JPH0448978Y2 - - Google Patents

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JPH0448978Y2
JPH0448978Y2 JP14869186U JP14869186U JPH0448978Y2 JP H0448978 Y2 JPH0448978 Y2 JP H0448978Y2 JP 14869186 U JP14869186 U JP 14869186U JP 14869186 U JP14869186 U JP 14869186U JP H0448978 Y2 JPH0448978 Y2 JP H0448978Y2
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は4輪駆動車の2輪・4輪駆動切換装置
に利用できる4輪駆動車の回転トルク伝達装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来実開昭60−163120号公報で提案されている
4輪駆動車の2輪・4輪駆動切換装置の概略を第
7図及び第8図について説明すると、50は車軸
間差動装置、51はデフロツク機構49のシフト
操作装置で、該シフト操作装置51は、入力軸5
2と、該入力軸52に対向して配置された出力軸
53と、該出力軸53の回転を軸方向の動きに変
えて伝達するシフトフオーク54と、前記差動装
置のリングギヤ及びピニオンキヤリヤ55からな
る動力伝達部のスプライン56,57からなるギ
ヤ噛合部58に設けられ、シフトフオーク54に
よつて摺動されるスライダ59とを備えている。
入力軸52と出力軸53は、その端部がケーシ
ング60に回転自在に支持され、入力軸52には
ウオームホイール61と歯車61aが固定されて
おり、ウオームホイール61にはケーシング60
の側方に取付けられたモータ62の出力軸63に
固定されているウオームギヤ64が噛合つてい
る。また入力軸52に固定されている歯車61a
は、回転プレート67aの円弧状端面に形成され
た歯部が噛合つている。回転プレート67aは前
記出力軸53に回転自在に支持されている。
また出力軸53の先端はシフトロツド65に同
時回転可能に結合され、シフトロツド65の先端
部はシフトフオーク54が取付けられている筒部
材66にヘリカルスプラインによつて結合されて
いる。従つてシフトロツド65が正逆回転する
と、筒部状66とシフトフオーク54が往復動
し、スライダ59を往復動させる。
67bは他の回転プレートで、前記回転プレー
ト67aに対向して出力軸53に固定されてい
る。68はコイルスプリングで、回転プレート6
7aと67b間において出力軸53に巻装されて
おり、回転プレート67bとケーシング60の壁
面の間の出力軸53にはコイルスプリング69が
巻装されている。また回転プレート67aにはピ
ン70と図示しない長寸のピンが突設され、これ
らのピンはコイルスプリング68に対応してい
る。即ち、コイルスプリング68の一方のアーム
68aはピン70に、他方のアーム68bは長寸
のピンに当接している。またコイルスプリング6
8の一方のアーム68aは回転プレート67bの
ピン71に、他方のアーム68bは回転体67b
の図示しないピンに当接している。更にコイルス
プリング69の一方のアームは、回転体67bの
ピン72に、他方のアームはケーシング60に突
設したピン73に当接している。
さて第7図の如くスライダ59がスプライン5
6に係合している状態で、モータ62の出力軸6
3とウオームギヤ64を反時計方向に回転させる
と、この回転はウオームホイール61を介して入
力軸52を第5図の矢印方向に駆動回転させる。
従つて歯車61aに噛合つている回転プレート6
7aが時計方向に回転し、コイルスプリング68
の一方のアーム68aをピン70を介して時計方
向に付勢することにより、出力軸53を時計方向
に回転させる。
コイルスプリング68が時計方向に回転する
と、他方のアーム58bが回転プレート67bの
図示しないピンを同方向に付勢し、回転プレート
67bと出力軸53とを時計方向に回転させ、シ
フトロツド65が時計方向(第7図の矢印方向)
に回転される。シフトロツド65が矢印方向に回
転すると、この回転運動は筒部材66の移動をヘ
リカルスプラインを介して直線運動に変換し、シ
フトフオーク54を右方向に移動させ、スライダ
59がスプライン56と57に嵌合し、車軸間差
動装置50の図示しないリングギヤとピニオンキ
ヤリヤ55が結合し、デフロツク機構49のロツ
ク状態が得られる。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の2輪・4輪駆動切換装置におけるコ
イルスプリング68の両端部は、外側に曲げられ
ており、かつ該両端部に当接するピンを設けた2
個の回転プレート67a,67bの内側に該スプ
リング68が設けられているため、スプリングが
同じ大きさの場合、スプリングのバネ定数が大き
くなり、必要なトルクが設定しにくいなどの問題
があつた。
本考案は、回転プレートをトーシヨンスプリン
