JPS5858359B2 - ステロイドの製造方法 - Google Patents

ステロイドの製造方法

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JPS5858359B2
JPS5858359B2 JP54154995A JP15499579A JPS5858359B2 JP S5858359 B2 JPS5858359 B2 JP S5858359B2 JP 54154995 A JP54154995 A JP 54154995A JP 15499579 A JP15499579 A JP 15499579A JP S5858359 B2 JPS5858359 B2 JP S5858359B2
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    • C07JSTEROIDS
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    • C07J31/006Normal steroids containing one or more sulfur atoms not belonging to a hetero ring not covered by C07J31/003

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステロイド類、特に薬理学的に活性な化合物を
製造するために有用なステロイド中間体の工業的製造方
法に関する。
一般式A−CH2−8−COR(舷にRは炭素数1〜9
のアルキル、ハロゲン化されてもよいフェニル又はベン
ジルを示し、Aは次式で表わされる一価ステロイド基を
示す:〕 で表わされるステロイドの製造方法として、化学量論的
に過剰のアミンの存在下に溶解又は懸濁媒体中で一般式
A−CH20Hで表わされるアルコールを一般式(R8
SO2)n−Y(式中R8は一価の飽和炭素水素基であ
り、Yはnが2の場合には酸素であり、nが1の場合に
はハロゲンである)で表わされるスルホン化剤を用いて
スルホン化させて一般式: で表わされるスルホン酸エステルを作り、こレヲ単離し
た後一般式M−8−Co−R(式中Mはアルキル金属又
は各アルキル部分の炭素数が2〜6のトリアルキルアミ
ン基)で表わされるチオカルボキシレートを用いてアセ
トンのような溶媒中で反応させてチオカルボキシル化さ
せる方法は公知である。
この反応収率は通常中程度であり、反応時間とスルホン
酸エステル中間体並びに生成したチオエステルの単離に
要する時間を合計した合成時間は少なくとも30時間で
ある。
本発明はかかる従来法の欠点を克服するものであり、全
合成時間が5時間程度、時には僅か3〜4時間で80%
を越える収率を可能にし、更に収率が90%にも容易に
到達する方法を提供するものである。
本発明は、基本的にはスルホン化反応とチオカルボキシ
ル化反応とを同−媒体又は溶媒中で行うことによりスル
ホン酸エステル中間体の単離工程を省略しようとの発想
に基づくものである。
しかしながら、かかる思想を具体化しようとした場合、
溶媒の選択及び反応条件のいずれにおいても予期しない
困難が生じた。
事実、満足できる収率及び製品純度が得られるのは溶媒
としてアセトン又はジメチルホルムアミドを使用した場
合に限られるようである。
かかる溶媒と性質が極めて類似した溶媒、例えば、メチ
ルエチルケトンを用いても好適な結果は得られない。
更に、意外にも、該結果はスルホン化剤及び酸結合剤に
関する条件に左右されることが見出された。
すなわち、スルホン化剤は脂肪族でなげればならず、酸
結合剤は低級アルキルアミンでなげればならない。
その理由は不明であるが、従来法で慣用されているピリ
ジンのような複素環式化合物又は同じく慣用されている
トシレートのような芳香族化合物をアセトン又はジメチ
ルホルムアミドのような媒体中で用いると合成の円滑な
進行を防げるのみならずスルホン化反応を抑制すること
すらある。
従って、本発明の目的は、化学量論的に過剰のアミンの
存在下に溶解又は懸濁媒体中で、一般式A−CH20H
(絃に、Aは次式で表わされる一価ステロイド基を示す
: (式中R1は水素又は水酸基であり、R2は水素又はα
−メチル又はβ−メチル基であり、R3は水酸基又はオ
