JPS5857891B2 - 相数変換変圧器 - Google Patents
相数変換変圧器Info
- Publication number
- JPS5857891B2 JPS5857891B2 JP54159916A JP15991679A JPS5857891B2 JP S5857891 B2 JPS5857891 B2 JP S5857891B2 JP 54159916 A JP54159916 A JP 54159916A JP 15991679 A JP15991679 A JP 15991679A JP S5857891 B2 JPS5857891 B2 JP S5857891B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- winding
- transformer
- windings
- primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F30/00—Fixed transformers not covered by group H01F19/00
- H01F30/06—Fixed transformers not covered by group H01F19/00 characterised by the structure
- H01F30/12—Two-phase, three-phase or polyphase transformers
- H01F30/14—Two-phase, three-phase or polyphase transformers for changing the number of phases
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Ac-Ac Conversion (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、相数変換装置用変圧器等において、三相か
ら単相への相数変換装置に関するものである。
ら単相への相数変換装置に関するものである。
従来より、三相から単相への相数変換装置においては、
スコツト結線、メイヤー結線、ウッドブリッジ結線、及
び変形ウッドブリッジ結線等の方法があるが、上記の方
法では、単相回路が２回路生じ、この２回路が不平衡で
あると、三相側も不平衡になり、また、単相１回路が必
要な時には不適当であった。
スコツト結線、メイヤー結線、ウッドブリッジ結線、及
び変形ウッドブリッジ結線等の方法があるが、上記の方
法では、単相回路が２回路生じ、この２回路が不平衡で
あると、三相側も不平衡になり、また、単相１回路が必
要な時には不適当であった。
そこで、第１図ないし第２図に示す如く、単相１回路を
使用する時には、通常の三相変圧器にリアクトルＲとコ
ンデンサーＣを用いた三相平衡化装置を用いて、単相負
荷１を取り出す方法が一般的に行なわれていた。
使用する時には、通常の三相変圧器にリアクトルＲとコ
ンデンサーＣを用いた三相平衡化装置を用いて、単相負
荷１を取り出す方法が一般的に行なわれていた。
この従来例の回路を第１図で説明すると、この平衡化回
路で、単相の負荷をＰ（ＫＶＡ）、負荷力率をｃｏｓφ
とすれば、三相平衡化に必要なりアクドル容量ＰＲ（Ｋ
ＶＡ）、およびコンデンサ容量ＰＣ（ＫＶＡ）は、次式
で与えられる。
路で、単相の負荷をＰ（ＫＶＡ）、負荷力率をｃｏｓφ
とすれば、三相平衡化に必要なりアクドル容量ＰＲ（Ｋ
ＶＡ）、およびコンデンサ容量ＰＣ（ＫＶＡ）は、次式
で与えられる。
ＰＦｔ＝Ｐ（Ｃｏｓφ／ＪＴ−）−ｓｉｎφ）ＰＣ−Ｐ
（ＣＯ５φ／ Ｊ”５− ｓｉｎφ）換言すると、この
装置は上式で決定した必要容量のりアクドル、コンデン
サを入れないと、三相の平衡がとれないものであり、こ
こで、リアクトル、コンテツサに要する設備費、および
設置場所等が多大であり、不経済となる欠点があった。
（ＣＯ５φ／ Ｊ”５− ｓｉｎφ）換言すると、この
装置は上式で決定した必要容量のりアクドル、コンデン
サを入れないと、三相の平衡がとれないものであり、こ
こで、リアクトル、コンテツサに要する設備費、および
設置場所等が多大であり、不経済となる欠点があった。
