JPS5858395B2 - ドライクリ−ニング溶剤組成物 - Google Patents

ドライクリ−ニング溶剤組成物

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JPS5858395B2
JPS5858395B2 JP51044082A JP4408276A JPS5858395B2 JP S5858395 B2 JPS5858395 B2 JP S5858395B2 JP 51044082 A JP51044082 A JP 51044082A JP 4408276 A JP4408276 A JP 4408276A JP S5858395 B2 JPS5858395 B2 JP S5858395B2
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solvent
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巌 久本
隆行 出口
知明 前田
隆資 大西
幸雄 大牟礼
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【発明の詳細な説明】 本発明は・・ロゲン化炭化水素溶剤捷たは石油系炭化水
素溶剤に特定の界面活性剤混合物を含捷せた新規なドラ
イクリーニング用酢剤組成物に関する。
パークロルエチレントリクロロエチレン、トリクロロト
リフルオロエタン等のハロゲン化炭化水素溶剤や石油系
炭化水素溶剤を使用し、各種衣料用材料及びそれらの製
品をドライクリーニングする際には、通常溶剤中に少量
の界面活性剤を添加することによってクリーニング効果
を高めることが行なわれている。
一般にドライクリーニング溶剤に添加する界面活性剤に
要求される特性としては主として水溶性汚染物の除去並
びに水溶性及び油溶性汚染物による再汚染防止効果が挙
げられ更に一定量以上の水を溶剤中に安定に可溶化出来
ること、被洗浄衣類の風合を損わないこと等が挙げられ
る。
而して従来この種の界面活性剤として数多くのものが開
発されてきたが、上述のような界面活性剤として要求さ
れる各特性を充分に満足し得るものはとく従ってこれら
各特性を満たす優れた界面活性剤の出現が望1れている
本発明者らは上記現状に鑑み、ドライクリーニング溶剤
について鋭意検討を重ねた。
この結果ある種の界面活性剤混合物がドライクリーニン
グ用溶剤に用いられる界面活性剤として要求される前記
特性を満たし得る極めて有用なものであることを見い出
し本発明を完成した。
即ち本発明は■ハロゲン化炭化水素溶剤または石油系炭
化水素溶剤に、界面活性剤として一般式%式%) ) () 〔式中、R1は炭素数1〜20のアルキル基、R2は炭
素数2〜6のアルキレン基、R3は水素原子またはメチ
ル基を、會た1、mおよびnは各各0または1〜20の
整数(ただし、1≦l+m+n≦20)を示す〕で表わ
されるジアミンの有機酸塩むよび無機酸塩の少くとも1
種、および一般式 〔式中、R4、R5およびR6は同一または相異なる水
素原子、炭素数1〜20のアルキル基捷たは−(CH,
、CHR’0)pH(ただし、R3は前記と同様であっ
て、pは1〜20の整数を示し、pの合計が20を超え
ない)を示す〕で表わされるモノア□ンの有機酸塩およ
び無機酸塩の少くとも1種を含有せしめたことを特徴と
するドライクリーニング溶剤組成物。
ただし、前記(I)および(n)式の有機酸[が同時に
ジアルキルスルホコハク酸塩テある場合を除く、■添加
剤として一般式 %式%(10 〔式中、R7は炭素数1〜20のアルキル基、フェニル
基、アルキル基置換フェニル基、R80COCH 2 R80COCH−2R8(CH2CH20)90−(た
だし、R8は炭素数1〜20のアルキル基、qば0〜1
5)を、またMはアルカリ金属又はアンモニウム基を示
す〕で表わされるスルホン酸塩を更に含有せしめた特許
請求の範囲第1項記載の溶剤組成物に係るものである。
・・ロゲン化炭化水素溶剤又は石油系炭化水素溶剤のよ
うなドライクリーニング用溶剤に上記ジアミン及びモノ
ア□ンの酸塩たる界面活性剤成分を含有させた本発明の
