正逆転減速機構のモータの主軸に第1歯車を設け、
    前記主軸に軸方向に可動に契止された摺動ボスを設け、
    第1歯車および摺動ボスの間にはそれぞれ三角形状の凸
    カムと凹カムとが設けられ、それらの凸カムと凹カムと
    はバネによって互いに圧接されており、摺動ボスにはド
    ラムが回動のみ可能に支承され、そのドラムを嵌入固定
    カバーには角度θの切欠きが設けられ、その切欠きには
    ドラムの外周に設けた廻り止めピンが突出して釦り、か
    つ前記角度θをへだてて正逆転用のリミットスイッチの
    スイッチボタンを2個配置すると共に、それらのスイッ
    チボタンに対応して位置できる作動ピンがドラムに設け
    られていることを特徴とする正逆転の減速機構の過負荷
    安全装置。
JP4126374A 1974-04-11 1974-04-11 セイギヤクテンゲンソクキコウ ノ カフカアンゼンソウチ Expired JPS5858536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4126374A JPS5858536B2 (ja) 1974-04-11 1974-04-11 セイギヤクテンゲンソクキコウ ノ カフカアンゼンソウチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4126374A JPS5858536B2 (ja) 1974-04-11 1974-04-11 セイギヤクテンゲンソクキコウ ノ カフカアンゼンソウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50133369A JPS50133369A (ja) 1975-10-22
JPS5858536B2 true JPS5858536B2 (ja) 1983-12-26

Family

ID=12603552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4126374A Expired JPS5858536B2 (ja) 1974-04-11 1974-04-11 セイギヤクテンゲンソクキコウ ノ カフカアンゼンソウチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62196711A (ja) * 1986-02-21 1987-08-31 Tokyo Seimitsu Sokki Kk サ−ボ駆動装置
GB9807286D0 (en) * 1998-04-06 1998-06-03 Solvay Interox Ltd Pickling process

Also Published As

Publication number Publication date
JPS50133369A (ja) 1975-10-22

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