この発明は、上述した欠点を改善するためになされたも
のであり、バランサリアクトルを用いずに「変圧器の一
次巻線と二次巻線間に発生する漏れインピーダンスを利
用することによって」リアクトルの代用をさせて、三相
平衡化をはかった、三相二相の相数変換装置に用いる変
圧器を提供するものである。
のであり、バランサリアクトルを用いずに「変圧器の一
次巻線と二次巻線間に発生する漏れインピーダンスを利
用することによって」リアクトルの代用をさせて、三相
平衡化をはかった、三相二相の相数変換装置に用いる変
圧器を提供するものである。
本発明によれば三相から単相への相数変換装置に用いる
変圧器の一次巻線は、Ｕ相とＶ相に巻装したＶ結線とし
、二次巻線はＵ相、■相の他にＷ相も巻装している。
変圧器の一次巻線は、Ｕ相とＶ相に巻装したＶ結線とし
、二次巻線はＵ相、■相の他にＷ相も巻装している。
しかしながら該Ｗ相は巻回数をＵ相、■相の巻回数と異
ならせて巻装すると共に、該Ｗ相は巻線の一部あるいは
全部をＷ相位相と１８００異なる極性もしくは、同極性
に接続できるように一端をＶ相のＷ端に接続すると共に
もう片方端をＵ相のＵ端に接続できる△結線としている
ことを特徴とするものである。
ならせて巻装すると共に、該Ｗ相は巻線の一部あるいは
全部をＷ相位相と１８００異なる極性もしくは、同極性
に接続できるように一端をＶ相のＷ端に接続すると共に
もう片方端をＵ相のＵ端に接続できる△結線としている
ことを特徴とするものである。
以下、この発明による一実施例を第３図ないし第７図を
参照して具体的に説明する。
参照して具体的に説明する。
変圧器の−次巻線はＵ相、■相のみ巻装装備してＶ結線
とし、二次巻線はＵ相、■相の他に巻回数を異ならせた
Ｗ相を逆極性に接続した△結線としている。
とし、二次巻線はＵ相、■相の他に巻回数を異ならせた
Ｗ相を逆極性に接続した△結線としている。
以上のように構成している相数変換装置に用いる変圧器
によればＷ相の一端をＶ相のＷ端に接続すると、もう片
方端とＵ相Ｕ端の間に他相との巻回数差によるＷ相位相
の電圧が誘起される。
によればＷ相の一端をＶ相のＷ端に接続すると、もう片
方端とＵ相Ｕ端の間に他相との巻回数差によるＷ相位相
の電圧が誘起される。
このときこの端子間を接続するとＷ相電圧が短絡された
ことになり、−次巻線及び二次巻線にはＷ相位相の短縮
電流が流れる。
ことになり、−次巻線及び二次巻線にはＷ相位相の短縮
電流が流れる。
この二次側を流れる電流ｉｒは、Ｕ相、■相、Ｗ相の各
巻線を環流して流れ、一次側を流れる電流はＵ相、Ｖ相
巻線を通して、Ｗ相電流ｉＲとして流れ込む。
巻線を環流して流れ、一次側を流れる電流はＵ相、Ｖ相
巻線を通して、Ｗ相電流ｉＲとして流れ込む。
このＷ相短紹電流ｉＲは、一次Ｕ相、Ｖ相巻線と二次Ｕ
相、Ｖ相巻線それと二次Ｗ相巻線間相互の漏れインピー
ダンスによって制限されるもので、Ｗ相電圧に対し９０
°位相が遅れ誘導性リアクタンスとして利用する。
相、Ｖ相巻線それと二次Ｗ相巻線間相互の漏れインピー
ダンスによって制限されるもので、Ｗ相電圧に対し９０
°位相が遅れ誘導性リアクタンスとして利用する。
また、このとき二次側Ｗ相巻線の巻回数、形状を調整し
、一次側Ｗ相にｉＲの電流を流すものとする。
、一次側Ｗ相にｉＲの電流を流すものとする。
さらに、該変圧器の二次巻線のＵ相に単相負荷１を、Ｕ
相巻線にバランサー用コンデンサＣを接続し、簡単にす
るためＵ相、■相の巻数比を１＝１とすれば、一次巻線
には第３図に示すような電流が流れ、次式が成立する。
相巻線にバランサー用コンデンサＣを接続し、簡単にす
るためＵ相、■相の巻数比を１＝１とすれば、一次巻線
には第３図に示すような電流が流れ、次式が成立する。
１Ｕ−ｉＬ−ｉＲ
ＩＶ＝ｉＣ−ｉＬ （１）
ｉＷ−ｉＲ−ｉｃ
１１Ｂｌ＝ｌ ｉｃ ｌ＝１／Ｖ’Ｔ ・ｌ ｉＬｌ
となる様にバランサ一周コンデンサｃ１単相負荷１の各
容量を調整すれば ここにａ：１２００位相差 ａ２：２４０位相差 故に、第４図に示すベクトル図からも明らかなように、
一次側の三相は平衡する。
となる様にバランサ一周コンデンサｃ１単相負荷１の各
容量を調整すれば ここにａ：１２００位相差 ａ２：２４０位相差 故に、第４図に示すベクトル図からも明らかなように、
一次側の三相は平衡する。