ドライクリーニング溶剤組成物は、油溶性汚染物はもと
より水溶性汚染物の除去に大きな効果を発揮し、これら
の汚れの再汚染防止効果も極めて良好なものである。
加えて本発明による溶剤組成物の利点とするところはあ
らゆる繊維に対し帯電防止効果及び風合を良好にするこ
とが出来又該溶剤中に多量の水を安定に可溶化出来る点
にある。
一般に例えばドライクリーニング時にクリーニング装置
内に洗浄すべき衣類等により持込捷れる水や、装置内に
結露する水がドライクリーニング用溶剤に可溶化されな
いか或は可溶化されても安定性に乏しく短時間で分離す
るような場合には水可溶の汚染物により衣類等にシミが
つくことが知られている。
又ドライクリーニング時にあらかじめ若干の水を安定に
可溶化させfC尋剤を使用すれば水溶性汚染物の除去性
を更に高められることも従来のドライクリーニング技術
上知られている。
本発明による溶剤組成物は多量の水を安定に可溶化出来
るためにシ□等の俗書が全く生じないばかりでなくクリ
ーニング効果を高めるために必要に応じ溶剤中に若干の
水を添加する従来よう知られた方法も容易に実施するこ
とが出来る。
本発明の詳細な説明すれば、一般式(I)で表わされる
ジアミンの有機酸又は無機酸の塩はシア□ンと有機酸寸
たは無機酸との通常の酸塩基反応により得られるもので
ある。
一般式(1)で表わされるシア□ンにおいてR1は直鎖
状又は分枝鎖状の飽和アルキル基であってもよく、不飽
和アルキル基であってもよい。
又R2は直鎖状又は分枝鎖状の飽和アルキレン基であっ
てもよく或は不飽和のアルキレン基であってもよい。
又、R3は水素原子又はメチル基であるがシア□ン1分
子中のR3が全て水素原子又はメチル基であってもよく
或はジアミン1分子中のR3トして水素原子及びメチル
基を同時に含んでいてもよい。
か\るシア□ンの代表的なものを下記第1表に示す。
一方ジアミンて反応して本発明に釦ける界面活性剤の一
成分を形成する有機酸としては例えば第1*2表に示す
化合物が例示出来る。
有機酸として更に具体的に示すと酢酸、2−エチルへキ
サン酸、n−オクタン酸、ラウリン酸、ステアリン酸等
の脂肪酸、ジオクチルリン酸、ジラウリルリン酸等のジ
アルキルリン酸、ジポリオキシエチレン(4)ブチルエ
ーテル燐酸エステル(ここでジポリオキシエチレンの後
に括孤で付した数字は、2つのポリオキシエチレン基を
形成するエチレンオキシドの紀行加数を表わす。
以下同じ)、ジポリオキシエチレン(6)オクチルエー
テル燐酸エステル、ジポリオキシエチレン(6)ヘキサ
デシルエーテル燐酸エステル、ジポリオキシエチレン(
10)ラウリルエーテル燐酸エステル、ジポリオキシエ
チレン(10)オレイルエーテル燐酸エステル、ジポリ
オキシエチレン(18)ステアリルエーテル燐酸エステ
ル等のジポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸エス
テル、N−アセチルサルコシン、Nオクタノイルサルコ
シン N−ラウロイルサルコシン、N−□リストイルサ
ルコシン、N−オレイルサルコシン等のN−アシルサル
コシン、ジブチルスルホコハク酸エステル、ジー(2−
エチルヘキシル)スルホコノ1り酸エステル、ジー(n
−オクチル)スルホコハク酸エステル、ジステアリルス
ルホコハク酸エステル等のジアルキルスルホコハク酸エ
ステル、オクチル硫酸エステル、ラウリル硫酸エステル
、ステアリル硫酸エステル等のアルキル硫酸エステル、
ポリオキシエチレン(3)オクチル硫酸エステル(ここ
でポリオキシエチレンの後に括孤で付した数字はエチレ
ンオキシドの付加数を表わす。
以下同じ)、ポリオキシエチレン(3)ラウリル硫酸エ
ステル、ポリオキシエチレン(5)ミリスチル硫酸エス
テル、ポリオキシエチレン(10)ステアリル硫酸エス
テル、ポリオキシエチレン(15)オレイル硫酸エステ
ル等のポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル ベン
ゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ドテシルベ