キソ基であり、R4は水素又はフッ素であり、R6及び
R6は各々水素であるか又は共に結合して炭素原子間に
二重結合を形成し、R7は水素又はフッ素である)〕で
表わされるアルコールを一般式(R8SO2)n−Y(
式中R8は一価の飽和炭化水素基であり、Yはnが2の
場合には酸素であり、nが1の場合には)叩ゲンである
)で表わされるスルホン化剤を用いてスルホン化して一
般式: (式中、A、R8は上記と同意)で表わされるスルホン
酸エステルとした後、これを一般式M−8−Co−R(
式中Mはアルキル金属又は各アルキル部分の炭素数が2
〜6のトリアルキルアミン基)で表わされるチオカルボ
キシレートのアセトン又はジメチルホルムアミド溶液と
反応させてチオカルボキシル化することにより一般式A
−CH2−8−COR(式中、Aは上記と同意、Rは炭
素数1〜9のアルキル基、ハロゲン化されてもよいフェ
ニル又はベンジル基)で表わされるステロイドを製造す
る方法において、チオカルボキシル化に用いられる媒体
と同一媒体中で前記一般式中R8カ炭素数1〜12のア
ルキル基のスルホン化剤を用い、且低級トリアルキルア
ミンを酸結合剤として存在させてスルホン化を行い、及
びスルホン酸塩を中間体として単離せずにスルホン酸塩
中間体の溶液又は懸濁液を直接チオカルボキシレート液
と接触させてチオカルボキシル化を行うことを特徴とす
る方法を提供することにある。
本発明において「炭素数1〜9のアルキル基」とは、直
鎖状であっても分枝状であってもよく、例工ばメチル、
エチル、プロピル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル及ヒヘンチル基等が挙げられる。
本発明の方法において、式A−CH20Hで表わされる
アルコールを先ずスルホン化剤 (R8SO2)n−Yでスルホン化させる。
R8は直鎖又は分岐状低級アルキル(C1〜Cl2)が
よく、代表例としてはメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、ペンチル等が挙げられる。
Yがハロゲンの場合には、塩素又は臭素であることが好
ましい。
スルホン化剤の代表例としてはメタンスルホニルクロラ
イドが挙げられる。
スルホン化を行うに際して、アルコールに対して化学量
論的に過剰のスルホン化剤が用いられる。
例えば、懸濁又は溶解媒体中で用いられるアルコール1
モル当り1.1〜3モル、好ましくは1.25〜1.7
5モルのスルホン化剤が用いられる。
媒体としては、アセトン又はジメチルホルムアミドが過
剰量用いられ、例えば用いられるアルコール1モル当り
3〜15リツトルの量で使用される。
反応媒体に懸濁状態でアルコールの1モル当り1〜5モ
ル、好ましくは2.5〜3.5モルの酸結合剤の機能を
有するトリアルキルアミンが添加される。
このアルキルアミンのアルキル部分は1〜9、好ましく
は2−6の炭素数を有する。
特に、トリエチルアミン又はトリブチルアミンがよく、
トリメチルアミンは余り好ましくない。
又、シクロアルキル、n−アルキル及びピリジンのよう
な複素環式アミンは、反応が起こっても最終収率に限度
があり、必要とされる程度の値に到達することができな
いので実用上不適当である。
第一工程のスルホン化は、アルコール、酸結合剤及びア
セトン又はジメチルホルムアミドを含有する懸濁液にス
ルホン化剤を添加し、スルホン化剤添加時間も含めた全
反応時間攪拌を続けながら一5〜+10℃で5分〜L%
時間行わせるのが好ましい。
必要に応じて不溶生成物を戸別後、ステロイドのアルキ
ルスルホン酸エステルのアセトン又はジメチルホルムア
ルデヒド溶液が得られる。
チオカルボキシル化工程を行うに際して、前工程で得ら
れた溶液は得られたスルホン酸エステルの中間単離を行
うことなく直ちに使用される。
このためには、前工程で用いられたと同一のケトン又は
ジメチルホルムアミド媒体中でチオカルボン酸又は無水
物をアルカリ金属又はトリアルキルアミン(このアミン
のアルキル部分の炭素数は1〜6、好ましくは1〜4)
のアルコラードと反応させてアルカリ金属又はトリアル
キルアミンのチオカルボキシレートを形成することがで
きる。
得られたチオカルボキシレートは一般式 M−8−Co−Rに合致するものであり、式中Mはアル
カリ金属、特にナトリウム及びカリウム、又はトリアル