グの内側に設けるようにして、前記従来の問題点
を解決しようとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、2輪・4輪切換スライダを
往復動させるシフトフオークを固定した往復動可
能なフオークシヤフトを有する4輪駆動車のウオ
ームホイールの回転トルクが、トーシヨンスプリ
ングを介して出力軸に伝達される回転トルク伝達
装置において、前記ウオームホイールはモータに
より回転駆動されると共に、前記ケーシングに支
持された出力軸上に該出力軸と相対回転可能に設
けられており、前記ウオームホイールと一体回転
可能に設けられた1対の回転プレートが、前記出
力軸に固定された1対のプレート間で、かつ該回
転プレートとプレートに夫々両端が当接するよう
に設けられた前記トーシヨンスプリングの内部に
配設されてなるもので、これを問題点解決のため
の手段とするものである。
(作用) ウオームホイールが、例えば時計方向に回転す
る時は、その回転トルクは回転プレートの一端部
からプレートの他端部に伝達され、反時計方向に
回転する時は回転プレートの他端部からプレート
の一端部に伝達される。またフオークシヤフトが
作動不能な場合(切換用の両スプラインの歯ズレ
等)は、回転プレートのみが回転し、やがてモー
タが停止し、回転プレートとプレート間でトーシ
ヨンスプリングが付勢されて保持される。
次にフオークシヤフトが作動可能になつた時
は、トーシヨンスプリングの付勢力により出力軸
が回転し、減速歯車機構を介してフオークシヤフ
トが作動する。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、図
中1はエンジンからミツシヨンを通して駆動力が
伝達されるミツシヨンの出力軸であり、該出力軸
1は前輪又は後輪駆動軸であつて常時回転してい
る(2輪駆動)。また出力軸1にはベアリング2
を介して後軸又は前輪駆動軸である出力軸3が支
持されており、第1図の出力軸1のスプライン4
に係合しているスライダ5がシフトフオーク6に
より右方に移動して、スプライン7にもスプライ
ン4と同時に係合すると、出力軸3は出力軸1と
結合されて4輪駆動となる。
8は駆動モータ、9はモータ軸、10はモータ
軸9に固定された高速回転するウオームギヤであ
る。ウオームギヤ10にはウオームホイール11
が噛合つており、該ウオームホイール11は出力
軸12上にスリーブ13を介して出力軸12とは
相対回転可能に支持されている。また出力軸12
上には、連結スリーブ14を介して一体的に形成
された2枚の回転プレート15a,15bが、ウ
オームホイール11と一体回転するように設けら
れている。更に出力軸13には、回転力伝達用の
2枚のプレート16a,16bが固定されてい
る。
回転プレート15a,15bの間には2分割の
スプリングガイド17a,17bが設けられ、該
ガイド17a,17bにはトーシヨンスプリング
18が取付けられており、該スプリング18の両
端19a,19bは夫々回転プレート15a及び
プレート16a、並に回転プレート15b及び1
6bに当接している。またウオームホイール11
には、一体的に設けられたストツパ20があり、
ケーシング21には必要な回転後にストツパ20
と当接する図示しない突起が設けられている。
更にウオームホイール11には、回転位置検出
用として銅系のコンタクトプレート22が形成さ
れており、ケーシング21には検出用の接点が設
けてある。23はカムスイツチ、24はカムスイ
ツチ23の外周を囲う突出部である。また出力軸
12には小径ギヤ25が固定されており、該ギヤ
25と噛合う大径ギヤ26がカウンタ軸27に固
定されている。カウンタ軸27にはピニオンギヤ
28が固定してあり、該ピニオンギヤ28と噛合
う図示しないラツクを介して往復運動が伝達され
る出力軸29が係合している。出力軸29にはス
ライドフオーク6を取付けたフオークシヤフト3
0が連結されている。
次に以上の如く構成された実施例について作用
を説明すると、回転プレート15a,15bは連
結スリーブ14により平行に固定され、出力軸1
2と相対回転できるようになつているので、ウオ
ームホイール11の回転トルクが回転プレート1
5bから伝達される(反時計方向回り)と、トー
シヨンスプリング18を介してプレート16aに
伝達される。またウオームホイール11の回転ト
ルクが回転プレート15aから伝達される(時計
方向回り)と、トーシヨンスプリング18を介し
てプレート16bに伝達される。
ここでフオークシヤフト30が作動不能な場合
(切換用の両スプラインの歯ズレ等)、反時計方向
に回る時は回転プレート15bのみが回転し、所
定の角度でカムスイツチ23がオフとなり、モー
タが停止して第4図の状態になり、回転プレート
15bとプレート16a間でスプリング18が付
勢されて保持される。
次にフオークシヤフト30が作動可能になつた
時は、トーシヨンスプリングの付勢力により、出
力軸12が第5図の如く回転し、ギヤ25,2
6,28を介して出力軸29が往復動する。同様
に戻す時(第5図から左回転する時)は、第6図