ンゼンスルホン酸、ステアリルベンゼンスルホン酸等の
アルキルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。
又シア□ンと反応して本発明の界面活性剤を形威する無
機酸としては公知のものが広く使用出来例えば硫酸、硝
酸、燐酸、硫酸水素ナトリウム及び亜硫酸水素ナトリウ
ム等が例示出来る。
本発明に係るシア□ンの有機酸塩又は無機酸塩からなる
界面活性剤は通常シア□71モルに対し、有機酸又は無
機酸を1モルないし2モルの割合で公知手段により反応
させて製造される。
かかるジアミンの塩類としては一種でもよく又二種以上
を適宜混合して用いることも出来る。
本発明に於いて使用するもう一つの界面活性剤の原料で
ある一般式(■)のアミンに於いて、R4,R5及びR
6は同−寸たは相異なる水素原子、炭素数1〜20のア
ルキル基又は−(CH2CHR30)pH(但し、R3
は前記と同様であって、pば1〜20の整数を示し、p
の合計が20をこえない)を示し、該アルキル基は直鎖
状又は分枝状の飽和アルキルであっても良く又同じく不
飽和アルキル基であっても良い。
か\る一般式(n)で示されるアミンの代表例としては
例えばモノエチルア□ン モノエタノ−ルア□ン、5e
c−ブチルア□ン、ステアリルア□ン等の一級ア□ン、
ジメチルアミン、ジイソプロパツールアミン、シラウリ
ルア□ン等の二級ア□ントリエチルア□ン、トリエタノ
−ルア□ン、オクチルジラウリルアミン、ジメチルステ
アリルア□ン等の第3級ア□ン、プチルジヒドロキシエ
チルア□ン、ポリオキシエチレン(4)オクチルアミン
、ポリオキシエチレン(6)ラウリルア□ン、ポリオキ
シエチレン(10)ステアリルア□ン、ポリオキシエチ
レン(15)オレイルアミン等を挙げることが出来る。
一方これらのアミンと反応して界面活性剤を形成する有
機酸としては前記第2表に示すものが例示出来更に具体
例としても前記のものを挙げることが出来る。
又無機酸としては前記シア□ンと同様硫酸、硝酸、亜硫
酸水素ナトリウム等を例示することが出来る。
これらの界面活性剤である塩類はア□ンと酸の通常等モ
ルを公知手段により反応させて得られるものであるが一
種でもよく又二種以上を適宜混合して用いることも出来
る。
本発明に係わる界面活性剤は前記一般式(I)で示され
るジアミンの各種塩類及び一般式(II)で示されるモ
ノアミンの塩類を混合して用いるが、これらの塩類はそ
れぞれ単独で洗浄性、再汚染防止性、帯電防止性、実用
上クリーニング時遊離の水を生じせしめない程度の水可
溶化性、柔軟効果をもっている。
本発明者らが実験を重ねた結果一般式(I)で示される
ジアミンの塩類は一般に毛、絹、綿等の天然繊維の風合
及び帯電防止性を良くする効果に特にすぐれ又一般式(
II)で示されるア□ンの塩類はテトロン、ビニロン、
アクリル繊維等の合成繊維の風合改良及び帯電防止性に
特に効果大なることが判明した。
一般式(I)で示されるジアミンの塩と一般式(n)で
示されるモノア□ンの塩類を併用する場合には如何なる
繊維にも好適な結果が得られるため実際クリーニング時
に有利である。
か\る界面活性剤を混合することによるもう一つの利点
は水の可溶化性を若干上げ得ることである。
本発明に係わる界面活性剤の特徴は上記シア□ン及びモ
ノアミンの塩類に一般式(1)で示される有機スルホン
酸塩を添加することによって水可溶化性を更に向上さす
ことが出来る点にある。
一般式(和こおいてR7およびR8のアルキル基は直鎖
状又は分枝鎖状の飽和アルキル基でもよく不飽和アルキ
ル基でもよい。
一般式(1)で表わされるスルホコハク酸塩の代表例と
してはジ(n−ブチル)スルホコ・・り酸ナトリウム、
ジ(5ee−ブチル)スルホコハク酸カリウム、シヘキ
シルスルホコハク酸アンモニウム、ジ(n−オクチル)
スルホコハク酸ナトリウム、ジ(2−エチルヘキシル)
スルホコハク酸ナトリウム、ジラウリルスルホコハク酸
カリウム、ジオレイルスルホコハク酸アンモニウム等を
挙げることが出来る。
またスルホン酸塩代表例としてはオクチルスルホン酸ナ
トリウム、ラウリルスルホン酸カリウム、□リスチルス