キルアミンより誘導される基である。
チオカルボキシレート製造に用いられるチオ酸は炭素数
2〜10の直鎖又は分岐状脂肪酸又は芳香族の酸である
例えば、チオ酢酸、チオプロピオン酸、チオ酪酸、チオ
イソ酪酸、チオピバリン酸、ジメチル−3・3−ブタン
チオ酸、ヘプタンチオ酸、デカンチオ酸、ペンタンチオ
酸、メチル2−ブタンチオ酸、メチル−3−ブタンチオ
酸、ヘキサンチオ酸、メチル−4−ペンタンチオ酸、エ
チル−2−ブタンチオ酸、オクタンチオ酸、エチル−2
−ヘキサンチオ酸及びノナンチオ酸等が挙げられる。
又、芳香族の酸としてはチオ安息香酸及びp−フルオロ
又はp−クロロチオ安息香酸等が挙げられる。
アセトン又はジメチルホルムアルデヒドの量は通常チオ
酸1モル当り1.3〜10リツトル、好ましくは1.5
〜5リツトル、理想的には1.5〜2リツトルである。
通常、チオ酸を溶媒中に溶かし、得られた溶液を5℃よ
り低温、例えば約O℃に冷却し、その後アルコラードを
数分間、例えば5〜30分間に亘って化学当量の割合で
添加する。
溶液はこの温度で半時間〜2時間放置される。
別々に行われるこのチオカルボキシレートの製造はスル
ホン化と同時に行ってもよいので、全合成時間を延長す
ることにはならない。
次いで、それぞれスルホン化工程及びチオカルボキシレ
ート製造工程より得られたこれらのアセトン又はジメチ
ルホルムアミド溶液又は溶液と懸濁液を、例えば、チオ
カルボキシレート溶液を5〜30分間に亘ってスルホン
酸エステル溶液又は懸濁液に注入することにより合体さ
せる。
合体された溶液を1〜3時間15℃より高温、特に約2
0〜25℃に昇温し、この時点で水を添加して析出を行
い、得られたチオエステルを常法により単離する。
単離生成物は通常満足できる純度を有し、多くの場合適
当な溶媒中で一回結晶化を行うことにより治療用途に適
した生成物純度が得られる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例 1 工程1 500P(1,385モ/l、)のl 1β−17−2
1−トリヒドロキシ−プレダン−4−エン−3・20−
ジオンを3.75リツトルのアセトン中に懸濁させ、次
いで421P(4,150モル)のトリエチルアミンを
添加した。
混合物を0℃に冷却し、0〜5℃の温度で1時間に亘り
攪拌しなから238f(2,075モル)のメタンスル
ホニルクロライドを1.25リツトルのアセトンに溶解
した溶液を添加した。
攪拌を更に45分間継続後、反応懸濁液を戸別した。
不溶物を0.5リツトルのアセトンで洗滌して除去した
11β・17−シヒドロキシープレグンー4−エン−3
・20−ジオンの21−メタンスルホン酸エステルを含
有する淡黄色のアセトン溶液を次の工程でそのまま使用
した。
工程2 工程1とは別に、工程1と並行して、2.5リツトルの
アセトン、次いで196P(1,66モル)のチオピバ
リン酸を適当な反応器に入れた。
この溶液を0℃に冷却した後、89.5?(1,66モ
ル)のナトリウムメチラートを温度を5℃より低温に保
ちながら約15分間で添加した。
反応媒体を次いで30分間で20℃に昇温させ、この温
度に1時間放置した。
1リツトルの脱塩水をこの懸濁液に添加し、不溶生成物
を手早く溶解させ、更に4.4リツトルの脱塩水を30
分間に亘って添加し粗生成物を沈殿させた。
攪拌を30分間続げた後、11β・17−シヒドロキシ
ープレグンー4−エン−3・20−ジオンの21−チオ
ピバリン酸エステルを沢取し、水洗した。
50℃で真空乾燥後、525P(収率−82,3%)の
生成物が得られた。
これを沸とう無水エタノール中で結晶化させ、乾燥後4
90P(最終収率−77%)の融点−225℃の製品が
得られた。
このものの分析結果は治療用途の基準に合格するもので
あった。
合成時間は5〜6時間であった。実施例 2 工程1 100P(0,254モル)の9α−フルオロ16α−
メチル−11β・17・21−トリヒドロキシ−フレグ
ナート4−ジエン−3・20ジオン及び77.1f(0
,762モル)のトリエチルアミンを0.75リツトル
のアセトン中に懸濁させた。
懸濁液を0℃に冷却し、約10分間に亘って0〜+5℃
の温度で66.2t(0,380モル)の無水メタンス
ルホン酸を0.25リツトルのアセトンに溶解した溶液