第６図に、各巻線配置の一例を示す。
ｐは一次巻線、Ｓは二次巻線で、Ｗ相巻線とＵ相及びＶ
相巻線の配置を対称とし、Ｗ相巻線に対する各相の相互
インダクタンスが対称になるよう考慮したものである。
相巻線の配置を対称とし、Ｗ相巻線に対する各相の相互
インダクタンスが対称になるよう考慮したものである。
一次側をＶ結線とするのは、巻線構成を単純にするため
であるが、第５図に示したように一次巻線を△結線とし
た場合も同様に、二次側Ｗ相巻線の巻回数を他相と異な
らせることによりＷ相位相の短縮電流を流し、リアクト
ルとして作用させることができる。
であるが、第５図に示したように一次巻線を△結線とし
た場合も同様に、二次側Ｗ相巻線の巻回数を他相と異な
らせることによりＷ相位相の短縮電流を流し、リアクト
ルとして作用させることができる。
また前面Ｗ相の漏れインピーダンスは、二次Ｗ相巻線の
巻回数、形状を変えることで漏れ磁束の量が制御できる
ため自由に調整することができる。
巻回数、形状を変えることで漏れ磁束の量が制御できる
ため自由に調整することができる。
一次側からみて、Ｗ相の誘導性リアクタンスの容量が
’／Ｊ’ｉ Ｋ Ｖ Ａとなるよう二次Ｗ相巻線の巻回
数、形状を調整すれば、Ｗ相にリアクトルを接続した、
三相変圧器と同様に動作する。
’／Ｊ’ｉ Ｋ Ｖ Ａとなるよう二次Ｗ相巻線の巻回
数、形状を調整すれば、Ｗ相にリアクトルを接続した、
三相変圧器と同様に動作する。
この変圧器の二次側Ｕ相に容量Ｉ’／４ＫＶＡのコンデ
ンサを接続すれば、一次側において三相不平衡なしに二
次側Ｕ相から容量ＰＫＶＡの単相負荷を取ることができ
る。
ンサを接続すれば、一次側において三相不平衡なしに二
次側Ｕ相から容量ＰＫＶＡの単相負荷を取ることができ
る。
この発明によると、バランサリアクトルを必要としない
平衡化回路が得られ、小型軽量になり、リアクトルによ
る騒音も解消され、また、コストも安価な三相二相の相
数変換装置が得られる。
平衡化回路が得られ、小型軽量になり、リアクトルによ
る騒音も解消され、また、コストも安価な三相二相の相
数変換装置が得られる。
第１図は従来の三相二相半回路相数変換装置回路図、第
２図は第１図の回路のベクトル図、第３図はこの発明に
よる三相二相半回路相数変換装置回路図、第４図は第３
図の回路のベクトル図、第５図は第３図の変形例であり
、第６図は、巻線、鉄心の配置例、第７図は、二次側接
続の配置図。 １・・・・・・単相負荷、Ｃ・・・・・・バランサコン
デンサ、Ｒ・・・・・・バランサリアクトル、２・・・
・・・三脚鉄心、ＰＵ・・・・・・一次巻線Ｕ相、ｓｕ
・・・・・・二次巻線Ｕ相、ｓｗ・・・・・・二次巻線
Ｗ相、ＰＶ・・・・・・一次巻線■相、ｓｖ・・・・・
・二次巻線Ｖ相。
２図は第１図の回路のベクトル図、第３図はこの発明に
よる三相二相半回路相数変換装置回路図、第４図は第３
図の回路のベクトル図、第５図は第３図の変形例であり
、第６図は、巻線、鉄心の配置例、第７図は、二次側接
続の配置図。 １・・・・・・単相負荷、Ｃ・・・・・・バランサコン
デンサ、Ｒ・・・・・・バランサリアクトル、２・・・
・・・三脚鉄心、ＰＵ・・・・・・一次巻線Ｕ相、ｓｕ
・・・・・・二次巻線Ｕ相、ｓｗ・・・・・・二次巻線
Ｗ相、ＰＶ・・・・・・一次巻線■相、ｓｖ・・・・・
・二次巻線Ｖ相。
Claims (1)
- １ 三相から単相への相数変換装置に用いる変圧器にお
いて、変圧器の一次巻線を、Ｕ相、■相に巻装装備した
Ｖ結線とし、二次巻線はＵ相、■相の他にＷ相を前記ｕ
、ｖ相巻線と異なった巻回数にて巻装装備すると共に、
該Ｗ相の巻線の一部あるいは全部をＷ相位相と１８０°
異なる極性、あるいは、同極性に接続する△結線として
構成し、二次巻線Ｕ相に単相負荷、■相にバランサー用
コンデンサを接続したことを特徴とする相数変換変圧器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54159916A JPS5857891B2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 相数変換変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54159916A JPS5857891B2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 相数変換変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5683013A JPS5683013A (en) | 1981-07-07 |