ルホン酸アンモニウム、ステアリルスルホン酸ナトリウ
ム等のアルキルスルホン酸塩及びパラトルエンスルホン
酸ナトリウム、ヘキシルベンゼンスルホン酸アンモニウ
ム、ノニルベンゼンスルホン酸カリウム、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ペンタデシルベンゼンスル
ホン酸アンモニウム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩
を挙げることが出来る。
本発明に係わる界面活性剤において一般式(I)で示さ
れるシア□ンの塩類と一般式(II)で示されるモノア
ミンの塩類との混合割合は使用される化合物によって異
るが通常ジアミンの塩を通常40饅以上好1しくば50
%以上含有することが好ましい。
父上記ア□ン塩類と一般式(船のスルホン酸塩類を混合
する場合には、これらのスルホン酸塩類は界面活性剤中
50重量饅以下好1しくば40係以下にすることが好ま
しい。
水可溶化性を向上するためにはこの程度の添加量で十分
効果的でありそれ以上の濃度では本発明の特徴である帯
電防止性、風合等を低下さす場合が生ずることもある。
又本発明に係わる界面活性剤には必要に応じ一般的に使
用されている他の界面活性剤を混合し使用することも出
来る。
これらの例としてはアルキル硫酸、アルキルベンゼンス
ルホン酸の各種アルキルアミン塩、高級脂肪酸の各種ア
ルキルアミン塩、金属塩のようなイオン性の界面活性剤
及びポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ソルビタンエス
テル類のような非イオン界面活性剤が挙げられる。
これらの非イオン界面活性剤としては通常HLBが15
以下のものの中から選ばれることが好ましい。
本発明に係わる界面活性剤に上記の如くイオン性の界面
活性剤又は/及び非イオン活性剤を併用する場合には、
これらの混合割合は通常50%以下好1しくは40%以
下とすることが好捷しく、これ以上の濃度では各種のク
リーニング効果を損う傾向がある。
本発明においては上記界面活性剤混合物を石油系炭化水
素又は・・ロゲン化炭化水素に少量添加して優れたドラ
イクリーニング効果を発揮するが特に良好なドライクリ
ーニング効果を得るためにはクリーニング時における該
溶剤中の界面活性剤濃度は少くとも0.05重重量風上
が好1しく通常0.05〜5重量多の範囲で用いられる
又溶剤としては例えばパークロルエチレン、トリクロル
エチレン、トリクロルエタン等のクロロ炭化水素、トリ
クロロモノフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエ
タン、テトラクロロジフルオロエタン、ジクロロトリフ
ルオロエタン等のり00フルオロ炭化水素やストツダー
トソルベント等の石油系炭化水素の公知のものがいずれ
も好適に使用出来る。
本発明を具体的に説明するために実施例を掲げる。
実施例1〜5及び比較例1 トリクロロトリフルオロエタン溶剤各400 ml中に
下記第3表に示す界面活性剤層1〜5の成分組成のもの
を夫々0.5重量%に相当する量を溶解させて本発明の
各ドライクリーニング用溶剤組成物を得失々実施例1〜
5とする。
第3表 界面活性 剤煮 ■ POE(1o)ステアリルトリメ チレンシア□ンとジ(2−エ チルヘキシル)スルホコハク 酸の1:1.5反応物 POE(5)オレイルアミンとド テシルベンゼンスルホン酸ノ 1:1反応物 60wt% 40wt係 POE(2)オクチルテトラメチ レンジアミンとオレイン酸の 1:1.8反応物 60wt係 トリエタノ−ルア□ンとジラ ウリルスルホコハク酸の1: 1反応物 40wt% POE(10)牛脂アルキルトリ メチレンジアミンとラウリル 硫酸の1:2反応物 P OE(2)ラウリルアミンと亜 硫酸水素ナトリウムの1:1 反応物 ジ(2−エチルヘキシル)ス ルホコハク酸ナトリウム 50wt% 30wt% 20wt% P OE(6)ラウリルテトラメチ レンジアミンと2−エチルへ キシル酸の1:1.5反応物 POE(3)オクチルア□ンとN −オレオイルサルコシンとの 1:1反応物 ドデシルベンゼンスルホン酸 カリウム 40wtダ 30wt係 30wt係 POE(10)ステアリルトリメ チレンシア□ンとジ(2−エ チルヘキシル)スルホコハク 酸の1:1.5反応物 P OE(5)牛脂アルキルアミン トトチシルベンゼンスルホン 酸の1:1反応物 P OE(2)ノニルフェニルエー テル 50wt% 30wt% 20wt% 界面活性剤なし く比較例) 次に上記で得た本発明の組成物を用いて以下のような試