から第3図の状態となる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明した如く本考案は、回転プレー
トを出力軸に固定されたプレート間で、トーシヨ
ンスプリングの内部に設けたので、同じ大きさの
場合、スプリングのバネ定数が小さくなり、必要
なトルクの設定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す2輪・4輪駆動
切換装置の平面断面図、第2図は同要部の詳細
図、第3図は第2図のA〜A断面図、第4図、第
5図、第6図は夫々回転プレートの作動状態を示
す説明図、第7図は従来の2輪・4輪駆動切換装
置の平面断面図、第8図は第7図における要部の
拡大正面断面図である。 図の主要部分の説明、1,3……出力軸、4,
7……スプライン、5……スライダ、6……シフ
トフオーク、8……駆動モータ、10……ウオー
ム、11……ウオームホイール、12……出力
軸、15a,15b……回転プレート、16a,
16b……プレート、17a,17b……スプリ
ングガイド、18……トーシヨンスプリング、1
9a,19b……両端、25……小径ギヤ、26
……大径ギヤ、27……カウンタ軸、28……ピ
ニオンギヤ、30……フオークシヤフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2輪・4輪切換スライダを往復動させるシフト
    フオークを固定した往復動可能なフオークシヤフ
    トを有する4輪駆動車のウオームホイールの回転
    トルクが、トーシヨンスプリングを介して出力軸
    に伝達される回転トルク伝達装置において、前記
    ウオームホイールはモータにより回転駆動される
    と共に、前記ケーシングに支持された出力軸上に
    該出力軸と相対回転可能に設けられており、前記
    ウオームホイールと一体回転可能に設けられた1
    対の回転プレートが、前記出力軸に固定された1
    対のプレート間で、かつ該回転プレートとプレー
    トに夫々両端が当接するように設けられた前記ト
    ーシヨンスプリングの内部に配設されていること
    を特徴とする4輪駆動車の回転トルク伝達装置。
JP14869186U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0448978Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14869186U JPH0448978Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30
US07/102,437 US4805472A (en) 1986-09-30 1987-09-29 Rotary torque transmission apparatus for four-wheel drive vehicles
DE19873732811 DE3732811A1 (de) 1986-09-30 1987-09-29 Drehkraft-uebertragungsvorrichtung fuer ein fahrzeug mit vierradantrieb

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JP14869186U JPH0448978Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6354519U JPS6354519U (ja) 1988-04-12
JPH0448978Y2 true JPH0448978Y2 (ja) 1992-11-18

Family

ID=31063201

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JP14869186U Expired JPH0448978Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39054E1 (en) * 1997-04-25 2006-04-04 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle drive system including drive mode-shifting mechanism for shifting between two-wheel drive and four-wheel drive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4715165B2 (ja) * 2004-11-10 2011-07-06 マツダ株式会社 変速機

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JPS6354519U (ja) 1988-04-12

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