JPS5857233B2 - 改良されたふるい用ごむ網 - Google Patents

改良されたふるい用ごむ網

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JPS5857233B2
JPS5857233B2 JP12270178A JP12270178A JPS5857233B2 JP S5857233 B2 JPS5857233 B2 JP S5857233B2 JP 12270178 A JP12270178 A JP 12270178A JP 12270178 A JP12270178 A JP 12270178A JP S5857233 B2 JPS5857233 B2 JP S5857233B2
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JP12270178A
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ユリ子 甲斐
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉱石、セメントその他のふるいにおいて、ふ
るい下量の割合が高いふるいに用いる網に関する。
ここで、ひもの語はストランスと呼ばれるもので、金属
の線、ロープ、プラスチックフィラメント、ガラス繊維
の糸、ロープなどを含めている。
在来、ふるい網としては、金属上下編みのものプラスチ
ック被覆のものまたはポリウレタン被覆線から成る平織
のものが用いられてきた。
縦と横のひもまたは線もしくはロープが交叉して用いら
れる。
またゴムの打抜板が利用されてきた。これらは、耐用性
が悪く、重量が犬で、その中でも剛体のものは容積が大
で、取扱いに不便であった。
本発明は、これらの欠点にかんがみ、特に、ふるい下(
アンダーサイズ)割合の高いものについて、耐用性が著
るしく向上し、ふるい精度が高くて正確であり、軽量で
利用に便利な網の提供を目的とする。
本発明を、実施例に基づいて説明する。
第1図は1実施例の一部正面図を、第2図は同側面図を
第2A図は傾斜網の応用例1部拡大側面断面図を、第3
図は同平面図を示した。
第4A図、第4B図および第5図は他の実施例の横ひも
の直角断面図を、第6A図、第6B図、第6C図は本発
明の横線の応用実施例の直角断面図を示した。
第7図は第1〜3図と違って、はぼ正方形の開口を有す
る実施例の平面図を、第8図は芯線の1応用実施例の1
部拡大側面スケッチを示した。
第1図と第2図について説明する。
第1の平面上に芯ワイヤロープ3を内蔵しポリウレタン
エラストマー被覆層(第6A図、第6B図、第6C図、
7)をもった同一形状寸法の第1のストランス(ひも)
1を、互に平行に等間隔にならべる。
実際には、ひも1を収納する溝を切ったローラーまたは
定盤を用いて行う。
この第1の平面の一群にならべた第1のひも群の上面の
直上の第2の平面、当然に第1の平面に平行な平面、の
上に、第1のひもに対し直角に第2のひもとしてポリウ
レタンエラストマー製の無芯の断面円形で同一直径のひ
もの第2のひも群を、平行に等間隔にならべる。
平面図で示すと、第3図および第7図の例示のようであ
る。
第1のおよび第2のひも群の直交する接点を融着する。
融着深さは、第2のひもの直径の少なくとも20%以上
がよい。
融着し加工し冷却する。
融着部Mは、ポリウレタンニジストマーの特性、摩耗抵
抗性、弾性、強度、適度な延伸回復性をもつ熱可塑性物
がよい。
ポリウレタンの他に、例えば、疎水性を要するときに適
した高分子化合物である弾性体を用いるなど、環境条件
に従って、適当な材料を用いることができる。
芯線(芯ひも)には、金属ワイヤロープ、延伸性の少な
いプラスチックのフィラメントまたは繊維、ガラス繊維
の束、ロープまたは強化繊維が用いられる。
第1のひもに芯を内蔵密着さして用いるのは、第1のひ
もを網の横線として、ふるいのフレーム間で張力を与え
るためである。
ニジストマーのみでは、延伸性および弾性があって、常