験を行なった。
(1)クリーニング試験 繊維試験用として市販されている綿、毛、ナイロン及び
テトロンの4種類の多織布を夫々の繊維面積が4anX
5cmとなるように切断した。
次に油性汚染剤及び水容性汚染剤を用いて上記試験布を
処理した。
即ち、ラウンダオメーター型洗濯試験機のポット中でス
テアリン酸10係、オレイン酸10%、オレイルアルコ
ール10%、コレステロール10%、塩化ナトリウム4
0係、トリステアリン1o%及びステアリルアルコール
10φからなる油性汚染剤0.7g、5重量%の二硫化
モリブデンを含む流動パラフィン1g及びパークロルエ
チレン12.5m/ヲ用いて30°Cで15分間処理し
た。
処理後直ちに試験布を取り出し10分間水洗を行なった
後、乾燥木綿の間にはさんで脱水し更に沖紙上で自然乾
燥させた。
又プロジオンブラックHN(ICH+製)の3係水溶液
である水溶性汚染剤中に試験布を*浸漬後、液中より取
り出しそのtt、p紙上で自然乾燥させた。
次に昭和重機■製うウンダオメーター(C20型)を用
いてクリーニング試験を行なった。
本発明組成物400m1中に上記の処理を施した試験布
及び未汚染布を入れ25℃で20分間洗浄を行なった。
クリーニング後の試験布は室温で乾燥した後、村上色彩
技術研究新製の反射率計(RM−50型)を用いて反射
率を測定して洗浄率及び再汚染防止率を算出した。
−C 洗浄率(A)−−X100 −C 再汚染防止率(B)=−X100 C:クリーニング前の汚染布の反射率 D=クリーニング前の未汚染布の反射率 E:クリーニング後の汚染布の反射率 F:クリーニング後の未汚染布の反射率 結果を第4表に示す。
第4表から明らかなように本発明のドライクリーニング
用溶剤組成物は各種織布のクリーニングに際し優れた洗
浄効果及び再汚染防止効果を示した。
(2)水可溶化試、験 A)前記第3表に示した界面活性剤A1〜5の成分組成
のもの各々2gを200m1のマイヤーフラスコにとり
純水2gずつを加え更にトリクロロトリフルオロエタン
6gずつヲ加工てよく振とうして可溶化させた後、更に
それぞれにトリクロロトリフルオロエタンを加えて全量
を100gとする。
之を水可溶化試料A−Iとする。
次に水可溶化試料A−Iのうち10gを2001nlの
マイヤーフラスコにとリトリクロロトリフルオロエタン
を加えて全量を夫々100gとする。
之を水可溶化試料A−nとする。
B) A)で用いたと同じ界面活性剤A1〜5の成分組
成のもの各々2gを200m/マイヤーフラスコにとり
純水1gずつを加え、更にトリクロロトリフルオロエタ
ン6gずつヲ加えてよく振とうした。
以下上記A)の場合と全く同様な操作を行ない水可溶化
試料B−I及びB−nをつくった。
次に上記で得た水可溶化試料A−I、A−n。
B−1及びB−IIを室温で保存し、3日後に観察した
結果を第5表に示すが表中保存試料が透明で全く変化の
見られなかったものを○印、白濁又は分離が起ったもの
を×印で示した。
(3)帯電防止効果測定試験 第3表に示した界面活性剤の各々0.5gをトリクロロ
トリフルオロエタンに溶解し全量を500gとした。
この中に綿、絹、毛、アセテート、ナイロン、テトロン
の各々の試験布を30分間浸漬し40℃で乾燥させた後
恒温恒湿室(20℃相対湿度65φ)、に一夜放置して
帯電防止効果測定用試料とした。
測定装置として京大化研式ロータリースタチックテスタ
ーを用い1.四フッ化エチレン/六フッ化プロペン共重
合樹脂フィルム(ダイキン工業株式会社製)を摩擦体と
して各試験布の帯電圧を測定した。
結果を第6表に示す。
比較例 2〜4 トリクロロトリフルオロエタン溶剤各40o1rll中
に下記に示す成分(1)〜(’l’l’l)を夫々0.