| JPS5857891B2 true JPS5857891B2 (ja) | 1983-12-22 |
Family
ID=15703946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54159916A Expired JPS5857891B2 (ja) | 1979-12-10 | 1979-12-10 | 相数変換変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5857891B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003092884A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Toshiba Corp | 電気回路 |
-
1979
- 1979-12-10 JP JP54159916A patent/JPS5857891B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5683013A (en) | 1981-07-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6101113A (en) | Transformers for multipulse AC/DC converters | |
| JP6181132B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| JP4646327B2 (ja) | 三相電磁機器 | |
| US5557249A (en) | Load balancing transformer | |
| JP2536813B2 (ja) | 三相単巻変圧器 | |
| JP3591548B2 (ja) | 多重整流回路 | |
| Dahl | Electric circuits: theory and applications | |
| JPS5857891B2 (ja) | 相数変換変圧器 | |
| US1173094A (en) | Tertiary winding. | |
| CN106230213B (zh) | 定子匝间短路故障自动容错多相同步发电机 | |
| JP3833389B2 (ja) | Ａｃ／ｄｃ間電力変換装置 | |
| WO2008026297A1 (fr) | Équilibreur de courant et système de distribution de puissance à basse tension | |
| JPH0462444B2 (ja) | ||
| US1673673A (en) | Electrical converter | |
| JPS589573B2 (ja) | 相数変換装置 | |
| KR101783239B1 (ko) | 고효율 절전형 하이브리드 전력품질개선장치 | |
| JP3047691U (ja) | 三相４線式低圧配電回路における分電変圧器 | |
| JPS60112121A (ja) | 位相調整器 | |
| JPH0453160Y2 (ja) | ||
| JPS5934983Y2 (ja) | スコット結線変圧器 | |
| JP2003092884A (ja) | 電気回路 | |
| SU525192A1 (ru) | Устройство дл дифференциальной направленной защиты параллельных линий | |
| JPH0528059B2 (ja) | ||
| JPS6046808B2 (ja) | 三相空心リアクトル | |
| JPS6395889A (ja) | 分割固定子用電機子巻線の不平衡電流補償装置 |