に剛体のような抗張力を保持するのは困難である。
しかしエラストマーによって、横ひもと縦ひもとを用い
、各交点で融着して、破壊強度は得られ易い構造の網で
あるから、横ひもの芯ひもについても、緊張保持力のみ
を考慮すれば足りる。
したがって、常用のピアノ線などを用いた金属ネットの
構造線の直径よりも、著るしく小さな寸法の直径のひも
を用いることができる。
この結果として、この種のふるいの空間率が、60%以
上のときには、ふるい効率が良好で、ふるい精度および
ふるい分は速度が、きわめて向上することが知られてい
るが、本発明は、前記60%以上の空間率を有する網を
たやすく製作することができる。
また使用時に、ポリウレタンエラストマーは、摩耗損失
が、金属に比較して、きわめて小である。
したがって、当初の形状寸法の維持性、すなわち耐用性
が良い。
これらの効果が組み合わされ一相乗的に効果が増大して
示された。
常用の金属ネットを高温で溶接して製作することは困難
で、また上下編みまたは平織りをするのには、接点に歯
形をつげ、円滑な線表面の滑りを防ぐ構造にしなげれば
ならない。
また摩耗損失が大きく、また局部腐蝕もあり、また局部
破損も発生するから、これらの損失分だけ、当初の線径
の寸法の決定に考慮して必要しろを加えなげればならな
い。
その結果として、線径は犬とならざるを得ない。
常用の金属ふるいネットは、その空間率が35%以下の
ものが多い。
空間率が小になると、特に湿状態の鉱石、ダストなどの
除去は、目立って不良になり、目詰りを発生する。
またネットに代えて、打抜ゴム板が用いられるが、この
場合も、30%以上の空間率を得ることは困難で、強度
上、厚さも犬となる。
したがって、高価であり、重量が増す。
これに対比して、本発明の横ひもは、直径が、比較的小
でよく、縦ひも(第2のひも)は、エラストマー単独で
あるから、できるだけ低延伸性の種類のものを用い、市
販のポリウレタンニジストマーを、本発明の構造に加工
して、充当することができる。
また本発明のひも網は、軽量であり、軟性であるからコ
イル巻きをして管理することができ、運搬、保管、補修
に便利である。
また、湿状態のものも、適当に開口率を60%以上にで
き、エラストマーを液体中に適したものを用いることが
でき、この点でも利点がある。
また網から発生する振動波、騒音を減少する。
第1図と第2図に示した本発明の網は、水平方向のふる
いの例であるが、第2A図に傾斜ふるいの場合を示した
縦の第2のひも2に対して、横の第1のひもは、傾斜角
θに比例して、装入物Oが、アンダーサイズ(ふるい下
)Sを落下させる矢印方向に、その側面が平行ないし下
狭になるように融着さして用いる。
装入物は、ふるい分けをし、オーバサイズ(ふるい上)
は、迅速に送出され、ふるい効率は向上し、網の摩耗減
小もきわめて少ない。
在来のポリウレタンニジストマーひものふるい網が用い
られているが、第4A図と第4B図に示した芯ひも(線
)入りについて提案し、実施した結果は、第1表と第2
表に示した。
第4B図のものは、表面9、特に上面摩耗が進行し芯3
が露出し折損し、第4A図のものは芯3の露出までは長
期であるが、不要なエラストマーが付されている。
第5図のものを検討し、第6A図、第6B図および第6
C図のものが、横線(第1のひも)に適する結論になっ
た。
そして、AB>B、d−(1,5〜3.5)C,l>(
1,3〜2.5 ) d、 ABは直線または円弧とし
縦ひもとの融着部とし、 ※※CDは芯3とほぼ同心円
形、ACとBDは直線または下向狭小の円弧で、CD:
ACDBAXo、35、AB:ACDBAx(0,25
〜0.3)、角4は丸味を付するのを、一応の標準とす
るのが良いことを確認した。
芯線(ひも)の直径C(第5図)と下部肉厚dと上部肉
圧については、■を犬にして行くと、耐久性は向上する
が、目詰りの発生が増加する。
限度は、l <3 d、 d<4.Ocである。
第3図に示したD 1 =ABは、芯の直径C1(第5
図C)に対し、第2.表では、DI−:(2,0〜2.