5重量饅に相当する量を溶解させて夫々比較例2〜4の
溶剤組成物を得る。
fliii) イソプロピルア□ンとドデシルベンゼ
ンスルホン酸の1:1の塩 上記で得た比較例2〜4の各組成物を用いて前記のクリ
ーニング試験を行なった結果を第7表に示す。
比較例 5〜11 前記第3表に記載の界面活性剤A1〜3の夫々単独成分
に相当する第8表記載の各成分1a〜3cを用いて前記
の可溶化試験を行なった結果を第9表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハロゲン化炭化水素溶剤または石油系炭化水素溶剤
    に、界面活性剤として一般式 %式%) ) () 〔式中、R1は炭素数1〜20のアルキル基、R2は炭
    素数2〜60アルキレン基、R3は水素原子またはメチ
    ル基を、また1、mおよびnは各各0または1〜20の
    整数(ただし、■≦l+m+n≦20)を示す〕 で表わされるジアミンの有機酸塩および無機酸塩の少く
    とも1種、および一般式 %式%() 〔式中R4、R5およびR6は同一または相異なる水素
    原子、炭素数1〜20のアルキル基、寸たば−(CH2
    CH2”0)pH(ただし、R3は前記と同様であって
    、pば1〜20の整数を示し、pの合計が20を超えな
    い)を示す〕 で表わされるモノアミンの有機酸塩および無機酸塩の少
    くとも1種を含有せしめたことを特徴とするドライクリ
    ーニング溶剤組成物。 ただし、前記(I)および(II)式の有機酸塩が同時
    にジアルキルスルホコー・り酸塩である場合を除く。 2 添加剤として一般式 %式%() 〔式中、R7は炭素数1〜20のアルキル基、フェニル
    基、アルキル基置換フェニル基、R80COCH2 R80CO(!:H−、R8(CH2CH20)qO−
    (fcだし、R8は炭素数1〜20のアルキル基、1は
    O〜15)を、渣たMはアルカリ金属又はアンモニウム
    基を示す〕 で表わされるスルホン酸塩を更に含有せしめた特許請求
    の範囲第1項記載の溶剤組成物。 3 界面活性剤の使用量が溶剤に対して少くとも0.0
    5重量係以上、好1しくは0.05〜5重量係である特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の溶剤組成物。 4(I)式のシア□ンの塩類を(I)式および(II)
    式の塩類に対して40重量係以上、好寸しくば50重重
    量板上で含有せしめた特許請求の範囲第1項捷たは第2
    項記載の溶剤組成物。 5(I)式および(n)式のアミン塩類に対し、(釦式
    の添加剤を50重量係以下、好捷しくば40重量φ以下
    の割合で含有せしめた特許請求の範囲第2項記載の溶剤
    組成物。
JP51044082A 1975-09-22 1976-04-16 ドライクリ−ニング溶剤組成物 Expired JPS5858395B2 (ja)

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