を添加した。
得られた溶液を約O℃で45分間攪拌した。
この11β・17−シヒドロキシー9α−フルオロ−1
6α−メチル−プレグナート4−ジエン−3・20−ジ
オンの21−メタンスルホン酸エステルを含有する淡黄
色の溶液をそのまま次の工程で用いた。
工程2 前工程と並行させて、0.5リツトルのアセトン及び4
3.7!l(0,280モル)のp−フルオロチオ安息
香酸な適当な反応器内に導入した。
0℃に冷却後、約15分間に亘って温度を5°Cより低
温に保ちながら15.15P(0,280モル)のナト
リウムメチラートを溶液に添加した。
反応液を5℃で約30分間攪拌し、前工程で得られたア
セトン溶液を約15分間に亘って添加した。
溶液を約30分間で20℃に昇温し、この温度で45分
間放置した。
次いで0.21Jツトルの脱塩水を速かに添加して沈殿
を溶解し、更に0.91Jツトルの脱塩水を約30分間
に亘って添加して粗生成物を沈殿させた。
沈殿後、攪拌を30分間続は不溶生成物を沢取して水洗
を行った。
50℃で真空乾燥後、124グ(収率−92%)の粗製
11β・17−シヒドロキシー9α−フルオロ−16α
−メチル−プレグナート4−ジエン−3・20−ジオン
の21p−フルオロチオ安息香酸エステルが得られた。
合成時間は約43A時間であった。
この生成物を沸とう無水エタノール中で結晶化させたと
ころ105.4グ(最終収率=78.2%)の融点=2
08℃の治療用途に適した製品が得られた。
実施例 3〜42 実施例1又は2と同様の方法により他の21ヒドロキシ
ステロイド及びチオ酸を用いて下記表1に列挙されるよ
うなチオエステルが得られた。
実施例 44−86 アセトンの代りに等容のジメチルホルムアミドを用いる
他は同様にして実施例1〜43を繰す返し行った。
得られた結果は実施例1〜43と同様のものであった。
比較例 1 酸結合剤として用いられているトリエチルアミンの代り
に下記表2に記載する他のアミンを用いる他は実施例1
と同一の方法で合成を行ったところ、同じ(表2に記載
する通りの収率が得られた。
ピリジン中では全く反応が起こらなかった。
シクロヘキシルアミン中では収率は極めて低い。
nブチルアミンの場合には本発明で用いられるトリアル
キルアミンの場合に比べて収率が4倍も低下している。
この例から明らかなように、酸結合剤の選択が本発明の
方法において決定的であることが判るが、アセトン又は
ジメチルホルムアミドを媒体として行われなかった従来
技術においてはこの選択の重装柱は全く気が付かれてい
なかった。
比較例 2 アセトンの代りに表3に記載される等容の媒体を用いる
他は実施例1と同様の方法で合成を行った。
得られた収率及び不純物を同じく表3に記載する。
メチルイソブチルアセトンはアセトンに極めて類*木像
しているにも拘らずその収率は僅か39%である。
メチルエチルケトンの場合は収率は70%である。
この収率における7%(相対値では10%)という顕著
な差に加えて、得られたチオエステルの純度がはるかに
低く、このために必要な精製工程を経た後の収率は更に
低下し、合成時間も延長される。
比較例 3 メタンスルホニルクロライドの代りに等モルのp−)ル
エンスルホニルクロライドを用いる他は実施例1と同一
の方法で反応を行わせたところ、スルホン化反応は起こ
らなかった。
実施例 87 工程1 100f(0,277モル)の11β・17α・21−
) IJヒドロキシープレグン−4−エン−3・20−
ジオンを0.75リツトルのジメチルホルムアミド(D
MF)中に溶解させた後、84.2f(0,830モル
)のトリエチルアミンを添加した。
0℃近辺の温度において、47.6? (0,415モ
ル)のメタンスルホニルクロライドを0.25リツトル
のDMF溶液として30分間に亘って添加した。
添加後、混合物を0℃で1時間攪拌した。不溶生成物を
沢取し、少量のDMFで洗滌した。
得られた橙色の溶液をそのまま次の工程に使用した。
工程2 反応溶媒としてDMFを用いる他は実施例1と同様にし
て39.2Pのチオピバリン酸と17.9S’のナトリ
ウムメチラート(0,5リットルDMF溶液)からチオ
ピバリン酸ナトリウムを調製した。
前工程で得られた橙色溶液をこのナトリウム塩溶液中に
導入した。
混合物を20℃で45分間攪拌し、次いで1.4リツト