7)CIの範囲を示した。
第5図について、d=(1,5〜3.5)Cと標準を示
した範囲であるが、ふるい物の種類と比重によってケー
スバイケースに決定する。
以上の結果は、ふるい下の割合が、50%以上の場合に
ついて、水平据付網の場合であったが、第2A図に示し
、前記説明のように、傾斜ふるいの場合は、第3表の結
果が得られた。
この番号2の場合は、ふるい下の落下方向に、横線の側
面(第6A図、第6C図のAC,BD)が、平行線以内
にあるように、第2A図の傾斜角θに適合した傾斜融着
した場合であった。
角θを付さない横線は、番号1に近い耐用期間であった
本発明の網は、横ひもは芯を有し、縦ひもは無芯である
芯の周に耐摩耗性、例えばポリウレタンエラストマー7
(第4A図〜第6C図)を被覆して用いる。
熱可塑性がよい。次に芯ひもの1例示として第8図に示
した。
ワイヤロープ13は、より線群12を多くより合わせた
ものである。
このより線12も芯に利用できるし、ロープ13も芯に
利用できる。
またポリウレタンニジストマーのひも11を巻いて、被
覆ニジストマーの密着性を改良することもできる。
以上に述べたいずれの場合も、アンダーサイズの割合が
多いふるい物について述べた。
オーバーサイズの多いものは、対象外であった。
すでに述べたように、本発明の改良されたふるい用ごむ
網は、在来のものに比較して、耐用性が高く、長期にわ
たって、ふるい精度と正確さを維持し、ふるい効率と作
業性を、著るしく向上した。
また軽量で、巻きコイルにして搬送し保管し、在庫して
さびることがない。
開口率を、常に60%以上にすることができ、この点で
も湿った物または液中におけるふるい網として用いて、
著るしい効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の正面図を、第2図はX−X
断面の側面図を、第3図は平面図を、第2A図は傾斜網
の側面断面図を1部拡大して示した。 第4A図、第4B図、第5図、第6A図、第6B図、第
6C図は、本発明の第1のひもの横断面図。 第7図は、第3図に対比する本発明の他の応用実施例の
平面1部拡大図。 第8図は本発明の芯ひもの1部拡大例示図。 1−・・・・・横ひも、第1のひも、2・・・・・・縦
ひも、第2のひも、3・・・・・・芯ひも(線)、I・
・・・・・耐摩耗性エラストマ、5・・・・・・上面、
13・・・・・・芯ロープ、11・・・・・・エラスト
マー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉱石、セメントその他のふるい下量の割当が多いふ
    るいにおいて、ふるい円網にごむひもを用い、第1のひ
    もの群を第1の平面上に各ひもが平行な等間隔に置き、
    その直上の第1の平面に平行な第2の平面上に第2のひ
    もの群が第1のひも群に直交するよう第2のひものそれ
    ぞれが平行に所定の善隣に置き、前記直交する各接点を
    融着固定して網を形成し、網が傾斜ふるい用として使用
    されるときには第1のひもの側面がふるいわけ物の落下
    方向にほぼ平行になる角度をもって前記融着固定をし、
    前記第1のひものは金属のまたはガラス繊維のひもまた
    はロープを緊張させて芯ひもとし、該芯の周に熱可塑性
    の耐摩耗性エラストマーを断面が所定の形状寸法(第1
    図1)になるように被覆し融着または接着し、第2のひ
    もは断面か円形または楕円形の無芯の熱可塑性の耐摩耗
    性エラストマーより威り該断面積が第1のひもの断面積
    に対し少なくとも20%以上小である寸法とし前記第1
    のひもの断面の形状寸法は、その全周長のほぼ35%長
    にあたる下面部の個所は円形とし、直径dは、芯の直径
    Cに対しd=(1,5〜3.5)Cとし、全周長のほぼ
    25〜30%にあたる上面部の個所は直線または直線に
    近い円孤状とし、両側面はほぼ直線状に前記上面部から
    下面部に形成し、前記第1のひもを下部に横線としてふ
    るい枠に緊張させて装着し、第2のひもをふるい物の進
    行方向に平行に枠に装着して用いることを特徴とした改
    良されたふるい用ごむ網。
JP12270178A 1978-10-06 1978-10-06 改良されたふるい用ごむ網 Expired JPS5857233B2 (ja)

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