ルの脱塩水を30分間に亘り添加して生成物を沈殿させ
た。
攪拌を30分間続け、生成物を沢取して水洗した。
50℃で真空乾燥後1151の11β・17αジヒドロ
キシープレグン−4−エン−3・20ジオンの21−チ
オピバリン酸エステルが得られた(収率−90,1%)
この生成物を実施例1と同様にしてエタノール中で結晶
化させた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 化学量論的に過剰のアミン存在下に溶解又は懸濁媒
    体中で、一般式A−CH20HC絃に、Aは次式で表わ
    される一価ステロイド基を示す:(式中R1は水素又は
    水酸基であり、R2は水素又はα−メチル又はβ−メチ
    ル基であり、R3は水酸基又はオキソ基であり、R4は
    水素又はフッ素であり、R5及びR6は各々水素である
    か又は共に結合して炭素原子間に二重結合を形成し、R
    7は水素又はフッ素である)〕で表わされるアルコール
    を一般式(R8SO2)n−Y(式中R8は一価の飽和
    炭化水素基であり、Yはnが2の場合には酸素であり、
    nが1の場合にはハロゲンである)で表わされるスルホ
    ン化剤を用いてスルホン化して一般式: (式中A、R8は上記と同意)で表わされるスルホン酸
    エステルとした後、これを一般式 M−8−Co−R(式中Mはアルキル金属又は各アルキ
    ル部分の炭素数が2〜6のトリアルキルアミン基)で表
    わされるチオカルボキシレートのアセトン又はジメチル
    ホルムアミド溶液と反応させてチオカルボキシル化する
    ことにより一般式A−CH2−8−COR(式中、Aは
    上記と同意、Rは炭素数1〜9のアルキル基、ハロゲン
    化されてもよいフェニル又はベンジル基)で表わされる
    ステロイドを製造する方法において、チオカルボキシル
    化に用いられる媒体と同−媒体中で前記一般式中R8が
    炭素数1〜12のアルキル基のスルホン化剤を用い、且
    低級トリアルキルアミンを酸結合剤として存在させてス
    ルホン化を行い、及びスルホン酸塩を中間体として単離
    せずにスルホン酸塩中間体の溶液又は懸濁液を直接チオ
    カルボキシレート液と接触させてチオカルボキシル化を
    行うことを特徴とする特許 2 スルホン化工程において用いられるアルコール1モ
    ル当り3〜15リツトルの懸濁又は溶解媒体を用いる特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 Yが酸素、塩素又は臭素である特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の方法。 4 アルコール1モル当り1.1〜3.3モル、好マし
    くは1.25〜1.75モルのスルホン化剤を用いる特
    許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項に記載の方
    法。 5 酸結合剤が炭素数2〜6のトリアルキルアミンであ
    る特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一項に記載
    の方法。 6 スルホン化をアルコール1モル当り1へ5モルの酸
    結合剤の存在下に行う特許請求の範囲第1項〜第5項の
    いずれか一項に記載の方法。 T スルホン化を一5〜+10°Cにて、反応媒体を常
    に攪拌しながら5分〜1%時間行う特許請求の範囲第1
    項〜第6項のいずれか一項に記載の方法。 8 チオカルボキシレート溶液調製に際し、チオ酸1モ
    ル当り1.3〜10リツトル、好ましくは1.5〜5リ
    ツトル、理想的には1.5〜2リツトルの溶媒を用いる
    特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか一項に記載の
    方法。 9 チオカルボキシル化を行うに際し、反応媒体との接
    触を20〜25℃の温度で約1〜3時間行う特許請求の
    範囲第1項〜第8項のいずれか一項に記載の方法。
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